パラレルキャリアで自分を活かす! -4ページ目

パラレルキャリアで自分を活かす!

スモールビジネスでもOK!
自分サイズのキャリアを創りましょう。

現在の仕事について、

「このままでいいのだろうか?」

という漠然とした悩み。

 

以前からそういう相談を受ける機会はありましたが、

最近、ますます増えてきたように思います。



実を言うと、コーチングを学ぶ前の私は、

「まずは続ける方法を考える。難しければ転職を視野に入れる」

という発想で話を進めることが多かったのです。



それは必ずしも間違いではないのですが、

結果として、転職のタイミングを逃す人が出てきました。



コーチングを学んでからは、

「残るのも1つの選択肢ですね」

という感じに自然と変わっていきました。



このことについて、

先日、自分のコーチと話してみました。



「以前のあなたは何を重視していたのですか?」



と聞かれてはっきり自覚したのですが、
 

以前の私は、

相談している相手の気持ちよりも、
 

「待遇面では残った方が有利では?」

という自分の判断を重視し過ぎていたと、

今更ながらに気付きました。

 

冒頭に記した、

「このままでいいのか?」という問いについて、

今の私が思うこと。



「続けるか、辞めるか」ではなく、



「改めて選び直すとしても、

もう一度今の仕事を選ぶだろうか?」


と問うてみることをおススメします。



他の選択肢を吟味してもなお、

「今の仕事を選び直す」ことができるなら、

それは「ずるずると続けている」のとは違うはず。



けれども、「他の選択肢を選びたい」と思うのなら、

本当はどうしたいのかを考えてみましょう。



これは仕事に限らないかもしれませんね。


「今の状態を、もう一度選び直すかどうか?」



この年末年始、そんな風に、

じっくり自分に向き合う人が増えればいいなと

私は思っています。


もちろん、私もそうするつもりです。

先日参加した研修会で、
某女性経営者の講演がありました。


同期入社の女性は、自分以外は全員辞めてしまったこと。
取引先からなかなか認めてもらえなかったこと。
専門性を身につけようと勉強したこと。
子育ては周囲の助けを借りてなんとか乗り切ったこと。
海外赴任や、管理職・役員への昇進にも果敢に挑戦したこと。


いやはや素晴らしい。

こういう方もいらっしゃるのだと感服しました。



しかしながら、

ここで敢えて疑問を呈したいと思います。



聴き手の女性達は、

そんなスーパーウーマンの体験談を聴いて、

「この人みたいにがんばろう!」と思うでしょうか?



そういう方もいらっしゃるでしょうが、

残念ながら、

モーレツに働いたバリキャリ年配女性の話は、

若手女性には響かないことの方が多い。



「自分にはとても無理」とか、

「そこまで必死に働きたくない」

と腰が引ける人の方が多いのでは?と私は思います。



研修や講演会を開催する人に伝えたいこと。

 

1人のバリキャリの事例も結構ですが、

それよりも、平均的な人が「自分でもできそう!」

と思ってくれるような身近な事例を、

数多く紹介して頂きたいものです。

 

そうすれば裾野が広くなり、

てっぺんも高くなっていくものだと、

私は考えています。
 

プレジデント誌の記事で初めて知ったのですが、
「日本ママ起業家大学」というものがあるのですね。


お金を稼ぐだけではなくて、
仕事も家庭もどちらも幸せな状態を目指す、

というのが基本コンセプトだそうです。


「会社に雇用されることだけが仕事ではない。
 子育ても重要な仕事だし、
 誰かの役に立って報酬と感謝を受け取ることは、
 働き方を見直せば、子育てしながらでもできる」


ということのようです。


素晴らしい考え方ですね!
こういう話はとても好ましく感じます。


インターネットの普及により、
家庭にいながらのプチ起業は、
今後もどんどん増えていくでしょう。


活躍の場所は自分で作ってしまおうという考え方は、
非常に合理的だと感じます。


それを果敢に実行する
たくましい起業ママの奮闘を、
心から応援したいと思います。 

最近、コーチングの記事ばかり書いてしまいましたので、
ひさしぶりに仕事の話をしてみます。



先月、2040代の男女若干名から、
将来について話を聴く機会がありました。



数年後にどんな仕事をしたいですか? と尋ねたところ、
具体的な答えがほとんど返ってこなかったのが、
印象に残りました。



「数年先など考えたこともありません」
というニュアンスでお答えになった方も、
複数名いらっしゃいました。



まぁ、全員サラリーマンですので、
そんなものかもしれませんね・・



先のことは考えずに今をがんばる、
というポリシーを、
殊更に悪く言うつもりはありません。



ですが、若い人であればあるほど、
次のようなことを考えた方が良いかもしれません。



終身雇用は、事実上崩壊しています。
仮に定年まで勤めたとしても、
その後も働かなければ生活できない人が増えつつあります。



だから、サラリーマンが
「常に次のキャリアを考える」のは、
当たり前のことになっていくだろうと思います。

たぶん、副業も解禁に向かうでしょう。



さらに、女性のみなさん。



最近だいぶ変わってきたとはいえ、
民間企業が用意している働き方の選択肢は今でも、
妻がほとんどの家事を担う男性向けのプランがメインです。



「言われた通りにおとなしくがんばる」
という学生時代のスタイルを社会人になっても続けていると、



特に独身女性は、
「女性版のおじさん」みたいになる危険性が、
今でもまだ残っているのです。



キャリア選択の主導権は、
雇用主に握らせることなく、
自分でしっかり掴みましょう。



そのためには、自分がどうしたいのか、
考えるクセをつけましょう。



そして、現在の環境が望ましくないのなら、
環境を変えることも選択肢に含めましょう。



昔のサラリーマンと違って、
今後はそういうことが必要になると、
私は思っています。

 

 

以前、「やりたいことはやりましょう

という記事を書きました。




ですが、最近になって、

その前の段階があることに気付きました。




それは、

「やりたいことを言いましょう」です。





先日、某団体の女性メンター養成の研修に参加した際、

同じ班になった若い女性がいました。


実習のとき、面談をやらせてもらえますかと頼んだところ、

快諾してくれました。




「同僚の女性はみんな、

子供ができたら緩く働いている。


だけど、私は仕事が楽しいし、もっとがんばりたい。

とはいえ、子供ができたら続けられるかどうかわからない。」


と、彼女はリアルの悩みを話してくれました。




私は、素直でいい子だなぁと、

愛おしく思いながら、


彼女の話を聴いていて、

ふと思ったことを尋ねました。



「今の話、誰かに言ったことありますか?」





彼女はキョトンとして、「ありません」と答えました。

快く思わない人(嫉妬する人とか)もいるだろうから、

それを思うと言い出せない、と。




でも、直属の上司が応援してくれるかも、と。




なんとラッキーなのでしょう!




そこで私は提案しました。



「みんなに言わなくても良いので、

 この人ならと信頼できる人に、

 今の話を伝えてみたらどうでしょう?」




彼女の顔がパっと明るくなって、

「やってみます!」と言ってくれました。






そうです!やりたいことは、

相手を選んで宣言すれば良いのです。




口に出すこと、人に聴いてもらうことで、

自分の気持ちがはっきりすると思います。




彼女の今後を楽しみに思うと同時に、

私自身も、やりたいことを人に宣言したいものだと

思った1日でした。

 

先日、地元で開催された 

カウンセリングの基礎講座を受講してきました。



カウンセリングをするためではなく、
コーチングとの違いを学ぶために受講しました。


コーチングに興味を持って私のところにいらした方が、
むしろカウンセリングに適合するケースがあり、
対応を誤ると、状態が悪化するリスクがあるからです。


ですが、実際に受講してみると、
共通点の方が印象に残りました。


クライアントとの間に信頼関係を構築し、
その人の心に寄り添って話を聴くこと。


そのためには柔軟な想像力が必要だということ。



私が学んでいるコーチングスクールでは

非現実的なことを

敢えてイメージするワークがありますが、

左脳タイプの私はなかなか馴染むことができず、
「こんなの必要ある?」と不可解に思っていました。


現実的思考の枠を外す手法であると同時に、
クライアントの感情を察するための
想像力を養う訓練でもあったのですね。


意図を理解しないまま疑問を呈するとは、
思慮が足りませんでした(反省)


カウンセラーの先生は、

長年の体験を惜しみなく語ってくださいました。



「クライアントの心に響く言葉を探り当てたとき、
   言葉でハグができます」



クライアントへの愛情が感じられました。


コーチングであれ、カウンセリングであれ、
クライアントの心の深いところに触れ、
その人が変化のきっかけをつかんでいく手応えは、
何物にも代えがたい醍醐味でしょうね。


私は現在、12か月に1度の頻度で、

プロコーチのパーソナルコーチングを受けています。




自分の状況について話したり、

コーチの質問に答えたりしながら、

今後の方針や、自分の考えを整理しています。




先日のセッションでは


「最近、自営業の方々と出会う機会が増えた。

 自分でビジネスをしている人は、

サラリーマンとは思考が違うことが分かった」


などと話しているうちに、




「与えられた選択肢の中から選ぶのではなく、

選択肢は自分で増やした方が良い」




という趣旨の言葉が、

口を突いて出てきました。




自分で言っておきながら、

「あれ?」みたいな感じです。




コーチがすかさず、


「選択肢を増やす!いいですね!

 これから、また選択肢が増えていきそうですね」


と仰ってくださいました。




終わった後で、もう少し考えてみると、


「既存の環境が段々合わなくなってきている。

 今後のやり方を、自分で考えて実行したい。」


ということだなと納得しました。




こういうのは、

自問自答ではなかなか出てきませんね。


他人の力を借りることで、

より早く、より明確に気付くことができます。




コーチングが何の役に立つのか、

具体的な事例として披露させて頂きました。

ご参考になりましたら幸いです。



若い女性に対して、

子供を産め、

かつ仕事を続けて管理職を目指せ、

と要求する最近の風潮。




自分の2030代を思い出しながら、

「どうすれば仕事と子育てを両立できたのか?」

「いやぁ、やっぱりできなかったなぁ」

と思っている、40代の私です(汗)




先日の日経新聞に、

水無田気流さんの痛快なコラムが

掲載されていましたので、

抜粋・要約してご紹介します。




34歳までに子供を2人産み育てつつ就労継続すべし」

という、政府推奨の理想的ライフコースを

実現すると次のようになる。



・新卒で、両立支援の充実した企業に就職する。

・堂々と産休・育休を取得できるようキャリアを積む。

・速やかに婚活し20代で結婚する。

31歳までに出産。

・最短で職場復帰するには出産は810月が望ましい。

・翌年職場復帰。

・第1子は1年以内に卒乳し、排卵を回復

33歳で第2子を妊娠する。



一体、これは何のF1レースなのか?と

コメントしておられました。




こうしてみると、フルタイムで働きながら、

34歳までに子供を2人産め、は至難の業ですね。




私の職場では、

30代前半は独身の人も多いです。

子供は1人いれば早い方。

2人産んでいる人は皆無・・




現実的には、働きながら子供2人だと、

30代前半で1人、後半でもう1人、

ぐらいでしょうかね。




でもそうすると、

2人目の手が離れる頃には

40代半ばぐらい。

管理職への昇進の競争に加わるには、

ちょっと手遅れ感が出てきますね。




う~ん、やっぱり難しいです。




読者の皆様へ。


この難題について、
あなたはどんな風にお考えですか?




賛同者は少ないかもしれませんが、

たとえば、


「非嫡出子差別を完全撤廃し、

結婚前でも良いので20代で第1子を産むこと」


を奨励するとか、



大胆な発想の転換がなければ、

たぶん無理なのかもしれませんね。




若い女性に対して、

今までほとんど誰もできていないような

無理難題を要求して

負担を押し付けるのではなく、



上の世代を含めて、

みんなで知恵を出すべき問題だと、

私は思っています。

ちょっと唐突な質問ですが、

あなたにとって、「仕事」とは何ですか?





私はこの週末、

「仕事ってなんだろう?」

というワークショップに参加しました。





仕事はお金のためにするものだ、とか、

仕事は我慢してするものだ、とか、

仕事は1つに絞らないといけない、とかいう、




様々な固定観念について、

「本当にそうですか?」と一から問い直し、


これが自分のミッションだ、

と思えるような天職を自分で創り出していきましょう、

というのがテーマです。





5回のうち2回しか参加できなかったのですが、

今の私に丁度良い!と満足できました。





本職での停滞や悩みをきっかけに、

畑違いのコーチングなどやり始めた、

今の自分の状況について、



天職を見つけたわけではないけれど、

お金になるかどうかではなく、

やりたいことをやろうと思っているんです、と

参加者の皆さんに聴いて頂いて、

コミットメントを深めました。



ファシリテーターの方が、

今やっていることは、

将来やることの準備になっていますよ、と

フィードバックしてくださいました。





読者の皆様へ。





生活があるのだから、

どのみち、仕事はしなければならない。

今更、自分の天職ってなんだろう、なんて、

考えても仕方がないと思っていませんか?





けれども、

これが本当にやりたいことだ、と腑に落ちたとき、

人間は、妥協している時には決して出せないような、

エネルギーや活力を出せるものだと思います。





そういうものを体験したいと思うなら、

諦めずに、一緒に探し続けてみませんか?





そういう人が増えれば、

もっと夢のある社会になるような気がしています。

 

今回は、ちょっとした失敗談?

について書いてみます。


先日、実家に用事があって電話をしたところ、

母が電話に出ました。

 



用件だけ伝えて終わるのも

ちょっと愛想がないかなぁと思って、

本題に入る前に、

「最近どう?」と聞いてみたところ・・




母が怒涛のごとく話し始めました(笑)




自分の体調のこと、父のこと、

先日行った旅行の話、エトセトラエトセトラ・・




私が自分の用件を伝えることができたのは、

1時間後のことでした。




父は話し相手になりづらいようで、

溜まりに溜まっていたようです(苦笑)




話を聴いてほしいと思っているのは、

コーチングのクライアントだけではありませんね。

もっと大切な人がいるのを忘れていました。

反省至極です。

 



さて、冒頭の質問に戻りますが、

あなたは、大切な人の話を聴いていますか?

 



話をしたいと思った時には、

もう話せる状況ではないかもしれませんよ?
私は、実際にそういう経験があります。

 




忙しい日々を送っていたとしても、

たまには大切な人のことを思い出してみましょう。 




そして、「もっと話をしておけば良かった」と

悔やむことのないようにしたいですね。