快眠アドバイス『ドコでも眠れる。スグに寝つける。実は睡眠不足のサインかも…』 | ウメナ寝具の快眠BLOG

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静岡県三島市の寝具店「ウメナ寝具本店」の【店長(睡眠健康指導士・sleepdesigner)】が書くブログです。睡眠の話、睡眠に絡めた寝具(布団)の話、お店の情報などを載せています。
※6月18日にWebサイトをリニューアルし、記事内のリンクが一部切れています。

お客様の中に「俺はドコでも眠れる」「私はスグに寝つける」とおっしゃられて、


『だから睡眠に問題は無い』『なので睡眠の質は良いと思う』と話が続く方がいます。




果たして本当にそうなのでしょうか?


自分の睡眠の良し悪し、睡眠の質を専門的な機器を使わずに判断する場合、まず大切なのが『起きている時の眠気や集中力』です。


起きている時、しかも起床後4~5時間後の眠気や集中力の度合いで判断しましょう。一般的な朝起きて、昼間活動して、夜眠るという生活リズムを持っている方の場合は「午前中の眠気(集中力)」ですね。




良い睡眠を取れている場合なら午前中から眠気に襲われる事は基本的にありません。集中力も保つ事が出来ます。


ドコでも眠れても、スグに寝つけても、「午前中からあくびを連発している」とか「ボーっとして物事に集中出来ない」ような状態なら睡眠不足だと捉えましょう。


ドコでも眠れて、スグに寝つける事が出来るのは慢性的な睡眠不足状態(重度の睡眠不足状態)であり、カラダが睡眠時間や質の良い睡眠を欲しているからなのかもしれませんよ。




ちなみに午後の早い時間帯(昼食後)の眠気は気にしなくてOKですよ。中高生ぐらいの年齢からこの時間帯は生理的に眠くなりますので。


生理的な現象なので、本来ならこのタイミングで「短時間の仮眠」を取って眠気を解消させた方が、体の理に適っていると言えます。実際その方が午後の集中力が回復しますし、夕方のうたた寝を防止出来て、生活リズムの乱れを防ぐ効果もあります。


この午後の早いタイミングの仮眠は昼寝、午睡、パワーナップなど色々な呼び名があり、先進的な企業が学校では取り組まれています。この仮眠が、トイレに行く様な感覚で当たり前の社会になれば良いのになぁって思っています。




そして、もう一つの判断ポイントが『平日と休日の睡眠時間差』です。平日とは仕事や学校等の用事がある日で、休日とはその様な用事が無い日と考えて下さい。


平日と比べて休日の睡眠時間が2時間以上長い場合も睡眠不足を疑った方が良いです。




この状態を平日の少ない睡眠時間を補う為に沢山寝ていると捉えるのは間違いで、平日の睡眠不足を休日にどうにか解消していると考えて下さい。


それに睡眠時間に大きな差があるというのは生活リズムにも大きな差があるという事、つまり生活リズムが乱れているという事です。生活リズムの乱れは体への負担も大きくなります。


もし、睡眠時間に差が無くても、就寝時間と起床時間がそれぞれ2時間以上遅くズレていてるなら生活リズムが乱れていますので注意した方が良いですね。


ドコでも眠れても、スグに寝つけても、「休日の睡眠時間が長い」とか「生活リズムが乱れている」ような状態なら睡眠不足や睡眠の質に問題アリだと捉えましょう。




睡眠不足の状態は本来カラダに備わっているパフォーマンスを100%発揮出来ているとは言えません


つまり自分の潜在能力を出し切れていない状態なのです。それは逆に言うと、カラダのパフォーマンスが向上する余地がまだある状態とも言えます。


これって勿体ないと思いませんか?


睡眠不足の状態を解消すれば、もっと自分のカラダのパフォーマンスが上がって、今よりも仕事・学業・スポーツの成績が良くなる可能性があるって事ですからね。




睡眠不足を解消するために睡眠時間を増やそうとする場合、気を付けたいのが「増やす時間の量」です。一気に30分とか1時間も増やそうと思っても続きません。急激な変化は生活リズムの乱れと同じ様に体への負担が大きいです。


睡眠時間はまず15~20分増やす。つまり15~20分早く寝て、その生活が2週間続けられたら、また15~20分という具合に徐々に増やしましょう。

■詳しくはこちらのBLOG記事を。
当BLOG ⇒ 快眠アドバイス(2018年2月6日)
『睡眠時間は少しずつ長期的に増やす』

当BLOG ⇒ 快眠アドバイス(2018年1月23日)
『睡眠時間にこだわり過ぎないで欲しい』

当BLOG ⇒ 快眠アドバイス(2018年1月9日)
『自分が睡眠に費やす時間』




寝具で睡眠の質を上げて睡眠不足を解消しようと思うなら、最優先は体を支えている「敷寝具(敷ふとん&ベッドマットレス)」です。

◆敷寝具の選び方について詳しくはこちらの当店Webサイトを。
当店Webサイト(こだわり寝具)
『もっとも大切な「敷寝具(敷ふとん・ベッドマットレス)」』


敷寝具を選んだ後は「枕」です。

◆枕の合わせ方について詳しくはこちらの当店Webサイトを。
当店Webサイト(こだわり寝具)
『自分に合った「枕」』


より質の良い睡眠を求めるなら掛ふとんやパジャマの「素材」まで見直しましょう。

◆自然素材を正しく使った寝具の選び方について詳しくはこちらの当店Webサイトを。
当店Webサイト(こだわり寝具)
『四季への対応は掛寝具(掛ふとん)』





明日から新しい年、1年の目標を立てる方も多いでしょう。その目標を達成する為に自分の潜在能力を出来る限り発揮させたいと思いませんか?


睡眠不足の方、目標を達成したい方、毎日を充実させたい方、ぜひ「睡眠の質」を見直してみましょう。


睡眠や寝具に関する相談は電話やメールでも受け付けていますので、お気軽にどうぞ。

【電話番号】055-977-2200(営業時間内にお願いします。)

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■当店Webサイト(私たちの想い)
『ウメナ寝具本店が届けたいのは寝具ではなく「良い眠り」』


●その他の快眠アドバイス ⇒ 〔http://ameblo.jp/sleepdesigner/entry-11902557375.html

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当店Webサイト ⇒『当店の寝具に対するこだわり』


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@sleepdesigner 杉本圭(ウメナ寝具本店店長・睡眠健康指導士・ダウンプロフェッサー)


【2019年11月の最もアクセス数の多かった記事】

やはりこの記事が1位に!10月のアクセス数から約2倍に増えました。
●当BLOG ⇒ 快眠アドバイス(2015年10月13日)
『寒いはずなのに布団を蹴るのなぜ?』



■一緒に読んでほしいBLOG記事
当BLOG ⇒ 快眠アドバイス(2019年11月28日)
『寒い季節の睡眠で起きる異変』

当BLOG ⇒ 快眠アドバイス(2019年8月27日)
『質の良い睡眠を取る為の「正しい光の浴び方」』

当BLOG ⇒ 快眠アドバイス(2019年5月28日)
『寝具のお手入れは自分や家族のカラダのため』

当BLOG ⇒ 快眠アドバイス(2018年9月18日)
『本当に寝る子は育つ!大量の努力から質の良い努力へ』

当BLOG ⇒ 快眠アドバイス(2017年11月27日)
『寝具の良し悪しは目覚めた時の状態で決める』

当BLOG ⇒ 快眠アドバイス(2016年12月12日)
『風邪をひきやすいのは寝具が“ちゃんと”していないから…!?』

当BLOG ⇒ 快眠アドバイス(2016年4月25日)
『寝相の悪さはふとんの中のムレが原因かも…』


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