マスコミの報道などで
見聞するところによると、
「管理職になりたくない!」
という女性が大勢いらっしゃるようですね。
あくまで想像の域を出ないのですが、
「忙しそう」とか、「責任が重くなる」とか、
負担に感じてしまって、
気が進まない人が多いのかな、と思います。
これを読んでくださっている
あなたはいかがですか?
私の場合は、
「古き良き年功序列の時代」に、
何も考えずに
管理職になってしまったクチです(汗)
だから偉そうなことは言えないのですけど、
代わりに、コーチングらしく(?)
1つ質問してみます。
「もしも、あなたが管理職になって、
権限を持つことができたなら、
それを行使して、
どんなことがしてみたいですか?」
もしよかったら、
少し時間をかけて考えてみてください。
重要なことは、
「管理職になること」そのものではなくて、
「管理職になって何を実現したいか」
だと思うのです。
管理職にならなくても、
やりたいことができるのでしたら、
非管理職としての
幸せな職業人生を歩めばOKですね。
ですが、
「やってみなければ分からない」
というのも、また1つの事実です。
権限を与えられて、
お客様や部下のためにそれを行使すること。
より多くの情報を与えられて、
自分の判断で物事を決めていくこと。
そういうことに興味が持てるなら、
管理職に挑戦してみるのも
良いかもしれませんよ?
それに、
仕事を自分でコントロールできるので、
時間のやりくりなどは、
むしろ容易になる可能性もありますよ。
不安はあるでしょうけれど、
たとえ失敗を重ねたとしても、
最終的には、地位が人を育てるのです。
いずれにしても、
「国家の財政のため、
企業の利益のため、
無理やり女性管理職を増やす」
というのではなくて、
自分自身の満足度を高めるために、
「管理職になりたい」と思う女性が
もっと増えればいいなぁと、
私は思っています。