あなたは「シンクロニシティ」
という言葉をご存知でしょうか?
つまり、「偶然の一致」です。
私が最近知り合ったある方は、
若い頃、複数の相手に学費の援助を申し込んだところ、
しばらくして諦めかけたころ、
ある日同時に「OK」の返事がきたそうです(驚)
私はそのような劇的な経験はありませんが、
最近、セカンドキャリアについて考えていたら、
上司から「組織に頼らず自分で動け」と言われたり、
ユニークな起業・経営スクールのオファーがきたり、
というようなことは起きています。
キャリア理論でも、
クランボルツ博士の
「ハップンスタンス ラーニングセオリー」
(プランド・ハップンスタンス、計画された偶然性)
は有名ですね。
こういうものを見聞していると、
自分が偶然だと思っているものは、
実は必然なのかもしれません。
人間は同じ状況や事柄に接していても、
どういうアンテナを立てているかによって
入ってくる情報がまるで違いますので、
自分が気付かないうちに
同種の情報を取り込んでいるのかもしれません。
理屈はさておき、
偶然の出来事を大切にしましょう!
その偶然が何を意味するのか?
その偶然をどう生かしていくのか?
それを柔軟に考えて対応していくと、
思わぬところに道が開けるのではないかと、
そんな風に思っています。