パラレルキャリアで自分を活かす! -2ページ目

パラレルキャリアで自分を活かす!

スモールビジネスでもOK!
自分サイズのキャリアを創りましょう。

近年、副業やパラレルキャリアが推奨されたり、

働き方改革が叫ばれたりしていますね。
 

あなたは、これをどう捉えておられますか?


 

私は概ね、次のように考えています。

 

AIなどの技術の進歩によって

同じ成果がより短時間で得られる場合、

 

ともすればリストラとか人員削減とかいう

発想になりやすいのですが、
 

私は「人数を維持したままワークシェアリング」
という方向性の方が良いと思っています。

 

そうすれば交代で休暇も取れますし、

1人当たりの労働時間が減ります。

 

パラレルワークとは、
 

フルタイムできっちり働いた上に

プライベートを犠牲にしてさらに仕事をする

ということではなく、
 

1つの仕事のボリュームを減らすとか、

そもそも1人が1つの仕事だけに特化せずに

2つ以上の仕事を掛け持ちすればよいとか、
 

そういう柔軟な発想ができるかどうかが

成否を分けると思うのです。


 

こういう考えは、理想論であって

実現は不可能でしょうか?


 

職種によっては難しいものもあると思いますが、

これから最も余剰人員が出そうな

管理系のホワイトカラーなどは、

工夫すればかなり実現できるような気がします。

 

これから、環境の変化によって、

大きな影響を受ける人も多いと思います。

 

私も決して他人事ではないのですが、

生き残りをかけて潰し合うのではなくて、

個人の特長を生かした分業・協業をして、

より豊かな働き方を目指したいと思っています。

 

今日の話は

少し言語化しづらいのですが・・

 

端的に言うと私は、

他人から「望ましい姿」を

押し付けられるのが嫌いです。

 

実は、私が属する業界で、

近々女性のイベントが企画されています。

 

主催者の意向で、

パネリストは独立系の方を揃えたようです。
 

「組織に属さなくても活躍できます!」

とアピールしたいのかもしれません。

 

しかし予定されている聴衆は

ほとんどサラリーマンです・・

 

一体何を伝えたいのか?

 

組織に見切りをつけて独立しましょう、

みたいなメッセージになりかねませんが、
 

そもそも独立なんて、

人から言われてするものでもないでしょう。

 

ありたい姿とは自分で決めるものだと、

私は思っています。

最近、行動とその目的に関して、

一見すると正反対に見える

2つのご意見に触れる機会がありました。
 

面白いと思ったのでシェアしてみます。


 

1つ目のご意見はこんな感じです。

 

目的がよくわからないまま行動した結果、

想定外の成果が得られることがある。
 

だから「何のためにやるのか?」という問いは、

場合によっては捨てても良い。
 

そもそも、結果は事前には予想できないことが多い。


 

2つ目のご意見はこんな感じです。
 

何らかの行動を起こす時には、

1つの行動に対して

1つと言わず、3つ目標を設定すると良い。
 

いわば一石三鳥のようなもので、

そうすればより多くの成果が得られる。


 

あなたのお考えはこのどちらに近いですか?

 

実を言うと、

私は上記のどちらでもありませんでした。
 

目的のない行動はしない方が良く、

1つの行動で1つの目的が達成できれば良い
と思っていました。


 

2つのご意見に触れて気付いたことは、

私は、1つの行動によって得られる成果を

限定し過ぎているということです。


 

結果はやってみなければ分からない。

想定外の状況が起きることも多い。

つまり不確実性があるわけです。
 

そもそも、成果とは何なのか?
 

1つの出来事に対して複数の解釈が成り立つなら、

1つの行動で複数の成果が同時に得られるのも

不思議ではありません。

 

ちょっと話がややこしくなってしまいましたが、

私は自分なりに次のように理解しました。

 

1つの行動で得られる成果は1つに限定されない

 

 

この文脈では、
2つの意見は一致しているのです。


 

1つの行動に対して複数の成果が想定されるので、

どのような成果を目指すのか、

つまり行動の目的を、

「予め決めなくても良い」と考えるか、

「予め複数決めておけば良い」と考えるかの違いですね。

 

普段から柔軟な考え方をされている方にとっては

当たり前のことなのかもしれませんが、
 

少し頭が固いところがある私は、

このことをよく肝に銘じたいと思っています。

 

先日参加したあるセミナーの宿題で、
 

「自分が何をしようとしているのか、

セルフイメージを言葉にしてみる」
 

というのをやりました。


 

しばらく考えた結果・・

 

「会計とキャリア理論を使って

 人と組織の成長をサポートするビジネスコーチ」

 

という、大言壮語なイメージ(汗)が湧いてきました。
 

何それ?(苦笑)

我ながら説明が難しいです。


 

しかし!


 

コーチングのマインドに従えば、

現実的なイメージが湧かないようなアイデアも、

あながち馬鹿にすべきでないと思うのです。


 

私はこれまで、会計を通じて

いろんな会社を見てきました。

 

自分の勤務先も含めて、

「利益は出ているが人を使い捨てている」

という経営方針を忌み嫌っているのだと

ここ何年かで明確に認識するようになりました。

 

私が望むものは、

人と組織が共に成長することです。

 

会計を使って経営意思決定をサポートする。

キャリア理論を使ってキャリア開発をサポートする。

その双方において、根底にコーチングのマインドがある。

 

これらは矛盾なく並び立つものだと、

そんな風に思っています。
 

 

今更ながらに思うことですが、

日々の活動で結果を重視しすぎると、
 

「今は変化のプロセスの中にある」

ということを
忘れてしまいがちですね。


 

コーチングを学び始めて間もない頃、
「プロセスよりも結果ばかりを承認している」
という指摘を受けて、

このことに気付きました。

 

思考の癖は簡単には修正しづらく、

私はおそらく、

今でもその傾向があると思います。

 

実は、ある方から最近頂いたメールに、

「価値がないと切り捨ててきた生き方の中に、

人生の豊かさがあるのです」

と書かれていました。

 

また、最近オンラインでお話をした別の方は

「結論が分からなくても問い続けること。

 探求のプロセスを楽しめば良い」

と仰っていました。

 

表現は異なりますが、

つまり「プロセス重視」ですね。

 

私は時折、

答えが分かりそうにない疑問を

心の中に持ち続けるのは

時間とエネルギーの無駄だと
思ってしまうことがあります。

 

けれど本当は、
その一見無駄に思えることの中に、

人生の醍醐味があるのでしょう。

 

探求のプロセスを楽しむことができたなら、

もっと豊かな時間が過ごせるのかなと、

そんな風に思っています。

最近参加したあるイベントで、
 

「あなたはいてくれるだけで存在感がある」と
 

他の参加者が仰って下さったので、

かなり気を良くしています(笑)

 

存在自体を言葉ではっきり承認してもらえる機会は

それほど多くありませんので、

とても嬉しいですね。

 

一方、私自身が周りの人に明確に伝えているか?

と考えると忸怩たるものがあります。


 

実は最近、
ある男性の文章を読ませて頂く機会がありました。

奥様に感謝を伝えるお手紙の下書きです。

 

そこには、
家事や育児の奮闘に対する労いと感謝が、

切々と綴られていました。

 

ただ、奥様ご自身に対する思いが

少し薄いようにも感じられました。

 

コメントを求められたので、
 

「××してくれてありがとう」もいいけど、

「愛している」と言ってあげてほしい
 

とお伝えしました。

 

言い換えると、
奥様の存在そのものに感謝するということですね。



 

翻って、私のテーマである

キャリア上のコミュニケーションについて考えた時、
 

上司、部下、同僚、そして取引先の方々など

あらゆる人の存在に感謝できれば

どれほど豊かになるだろうかと思いました。


 

久しぶりにBeingを意識する機会を得て、

改めて大切にしたいと思っています。

 

あなたは「シンクロニシティ」
という言葉をご存知でしょうか?

 

つまり、「偶然の一致」です。

 

私が最近知り合ったある方は、

若い頃、複数の相手に学費の援助を申し込んだところ、

しばらくして諦めかけたころ、
ある日同時に「OK
」の返事がきたそうです(驚)


 

私はそのような劇的な経験はありませんが、

最近、セカンドキャリアについて考えていたら、
 

上司から「組織に頼らず自分で動け」と言われたり、

ユニークな起業・経営スクールのオファーがきたり、

 

というようなことは起きています。

 

キャリア理論でも、

クランボルツ博士の
「ハップンスタンス ラーニングセオリー」

(プランド・ハップンスタンス、計画された偶然性)

は有名ですね。

 

こういうものを見聞していると、

自分が偶然だと思っているものは、

実は必然なのかもしれません。

 

人間は同じ状況や事柄に接していても、

どういうアンテナを立てているかによって

入ってくる情報がまるで違いますので、
 

自分が気付かないうちに

同種の情報を取り込んでいるのかもしれません。

 

理屈はさておき、

 

偶然の出来事を大切にしましょう!


 

その偶然が何を意味するのか?
 

その偶然をどう生かしていくのか?

 

それを柔軟に考えて対応していくと、

思わぬところに道が開けるのではないかと、

そんな風に思っています。

 

 

今年に入ってあっという間に1か月経ちました。

本当に早いものです。


 

先日、職場で上司の面談を受けました。
 

「組織など頼っていてはだめだ。

個人で動け。自分のコミュニティを作れ」
 

と言われました。

 

無論すぐに退職しろとかいう意味ではなく、

少しずつ準備しておけということです。
 

「既に始めています」とも言いづらいので(笑)

それなりの返事をしておきましたが、
 

上司が堂々とそんなことを言う時代になったのだと、

実に感慨深いものがありました。



 

私は、コーチングを学ぶ以前は、

勤務先に対して不満たらたらでした。
 

ですが、コーチングに取り組み始めて

「これは勤務先に対する依存である」

と気が付きました。


 

その後も意見は言っていますが、

別の場所で自分で動くようになりました。
 

いつか組織を去る時がきたら、

何らかの形でこの準備が役立つでしょう。


 

全ての人には当てはまらないかもしれませんが、
 

「勤務先がずっと面倒を見てくれる」

という前提を捨てた方が個人の飛躍につながると、

今はそんな風に思っています。
 

 

1年が終わり、また新たな年が始まりますね。

 

あなたにとって、2017年はどんな1年でしたか?

2018年はどんな1年にしたいですか?

 

私はこのブログを始めて2年近く経ちますが、

初めは自分のために学んでいたコーチングが、
 

「人のためにどのように使えるのか」
 

という方向に変わってきたと感じています。

 

そして「人のために」と考えたとき、

もっと自分の専門性を表に出しても良いのでは?

と思い始めました。


 

私はこのブログで

主に女性のキャリアやコーチングについて書いていますが、

実は、本業は会計の仕事をしています。
 

コーチングを仕事で使うのは人事関係の面談ぐらいですね。

それ以外は個人的に取り組んでいます。
 

 

さて、表題の
「木を見る視点から森を見る視点へ」ですが、

これは、私がサポートメンバーとして参加した

ある会計セミナーのサブタイトルです。
 

受講生は民間企業で働く経理ウーマンの皆さんです。

 

一般的に言うと、

女性は自分に割り当てられた業務は

きっちりと真面目にこなすことが多いです。
 

しかし、自分の業務が

会社にとってどういう機能を果たしているのか、

そしてどのように役立っているのかと、
会社全体を見る視点は

不足していると感じることが多いです。

 

これは女性の能力が低いからでなく、

そういう視点を必要とする役割を

与えられていないのが一因だと私は思っています。


 

セミナーのアンケートをみると、

「森を見る視点」という言葉に響いた方が

少なからずいらっしゃるようでした。

 

そういう方々のために、私に何ができるのか?

 

そして、単に職業ということにとどまらず、

大局を見据えて、

ライフキャリア全体を考えたい方々のために、

私に何ができるのか?

 

2018年は、そういうことも考えながら

活動してみたいと思います。

 

「隣の芝生は青い」という言葉がありますね。


自分のものよりも他人のものが良く見える、

という意味です。


人間、普通に生活していれば、

理不尽なこと、恵まれない環境など、

さまざまな不遇を経験するものです。

 

そんなときはつい、

「環境を変えればうまくいくのでは?」

と思いがちですね。

 

ですが、本当にそうでしょうか?


 

実は、私は若い頃に一度転職を経験しています。

辞める時に上司から言われました。
 

「どこへ行っても同じだ」
 

私は労働条件の改善を求めて転職しましたが、

ワーカーホリック的な考えを根本的に改めなかったため、

転職先でも過重労働になりました。

その意味で元上司は正しかったと思っています。

 

現状を生み出した原因を分析して改善しなければ、

環境を変えても同じ結果に陥るという1つの例です。


 

で、芝生の話ですが、

先日、ある方が仰っていました。

 

「成功するのは、自分の芝生を青くできる人です」


 

仮に、隣の芝生の方が本当に青かったとしても、

隣の人を羨んだりひがんだりするのではなくて、
 

「いかにして自分の芝生を青くするか」
 

にフォーカスできる人はどこへ行っても成功する、

ということですね。


 

このブログのメインテーマである「キャリアアップ」には

転職の話がつきものですが、
 

新天地を求める決断をする前に、
 

「自分の芝生を青くできているか?」
 

と立ち止まって考えるようにしたいものだと、

改めて思っています。