最近、起業や副業の話ばかり書いているので、
今日は少し趣向を変えてみます。
私はこれまでの記事で、
「やりたいことをやりましょう」とか、
「やりたいことを言いましょう」
などと書いてきましたが、
実は、もう一つ手前の話があります。
それは「やりたいことを明確にしましょう」です。
「今の仕事はやりたいことではない」と
感じている人は大勢いらっしゃると思います。
でも、
「それでは何をやりたいですか?」
と聞かれたときに、
分かりやすく説明できるでしょうか?
当たり前のことではありますが、
案外盲点になっているかもしれません。
実は、私自身も経験があるのです。
「やりたいことが伝わらない」
と悩んでいましたが、
そもそも「何をやりたいのか」が
明確ではありませんでした。
だから、誤解されたり、
必要な協力が得られなかったり、
という状態になりました。
やりたいことを実現するための第一歩は、
「何をやりたいのかを明確にすること」です。
やりたいことが明確ならば、
周囲に伝えやすくなりますし、
協力も得られやすくなります。
定職に就いている人は、
勤務先に見切りをつける前に、
・やりたいことは明確なのか?
・それが周囲に伝わっているのか?
・今の職場では本当に実現できないのか?
と、もう一度考えてみることをお奨めします。
そして、転職を考える前に、
今できることを十二分にやりましょう。
その結果、
一段上の考え方やスキルが身につき、
今の仕事で評価が高まったり、
新しいポジションが得られたりして、
結果として転職が不要になる可能性もあるのです。
やりたいことがはっきりして、
今の職場では実現できないと分かったなら、
その時こそ、新天地に向けて動く時です。
仕事はいつでも辞められます。
迷いや後悔を残さないために、
しっかりと時間をかけて熟慮し、
自分が何をやりたいのかを明確にしましょう。