はじめまして!

 

の方はこちらから!

https://ameblo.jp/somihongo/entry-12523534815.html

 

 

 

さてさてなんだか

この感じで書くのはお久しぶりな感じです。

 

 

11話でのこーろーさんとの再会

そして何かがはじまる予感と戸惑いのまま

 

しばらくお休みをしてしまいました!

 

そうこうするうちに 

渋谷マウントレーニアホールでの

LIVE2019 「Ancient Love」

のチケット販売が始まり

 

すでに4分の3のお席が

埋まっています。

 

本当にありがたいことです。

 

 

また、11月末に刊行される

「愛」についての新刊の直しを

一生懸命していました。

 

 

これまで書き下ろしで本を

書いたことなんてなかったので

よくわからないままに

書き始めて

 

ギリギリになって

やっと流れが出てきた感じが

します。

 

 

前著「あなたがここにいることの意味」は

すでに書いてあるものを編集して

出版されたものだったので

「本」と言う形にするために

 

ひたすら書くと言うのは

初めての経験だったのです。

 

 

それもやっと一段落して

物語へと戻る時が来たようです。

 

それでは始めますね。

 

 

まだ読まれてないかたはこちらから!
私が40歳を過ぎて歌手になることに挑戦する軌跡です。

第1話 私はコレで会社をやめました!〜私が歌うことの意味
第2話 私はコレで会社をやめました!〜私が歌うことの意味
第3話 歌を忘れたカナリヤ〜私が歌うことの意味
第4話 あのフジロックの〜私が歌うことの意味
第5話 こんなことがあっていいのか!?〜私が歌うことの意味
第6話 ピンチはチャンスに続くのか?〜私が歌うことの意味
第7話 武道館〜白いベンツ?〜私が歌うことの意味
第8話 アレサ? 記憶の曖昧さの中で〜私が歌うことの意味
第9話 ゆるい繋がりを辿ったら〜私が歌うことの意味
第10話 自分の価値を信じること〜私が歌うことの意味
第11話 人の向ける注意の持つパワー〜私が歌うことの意味

 

 

 

第12話 少し背伸びをしてでも

 

 

「この先どうしたいの?」

 

 

そう、捨て台詞のようにその言葉を残して

こーろーさんはリハーサル終わりの

南青山マンダラの螺旋階段を

登って行った。

 

さあ、メイクの続きをしてもらわなくちゃ。

 

途中までだったヘアメイクを

してもらうために控え室に戻る。

 

お気に入りのお弁当屋さんの

お弁当をいただきながら

 

まずはヘアをいじってもらう。

 

 

ヘアをいじってもらいながら

食事だなんて!

 

 

でももう本番までそんなに

時間がないし、

 

私はライブ前にしっかり食べないと

身体が持たないタイプなのだ。



 

そうして私は心にこーろーさんの

言葉を残したまま

 

日本音楽界の重鎮、神と崇められるドラマー

村上ポンタさんとがゲストのライブのために

ステージに登った。

 

見慣れた顔が最前列を陣取ってくれている。

 

私が現れるとともに歓声が上がる。

 

そんなことを受け取れる自分に

なったんて!

 

それをよろこびで返せる自分に

なったなんて!

 

人前に立つことさえ怖くて

膝も手も震えていた頃が嘘のようだ。

 

 

ライブは最高の気分で終わり、

その10日後くらいに

こーろーさんと食事をすることになる。

 

 

実に25年ぶりくらいだ。

 

最後にお目にかかったのは

西麻布のおでん屋で。

 

とてもいい雰囲気のカウンターで

話しをしたのを覚えている。

 

 

なぜか私はその時の自分の服装を

鮮明に覚えている。

 

今は亡きアズディン・アライアの

ツイードのスーツに

茶色のケリーバッグ。

 

クロエの布のブーツ。

 

 

そういうどうでもいいことが

はっきりした記憶として残っているのは

本面白いものだ。

 

 

私が会食に選んだ場所は

日赤通りにあるとある和食屋。

 

 

本物の魯山人が出てくるなど

とにかく器が素晴らしいのに

意外と手頃な店。

 

 

隠れ家らしい雰囲気の

黒く重い扉を開けると

すでに彼は到着していた。

 

 

自分で場所を決めて

セッティングしておきながら

自分が遅れる、、、。

 

ああ、よいこの皆さんは

本当に真似をしないで欲しい。

 

 

私は何か見えない不思議な力が

働いてこれが起きてしまうかの

ような気持ちになる。

 

自分の頭ではどう考えても

遅れるはずがないように準備を

していたのに

 

魔法のように

遅れていることに気づき、

 

メッセンジャーでお詫びの

連絡を入れている自分がいる、、、、。

 

 

宇宙の神秘か!

(ごめんなちゃい)

 

 

 

そんな私が決めていることが

一つある。

 

 

それは「遅れる」と

自分がわかった時点ですぐに連絡すること。

 

どれくらい遅れるか、、

と言うこともできるだけ正確に見積もる

意図を持ち

 

(だったら正確な時間に来い!と

ハイヤーセルフからツッコミが入る。冗談です)

 

それを伝える。

 

 

 

私の今回の「愛」についての

新刊の次の本は

 

「なぜか愛される人の遅刻のルール」

 

にしようと思う!

 

 

遅刻するときには

遅刻するためのマナーとルールが

あるのだ!

 

 

いやいや、ごめんなさい。

 

 

脱線しすぎです。

 

 

この顔に免じて許してください。

 

 

 

 

 

そうして私はこーろーさんが

残していった言葉

 

「この先」

 

について話すことになる。

 

 

本当に興味深くうれしかったのは

彼がリハーサルを見ただけで

 

私の歌やパフォーマンスの

ギフトがどこにあるか

その本質のようなものを

見抜いてくれたと感じたことだ。

 

 

 

私たちは、沖縄の離島の音楽や

バリの音楽や儀式、など

様々なことについて話し合った。

 

太鼓の音について話し合った。

 

 

 

あまりに楽しく充実したので

普段は1、2杯しか飲まないお酒を

気づくとなんだかずいぶん

飲んでしまっていたようだった。

 

 

 

私たちは「この先」

について話した。

 

 

 

その食事から少し経って

こーろーさんが送って来てくれたのが

この文章だ。

 

 

 

『Somiの基本』

 

人には“鳴り”のいい人がいる。

 

普通に話していてもその“声”は「ポン」とか「ドン」とかリズムを持って出てくる。

古代からそんな人は話したり歌やお経を聴かせてその表現を生業としてきた。

日本人は(つづみ)であり、ラテン系の方はコンガやボンゴであり、

そしてドラムの様な良く響き、残響が残り、打ち出すリズム感のある声が出てくる。

本郷綜海はその声の響きを、言葉と共にあなたに届ける。

その“音”はあなたの「心」「頭」そして全身に響き、

その“言葉”はあなたの奥深くに留まり、そして開放して行くのです。

今、必要な“音”と”言葉“を   今、あなたの”心”と“体”に

それが 本郷綜海の “音”  です。

 

 

 

 

こーろーさんは、

そのプロフィールを見ただけでも

第9話参照)

 Facebookなどでのその発信を見ただけでも

 

 

音楽と結婚して添い遂げる

 

かのような人である。

 

寝ても醒めても音楽を愛し

ありとあらゆる音楽を

聞いて来た人なのだと思う。

 

 

「添い遂げる」

 

 

と書いたのは、

ある人たちはある一時期音楽が好きで

音楽を生業としていたとしても

 

それが一生続くとは

限らないからだ。

 

 

音楽とともに生きる人から

時々音楽を楽しむ人へと変わる。

 

 

もちろんどちらも悪くない。

 

 

人はみな自由に

自分のしたいように生きればいい。

 

 

それなのにここで長々とこれを

述べたのには理由がある。

 

 

私はこんなにも音楽を

愛する人から

このような紹介の言葉を

書いてもらったことを

 

心底うれしく光栄に思ったのだ。

 

 

私はあまりに遅咲きで

いやいややっと顔を出した

蕾くらいの気分で

 

ずっと非音楽家で裏方として

生きて来たので、

 

音楽家としての自分に

自信がない。

 

 

エネルギーワーカーで

パフォーマンスアーティストとしての

自分は認められるのに!

 

 

だからこう言う

日本のエンターテイメントの中央で

それなりの権威を持った人たちに

褒められたり認められたりすると

 

乾いた雑巾が泥水を吸うように、、

 

あ、これはちょっと

例えが違いますね。(笑)

 

 

乾いた布が水を吸うように?

乾いたスポンジが水を吸い込むように?

乾いた喉に水が染み込むように?

 

 

う〜ん??

 

わからん!

 

 

とにかく私の中にある

「歌うこと」で中央で権威ある人に

認められたい、

 

と言う乾きが、欲求が、

 

満たされて

本当に心の栄養になるのだ。

 

 

 

これは第5話でお話しした

村上ポンタさんとの出会いでも

深く感じたことだった。

 

 

 

そうしてこの食事の後

「この先」の提案が現れた。

 

 

 

それが今回12月2日にライブをする

マウントレーニア・ホールだった。

 

 

 

そのホールのキャパは

これまで私がやっているライブハウスのキャパの

約三倍だった。

 

が、

 

二つ返事でやる気になった。

 

 

 

ライブハウスは最高に楽しい!

 

 

お客様が近いから!

 

 

お客様も私を感じてくれるし

私もお客様を感じられる。

 

最高に楽しい共同創造だ。

 

 

 

でもね、先に行く時が来たのだ。

 

 

そう。

 

 

少し背伸びをしてでも

欲しいものに手を伸ばして行く

 

 

その時が来たのだった。


 

 

(続く)

 

 

第1話 私はコレで会社をやめました!〜私が歌うことの意味
第2話 私はコレで会社をやめました!〜私が歌うことの意味
第3話 歌を忘れたカナリヤ〜私が歌うことの意味
第4話 あのフジロックの〜私が歌うことの意味
第5話 こんなことがあっていいのか!?〜私が歌うことの意味
第6話 ピンチはチャンスに続くのか?〜私が歌うことの意味
第7話 武道館〜白いベンツ?〜私が歌うことの意味
第8話 アレサ? 記憶の曖昧さの中で〜私が歌うことの意味
第9話 ゆるい繋がりを辿ったら〜私が歌うことの意味
第10話 自分の価値を信じること〜私が歌うことの意味
第11話 人の向ける注意の持つパワー〜私が歌うことの意味
第12話 少し背伸びをしてでも〜私が歌うことの意味

 

 

 

本郷綜海Live 2019 「Ancient Love」

 

残席すでに少なくなっています!

一般販売は10月2日から!

 

 

 

 

メール メルマガ 「自分らしく豊かに生きる」

 

ヒントなどをメルマガでシェアしています!

 

メルマガご登録に際しては、ご登録のメールアドレスにお送りしたメールのリンクをクリックして頂くことで、ご登録が完了します。

 

メールが届いていない場合は、迷惑メールになっている可能性がありますので、ご確認ください。

 

 

 LINE

 

LINEで繋がりましょう!
時々お返事しています。

 

できなかった方は 

@somihongo で検索してくださいね。

@を忘れずにどうぞ

 

 

【amazon】

あなたがここにいることの意味 あなたがここにいることの意味

1,404円

Amazon


 

クリック応援してもらえたらうれしいです。