パラレルキャリアで自分を活かす! -5ページ目

パラレルキャリアで自分を活かす!

スモールビジネスでもOK!
自分サイズのキャリアを創りましょう。

マスコミの報道などで

見聞するところによると、

「管理職になりたくない!」

という女性が大勢いらっしゃるようですね。




あくまで想像の域を出ないのですが、

「忙しそう」とか、「責任が重くなる」とか、

負担に感じてしまって、

気が進まない人が多いのかな、と思います。




これを読んでくださっている

あなたはいかがですか?




私の場合は、

「古き良き年功序列の時代」に、

何も考えずに

管理職になってしまったクチです(汗)




だから偉そうなことは言えないのですけど、

代わりに、コーチングらしく(?)

1つ質問してみます。




「もしも、あなたが管理職になって、

権限を持つことができたなら、

それを行使して、

どんなことがしてみたいですか?」




もしよかったら、

少し時間をかけて考えてみてください。





重要なことは、

「管理職になること」そのものではなくて、

「管理職になって何を実現したいか」

だと思うのです。




管理職にならなくても、

やりたいことができるのでしたら、

非管理職としての

幸せな職業人生を歩めばOKですね。




ですが、

「やってみなければ分からない」

というのも、また1つの事実です。





権限を与えられて、

お客様や部下のためにそれを行使すること。



より多くの情報を与えられて、

自分の判断で物事を決めていくこと。





そういうことに興味が持てるなら、

管理職に挑戦してみるのも

良いかもしれませんよ?




それに、

仕事を自分でコントロールできるので、

時間のやりくりなどは、

むしろ容易になる可能性もありますよ。




不安はあるでしょうけれど、

たとえ失敗を重ねたとしても、

最終的には、地位が人を育てるのです。





いずれにしても、


「国家の財政のため、

 企業の利益のため、

無理やり女性管理職を増やす」


というのではなくて、




自分自身の満足度を高めるために、

「管理職になりたい」と思う女性が

もっと増えればいいなぁと、


私は思っています。






私がコーチングを学んで良かったと思うのは、

コーチングのスキルそのものよりも、

本業では出会えないような人たちと、

数多く出会えたことです。

 



初めて会う人から、

思いもよらないフィードバックを受けることを

繰り返していくうちに、

「これを続けていくと、人間が変わるかも」

と思ったのを覚えています。

 



以前、ある人から言われました。

他人から言われたことが「違っている」と思っても、

まずは受け止めること。




それまで正社員一筋の職業観しかなかった私に、

もっと柔軟な働き方があることを教えてくれた人たち。




コーチングセッションの練習を通じて、

自分では気付けない自分の強みや特性を、

伝えてくれた人たち。




「自分の思い込み」を外したり、

「自分が勝手に決めている限界」

の外に連れて行ってくれるのは、

周りの人達の力ですね。

 



だから、新しい出会いは人を成長させます。


 



忙しい日常では、

ついついルーチンに埋もれがちですが、

もしできることならば、

新しいフィールドに飛び込む機会を作り、

人との出会いを求めてみてはいかがでしょうか?




きっと、自分のことが以前よりも分かるようになり、

視野の広がりを実感できることでしょう。



私の勤務先では、

この時期に人事の面談が行われます。




各職員にそれぞれ上司(先輩)が割り当てられ、

11で面談をするのです。

私の業務の中では最もコーチングに近いものです。


 



私が実施した面談の対象者の1人は、

短時間勤務のワーキングマザーでした。


 



「現場責任者ができるかどうか、

 人事担当者から聞かれたけれど、

 時間の融通が利かないので、

 前向きな返事ができなかった」


と、彼女は残念そうに話してくれました。


 



これから、こういうケースが増えてくるのでしょう。

私の職場の中では、彼女は先駆者です。


 



勤務時間が短いから無理ですね、

で終わらせるのではなく、


「どういう仕組みにすればできるのか」

「どんなサポートが必要なのか」


積極的に発信していきましょう、

と話し合いました。


 



前例のない何かを始めるとき、

できない理由を並べるのではなく、

少しでもできることを探したいものです。





そうすれば、

「自分もできる!」と後に続く人が現れ、

周りの認識も変わり、

環境が徐々に変わっていくのだと、

私は思っています。





自分の伝えたいことを話しているとき、

相手からほかの意見が出てくると、

思わずそれを否定してしまうことはないでしょうか?




そういう時こそ、相手の意見を、

いったん「いいね!」と受け止めてみましょう。




どんな話であっても、

認めてもらえるのは嬉しいものです。



相手の意見を肯定すれば、

自分の意見も聞いてもらえる可能性が高いと思います。

 



私は、自分の部下で自己主張の強い人には、


「意見は言ってもらって構わないけど、

他の人の意見を否定しないように」


とお願いしています。



お互いの意見を「いいね!」と言い合えるような、

そういう関係をたくさん作りたいですね。  






数年前に定年退職された元上司が、

送別会の挨拶で仰った言葉が、

今も心に残っています。



それは、

「クライアントを見捨ててはならない」

という言葉です。


(私の本業の業界でも、

お客様のことをクライアントと呼びます)





アドバイスをしても、

なかなか実行しないクライアントに対して、

愛想を尽かすことがあってはならない、
という意味だと理解しています。




私はコーチングを実践し始めて日は浅いですが、

クライアントが問題を直視できなかったり、

計画を行動に移せなかったりと、

状況がなかなか好転しないケースを
実際に目の当たりにしています。




変わりたくないなら変わらなくて良いと、

コーチが勝手に匙を投げたり、

見切りをつけたりすることは容易ですが、

それでは、コーチを信じて話をしてくれた、

クライアントを見捨てたことになると思います。




その人が変化し、

成長できる可能性について、

決して本人よりも先に諦めることなく、

その人が本当に変わりたいと思えるまで、

どっしり構えて待っていたいものです。





私は現在、正社員で管理職として働いています。

経済力が得られたので満足していますけれど、

生活が仕事に偏り過ぎているかなぁと、

反省するところも少なくありません。




ですが、周りからは、

実際以上に立派に見えているらしく、

かつて、ある主婦の方から、




「自立していて凄いですね!

 主婦は稼ぎが少ないので・・

娘には主婦になって欲しくないんです」




と自信なさそうに言われて、

驚いたことがあります。




なぜなら、

彼女には優しいご主人も可愛い娘さんもいて、

家事とパートの仕事もこなし、

趣味も充実しておられるからです。


仲間に慕われ、

彼女の周りにはいつも人が集まっています。




私に言わせれば、

彼女は全てを手に入れているのです。



人は隣の芝生が青く見えるのだなぁと

思うことしきりです。




ご家庭を大切にするために、

仕事をセーブされている方へ。



もし、自分の稼ぎが少ないから、とか、

時間に制約があるので責任のある仕事ができない、とか、

そういったことで引け目を感じておられるのだとしたら、

なんと勿体ないことでしょう!




なぜなら、家事も育児も立派な労働だからです。

是非、自信を持って頂きたいものです。




そして、既に手に入れているものに

目を向けてみましょう。



今のあなたは十分立派で、

十分幸せなのかもしれませんよ。










前回の記事で、

「やりたいことをやりましょう」

と書きましたが・・




そうは言っても、

いつもやりたいことばかりが

できるわけではないですよね。




そんなとき、

どんな風に対処されていますか?




私の場合は、

仕事の繁忙期が終わる時期に合わせて、

趣味や旅行などの計画を、

予め立てておくことが多いです。

その計画を目掛けてがんばるのです!

これを「鼻先のニンジン作戦」と称しています。




よく、「自分へのご褒美」として

贅沢な消費をする方がいらっしゃいますが、

それと同じようなことですね。




がんばるのも大切ですが、

抜く時は抜いて、メリハリをつけましょう。

人生、まだまだ先は長いのです。




適度に息抜きや気分転換をして、

楽しみながら過ごしたいですね。 





やってみたいことや、

挑戦したいことはあるのだけど、

失敗したらどうしよう、と思って、

言い出せなかった、というご経験はありませんか?




特に、女性はまじめで、

失敗を恐れる人が多いと感じます。



けれど、それを承知で敢えて言います。


 



「むしろ、どんどん失敗しましょう!」




挑戦した結果、もし失敗したとしても、

そこから多くを学ぶことができるからです。

 




やってみて、うまくいきそうにないときは、

先輩や上司に相談しましょう。

それは悪いことではなく、必要なことです。




あなたが真剣に取り組んだのであれば、

周りの人はきっと助けてくれます。




だから、失敗を恐れず、

やりたいことはやってしまいましょう!

そうすれば、きっと成長できます。


成功のパターンとして、


「計画した成功への道のりをまっすぐ進む」


というやり方のほかに、



「中長期の計画はないけれど、

 今いる場所でひと回り大きくなると、

 それに相応しい良い出来事が起こってレベルが上がる。

 そこでまた結果を出すと、さらに上がる。」



という好循環を繰り返して、

最終的に成功するケースがあるそうです。




 


今の時代は、不確実性が高く、

中長期が見通しにくいので、

こうしたスモールステップの考えは

フィットしやすいかもしれませんね。




 


ちなみに、


「今いる場所で腐っていると、

 それに相応しい悪い出来事が起こって、

だんだんレベルが下がっていく」


という逆のバターンもあるそうですので、

どうぞご注意を・・

私は、勤務先では管理職として、
また、個人ではコーチとして、

「女性のキャリア構築」

というテーマに取り組んでいます。



自分が若い頃、

思慮が足りなかったなぁと思うのは、


「周りの男性と同じように行動しても、
 必ずしも満足できる結果にならない


ということに考えが至らなかったことです。

 


もちろん例外はありますが、

多くの女性にとっては、


「途中でキャリアチェンジが発生する


ということを念頭に置いた

キャリア構築をする必要があるのです。

 


だから、女性が働き方を考える際には、

「どんな仕事をしたいか」だけではなくて、


「どんな人生にしたいか」を考えて、

 その中に仕事を位置づける


という発想をした方が良いのではと、
今は、そんな風に考えています。