4月29日 「おむすび持って春の生き物たちと遊ぼう」
この日、nagomi garden に親子40人近くが集まりました!
子どもたちは来るなり、nagomiにある池に網を突っ込んだり、かがみこんだりして池の中を覗いています。ほんとに子どもらしい好奇心を発露させた姿を見せてスタートです。
その後、用水路の上の方へ行ってしまい、少々、集合が遅れる始末(笑)
まず、おむすび食べにレンゲ畑へ出~発!
途中の小さい用水路を越えるのも、幼い子どもにとっては大冒険!
少し、手を添えて越えられた子ども、両手を持ってもらってブランコして越えさせてもらった子ども、自分でとんだ子もいました。どんなことも、子どもにとっては大きな体験になっています。
最近は、めっきり少なくなってしまったレンゲ畑ですが、ここには、レンゲがいっぱい!事前にお願いしてお借りしました。
レンゲ畑に入って行くと、一斉に無数の虫が飛びました。虫たちは、場所を移動してくれたようです。
シートを広げておむすびです!
子どもたちは、おむすびを食べるのもそこそこに、虫捕り、カエル捜しを始めていました。
親子での活動は、子どもも大人もいろいろなことが心に刻まれていきます~
「パパ、テントウムシってねぇ、手を広げたら指のところをこう上がって行って、てっぺんまで来たら飛んでいくんだよ~」
今日、レンゲ畑で体験したことや教えてもらったことを帰宅後、うれしそうに話していました。(KOSさん)
いいものみつけるぞー!
レンゲの花を観察してみましょう~
「花びら、とってごらん」
「おしべ」「めしべ」~それらがどんな役割を持つものなのかが解らなかったようです。
花の後に実ができていることが観察できました。
花は、実を作るためのものであることや、実の中には、種があることを親子で確かめました。
レンゲ畑に生えていたスズメノテッポウを使って笛を鳴らしました。
か細い音ですが、鳴らせた人もいましたね。
レンゲ畑から藪の中へ
セイタカアワダチソウや、ノイバラに「つば」のようなものがついています。
「カマキリの卵!」と、すぐに元気な反応がありました。
では、たしかめてみましょう。泡の中に指を入れていくと、赤い色をした小さな虫が出てきました。
アワフキムシでした。
実際に、泡に手を入れるのには、勇気がいったことでしょう。「それでもやる!」ことで本当のことが体を使って認識していけます。
ノイバラの花が咲いています。いいにおい~
棘があることも、大切な体験でした。
ヒメコバンソウの「かんざし」~
「舞妓さん」みたい~
そばにいるおとなの言葉かけが子どもたちの語彙をはぐくみます。
私の畑の安全なホトケノザの蜜を吸う~
ほんとにほんとにかすかなのに「あま~い」
みんなの感覚が研ぎ澄まされています。
タンポポ見つけて
自分の背丈ほどもあるセイタカアワダチソウの林の中も、ぐんぐん歩いていきます!
お父さんと一緒に綿毛飛ばし~
バースディケーキのろうそくを吹き消すのを思い出して、吹いたらうまくいったよ~
自分で見つけて、ふーっ!
シソ科イヌコウジュの匂いをかぐ~
「ほんとだ、しそのにおい」
『春の生き物探しだったので、ワクワクしながらnagomi gardenに行きました。途中の用水路にカメ、魚がいたのでびっくりしました。カメを捕まえたら動きが思っていたより早かったです。トンボは秋だけかと思っていたら、春にもトンボがいることを知りました。お友達と虫カゴいっぱいトンボを捕まえて楽しかったです。また、遊びに行きたいです。(KAくん)』
『はじめは原っぱで走り回って遊べるかなというくらいの気持ちでした。もちろん子どもは蓮華畑で思いっきり走り回りましたが、それ以上に私が草花で遊んでいた子ども時代を思い出して楽しませてもらいました。息子もそんな私たちを見て、楽しそうと思ったようで、見よう見まねで草をとり口にくわえて吹いていました。(真似だけで音は鳴りませんでしたけどね。)(KODさん)』
『私が小学校の時は、帰り道に自然がたくさんあって、誰に習うわけでもなく草花で遊んだなぁと思い出しました。息子が通う小学校までの道のりは、コンクリートの道ばかり。自然のなかで楽しんでいる息子を見て、これからも自然に触れる機会をたくさんつくってあげようと思いました。
最後に、ちびっこは休憩、大きい子は草滑りにという時間がありましたが、この別々の時間はどちらも楽しめてよかったです。途中に何度かこんな時間があってもよかったかなと思います。予定してくれていたことも、大きいお兄ちゃんだけだったらもう少しできたかなと、 申し訳なく思いました。でも、人手がいりますね。
また参加させてくださいね。(KODさん)』
『とても楽しい1日を過ごさせてもらいました。
虫をあんなに捕ったのは初めじゃないかな~(*^-^*)
昭和の子供みたいで、嬉しかったです。(Uさん)』
『息子も、お友達と一緒に自然遊びも満喫して大喜びでした。
私も、楽しかったです。普段何気なく接してる草木やカエルも皆と一緒なら新鮮に感じました。不思議。
また是非よろしくお願いします。(YAさん)』
『いつもnagomiガーデンでは子どもも私も目一杯楽しませてもらってます。今回は幼児バージョンということでしたが、私の知らなかったことをたくさん教えてもらいました。三種類の笛は子供も全く鳴らなくて、私も鳴らせなかったので子どもに「こんな感じやで」って伝えることもできず少し歯がゆかったですが、いつか鳴らせるようになりたいです。(YAさん)』
『先生のお話だとまだまだ草花遊びや虫との触れ合いがありそうだったので、機会があればまた教えてもらいたいなと思います。
今回の企画のために何回も下見をして色々考えて頂いたり、草滑りを含めての事前準備など、本当にありがとうございました。(YAさん)』
『自然の中で、子どもたちが五感を働かせたり親子がふれあったりすることができて、大切な時間をどうもありがとうございました。(SUさん)』
『私は、スズメノテッポウの鳴らしかたを思い出すことができてうれしかったです。鳴らし方を忘れてしまっても、れんげ畑で吹いた記憶はいい思い出として残っていました。教えていただいたので、私もまた春には一緒に鳴らして、自分の子どもに同じ思い出を作ってやりたいなあと思います。(SUさん)』
『6歳の娘は、れんげ畑でおにぎりを食べたり花をつんだりしたのが楽しかったようです。3歳の息子は、れんげの緑と黒の実をもらったのがうれしかったようで、両方リュックに入れて持って帰ってきていました。(SUさん)』
『もし可能であれば、幼児はお昼ご飯を食べるとお昼寝の時間になってしまうので、午前中を中心に活動をしていただけたらありがたいなあと思います。小学生は元気いっぱいなので、活動量が違って難しいかもしれませんが・・・
普段の生活をしていると、大人も子どもも忙しさに流されたり便利な物に頼ったりすることがどうしても多くなってしまうので、自然とふれあえたことが本当に良かったです。
畑の維持・管理や計画などご苦労が多いと思いますが、またいろいろ教えていただけたらうれしいです。(SUさん)』
魔法の葉っぱ
ネズミモチの葉で笛をつくる
どう、鳴ったかい?
鳴るまで、何度でも挑戦します~
自然の中は、遊びがいっぱい
~ この日のそり遊びは、別に記事として追ってあげます~
(感想などお待ちしています)