一昨日の気温で一斉に開花したわが家のナニワイバラ



例年、昆虫たちがやってきますが、今年は・・・・・・・?


ああ~、来ていますよ~


ミツバチも



アブも



ハナムグリも



クマバチも



ササグモも来ています。


毎年、大丈夫だろうかと思います。というのは

レンゲ畑に出ても、あのウンウンというミツバチの羽音がしないのです。明らかにミツバチたちは激減しています。

人間の仕業に間違いないのでしょうから、原因を究明して、それらを取り除かないといけません。


人間も地球を構成している一員としての「分を弁えないと」いけません!

タケノコ掘りにあつまりました、なんと43名!(大人28人子ども15人)



いつもお世話になっている I さんの竹藪で掘らせていただきます。


竹藪の中を漕いでいきます(藪漕ぎ)。斜面を登る・ノボル~

だんだんと慣れて這いながら登って行く子どもも~

バディも家族の一員


登りながらも足元に注意していると「あったっ!」

たけのこです。タケノコって、こんな姿で見つかるのですね~


あちらこちらで、歓声が上がり、掘り取っておおよろこび!

見て!見て!


小さな子どもたちも、大人もいい笑顔が溢れます。

掘れたぞー!


子どもたちの方が見つけるのが上手です!


事前にこの日の早朝、イノシシに喰われずに残っているタケノコをチェックしていたのですが、それを上回るタケノコが掘れましたよ~


取って来たタケノコを洗います。nagomigarden には、井戸水しかないのでタンクで水道水を運んできました。みんな、自分のできることをしています。小さな子どもも、みんなのしているのを見て同じようにタケノコ持って水洗いに~こうして、子どもたちはしっかり育っていきます。

わたしもやるっ!


洗ったら、お母さん方が蒸し焼きできるように下ごしらえしてくれます。

お母さん方も


蒸し焼き用の炭作りは、みんながタケノコ掘りに行っている間もスタッフがしてくれていました。


けむたいよ~


前日の雨を乗り越えての炭作りで、少々、大変だったようです!

急がなくっちゃ~


蒸し焼きする間、「竹」のことを勉強しました。

竹って、私たちの暮らしの中でいっぱい使われていたんですね。

話、聞いてよ~


また、ちょうど、花の時期を迎えていたアケビのことも学びました。

アケビには、形がミカンみたいな雄花とバナナみたいな雌花がありました。

あの竹藪の竹~


やっと、できました!!!


これまで食べたタケノコとはちがう!

うまそう~


包んでいたアルミホイルを開くと、タケノコの香り~。


はやくうう~


うーん、おいしいよ~。


マヨネーズしょうゆ、ゆずこしょう、わさび、田楽みそ。

ゆずのお味噌も、作って来てくれていました~それらをつけて


おいしいねえ~


山に入り、食べ物を手に入れ、それに手を加えて、食べる。

こんな人間が生きる基本をみんなで体験できたのです。


今日も、充実した自然体験ができました。

後ろの方の方のお顔が見えない

~メールをいただきました~

炭作りをしていたスタッフは、

「『わあーっ!』 つづいて、拍手が聞こえてきます。あちこちからあがる子どもたちの歓声は、生き生き心が動いている証拠。それぞれの場所での一生懸命な顔やうれしいうれしい笑顔が目に浮かびます。大きいのが見つかったかな、みんな掘る経験ができているのでしょうねと思いながら炭を作っているのはとても幸せな時間でした~。」


参加したTさんから

「貴重な体験をさせて頂き、皆とても喜んでいます。

私は田舎育ちながら、この歳までタケノコ掘りなどしたことがなかったので
いろんな発見もあり、とてもいい経験になりました。
中学生の娘も連れて行けて、本当に良かったです。
またこのような自然体験できる機会には是非、参加させて下さい。」

Fさんから
「NCEGの活動には、初めての参加でした。
タケノコ掘りは、親子で初めてのことでした。
正直、今まで食べるだけで、こんなに大変だったんだと改めて感じました。
これからも様々な活動に参加させていただきたいと思っています。」

Kさんから
「タケノコ掘り体験は楽しかっただけでなく、感動しました。
小3の息子は『タケノコの山全部が楽しかった』と言って、掘るだけでなく竹やぶを登っていくところから掘り終わって下りてくるところまで全てが楽しかったようです。自然のアスレチックという感じでワクワクしたようでした。
子どもたちの諦めずにタケノコをコツコツと掘り進める姿も頼もしかったし、それを優しくサポートしてくれるバディの方にも支えられました。やっとタケノコが抜けたときの一体感みたいなのにも気持ちが温かくなり、とてもいい体験ができたなと思いました。
子どもたちも『絶対また行きたい』と言ってるし、もちろん私もまた行きたいです。」

Tさんから
「nagomi garden にいっぱい人が集まり、驚きました~。
タケノコのホイル焼きを初めていただきましたが、とても美味しかったです。
食材を集める為に自然の中に入っていくワイルド感の醍醐味を、子どもも大人も夢中になって楽しめました。すばらしい体験をありがとうございました。」

Nさんから
「タケノコ掘り、けがする人もなく無事に済んで、大成功でしたね!
私も、小学生の時以来、久しぶりの体験だったのでドキドキ、ワクワクでした。
ホイル焼きも、思っていた以上においしかったです。ご近所さんに話したら、『そんな体験、なかなかできないよね!』って、羨ましがられました。いい経験ができて、よかったです。」

今日は、いい天気~。

先日来、お休みの日に親子での自然体験を計画したら天候が悪く中止せざるを得ませんでした。しかし、今、野山は、ほんとうに春いっぱいなんです。子どもたちがこの自然を体験できないのはモッタイナイです~。


山の斜面にジュウニヒトエ




山の下の方で見られるようにまでこの7年間で増えてきました。



もう少し紫色の濃いタチツボスミレも咲いています。



落ち葉の中から生えていますね。



~こちらは、その山の下に広がっている田に生えている植物~


白い花は、ノミノフスマ。

レンゲのピンクの花。

もう、実になりかけているものまであります。

コオニタビラコの黄色い小さな花。

青いオオイヌノフグリやキュウリグサも咲いています。

黄色いのは、イヌガラシ。穂は、イネ科のスズメノテッポウ。



つぎの、土日も天気が悪そうですが、季節の変わり目を過ぎると天候も安定してくるでしょう。ぜひ、nagomi gardenにきて、この素敵な生物たちとの出会いを楽しんでください。お待ちしています。


4月20日(金) 
前日の雨とは打って変わって、眩いばかりの晴天に恵まれました。
風はおだやかに流れ、ウグイスもようやく鳴きはじめたこの日~。

7組の親子<お母さん7人、子供11人(赤ちゃん二人を含む)>が NCEGの活動の拠点“nagomi garden”に集まりました。

さあ! みんなで焼き芋をつくろう!!

まずは「炭をつくるよー」

たき火の準備をします。

燃えやすい順番にー新聞紙、段ボール、小枝と積み上げていくよ~
子どもたちも運びます!
一人の子が始めると、それを見て、ぼくも、わたしも~と広がっていきます。

やるね~



楽しそうだなあ~


できたお山に火をつけます。



火が点きました!
      煙がでてきたよ~


注目の子供たちです。

風を送るお母さん
よし!次は炭になる太い木片を運んできて
火にくべていきます。


みんな力持ちだなあ


煙に戸惑いますが、おかあさんがいるし
友達もがんばってるから~乗り越えられます。


~炭ができるまで、
しばらく、田んぼの周辺で遊びました~


楽しい、楽しいいい笑顔!!!

「黄色、赤紫、きれいだなあ」と花の色が自然と こぼれてきました。


20分ほどでもどってきたら、炭ができていました。


それ見た男の子が「わあっ!(積み上げたお山が)小さくなってるー」
と言いました。すごいことに気づくんだ!


サツマイモをまず濡れたティッシュペーパーで包み、さらにアルミホイルで覆います。
炭の熱に気を付けながら並べてー

炭をお芋の上にかぶせて30分。
焼き芋が出来上がりました。
熱々をいただきました。


みんなで作った焼き芋ーおいしかったね! 

また、きてね~
うれしい、楽しいひと時でした。


おもしろいこといっぱいだ!


みんな、なんともいえない素敵な表情ですね!


またあそぼうね~


~この日、子どもたちがしたこと~

★長靴がぬかるみにとられてぬげちゃったんだ!
☆池で「おさなかつるぞー」って
★松葉を束にし、ぎゅっと握って、鉢の水の中へ、そのしずんだのをスコップでかきまぜてみたよ!
☆「けむたーい」「こんなのいやだよー」
★積み重ねた崩れそうな石の上をバランスをとりながら歩いてみたよ!

【バギーに乗ったこどもの写真がありません。ごめんなさい】

もう一つこの時期になると、春の七草で判り易くなるのは


“ごぎょう”です。




ハハコグサが「ほんとうの名前」です。



こちらも、花が咲き始めました。黄色い花です。




植物全体が毛におおわれています。




そのために薄緑~白っぽい




葉の特徴をとらえておいて、来年の七草摘みに備えてください(笑)。




~他のもので判別の難しいものは、ありますか?~

春の七草をさがしにいくと、なかなか判別が難しいと言われるものがあります。

しかし、それらもこの時期になると見分けが容易になります。


春の七草で言う“ほとけのざ”は、この時期になると



この通り、花をつけています。キク科の花ですね。



舌状花だけの花。


直径は、1cmほど


まだ、田起こしをしていない田に入ると


たくさんの七草の“ほとけのざ”=コオニタビラコがほんとうの種名です。


地面にへばりつくようにして咲いています。


今なら、分かり易いのでよくよく葉などの特徴をつかんでおくといいですね。

それに、生えている場所も。



七草粥を食べるころには、まだ、葉だけしか見られません。だから、解りにくいですね。

和歌山市南部にある名草山南麓のnagomi garden

周辺は田畑ですが、今、見られる植物=花をつけているモノを中心に紹介します。


=白い花=


ナズナ


アブラナ科十字の4枚の花弁

ハートの実

タネツケバナ


アブラナ科ですがこれは棒状の実


=赤~ピンク=


ホトケノザ(シソ科)


蜜が吸えますね

ヒメオドリコソウ(シソ科)


よく似ています

どこがちがうのでしょう

レンゲソウ


マメ科

蝶形の花


=黄色=


ハハコグサ(キク科)


ごぎょう

タガラシ


キンポウゲ科

丸い実


=青=


オオイヌノフグリ(ゴマノハグサ科⇒オオバコ科)


青い星

キュウリグサ(ムラサキ科)


名前の由来は?


梅の花も紅梅、白梅ともに見られます。


いいかおり~


今年も間違いなく春はやってきています。もうすぐそこまで~


春の七草も全て観察できます。また、さまざまな草遊びのできる植物もたくさんありますよ。

1月に今年の活動についてみんなで相談し、決定しました(詳細は1/11ブログ)

そのとき、活動場所である畑の庭に名前もつけてくれました。Nさんが提案してくれて、即、全員「さんせーい」で決定!名前はnagomi gardenです。「和」の訓読みからとったそうです。



2/8  3組の親子がnagomi gardenに遊びに来ました。

まだ、2歳くらいの小さい子どもから小学校中学年の子どもの7人と保護者が4人です。



予定していた楽しみは二つありました。

ひとつは、焼き芋をすること。

もう一つは、カブトムシの幼虫探しです。

他は、子どもたち自身が見出して遊び始めるだろうと・・・・



焼き芋では

お母さん方がたき火に挑戦!火をつけるってむずかしいですね~こつを会得できたかな~


炭ができたので、いよいよ焼き芋の開始です。


焼けたかな?

熱いけど、おいしいっ!

うわあ~おいしそう

芋の皮のむき方を見つめています

いただきまーす


あったかーいよ


おとうちゃんといっしょ

子どもたちは、カブトムシの幼虫探しをしていました。

どんなところにあるのか~カブトムシが自然界でどのようにして冬を過ごしているのかを観察できました。



ブランコを立ち木(エノキ)を生かして作り始めました。小さい子どもたちがやりはじめていたのですが、うまくいっていないのを見つけ、一番大きいお兄ちゃんが力を貸してやって、見事なブランコができました。
やりながら考えています

やってやる、かしてみっ

おっ!

ブランコが作れるなんて!

わいわーい

焼き芋をした火に興味津々。子どもたちは、小枝を持ち、枝先に火を移します。これもそう簡単にはいかなかったのですが、そのうちに要領が解ります。そして、その火を近くにある水に漬けると「ジュッ」と音立てて消えるのを楽しみだしました。小さい女の子もお兄ちゃんのやっているのを見て真似をしているうちにできるようになっていました。※大人はギリギリまで手は出さないようにして見ていました。「もう、危ない!」というときまでは、見ています。
おもしろい

やめられない~
 

お母さん方は、菰編み機でマットを編みました。
おかあさんも挑戦です

刈萱を麻ひもで



遊びを見つけ出す~
2輪車でも遊びだしました



Kお父さんは、お母さん方が活動している時、小さい子どもから目を離さずに遊ばせていらっしゃいました。こういう保護者の目配りがあって、この日も誰もけがもせず、たのしく nagomi garden で一日を過ごせたのですね。※もちろん、怪我させない事ばかり考えていたら萎縮してしまって、これまた、困りますがね~



今、まさに里山では、ふきのとうが顔を出してきました。




小学校2年生の国語(光村)の最初に学ぶのは「ふきのとう」。

※来年から教科書が変わるらしいので「ふきのとう」は残るかしら?




フキノトウを実際に観察したことのある子どもなら、自分の体験とつないでこの春の初めの情景をイメージ豊かに読むことができます。




ぜひ、自然体験のある暮らしをとりもどしてください。

ほんとうの学びを子どもたちができるように=これは、保護者の責任でもあります。

2/21(土)いいお天気のこの日、名草山へ登りました。

いろいろ登るコースはあるのですが、内原神社からのコースで登りました。

まず、内原神社でムクロジ(ムクロジ科)を観察。今年は、不作だったとかで木の周りには、全く実が落ちていませんでした。見上げるとわずかに飴色の実がすこし~。



そこに宮司さんが来て、持っていた実をくださいました。


ムクロジの実は中の黒い実は羽根つきの黒い球に使われますし、また、実を包む皮の部分にはサポニンが含まれているので、石鹸として昔は使われていました。


神社の横の道を登って行くと、備長炭の原木になるウバメガシ(ブナ科)の林があります。


竹林(孟宗竹)のそばは薄暗くなっていましたが、やがてコナラ(ブナ科)などが生えている明るい山道へ。しばらくいくと、再び、日の当たらない林の中へ今度は下って行きます。


カクレミノ(ウコギ科)の葉の変異を利用した遊びを案内しました。



今度は、少し急な登りになりますが、ヤマイモ科トコロ属の実(中味は空っぽ)をKさんが見つけました。

日当たりのいいところにコウヤボウキ(キク科)の群落がありました。きれいな綿毛の実や、萼を観察できました。



ここまで来れば、もう少しで頂上です。

リース作りのときにつかったノグルミがいくつか生えています。実も、たくさんつけていました。



キリ(キリ科)の木もあって、その実(これも空)が落ちているのをNさんが見つけてくれました。


好天だったので、頂上からは、遠くまで見晴らせました。


眼下には、タイミングよく和歌浦・片男波、和歌川の接するエリアに見事な干潟が見られました。


~この写真は下見の時のものです

見晴らしのいいところに出て、

「さて、自分の家は見えるかしら~」などと


しばし、ベンチで談笑し休みました。



帰りは、同じ道はとらずに山頂から東に向かうコースをとりました。

このコースには、急な坂があります。持って来た杖が威力を発揮。日頃の運動不足が試されます。


帰り道には、ヒサカキ(モッコク科)、ネジキ(ツツジ科)、シャシャンボ(ツツジ科 野生のブルーベリー)が多かったです。

途中で、コシダ(シダ植物でウラジロ科)を使って草遊びをしました。


下りてからは池の横を通って、nagomigarden&畑に着きました。


気持ちのいい名草山行きになりました。