花の時期が遠のいていくように感じていたら、

今から花期をスタートさせたのが・・・・・・・・・



バラ科のビワ。白い花は、香ります。



今なら、暖かい日には昆虫も来ています。



しかし、これからは厳しそう。ただし、自家受粉できるとか~



モコモコの褐色の萼に覆われています。



ビワは、この褐色の毛で新芽なども守っていますよね。

分厚い葉。凸凹のある葉の表面。寒さなんかにゃあ負けないって!


実は、初夏になると熟しますね。あまいビワの実~ただし、大きな種!



★冬のイメージの中に、こういう逆の姿をみせてくれるものも観察することで、自然界の多様性、奥深さを認識することができます。



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ブログに載せる植物も、花から実へと移行していきます。

子どもたちが大喜びするくっつき虫



オオオナモミ。キク科です。



とてもよくつきますよね。





セーターなどにつけて、顔を描いたり

他の草も使って模様を描いてもたのしいですね。



ダーツなどもできます。



本当によくつくので、子どもたちと一緒にルーペでそのわけを見るようにしています。



今日、連れて行った犬=甚の身体にすぐついていました。

痛いだろうと、取ってやっていたら他にも、チカラシバやイノコズチなどもいつの間にやら、たくさんついていました。

植物たちが分布を広げていく戦略に実際に手を貸してしまいますw。



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緑濃く繁っています。



花が終わって



まだ、雄しべが残っていますね。



この実は、来年の春頃に黒く熟します。



ツタは、きれいに今、紅葉の時期を迎えていますが、このキヅタは常緑で冬の間もこの綺麗な葉で覆われています。それで、フユヅタと呼ばれます。



気根を出して様々な所を這い上がっていきます。


ウコギ科キヅタ



★この仲間には、ヘデラの名で園芸品種がありますよね。

「気根」:根というものは、土の中に伸ばしているものと思われがちですが、それはそうなんですけれど、こういう空気中に伸ばしている根もあるということを子どもと共に観察してみましょう。キヅタの気根は、さまざまなモノによじのぼっていく役目をしています。



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私のブログは、身近な生物を紹介してきました。それは、子どもたちが生まれてきた時に有している諸能力を全面開花させるためには、どうしても自然体験が必要だと考えていること。子どもたちがその自然体験を行うには、そのことの重要性を子どもに関わる人々に気づいていただかないと実現していかないこと。このブログを日々更新する事で、大人の皆さんに身近にある生物たちの姿に親しみを持ってもらえたらと願ってきたからです。そのことがやがて、子どもに関わる人々自身が自然に親しむ気持ちを表し、子どもを自然へいざなう方向へ=自然体験へと進んでいただけると信じているからです。

それでは、なぜ、そういうことに取り組む必要ができて来たのでしょうか?かつては、自然とともに生きて来た私たちの先祖が持っていた暮らしが今も続いていれば、子どもたちの自然体験は充分に行われ、さまざまな人間的な力が豊かに育っていたはずです。しかし、現実は、今のように自然と切り離された暮らしに変わり、子どもたちの育ちに大変なゆがみができてしまっています。「速くて便利で簡単」を合言葉にして始まった昭和30年代からのことです。それと引き換えに、最も大事なさまざまなことを置き去りにしてきてしまったのです。そのなかの一つにこの子どもたちの成長に不可欠な自然体験喪失という事態もあるのだと考えています。

こういう一連の流れを生み出してきた根源について、このウルグアイの大統領は、お話しになっていると考えました。それで、今回、普段と違った記事を掲載させていただくことにしました。なお、この記事は、ブログで知り合った「じゅん ほしのさん」の11/5の記事を了解をいただいたうえでお借りしています。


人より豊かになるために、情けようしゃのない競争をくりひろげる世界にいながら、「心をひとつに、みんないっしょに」などという話しができるのでしょうか。だれもが持っているはずの、家族や友人や他人を思いやる気持ちはどこにいってしまったのでしょうか。
ホセ・アルベルト・ムヒカ・コルダノ:ウルグアイの大統領(『環境問題での国際会議』での演説より)


それでは、実際の大統領の演説をご覧になってください。


『  ウルグアイの大統領ホセ・アルベルト・ムヒカ・コルダノ氏は、世界で最も貧しい大統領と言われている。
 氏はその資産の80%を寄付し、個人資産は約18万円相当の1987年型フォルクスワーゲン・ビートルのみで、郊外の質素な住宅に暮らしている、という。給与の大部分を財団や政府のプログラムなどに寄付し、月1000ドル強で生活する姿は、多くの人の関心を集めている。
 そして、2012年に開かれたリオ会議でのムヒカ大統領のスピーチは、多くの人々に衝撃を与えた。
 ウルグアイのような小国の代表のスピーチは、後回しにされ、それに耳を傾ける人は、少なかった。しかし氏は経済の拡大を最優先している現在の社会に対して、大きなな警鐘を鳴らした。その後全世界へと広まったスピーチの動画は日本でも話題を呼んでいる。 』


「もっとも、大切なことは何なのか」~わたしたちは、そのことに気づき、とりかえさなくてはなりません。

山道を走っていると、うん?何か赤い色ー



もどって、確認!キク科ベニバナボロギクです。



うつむいて花を咲かせます。

頭花は、すべて筒状花(管状花)



赤い!!



葉には葉柄があり、互生します。



この仲間も、夏から咲いており、綿毛を飛ばしていることでしょう。



★食用になると聞いたことがあります。アフリカからの帰化植物です。



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クサギは、いつごろから咲いていたでしょう~7月ころからでは



未だにつぼみをつけ、花を咲かせています。



そこに、昼間、スカシバの仲間がやって来て吸蜜



受粉が行われていきます。



実は、初めは白く



やがて、ブルーに



きれいですね=萼の赤紫とのコントラスト





葉~傷んできています。


この木は、とても素敵な樹だと思います。もし、名前をつけた人がこの名前でなく、花や実に着目してつけてくれていたならば、庭木などに大いに活用されたことでしょう。そうして、家の庭に植栽されたこの木には、たくさんの昆虫がやって来ていたはずですね。残念です。



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アキノノゲシのやさしい黄色い花色も絶えて来て


花から実への移行が進んでいます。




花色同様にやさしげな綿毛です。




この見事な幾何学的造形!!!




こうしてくずれ、一吹き来れば飛びあがります↑↑



そうして、種を存続させ、分布を広げていくのです。

また、来年もやさしい黄色の花をたくさん見せてくださいな~。


花の美しさにも劣らない、実の美しさを私たちはこの時期から楽しめます。ある種、派手さのないものの中に見いだせる美しさや見事さに心惹かれる私たち人間の心の柔軟なところが私はうれしいのです。



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光り輝く黄色の花を咲かせるのは



キク科ツワブキ



お馴染みのキク科の花=頭花は外周に舌状花~この下の写真の頭花なら13の舌状花がありますね。その中に筒状花(管状花)が密集しています。



全てが黄色



茎を立ち上げて枝分かれして花をつけています。



名前の由来になっている葉は、厚ぼったく



つやがあり、これも太陽に似合います。



秋の太陽に向かって咲く花  ツワブキですね。

咲き始めてもう、1か月ほどになります。


和歌山県の海岸沿いを走っていると山際などに黄色い花が咲いています。それがこのツワブキです。庭などにも昔から植えられていて、斑入りの葉のものなどもあるようです。



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今日から里山の生物に戻ります。


小さい用水路がU字溝で埋められる!

田と田の間にある小さいその溝は、これまで観察に行ったこともありませんでした。イノシシ除けの電柵が張られていて行きにくかったからです。すでに、田に大きな鉄板が敷かれU字溝もダンプも、ショベルカーも座っていました。


その溝に



こんな花が咲いていました。



タデでしょうか?



ちょっと、どこかが違うような~



これは、同じタデ科の「ウナギツカミ」という植物です。



よく見るタデとのちがいは、茎に毛が生えているかどうからしい。これには、毛が生えているのです。



ウナギツカミでも、ナガバノウナギツカミのようです。葉柄にも毛がありました。



毛が生えているので、あの滑るウナギでも掴めるということでついた名前らしい。まさに、毛が決め手のようです。



この溝には、オモダカ(9/20矢筈(やはず)の次は、鏃(やじり)~オモダカ )もありました。まだ、白いあの素敵な花をつけた株も一つあって、すべて掘り取ってビオトープに移すことにしました。




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見てくださいね~



つるがあり、他のものにからんでいます。



花は、ご覧のとおり



じゃあ、名前は?って、知らない人に尋ねても大概、正解します。

見たままです=ツルリンドウ



淡い紫の花冠の先は5つに分かれています。

中にある雄しべも5本。



葉は、対生しています。




ツルリンドウの名前は、とても分かり易かったでしょう。

ところが、この花の後にできる実を見たら、驚きます!

これ、なんだろうって?赤い大きな丸い実ができるのですよ!!!


~いつも見てくださって、ありがとうございます。生石山の記事は、今回は、これでおしまいです。和歌山の方に来られるようなことがあれば、ぜひ、ススキと野草が豊かな生石山にも立ち寄ってください。明日からは、また、和歌山市近郊の里山の生物です~



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