日時計主義の生き方 -12ページ目

知恵の言葉(その9)



悟ると言う事は、悟りが迷いを

征服すると云うような対立的な出来事ではない。



神の子が其処に生まれると云うことである。

それは、征服ではなく、新生である、創造である。



神は何ものも征服しない、

征服する相手がないからである。



形を追いかけるな、形は生命が通過した痕跡にすぎない。

自動車を走らすのに、タイヤの痕跡を地に印そうと思って

走らす者はあるまい。



車はそれ自身の目的をもって走る時、

地にはひとりでにタイヤの痕が出来るのだ。



生命もその通りだ。

生命が厳かに生きる時、そこに厳かな形が出来る。



生きることが第一で、形は第二である。

生命それ自身の姿で生かしめよ。



不平が起こるのは他にあまり求め過ぎるからだ。

人には人の立場があり、生活がある。



その立場と生活とを認めてやり、

成るほど彼がそうするのも無理はないと認めてやり、

反対の立場も包容し切れるようになったとき、



その人は始めて心が楽になる。

心が楽になれないのは心が狭いからである。

狭いところにいて楽な筈がないではないか。



不平が起こるのは他にあまり求め過ぎるからだ。


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さぁ~今日も明るく元気に
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知恵の言葉(その8)


生命が伸びるのは皆内から伸びるのだ。

外から引き伸ばしたら千切れるけれども、

内から伸びる力があって伸びるのは千切れる恐れはない。



淋しさはない。

淋しいのは他から求めるからだ。



自分の内に一切が備わっていることを

認めるのが悟りの生活である。



社会は自制の道場である。

この点では、魂は家庭に於けるよりも、

社会に於いて鍛えられる。



全ての善きものは

調和した状態より生まれる。



生きるとは生命を出すことである。

生命を出すことより他に生活はない。



他に自分の欠点を指摘されたら有難いと思へ。

他が怒ったら、事の善悪にかかわらず、

相手の心をかき乱して済まなかったと思へ。



平明に自分の過ちを承認せよ。

自分の過ちが素直に承認される瞬間、

その人の神性は高いのである。



社会は自制の道場である。



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知恵の言葉(その7)


富そのものは清く穢くもない。

富はただ一層高貴なる目的のために

使用するとき清くなり、



自己の栄華と名声のためのみに使用する時

汚れたるものとなる。



これ以上出来ないという限度はない。

現在の報酬以上を欲するものは、

この限度の考えを捨てよ。



今の限度を超えることが進歩の秘訣である。



形式の中に入り込んで行って、

自然に形式が破れるれる時が来るのが本當である。



心が落ち着かねば、

どちらを向いても落ち着かぬ。



何でも来い、皆受ける。

受けてそれを自分の肥料にしてしまう。



苦痛よし、不幸よし、あるものすべてよし、

そう思った時不思議にも苦痛も不幸も無くなっている。



これだけで、もう自分は誠を出し切ったと思うな。

誠は尽きることなきものである。

出せば出すほど無限に湧き出でる。



明るさに輝いた生活、魂の喜べる生活、

心にも行いにも暗い影が一抹もない生活。

あなたの生活はこれでなければならぬ。



今の限度を超えることが進歩の秘訣である。



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知恵の言葉(その6)



汝の悩みは神に語れ、

人に語らずして神に語れ、



人に悩みを語ればその悩みは反響して

更に悩みは増加する。

神に語れば悩みは消える。



神は実相の神であり、

実相の光の射すところに悩みの闇は

存在し得ないからである。



悩みは変じて喜びとなり、

訴えは変じて感謝となるであろう。

全てのものは汝らに与えられているのである。



心の目を開けば幸運は到るところに

手を伸ばして待っている。



地球の引力を発見したニュートンにとっては、

林檎の落ちることが運であった。



空間の電波を発見したフランクリンにとっては、

落雷を聞くことが運であった。

誰でも見逃すところに心の目を開いた人には運がある。



色々言って聞かせるよりも、

やって見せてやると好い。



考えて躊躇しているよりも

断行するがよい。

実行の伴わぬ善はガランドウである。



誰でも見逃すところに心の目を開いた人には運がある。



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知恵の言葉(その5)



影を見るな。光明の方面を見よ。

見た方面が強く現われる。



手を伸ばし、足を伸ばし、腹を伸ばし、胸を伸ばし、

眉を伸ばせ。これが生長の秘訣である。



捉われないことと不注意とは別物である。

注意深くして捉われないのが上々である、



欠点を見つけるな。荒だてるな。

静かに彼の為に祈れ。



朝顔の花を一番美しいと思うな。

バラの花を一番美しいと思うな。

藤の花を一番美しいと思うな。



生命は皆美しいのである。

万障悉く美である。



困難があるので、魂は向上する。

軌道に摩擦があるので汽車は進行するのだ。



失敗は大したことではない。

損も大したことではない。

自分の心を乱すか、乱さないかの方が大切だ。



躓いたが為に落ちる人もあれば、

躓いたが為に落ちる前に気付く人もある。



困難があるので、魂は向上する。

軌道に摩擦があるので汽車は進行するのだ。


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知恵の言葉(その4)



他を喜ばせようと言う考えは自分を健康にし、

他から喜ばせて貰おうと言う考へは病気を招く。



心が良くならないでいて

病気が治る者は災いだ。



人を生かせば自分も生きる。

人の心を汲んでやるようにすれば病気も治る。



病気の自分も本物の自分ではない。

それが判ったら治そう癒そうと焦るにおよばないではないか。



それが判ったら病気になっても、

病気に巻き込まれないで、超然としていられる筈ではないか。



病気を口実にしているようなことでは、

病気は治らぬ。



神が方便で治された病気もあれば、

本当に心がサトリに輝いて治った病気もある。



この病気、この病気と病気を掴んでいては

いつまでたっても病気は治らない。



心から゛病気は無い゛と放つことで、

病気は消える。


あなたよ姿勢を正しくせよ。

それだけあなたは健康になる。



働きも無我献身の働きでないと、

神の力は現れない。



神の力の流れ込む働きなら、

働くほど健康になる。



掴んでいた病気を心から放つことにより、病気は消える。



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知恵の言葉(その3)


是非せねばならぬ仕事が多いと呟くな。

忙しいという事に感謝せよ。

必要は埋蔵されたる無限力を呼び覚ます。



生命の本然は働くことである。

生命は働くことによって生長する。

『必要』と『多忙』に感謝する者は生長する。



その日その日が宗教生活である。

自己を生かすことが宗教生活である。



働くことが宗教生活である。

愛することが宗教生活である。

周囲を生かすことが宗教生活である。



今日種を蒔いたからとて今日は生えない。

芽がでるには時間がいるのだ。

信じて待つというのが仕事の秘訣だ。



神は常に働き給う。いくらよく働いても、

人間の働きくらいは誇るに足りない。



速力では馬に及ばず、

力では像に及ばず、敏速では豹に及ばぬ。

人間の誇るべきはその働きの高や分量ではない。



恐れる代わりに働く者はついに勝ち、

歎くかわりに働く者はついに勝つ。



生長する人には恐れる時間と

歎く時間はないものである。



信じて待つというのが仕事の秘訣だ。



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知恵の言葉(その2)



愛して報酬を求める愛は高利的な愛である。

利益にならなければ腹が立つ愛である。



我を忘れた愛が神の愛である神流れの愛である。

神催しの愛である神と共にある愛である大菩薩の愛である。



愛で人を世話をする人もあるが,誇りで人を世話をする人もある。

前者は神の前で高くせられ後者は神の前で低くせられる。



愛せよ少しも求めずに愛せよ。

これが愛の秘訣である。

結果を求めた愛は必ず不幸に終わる。



我らは種を蒔く人である。

常に善き種を蒔け。



深切な思いの種を蒔け。

愛の種を蒔け。

好意の種を蒔け。



愛せよ愛せよ少しも求めずに愛せよこれが愛の秘訣である。



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知恵の言葉(その1)


済んだことの中で生活せず今の中に生活せよ。


今は常に生きている。


今の中にはあらゆるものが輝いている。


今は常に新しく、今は常に喜びに満ちている。


過去にどんなに悲しいことがあったにしても、


それについては思い煩うな。


今天地は一新したのである。


もう別の天地に生きているのである。


過去に寒風に吹き晒さらされたことを歎かないで、


今梅の花は喜びに満たされて咲いている。


梅の花よりも尊く強く逞しいのが人間である。


喜ぶことしか無いのが人生である。



済んだことの中で生活せず今の中に生活せよ。



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あなたは神の噴出口


あなたは神の子であることを自覚したがゆえに、

今日より最早、自分自身を弱気者、

臆病者とは考えないのである。



この世界は神の造り給うた世界であり、

ただ善意のみに満ちている神の子ばかりが

住んでいるとあなたは知ったから、



今後人に対して恐怖することも

臆病になることも無いのである。



あなたは全ての人に対して好意的であり、

人を憎むことがないから、人に対して恐怖心を

起こすことは無いのである。



あなたに於いては神は自己実現の

噴出口を見出したのである。



あなたは神の噴出口である。

神の噴出口であるあなたは、



神の力によって何事でも成し得るのであるから、

常に勇気を失わず、勇敢に勇気をもって人に対し得、

又事を処理し得るのである。



あなたは今勇気がある。

豪胆である。

沈着である。



そして繁栄のための想念が

泉の如く湧いて出るのである。



あなたは神の噴出口である。



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