囲碁アマチュア7段を目指してお勉強!定石メモになりつつある…
どなたかプロが昔、雑誌棋道で「段は級の延長ではない」と語ったことがありました。今の初段は、めちゃくちゃ弱いので何とも言えないですがいいえて妙です。要するに、知識の積み重ねをすることは大事なのですが、どこかでそれが「あ、こういうことか」という考えにまで昇華するとき上達しているといえるのではないでしょうか。県代表経験者が検討しているところを拝見しましたが、すごく簡単に場を見切っているのにびっくりしました。逆に、私はどこか方向が逆のところがあり、それでいくらもがいてもよくならないという状態なんだろうな…あとは、知識に頼るのはよくないな。労力のわりに得られるものが少ないし時間がたつと消えていく。何らかの形で工夫しないと。それには何か苦しい状況を作り出さないと。なにか負けられない状況、勝ちたい状況、置石が厳しいけどなんとか打開しないといけない、上手相手にどうしても勝ちたい…こう考えると囲碁ってしんどい趣味だなー。あきらめて楽しくやるのがいいのかな。でもそうやって割り切れないからずるずる今までやってきたんだ。[https://taste.blogmura.com/igo/ranking.html にほんブログ村 その他趣味ブログ 囲碁へ(文字をクリック)]
[https://taste.blogmura.com/igo/ranking.htmlにほんブログ村 その他趣味ブログ 囲碁へ(文字をクリック)]石田芳夫 明解囲碁講座 第5巻 明解・終盤の攻防 から題材を得ている。白石田、黒武宮の実戦。勝敗は不明。66手の時点では白が有利の状況らしい。ここからleelaと自分でうちつぐ<a href="http://gokifu.net/t2.php?s=521519442296888" target="_blank"><img src="http://gokifu.net/sgf2misc/png2/521519442296888-f01.png"><br />棋譜再生</a>3回目黒:宗久白:leela でうちつぐ。なんと勝った (@_@。やはり右辺の白 leelaの打ち方は無理があったみたいだ。2回目の時はそれをとがめられなかったけど、なんとかしのいで勝った。しかしきわどいしのぎで、到底よせて勝ったとは言えないな。Leelaの弱点が少しわかったかもね。http://gokifu.net/t2.php?s=8111519478155199http://gokifu.net/sgf2misc/png2/8111519478155199-f01.png2回目黒:宗久白:leela でうちつぐ白4.5勝ち http://gokifu.net/t2.php?s=841519450407037http://gokifu.net/sgf2misc/png2/841519450407037-f01.png右下で白に頑張られてしまった。最初の右下の攻防が要ですね。頑張りすぎでふつうは避けると思うのですが、意外に粘り強くて破れないな (;'∀')ただ、この変化はやや危ない気がする。leela であっても読み切れているとは思えない。明日か来週あたりでもう一回やってみる。なかなかいいお勉強になりました。疲れた(;'∀')プロの手順を見直してみると、やはり違う。プロはあちこちの味を最大限に絡めたり活用したりしている。AIは一か所ずつわりと形が決まるまで打ってくる。1回目 2018/02/24黒:leela 白:宗久 でうちつぐ黒19目半勝ち http://gokifu.net/t2.php?s=5981519531740384http://gokifu.net/sgf2misc/png2/5981519531740384-f01.png右辺を破られたのが大きかった。三々を先手で切り上げて右辺の手当てをしたかったけど…這いこんでくるとは思ってなかった。模様の碁はあちこち頑張っているので難しいですね (.;゚;:д:;゚;.)しばらく休憩したら、今度は黒で打ち継いでみる。[https://taste.blogmura.com/igo/ranking.htmlにほんブログ村 その他趣味ブログ 囲碁へ(文字をクリック)]
[https://taste.blogmura.com/igo/ranking.htmlにほんブログ村 その他趣味ブログ 囲碁へ(文字をクリック)]形勢判断について書かれた本です。この「李昌鎬 私の…」シリーズはわかりやすく書かれた本が多くおススメです。最近の棋書はわかりやすくあまり意味のないことを書いてありますが、こちらは内容はかなり充実しています。形勢判断の中には序盤、中盤、終盤が含まれていますが、中盤~大ヨセの形勢判断が主となっています。特にプロ棋士の中盤の着手決定のプロセスがすごく参考になるが、当然ながら難しい。手順を想定して形勢判断をするのであるが、とうぜんながら手順想定にも形勢判断にも相当な棋力を要することになる。そういった意味ではわかりやすいわけではないのだろうが、単純に棋譜ならべをするよりも唸らされる部分が多い。それと同時に普段からどれだけ棋譜ならべをしなければならないかも思い知らされる。韓国棋書の翻訳本は最近珍しくないですが、この本が出版された1999年あたりではちょっとまだ珍しかったような覚えがあります。[https://taste.blogmura.com/igo/ranking.htmlにほんブログ村 その他趣味ブログ 囲碁へ(文字をクリック)]
[https://taste.blogmura.com/igo/ranking.html にほんブログ村 その他趣味ブログ 囲碁へ(文字をクリック)]自分の碁の弱点として、大ヨセが雑で好局をふいにすることがおおい。勝っても負けても逆転が多い。着手はすべて「勝つこと」を目的としているのに本質がずれてしまっている。師匠(若手プロ棋士)に棋譜を見てもらうと決まって大ヨセでダメにしたと言われてしまう。ここで大ヨセの勉強としてleela(AI)を活用しようと考えている。もともとはleelaは布石が穏やか過ぎて面白くないので、プロアマ置碁の布石を打ち継ぐ形でやってみようと思ったがより上達を求めるのであればヨセでそれをやればいいのではないかと思い立ちました。題材は「プロにとっては」大差の棋譜を用いたい。何局も打ち、結果が安定するまで続けたい。↓よければポチお願いします[https://taste.blogmura.com/igo/ranking.html にほんブログ村 その他趣味ブログ 囲碁へ(文字をクリック)]
leelaに勝ったよ。4子だけどちゃんと Unlimited モードで。100分かかった(;^ω^)棋譜はこちら↓http://gokifu.net/t2.php?s=3531518525898320&g=e昨日4子で負けたので慎重に手厚く打った。118手あたり自分が手堅すぎるぐらいに堅くなってる( ´艸`)その後、県代表経験者に負けた碁を leela 先生に教えてもらったけど…ヒストグラム見るとずっと負けてないwwwいかに自分の詰めが甘いかがわかるな 無料でこれだけ遊べるのはすごい!!インターネットでの碁が出始めのころパケット通信でチマチマ打ってた時代がはるか昔に思えてきますね( ´艸`)
三村九段のブログで leela という囲碁ソフトのお話が書いてあったので早速インストール。https://sjeng.org/leela.htmlやってみましたが、めっぽう強い。4子置いても楽々10目余されました(@_@;)序盤からサラサラ打たれて、戦いらしい戦いにならずに終局。この負け方はかなり実力差があるときの負け方ですね。自分も「何にもやってこないなー」と気を抜いて打ってましたけどね (;^ω^)大寄せに入る時の勝率は黒が圧倒的に高かったのですが、そのあとあれよあれよと…大寄せ以降が雑と師匠に怒られていますが、このソフトは自分にはピッタリではないかと思います( ´艸`)欠点は…負けても全然悔しくないところですかね(;^ω^)無料ですので興味のある方はお試しあれ!
久しぶりの更新碁の本は雑誌ばかり読んでいるのでアップするものが無くて… (;^ω^)最近、Twitter見てると、初級の方が熱心でそれでいて背伸びばかりしてて…あおる人がいるからいかんのだよなあ。危なっかしくて見ていられないです。ハッキリ言いましょう。三目ナカデの理解がおぼつかないのに形勢判断しても意味がありません。上達に背伸びは不要です。迷うだけです。初級の方向けにおススメの棋書をアタリがわかれば碁は初段かなり古い本なんですけど、おススメです。初段と書いてありますが二けた級の方でもじっくり取り組めば読めます。「取れる石を確実に取る。逃げられない石を逃げない。」まずはここからです。武宮流三連星必勝法布石の本です。三連星はハッキリ言って難しいのですが、覚えることが少ないのでとりあえずこれからはじめてはいかがでしょうか。この本は二者択一方式なんですが、それでいて布石の基本的な考え方が身につくのでお勧めです。そして打ち碁並べをやっている方には、「受け方」を学んでほしいと思います。をヨセ、打ち込み、カタツキ、ボウシなどに対する受け方を観察するのです。ツナギ方ひとつとっても工夫されていますので、それを学ばないのはもったいないです。
絶望的なまでの不調と実戦不足。とりあえずは死活の勉強やります。毎日少しずつ。本当は死活事典をやりたいけど、これだけ分厚いとやる気が起きない。死活事典のひな形というべき「六段合格の死活150題」を今日から取り組んでいる。朝職場で数題とく。やらないよりマシというレベル。ここまで自分が落ちるとは思わなかった。10題ほどやってみたけど、「六段合格の手筋」に比較してだいぶやさしい。「六段になるために穴を埋めましょう」という意味だろうか?三段でも初段でも興味がある人は取り組んでよいと思う。だいたい一目でわかってあとは読みで確認をしてる。リハビリにはちょうど良い。あとはレイアウトがよい。簡単なことなんだけど、問題を見て考えているときには答えが見えない位置がいい。なぜかこのシリーズ、2冊ずつ誤って買ってしまったので、ボロボロになるまで読んでやる。やる気のある人には「基本死活事典」張栩著 日本棋院をお勧めする。
2017年の囲碁は散々でした。2016年ははっきりと強くなった実感があったのですが、その反動かまったく勝てなくなってしまいました。内容は悪くないと思っているのですが、全体的に碁形が薄くなっているかなと思います。2018年はあまり上達やら勝負やらにあまりこだわらずじっくり打ち碁並べしようと思う。まあ、実戦から遠ざかるのはよくないですけどね。打ち碁並べばかりやっていると、弱くなるのは分かっている。でも、NHK杯を見て、その棋譜を並べる勉強法をしばらく続けることにします。NHK杯はハッキリ言って棋譜ならべよりも時間がかかりすぎるけど、その時間がなかなか心地いいいです。待っている間に色々考えることができるから。棋譜ならべの悪いところは、次の着手が見えてしまうこと。着手を見つける前にじっくりと考えればいいのだけど、それがなかなかできないんですよね。最近はYouTubeで古い対局がアップされているので、ふるいテキストを引っ張り出してきてやってみようかなと思っています。NHK杯を見た後の棋譜ならべは普通の棋譜並べよりもだいぶイメージが違います。あたまに残るものが全然違う。せっかくこんだけしっかりとしたコンテンツがあるのだから、楽しんで勉強したいと思います。
さて、今年一年を振り返るにはまだ早いですが…今年は囲碁に関しては散々な一年でしたまず毎年少しは上達しているのですが、今年は明らかに弱くなりました。消極的な下手と打つことが多くなって、その影響かもしれないです。以前は手厚く構えることが大好きだったのに、無理気味の手を押し通しにいって自滅することが増えました。付き合いで大会に出ていたら、囲碁自体が嫌になってしまった。本を読破したら記録を付けるようにしているのですが、3~9月は何もしていません。対局記録も一切なく、抜け殻の状態でした。何があったかというと会社の囲碁部が団体戦に出場するために人数合わせで出る羽目になってしまった。1日に4~5局打つのは、苦痛でしかない。金輪際大会には出たくないです。しかしまあコツコツとは勉強しています。「林海鋒名局細解」「加藤正夫名局細解」は年始の目標通り全部並べました。これで強くなれないのがつらいところですが。さて、10月からのニート生活に終止符を打ち、囲碁どころではなくなります。寂しいですが、仕方がないです。囲碁も、それだけに集中すると楽しさは消えて、苦痛だけになります。趣味は仕事あっての趣味です。両立することに意義がありますね。
囲碁カフェで県代表経験者に二子で一局教えていただきました。上辺、黒からa,b,cなどあるのですが、それを保留して黒1とペタッとつけてみました。(bは通常は悪手ですが、この場合周囲の状況で成立する)ここからの駆け引きが面白く、局後の検討もここに集中しました。こういった様子見の手は、日本的な着手で好きなんです( ´艸`)強い人に打ってもらうとこういった駆け引きが楽しい。強い人に対して駆け引きを要求するのもどうかと思いますが、なにかやらないともったいない。
早速教えてきました。あっという間に、ルールを理解してくれましたが石の死活については「急に難くなった」と戸惑っていました。わずか30~40分程度でここまで理解したのはすごい。幾つか問題点というか個性があって1.本などは読む気になれない2.飽きっぽい性格3.極度の負けず嫌い理論より実戦がいいかなーと思ってます。アプリも「目が疲れるから嫌」と言われてしまった(;´・ω・)性格的に自分とは正反対の人で、新鮮味があります。どちらかというと、こどもに教える感覚に近い。級位者が多いサークルに機を見て誘います。うまい具合に競争心を煽れればいいかな。
先日、県代表経験者同士の対局を観戦した。7段格だが、ちまたの碁会所にあふれる7段とは訳が違う(恐らく3子以上の差があると思われる)。陳腐な言い方だが感動した。これぐらいのレベルになると布石の優劣がそのまま結果につながってしまう。局後の検討が本音を言い合っているが、決してギスギスした雰囲気にならない。二人で最善を見つけ出そうと本当にいいものを見せてもらった。こういうことがあると、囲碁の勉強をする気になる。
以前、小林流必勝置碁は二子局、三子局を紹介した。今回は四子局を読了した。四子局編もまた二、三子局編ほどではないが名著だと思う。簡明な置碁の布石を黒の立場から解説している。定石の勉強にはいいのだけど、上手たるものこのようにキチッと一隅ずつ形を決めてくれるわけがない。この棋書の良い所は古碁の四子局を6局解説しているところだ。第二章の「上手の立場から」は難解すぎるが、第三章の「下手の立場から」はどれもお手本として申し分ない局ばかり。省略せず最後まで手順を紹介し、分かりやすい解説がついている。実戦は難しい。なぜかというと、必ず一回は失敗するから。その失敗をどう乗り越えるかが囲碁では大切なので、作り物ではない実戦を学ぶ必要があるのだ。第3局 岩佐と犬養毅の実戦はその意味で下手が失敗を乗り越えて見事収束させた好局だと思う。是非ともお勧めしたい一冊。
〇あなたも碁が打てる NHK囲碁入門 泉谷政憲/著 日本放送出版協会9路盤で囲碁入門を行うのは泉谷プロが先駆けだと記憶している。さすがに豊富なノウハウをお持ちで、非常に良い内容だが、絶版(@_@)19路盤の記述に関しては、中途半端です。ない方がいい。NHK囲碁講座で9路盤⇒13路盤⇒19路盤(置碁)の講座を泉谷プロはやられていたのでそれを単行本化して欲しい。〇一人で強くなる囲碁入門 基本を覚えれば上達が早くなる 石倉昇/著 日本文芸社ひたすら地を囲う碁を説明しているが、それは後の上達を放棄している気がする。手っ取り早く終局まで打てるように指導する方針か…正直言って賛成できない。〇東大流これからはじめる囲碁入門 光永淳造/著 ナツメ社 じどう図書9路盤での入門。飛躍がなく、非常にわかりやすい。レイアウトもきれいで、見やすい。問題も収録されていて、理解を助けている。地をしっかり囲う技術についても丁寧に述べられていて、私が望む入門書としては完璧。今回はこの本に決定!〇わかる!できる!囲碁入門 小林泉美先生の9路盤ではじめる 小林泉美/監修 主婦の友社9路盤での入門。飛躍がなく、非常にわかりやすい。レイアウトも非常に見やすい。最後の「キズをさがそう 未完成の対局」がとても良い。9路盤で完結しているのがいいと思う。こども向けにはこちらを採用したい。補助教材〇関西棋院囲碁入門テキスト石取りの問題が多く収録されていて、補助教材に良い。非常にありがたい!9路盤の実戦を取り入れてくれると完璧なんだが…〇王メイエン 純碁囲碁のルール、本質まで垣間見える素晴らしい記事。ただ、案外日本ルールをあっさり納得してくれる人が多く、却って難しくしているかな?
ひょんなことから、友人の一人に囲碁を教えることになりました。平成17年の1年間はこども教室を受け持っていたことがあり、50人ぐらいこどもを教えたことがあります。(全体では200人ほどでしたが、意外に家でルールを勉強してくる子が多かった)大人に教えるのは3人目かな?(;´・ω・)こどもって、理解が60%ぐらいでも実戦を打って、なんとなく理解を深めていきます。最年少では4歳児でしたが、1時間でもう最後まで打てるようになります。大人の中には、やるまえから色々不安が付きまとうのか100%理解したと自信ができるまで打てない人が居るんですよね💦あとは環境面。有段者の自分とだけ打ってても、絶対楽しくない。負けず嫌いな人なので(あと飽きっぽい💦)同じぐらいの人たちの集まりへ行って、優越感も劣等感もある環境に身を投じて競争心を煽ろっかなとおもってます。まずは6路、9路盤でルールを覚えて、1局の最後まで打てるようにします。
自分は割と打ち碁並べが早い方で、級位者だった中学生のときから総譜で1時間以内に並べることができた。で、今もかなり早い方。譜分けしてあればもっと早い。30分ぐらいで出来てしまう。本を読むのがどうやら早い方で、速読のスキャニングの訓練も受けたこともあるからかな?早ければいいかというとそうではなく、最近はちょっと並べていてもあまり頭に入ってこない💦一番ダメなパターンですね。NHK杯の録画を見て、それから並べるようにした。これがとてもいい。打ち碁並べ1局で1時間40分もかけるのはあり得ない。しかし余分な時間に形勢判断ししたり、手を読んだりで意外に忙しい。結構疲れる。それに、実際に対局者の時間消費に合わせて考えるのもいい。(以前と異なり、最近のNHK杯は編集をしているので何とも言えないが。それでも実際の考慮時間の使い方など見るとどこが勝負どころかがわかる。)その後に、3回盤に並べるととても良い。細かく読んだ手が頭に再現される。しかも1局あたり20分ぐらいで済む。昔、NHK囲碁講座で講師を務めた小川さん(当時六段だったかな?)がNHKテキストの座談会(初心者の勉強法)で「NHK杯をみながら盤に並べるのがいい。これをやっている人はあまりいない。」といっていた。確かにそう思う。級位者は特に解説は意味がなく、ただ見てるよりは打つことで情報の整理ができる。
読了しました。例によって5回ずつ並べた。将棋の羽生さんらが述べていますが、チェスの場合、現代の発達した戦法を習う前に古典の棋譜を並べることが必須みたいです。やはり現代は色々細部の工夫がされていてそれらをいきなり習うよりも昔からの考え方を辿っていった方がわかりやすいのでしょうか。囲碁の場合は意外にそれが軽視されていて、古典を並べてる私はアマチュアではかなり異端かもしれない。新布石以来布石の考え方が変わったり、コミあり制になったりで古典までさかのぼる必要はないが、70年代80年代の打ち碁は現状よりもわかりやすいので、おすすめです。現状、中韓にハッキリ追い越されてからは、日本の保留する打ち方がさらに独自の進化を遂げたり、中韓定石の輸入がされたりで、分かり辛い事この上ない(;´・ω・)
「結城聡 囲碁・世界の新手法ガイド」誠文堂新光社刊NHK囲碁講座をまとめたもの。かなり密度が高く、お買い得な一冊。2008年の著作で最新の布石とは言わないが、定石、布石の研究材料としてかなり良い。NHK囲碁講座を見てから復習で読み直すと頭に入ってきやすい( ´艸`)https://www.youtube.com/playlist?list=PL2HZrEZ2ZO1BwqcaDBUdiHvdwjpuvSFza定石あるいは新手の勉強は接近戦の技量を上げるのには不可欠だが、単純に丸暗記するだけならやらない方がいい。理解したら忘れるぐらいでちょうどいいかもしれない。手筋の勉強をするならば、定石ハズレやハメ手の勉強もいい。これを言うとごちゃごちゃ言われるが、ハメたハメられたという低次元の問題ではない。ハメ手というのは、手筋の一つであるが、要するに「働きすぎ」ていて正しく受けられると逆に薄みが目立ち不利になってしまうのだ。したがって、ハメ手とハメ手破りの攻防はあるいみ囲碁の本質と言っていい。
土曜日にコスミに行ってきて、上手相手になかなかいい碁が打てた。取れるところを取るのが自分の碁で、棋風通りの囲碁が打てたので満足。相手は若い人で、自分とまあまあ気が合っていてお互いに気持ちよく本気で打てるのです。自分は競り合いの碁で、上手相手でも一発はいると大差で勝ってしまったりします。そのせいか、中には不機嫌になる方もいるし「あいつは相手の失着を誘うひどい碁だ」と噂する人もいます。自分はまっとうに打っているつもりなんだけど(;´・ω・)なので、本気で打って検討で本気で(負け惜しみとかは無しで)意見を言ってくれる人はありがたい。とくに本気で負かしてくれる人はありがたい。おかげでかなり上向いてきた。