快眠アドバイス『熟眠障害と診断された方へ「朝食を見直してみましょう!」』 | グッスリ眠れていますか?『ウメナ寝具の快眠BLOG』
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「あなたに合ったより良い眠り」を届けるために。
静岡県三島市のウメナ寝具本店(国道136号線沿い)が発信するBLOGです。
店長でsleepdesigner(睡眠健康指導士)の杉本圭が睡眠と寝具の関係性を主に寝具販売の現場に立っている専門家ならではの情報を贈ります。

今年の8月ですが、20代ぐらいの若いご夫婦が店にいらっしゃいました。


奥様の方が、10代の頃から昼間の眠気に悩んでいて、病院も受診し「熟眠障害」という睡眠障害の一種と診断を受けたそうです。




そこで、出来る事から改善しようと「寝具の見直し」をするために当店を訪ねて頂きました。


今使っている寝具の状態をお聞きしたところ、奥様本人は特に目立って改善する点は見当たらず、むしろ旦那様の方が問題アリの状態でした。(旦那様は良い機会だからとマットレスと枕を購入して頂きました。)


ちなみに奥様はご実家から譲り受けた綿わたの敷ふとんを使っていらっしゃって、打ち直しはしてもらったとの事。しかも有難いことに、その使っている布団の写真も撮って頂いてあったので見せてもらい確認しても、せんべい布団の様なペタンコの状態では無さそうでした。


ただ、枕に関する話をする時に、店にある綿わた敷ふとんに試し寝をしてもらったら、今使っているのとふわふわ感がまるで違う事に気が付いて、寝具に関しては改めて「打ち直し」をする事になりました。


何事も実物を試す、体感するって大事ですね。


そして、その打ち直しの布団をお預かりした後になりますが、メールにて改めて「睡眠の相談」を頂きました。




その内容がこちらです。(尚、奥様ご本人に了承を得て掲載しております。)

〜経緯〜

・以前から日中の眠気が強く、睡眠外来を受診。PSG検査を受け、睡眠時無呼吸は見られないが脳の覚醒回数が多くノンレム睡眠が見られないという結果が出たため、「熟眠障害」と診断される。

・日中の眠気や夜の眠りの浅さに他の睡眠障害が関係していないか検査するため転院を勧められる。

・紹介された病院(脳神経内科)を受診したところ、過眠症の疑いを調べるためMSLT検査を行う予定になる。ただし、体質的にロングスリーパーで慢性睡眠不足症候群の可能性もあると言われる。


〜相談したいこと〜

①このまま検査を受けるべきか。

②ロングスリーパーだとしたら、寝具や寝室環境を見直すだけでは足りないのか。



〜検査を迷っている理由〜

・検査を受ける1週間前からは、寝不足状態にしないため9時間以上の睡眠を続けるよう言われたが通常の生活をしながらだとなかなか難しい。

・費用、時間、労力を考えるとそこまでして受けるべきなのか疑問。(ロングスリーパーだとしたら、治療は生活指導になるらしい。それなら、最初から自分で取り組んでは?と思う。)

・薬や大病院ならではの機械的な診察に対する抵抗感。

・脳を覚醒させる薬を飲むことになるかもしれない、運転免許更新が難しくなるかもしれないという治療をすることによる弊害が気がかり。

・昼間眠くなることは誰でもある、今までも眠気は感じつつも生活できていた、何がなんでも診断名をつける必要があるのか。


診察を受けた時に医師とあまり話をする時間が無かったようで、MSLT検査を受けるか否か、色々な方の意見を聞きたいとのことでした。




この相談に対して私は、


【相談①】
このまま検査を受けるべきか。


【返答①】
受けられるなら、体の事を知るために検査は受けた方が良いとは思います。

ただ、MSLTのハードルが高い事は間違いありません。しかも遠方ですし。

睡眠の相談を受けるときに、私が一番重要にしているのは、「起きている時の生活でどれほど困っているか」です。なので○○様が「今まで眠気は感じつつも生活はできていた」とおっしゃっている事は重要だと思います。

例えば運転中に突発的に眠ってしまう等、命の危険性がある状態であったり、ご来店された初日にもお聞きしましたが感情が高ぶった時に眠ってしまう症状があるわけではありませんので。

今回検査に迷うのも無理はないと思います。


【相談②】
ロングスリーパーだとしたら、寝具や寝室環境を見直すだけでは足りないのか。


【返答②】
そうですね、「生活習慣」の見直しも必要です。

ただロングスリーパーに限らず、どんな方でも睡眠の見直しには生活習慣・寝具・寝室環境がセットで必要だと私は思っています。

「治療は生活指導」とおっしゃっている様に、睡眠障害の治療は生活指導が最優先にされるべきで、薬は最終手段です。


この様な返答をし、その後も何度かメールにてやりとりをしながら、今の生活習慣をお聞きし、改善出来そうな事を探しました。


そして今回、生活習慣で見直してみたのが『朝食』です。




やりとりのメールにて

朝食は毎朝、食パン・グラノーラのヨーグルトがけ・紅茶です。もうルーティンになっていて、いつも同じです。

と、教えて頂きました。


この朝食の内容を知って、これではタンパク質が少ないと判断し、見直しを提案したのです。


睡眠改善の際に朝食でタンパク質(アミノ酸)を摂る事が必要なのは睡眠ホルモンとも呼ばれる「メラトニン」を夜に分泌させるためです。


より正確に栄養素を言うと「トリプトファン」というアミノ酸がメラトニンを作るのに必要になります。具体的には卵、乳製品、肉、魚、大豆などです。食材自体は珍しくはありませんが、朝食というタイミングが大事になります。




ちなみに、この奥様はお仕事をされていて、5時起き、6時半には家を出て、残業はあまりなく、22時には眠る生活です。朝食は出来る限り簡単に済ませたいでしょうから、

いつもの朝食に卵(目玉焼き)を加えてもらうとか、

食パンにチーズを付けるとか、

バナナを加えるのも良い

と、お伝えしました。


バナナに含まれるビタミンB6はトリプトファンがメラトニンに変わる前段階のセロトニンを合成するのに役に立ちますし、トリプトファンも含んでいるのです。




この朝食とタンパク質の関係はこの記事で詳しく書いています。

■当BLOG ⇒ 快眠アドバイス@快眠リレー(2020年5月12日)
『朝ごはんでたんぱく質を』




ここで、1つ注意して欲しい事があって、熟眠障害とは簡単に言えば眠りが浅い状態です。ただ、メラトニンが眠りを深くするかどうかは不明です。もしかすると私の勉強不足なのかもしれませんが、メラトニンは概日リズムに関与する入眠を促すホルモンです。今のところ眠りの浅い深いと関係するかは確かでは無いはずです。


その点もちゃんと説明した上で、「睡眠のメカニズムに関しては分かっていないことだらけですし、朝食でタンパク質は取った方が良い事は間違いないので、やってみてはどうでしょうか?」という事でまとめました。


その後、打ち直しが仕上がって、お会いした際には朝食にバナナを加えただけで昼間の眠気が無くなったと喜ばれていました。卵はまだ加えていない様だったので、「夜のうちにゆで卵を作っておいて、是非朝食に卵も加えてみましょう」と追加でアドバイスをしました。




睡眠に限った事では無いですけど、健康に生きる上で食事は本当に大事で、何を、いつ食べるかで、体は変わりますよ。


それから、帰宅後にうたた寝してしまうのが改善されないとおっしゃっていたので、「可能なら昼食後に5分で良いので仮眠(昼寝)をしてみて欲しい」ともアドバイスしました。この仮眠についてもこちらの記事をどうぞ。

■当BLOG ⇒ 快眠アドバイス@快眠リレー(2020年6月16日)
『昼寝をした方がイイ人ダメな人』




そして検査については職場の上司とも相談した結果、受ける事になり、医師にも眠気が改善されている事や服薬はしたくない事を伝えるとの事でした。


その後、検査の結果もご丁寧に報告を頂きまして、それに基づき新たなアドバイスもさせて頂きました。これは次の快眠アドバイスで紹介しますので。


さて、カンの良い方なら、「病院で検査を受けて来たなら、どうしてその病院の医師から睡眠指導を受けないんだ?」って思った事でしょう。この点も次回の快眠アドバイスで書きたいと思います。


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