快眠アドバイス『買ったばかりの羽毛布団が寒く感じる理由』 | グッスリ眠れていますか?『ウメナ寝具の快眠BLOG』
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店長でsleepdesigner(睡眠健康指導士)の杉本圭が睡眠と寝具の関係性を主に寝具販売の現場に立っている専門家ならではの情報を贈ります。

今月の中頃ですが、お母さんと息子さんが二人で「羽毛布団の作り直し(リフォーム)」のご注文にいらっしゃいました。


下の写真の羽毛布団です。ひとまず、お持ち頂いた羽毛布団をチェックしますと…




見た目はキレイだし、ボリュームもちゃんとあるし、目立った偏りもないし、生地が破けているわけでもない…


ボリュームがあり過ぎて保温力が高く使い辛いのかな?それともサイズを変えたいのかな?


色々と想像しましたが、とにかく尋ねてみます。


「こちらの羽毛布団を使っていて何か支障がありますか?」




すると、お母さんではなく息子さんが


「なんかジメジメして、寒く感じるんです」


と、おっしゃいました。


なるほど、これは息子さんが使っていて「ジメジメする」となると、布団の「吸湿性(汗吸い)」の問題かなと思って、側生地の組成をチェックしました。もっとも触った感じで十中八九「綿100%」だとは分かったんですが、念には念を入れて。




品質表示にある通り「綿100%の側生地」です。触った感じで判断すれば60番手のサテン織りなので、非常にオーソドックスな羽毛布団に使われる側生地ですね。


もっとも日本で販売されるほぼ全ての羽毛布団は、羽毛の吹き出しを防ぐため、側生地に気密性が高くなる加工(ダウンプルーフやゴアテックスラミネート)を施すので、蒸れやすいタイプの布団ではあります。


そのため当店では少しでも吸湿性を落とさない為に、作り直しで使う側生地は全て綿100%ですし、販売している新品の羽毛布団も綿100%の側生地のモノしか置きません


それでも、体質によっては羽毛布団がムレて使い辛いと感じる方はいます。


もし、側生地の組成が綿100%ではなく、ポリエステルとかリヨセルが使われていたら、作り直しで綿100%の側生地に変える事も改善案の1つでしたね。下の画像は別の羽毛布団の品質表示で、これはポリエステル100%の側生地を使っています。




しかし、もう一度改めますが、今回は綿100%です。


この場合の改善策は「綿100%のもっと吸湿性の良い側生地に変える」か、「別の掛寝具を使って吸湿性を補う」かです。


もっと吸湿性の良い側生地とは、簡単に言えば気密性が高くなる加工をしない側生地の事です。


ただ、当たり前ですけどこの側生地を使うと普通の羽毛(ダウン)では吹き出します。この吹き出しのリスクを低くするには、中に使う羽毛をかなり厳選しないといけません。しかも、厳選した羽毛で布団を作ったとしても、人が使用すれば中の羽毛は壊れますから、その壊れた毛は出てきます。使用による吹き出しをお客様が良しとするかどうかも了承してもらわないといけません。


そして、今回はその様な特殊な羽毛を使っていませんので、作り直しではなくその様な特殊な羽毛布団を新品として作る事になります。そうなれば費用は数十万円になります。予算の問題でこの改善案はNGとなりました。


そこで「別の掛寝具」を使って吸湿性を補う事になります。


別の掛寝具の候補としては

綿毛布、ウール毛布、シルク毛布、カシミヤ毛布などの自然素材毛布




綿のタオルケット




綿のガーゼケット




綿のキルトケット




綿わたやシルクわた(真綿)、キャメルわたを使った夏用の肌掛ふとん




です。


これらの寝具を羽毛布団の「内側」に使うのですが、肌掛ふとんにした場合は、お持ち込みの羽毛布団では保温力が高過ぎる可能性が高いので、ダウン量を減らして春秋用の合掛ふとんに作り直す事になります。


その他の候補なら今の冬用の羽毛布団のままで大丈夫なので、この冬は持っている綿のタオルケットを使って様子を見る事になりました。


後、お持ち込み頂いた羽毛布団はせっかくだからと「徹底乾燥(Sサイズ税込1,700円)」を行って、溜まっている湿気を可能な限り飛ばす事になりました。この状態では作り直しは当然ですが、丸洗いもまだ流石に早すぎるので。


■当店Webサイト(お手入れ)
『ふとん・マットレスの「徹底乾燥」』

『羽毛掛ふとんの作り直し(リフォーム)』




最後に、この一連の話の中で、毛布の使い方とか、敷パッドやカバーの素材に関する話もしていたのですが「パジャマ」の話もしました。




その際に、パジャマは着ていますかとは尋ねずに、ちょっと突っ込んで


「寝る時にヒー〇テックを着ていませんか?」


と、質問しました。息子さんの年代であったか肌着のコレを着て寝ている方って、結構多いんですよね。


すると、予想通り


「着ています。」


と、答えてくれました。


コレも布団がジメジメ感じる原因として考えられます。しかも、肌着は体に一番近いモノである事を考えたら、最優先に変えるべきかもしれませんね。


寝ている時と起きている時では発汗の仕方が違い、冬でも睡眠中は運動する位の汗をかきます。昔ですが「睡眠だって運動だ」ってスポーツドリンクのCMでも言っていましたけど、本当にそうなんです。




そして、ヒート〇ックに限らず、世の中のあったか肌着は使う環境と体の状態によっては逆効果になる可能性がある事を説明しました。


この肌着の仕組みは恐らく登山をされる方は知っていると思います。登山では肌着が生死を分けると言っても過言じゃないので。

詳しく知りたい方はこちらのWebサイト(YAMA HACK)をご覧下さい。

https://yamahack.com/3081




睡眠中に着るべきモノは、まず体を締め付けないモノです。そのモノの代表が「パジャマ」です。


そして、そのパジャマの素材が「綿や絹などの自然素材」である必要もあります。


睡眠中は体の緊張を解く事と、汗を素早く吸って素早く出す(体から遠ざける)能力が求められるからです。




最終的に、『今年の冬はまず綿のパジャマを着て(大きめの綿のロンティーがあればそれでもOK)、そして綿のタオルケットを羽毛布団の内側に使ってみて、それでも寒く感じるなら、また相談に来て欲しい』と、伝えました。


ちなみに、登山では綿の肌着もNGとなっています。室内での睡眠と屋外での登山では環境も体の状態も違いますので、登山でOKな肌着がパジャマとして適している訳ではありませんので、ご注意下さい。


今回の様に羽毛布団を使っているのに寒い方、また寒いから布団を掛けているのに、布団を蹴飛ばしたり、布団から出て行ってしまったり、そんな状態に悩んでいる方、肌着まで含めた『肌に近い寝具』から順に『素材』をチェックしてみて下さい。


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