私のブログは、身近な生物を紹介してきました。それは、子どもたちが生まれてきた時に有している諸能力を全面開花させるためには、どうしても自然体験が必要だと考えていること。子どもたちがその自然体験を行うには、そのことの重要性を子どもに関わる人々に気づいていただかないと実現していかないこと。このブログを日々更新する事で、大人の皆さんに身近にある生物たちの姿に親しみを持ってもらえたらと願ってきたからです。そのことがやがて、子どもに関わる人々自身が自然に親しむ気持ちを表し、子どもを自然へいざなう方向へ=自然体験へと進んでいただけると信じているからです。
それでは、なぜ、そういうことに取り組む必要ができて来たのでしょうか?かつては、自然とともに生きて来た私たちの先祖が持っていた暮らしが今も続いていれば、子どもたちの自然体験は充分に行われ、さまざまな人間的な力が豊かに育っていたはずです。しかし、現実は、今のように自然と切り離された暮らしに変わり、子どもたちの育ちに大変なゆがみができてしまっています。「速くて便利で簡単」を合言葉にして始まった昭和30年代からのことです。それと引き換えに、最も大事なさまざまなことを置き去りにしてきてしまったのです。そのなかの一つにこの子どもたちの成長に不可欠な自然体験喪失という事態もあるのだと考えています。
こういう一連の流れを生み出してきた根源について、このウルグアイの大統領は、お話しになっていると考えました。それで、今回、普段と違った記事を掲載させていただくことにしました。なお、この記事は、ブログで知り合った「じゅん ほしのさん」の11/5の記事を了解をいただいたうえでお借りしています。
人より豊かになるために、情けようしゃのない競争をくりひろげる世界にいながら、「心をひとつに、みんないっしょに」などという話しができるのでしょうか。だれもが持っているはずの、家族や友人や他人を思いやる気持ちはどこにいってしまったのでしょうか。
ホセ・アルベルト・ムヒカ・コルダノ:ウルグアイの大統領(『環境問題での国際会議』での演説より)
それでは、実際の大統領の演説をご覧になってください。
『 ウルグアイの大統領ホセ・アルベルト・ムヒカ・コルダノ氏は、世界で最も貧しい大統領と言われている。
氏はその資産の80%を寄付し、個人資産は約18万円相当の1987年型フォルクスワーゲン・ビートルのみで、郊外の質素な住宅に暮らしている、という。給与の大部分を財団や政府のプログラムなどに寄付し、月1000ドル強で生活する姿は、多くの人の関心を集めている。
そして、2012年に開かれたリオ会議でのムヒカ大統領のスピーチは、多くの人々に衝撃を与えた。
ウルグアイのような小国の代表のスピーチは、後回しにされ、それに耳を傾ける人は、少なかった。しかし氏は経済の拡大を最優先している現在の社会に対して、大きなな警鐘を鳴らした。その後全世界へと広まったスピーチの動画は日本でも話題を呼んでいる。 』
「もっとも、大切なことは何なのか」~わたしたちは、そのことに気づき、とりかえさなくてはなりません。
それでは、なぜ、そういうことに取り組む必要ができて来たのでしょうか?かつては、自然とともに生きて来た私たちの先祖が持っていた暮らしが今も続いていれば、子どもたちの自然体験は充分に行われ、さまざまな人間的な力が豊かに育っていたはずです。しかし、現実は、今のように自然と切り離された暮らしに変わり、子どもたちの育ちに大変なゆがみができてしまっています。「速くて便利で簡単」を合言葉にして始まった昭和30年代からのことです。それと引き換えに、最も大事なさまざまなことを置き去りにしてきてしまったのです。そのなかの一つにこの子どもたちの成長に不可欠な自然体験喪失という事態もあるのだと考えています。
こういう一連の流れを生み出してきた根源について、このウルグアイの大統領は、お話しになっていると考えました。それで、今回、普段と違った記事を掲載させていただくことにしました。なお、この記事は、ブログで知り合った「じゅん ほしのさん」の11/5の記事を了解をいただいたうえでお借りしています。
人より豊かになるために、情けようしゃのない競争をくりひろげる世界にいながら、「心をひとつに、みんないっしょに」などという話しができるのでしょうか。だれもが持っているはずの、家族や友人や他人を思いやる気持ちはどこにいってしまったのでしょうか。
ホセ・アルベルト・ムヒカ・コルダノ:ウルグアイの大統領(『環境問題での国際会議』での演説より)
それでは、実際の大統領の演説をご覧になってください。
『 ウルグアイの大統領ホセ・アルベルト・ムヒカ・コルダノ氏は、世界で最も貧しい大統領と言われている。
氏はその資産の80%を寄付し、個人資産は約18万円相当の1987年型フォルクスワーゲン・ビートルのみで、郊外の質素な住宅に暮らしている、という。給与の大部分を財団や政府のプログラムなどに寄付し、月1000ドル強で生活する姿は、多くの人の関心を集めている。
そして、2012年に開かれたリオ会議でのムヒカ大統領のスピーチは、多くの人々に衝撃を与えた。
ウルグアイのような小国の代表のスピーチは、後回しにされ、それに耳を傾ける人は、少なかった。しかし氏は経済の拡大を最優先している現在の社会に対して、大きなな警鐘を鳴らした。その後全世界へと広まったスピーチの動画は日本でも話題を呼んでいる。 』
「もっとも、大切なことは何なのか」~わたしたちは、そのことに気づき、とりかえさなくてはなりません。