自分は割と打ち碁並べが早い方で、
級位者だった中学生のときから総譜で1時間以内に並べることができた。
で、今もかなり早い方。譜分けしてあればもっと早い。30分ぐらいで出来てしまう。
本を読むのがどうやら早い方で、速読のスキャニングの訓練も受けたこともあるからかな?
早ければいいかというとそうではなく、最近はちょっと並べていてもあまり頭に入ってこない💦
一番ダメなパターンですね。
NHK杯の録画を見て、それから並べるようにした。
これがとてもいい。
打ち碁並べ1局で1時間40分もかけるのはあり得ない。
しかし余分な時間に形勢判断ししたり、手を読んだりで意外に忙しい。
結構疲れる。
それに、実際に対局者の時間消費に合わせて考えるのもいい。
(以前と異なり、最近のNHK杯は編集をしているので何とも言えないが。
それでも実際の考慮時間の使い方など見るとどこが勝負どころかがわかる。)
その後に、3回盤に並べるととても良い。
細かく読んだ手が頭に再現される。しかも1局あたり20分ぐらいで済む。
昔、NHK囲碁講座で講師を務めた小川さん(当時六段だったかな?)が
NHKテキストの座談会(初心者の勉強法)で
「NHK杯をみながら盤に並べるのがいい。これをやっている人はあまりいない。」といっていた。
確かにそう思う。
級位者は特に解説は意味がなく、ただ見てるよりは打つことで情報の整理ができる。