8/9

さあ、今日は、流しそうめんだ~!


この日までにサプライズで間に合わせてくれた「NCEGの旗」が青空に翻っています。



初めて参加する人でも、この旗を目標にして迷うことなく このnagomigardenに来ることができます。


その旗の下に、前日、流しそうめんの設営をした大人と子どもたちが、集いました!


さあ、いよいよ、流しそうめんのはじまりはじまり~!


「まだかな、まだかな」と上を見上げます。お箸をちょっと水につけてみたりしながら・・・・

でも、誰も『早くして~』なんて怒ったりしません。



「きた、きたー」真剣なまなざしで見つめ、流れていく麺を箸で追いかけます。箸でつまもうとしますがスルスルと流れていってしまい、そうこうしているうちに次のが流れてきてそれにも視線がいき、今度はそちらに慌てて箸を伸ばし、追いかけますが、またスルスル~



でも、そのうち流れてくる麺を、追いかけるのではなく箸で堰き止めることに気づいていきました。そして、箸に引っ掛った麺を、まず、竹の縁にかけ、流れ過ぎていかないようにしてから、落ち着いてつゆの中にたぐり寄せるという姿が見られていきました。

誰に教えてもらうのでなく、だんだんと工夫していくのでした。親と子のこの距離感が、いいのです。先回りして指示してしまうことの多い現代社会では、子ども自身が困ったこと等に出会った時に、自ら考え解決していく力を発揮する機会が失われているのを常々、危惧してきましたが、この場面に親子のあるべき距離感=子どもの力の育ちを生み出す本来あるべき関係が現れていました。


キュウリやミニトマトも流れてきて、テンションアップップ!



一番高い所から見ると~



ここからそうめんを流しています。




みんな、いっぱい食べました!満足感が溢れます。満腹満腹!



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最後は、みんなでかたづけです。

素敵なことを成し遂げた充実感の中で、和気あいあいに手際よく片付けられていきました。





こうして、NCEGの流しそうめんは、「先人の生み出した文化を受け継ぐ力をみんなが身につける」という目標を達成し、大成功でした。


この大成功を支えてくれたのは、仕事や育児、家事の合間をぬって準備のために地道に活動してくださったスタッフの努力です。


わたしたちは、これからも様々な日本に残る自然とかかわりのある文化を掘り起こし、それらを次世代に受け継いでいけるように知識や技術を学ぶための取り組みを行っていきます。

「流しそうめんをしようよ~!」


ある若いお母さんが、「自分は親に流しそうめんをしてもらったけれど、私は子や孫にしてやる力がない。自分も流しそうめんのできる人になりたい!」と声をあげてくれました。


今年の年間計画を立てる時にこの意見が取り上げられ、夏に行うことになりました。


~8/7まで

晴天の高温の日々が続きました。

その間も、スタッフの皆さんは、いそがしい日常の中にこのnagomigardenの清掃、草引きなどの時間を作り、作業してくださいました。本当に、ほんとうに暑かったですね!!!


8/8は、流しそうめんの準備の日。


まず、竹藪に入って、竹を切りました。

太さは大人の両手の親指と人差し指で輪を作ったくらいの太さで、できるかぎりまっすぐなものを選びました。


のこぎりを初めて使う人もちゃんと切りました。幼稚園の子どもも一緒に切りました。切れると竹がゆっくりと傾いていき、やがて隣の竹にもたれかかってとまります。切った竹は運び出します。下の方から持ち上げ、枝枝が絡みあう中をぐいッとひっぱって出します。これはなかなか大変でした。でも、さすが小学校6年のお姉ちゃんたちは、大人の力を借りながらも、3人で力を合わせて運び出しました。倒れたとき、先の方は切り落としておきます。


nagomigarden まで運んだ竹は、慎重に地面をころころさせてまっすぐかどうか確かめ、曲がりの目立つところから先も切り落としました。それから、いよいよ二つに割っていきます。



初めは、なたを真ん中に当て、木づちで打ち込みます。


二節ほど打ちこんだところで、鉄の丸棒を挿しこみ、その棒を両手で勢いをつけて割り進んでいきます。なかなか力のいる仕事ですが、バンッバンッと大きな音をさせながらお兄ちゃんお姉ちゃんたちが割り進んでいく姿はとても頼もしかったです。



次は、割った竹の節を取り除きます。


はじめは、節を欠くようにハンマーでたたきます。遠巻きに眺めていた子も、そのうちにやってみたくなり、近づいてきます。そして、やってみて「できたっ」という思いが、次へ次へと活動を広げていきます。






お父さんと一緒。一緒だからできる。手を添えてもらいながら、正しい使い方をマスターしていきます。



コツコツ、コツコツ。


コツコツ、コツコツ。


ハンマーで欠いた節を今度は、ていねいにノミを使って削り取っていきます。


どれくらいの時間続けていたでしょう。この子も、納得がいくまでずっと一つの節に取り組んでいました。

ノミの刃の向きでうまく曲面にそって節をきれいに取り除くことができました。


そうめんがうまく流れるかどうかがかかっていますから、みんな一生懸命です。機械を使えば、速く簡単にできる作業ですが、道具を上手に使えるようになってこそのNCEG。大人も子どもも汗だくで頑張りました。




さあ、いよいよ竹を連結します。

そうめんを食べるエリアは決まっていましたので、その位置から=一番低い位置から徐々に高い位置へとつないでいくことにしました。



傾斜がついているか水準器を使って、確かめながら進めました。


一番高い所は、軽トラックの荷台の上に台を載せ、その上に置いたスチールタンクの口です。

高さは、2m30cmあります。


こうしてつないだ竹の長さは、約30mにもなりました!


子どもたちは、大人の作業を見ながらも、主役になれそうにないと判断すると、すぐに虫採り、カエル捕りです。



たのしいよ~!


こうして、この日、流しそうめんの準備は完了しました。


大人も子どもも、流しそうめんの準備を自分たちでできた満足感でいっぱいでした。

明日は、そうめんを流し。みんなで楽しくいただきます~。



夏の青空の広がるいい天気になった7月25日


虫採り網をもって、集まりました。子どもも大人も、元気いっぱい!!!



山道は木陰が続き、快適快適~。木陰には、ムラサキシジミ、クロコノマチョウ、サトキマダラヒカゲが飛び交っていました。


大きな池の堤の草原に来ました。それにしても暑い アツイ!

ここには、バッタなどがたくさんいます。



足元から虫は飛び出すんだけれど~。なかなか採れません。


それでも親子でショウリョウバッタなどを採りました。


他にキリギリスの雌も採りましたが、K父さんは、ハンミョウをゲットしていました!


nagomiにもどってから、T父さんが作ってくれたカブトムシの小屋に入って、カブトムシをさがしました。夜には、たくさんのカブトムシが現れるそうですが、昼間は、全く姿が見えません。そこで腐葉土を掘っていくと、やがてその中からカブトムシを見つけ出しました。♂2匹、♀一匹見つけることができました。持って帰って大事に育てることにします。


水遊び

大きな池に流れ込む水路で遊びました。

お母さんも一緒に水に入り、子どもたちと楽しみました。

水は、とても冷たくて気持ちがよかった~。

水がよく流れていたので、笹舟などを作って楽しく遊びました。大きなお兄ちゃんから小さな女の子までみんなニコニコ顔でした。

ちょっと、時間が足りませんでしたね~。


(撮影していたカメラが故障してしまって、残念ながら写真はありません)

土曜、日曜と連続で開催した「里山を楽しもう!」は、親子で大いに楽しく活動できました。


一日目


二日目

どの草遊びでも五感が刺激され、手先指先の巧みさが求められていきます。それら一つひとつを親子で取り組みます。そして、学んだ草遊びは、他の材料を使ってもできることも分かりました。親が草遊びをアレンジし、創造していくことで、子どもたちに自然体験の無限の魅力を伝えていくことができるのです。



私が、「自分の娘と野山を歩く時にはこんなことを思いながら歩いていましたよ」ということを基本に置いて、皆さんにも体験していただきました。参考になったでしょうか? 


イヌムギのシャワー

二日間で取り組んだ草遊びの数は、20ありました。


小さな子どもでも参加できる匂いを楽しむもの


カラタチの葉の匂い


「なにに見えるかな?」と見立てるもの


何に見える?


親子で楽しめるようなもの~

子どもにはすぐは難しいものまで

ススキのロケット

大人が夢中になってくれた草遊びとして、笹舟やススキのロケット、葉っぱの巻き笛がありました。



ササ舟


そっと

浮かべます

動いていきます~



大人自身があまり自然体験をしていないまま、大人になっている方が多いので、こうした手先、指先を使うことを取り上げていく必要がありますね。大人が楽しく活動しないと!=大人が冷めていてはダメですからね。


さあ、山へ

動きのある草遊び、音の出る草遊び、身体につけて飾るものなども、魅力がありました。

さらに、草遊びだけでなく、野山をダイナミックに遊ぶことも、これからチャレンジしていきたいと思います。

用水路を越える

板一枚の橋

お父さんがいるから


ロープで登る

しっかり踏みしめて


がんばってるね

力づよく

様になってるよ~

年齢の異なる子どもたちがふれあいます。

楽しい活動をしている者どうしです。今日、初めて会ったのに、すぐ、一緒に遊んでいました。

お兄ちゃんたちは、小さな子どもたちにいろいろと自分の知っていることを教えていましたし、助けてあげていました。小さい子は、お兄ちゃんたちの後を追いまわしています。


採った昆虫をあげる

ロープで降りるお手本


虫が苦手な親も、私との約束をよく守ってくれました。子どもたちは、そのおかげで慣れない笹のトンネルも、山の中の雰囲気も心を開いて受けとめられたようです。子どもの可能性が閉ざされることなく広がります~。


石投げ

お父さんの出番です!力強いお父さんの姿を見せてやりましょう。!「エイッ!」子どもたちも、続きます。家族での楽しいひと時が子どもの心を育てていきます~。


時間を見出して、自然体験を親子で楽しみましょう。和歌浦や名草山など、身近に魅力的なところがあります。NCEGは、毎月、こうした機会をセットしますので、ご参加ください。

NCEGのスタッフ募集です!

みなさんのアイデアをNCEGの活動に反映できるように、また、こうしたたのしく有意義な活動が一層広がるように、力を貸してください。現在のスタッフも自分の条件の許す範囲で活動しています。無理なく縁の下の力持ちになって、子どもたちが自然体験を通して、成長していける支えになっていただきたいのです。よろしくおねがいします。

6月例会は「詩の語り」という実践をSZ小のNKさんにレポートしていただきました。


初めに、この実践のモチーフとなったのは、筑波大付属小の二瓶先生の実践であるということでした。そのために、NKさんは、100の詩を選び、綴じていました!この凄さにみんなびっくり!



~ここに印刷された詩を選択するまでには、その背景にどんな労力があったことでしょう!~


この詩の語りの特徴として、相手を意識して詩を読むということ。


この実践をほぼ毎日、国語の時間の初めの時間や、ちょっとした空いた時間に行うというお話でした。


こういう子どもたちの「詩の語り」の様子を動画で見せてくださって、説明をしてもらいました。


子どもたちは、自分で詩を選びますが、自分のお気に入りをみんなの前に出て、台に乗って語るのです。


そして、それを聞いた子どもたちは、「よかったところ」を必ず言ってあげるようにしているということでした。


「詩の語り」の視点は、速さ、強弱、間が適切か、視線、表情。もちろん、心が入っているかなどです。


この実践を通して、子どもたちが人前で自分の選んだ好きな詩、気がかりな詩を語るという決意を実践することで、子どもたちにさまざまな力が育っていると感じているとのことでした。


それは、度胸、表現力、聴く力、詩から学び取った生き方、コミュニケーション力、仲間意識などに現れているとのお話でした。


NKさん、ありがとうございました。いつも、新しいことへの挑戦、情熱あふれる教育実践、子どもたちへの寄り添いぶりに感銘を受けます。


=6/7に書いていたものです。写真がないのでどうしようと思っているうちに、公開し忘れていました。写真が撮れていなかったことも併せてお詫びします=

近所のN幼稚園でお話をさせていただく機会がありました。


テーマは「入学までに育てておきたい大切な力~自然体験を通して」です。



クチナシの花が香る中で、はじめました~


感覚が、この幼稚園の時期にこそ最も著しく発達することをふまえ、その感覚が育ち、洗練していくのに相応しい体験って、どんな中身が必要なのかをお話ししました。室内でも屋外でも
体験はできるが、とりわけ屋外、特に自然の中での体験が子どもたちの五感を心地よく刺激し、本来持っているSense 0f Wonderを引き出し、いっそう輝かせていけることを伝えました。





そして、その体験が保護者の適切なかかわりの下で行われれば、感覚を育てるという域を超え、子どもの成長発達にとってかかせない大切な力が育めることを実際にクスノキの葉を前に親子が自然体験した場合を想定して、考えてもらいました。NCEGで親子が自然体験をしている写真も見てもらいながら、お話しさせていただきました。



保護者が子どもとともに自然体験をする中で、①対象としっかり向き合うこと②五感③言葉かけ④共感すること等を怠らなければ、子どもは、生まれもったSense of Wonderを大いに発揮し、身の回りの様々なモノやことの知識を、体験を通してたくわえていくことになります。また、同時に語彙を豊かにし、親子の関係を築き、心~感性を育て、人格形成にも大きな影響を与えられることをお話ししました。





その力こそ、就学するまでに備えておくべき最も重要な力「見えない学力」「見える学力」となるのではないのかということを話しました。小学校での教科の学習との関係を例をあげながら、この原風景、原体験がいかに大切かを話しました。




この日の私の話は、NCEGの活動に参加したお子さんの姿やお母さんの姿がベースにありました。 お話には、活動している時の親子の様子、子どもたちが自ら自然に向かって五感をフルに発揮しながら働きかけている姿などを写真でも紹介しながら行いました。




~この講演に私が用意していったものは以下の通り~


・ヒメジオン

・クチナシ

・チガヤ

・アカメガシワ

・桑の実

・ブラックベリーの実  

・マキの葉の手裏剣

・ビワの風車

・ススキのロケット

・ギシギシのシャワー

・ゾウムシ      

・・・・・・・クサフジ・イヌホオズキ・ユウゲショウ・コマツヨイグサ・ノブドウなど です。






※講演は、予定の時間をオーバーしてしまいましたが、最後までしっかりとお話を聞いてくださって、うれしい限りでした。


※お話がすんだ後も、たくさんの方がお残りになり、持参していった植物やその植物での草遊びなどの紹介もさせていただくことができ、いっそう盛り上がりました。






※また、NCEGの会員名簿に記入してくださった方が、ほぼ参加者の半数にものぼりましたが、これから自然体験活動に参加してくださる仲間が増えたことも大きな喜びでした。



☆N幼稚園の保護者の皆さん、最後までお話を聞いてくださってありがとうございました。この講演を企画してくださった幼稚園の先生方、会場準備、PCやプロジェクターの準備等をお手伝いいただいた職員の皆様、ありがとうございました。


☆自然の豊かさという地の利を十分に生かして、これからも、子どもたちの成長のためにともに手を携えてがんばりましょう。


参加なさった方から頂いたメールより


「今日の話は、もっと聞いていたいくらい、いい話ばかりでした。早速、息子がバスから降り、家までの道のり。息子に合わせて歩き、川に石を投げて、鳴る音のちがいを表現する姿を一緒に楽しみました。」


「普段は外遊びをしても、遊具やおもちゃに頼ることが多く、あまり自然の中で遊ぶ経験をさせてやれていませんでした。連れて行く場所や遊ばせ方が分からなかったことも理由の一つですが、もっと身近なところからでも、子どもと同じ目線で楽しんでいけたらと思います。」


「頂いた『アカメガシワ』の葉っぱをお風呂に入れて、緑の葉っぱには穴をあけて顔をつくりお面にして、タイルに貼り付けていました。葉を表に向けて水でつけても、くっつかず、妹が葉を裏返してタイルに貼ったら張り付いて兄妹でとても喜んでいました!ピンクの葉っぱもこすると緑になり、これも喜んでいました!最後に茎だけになっても、まだまだあそび道具になり、水を入れたバケツをぐるぐる茎で回して、ジュースをつくったり、葉っぱをちぎって洗面器にいれてぐるぐる回して、「はっぱの追いかけっこー」と兄妹でゲラゲラ笑っていました!親としては、早くお風呂に入り寝かしつけたかった所でしたが、昨日の先生のお話を聞いて、自由に遊ばせることにしました(笑)
先生のおっしゃる通り、目がキラキラして、葉っぱだけで、大人には考えられないあそびを発明していました。もっとアカメガシワの葉っぱがほしいといって、幼稚園で探してくる!と言っていました。
わたし自身、クワの実を昨日はじめて知り、感動しました。赤とんぼの歌にでてくるクワのみは茶色だと思っていました。親が知らなければ子に教えることもできないし、わたしも自然体験が大好きなので、本当に昨日は講演会に参加させていただいて良かったです!ありがとうございました
自然体験できる場所をずっと探していて、四季の郷が好きで、よくイベントに参加させてもらっているのですが、先生のNCEGに入らせて頂いて、来週の名草山登山や流しそうめんもこどもがずっとやりたがっていたので、参加させてやりたいと思っています


「講演会に出席して良かったです。

家の子どもたちは走り回るのが大好きで、虫も大好きなので、また、日程が合えば必ず参加したいと思いますので、よろしくお願いします。」


「子育てを変えていくきっかけになればとの思いで参加しました。
近所に公園もなく、家の前は車の往来が激しく、自由に外で遊ばせることがあまりできません。
下の子はまだ一才で、正直活動に参加しても、屋外でバラバラに走り回る二人を監督することが不安なのですが、今日ご紹介いただいた体験をさせてやりたい(私もしたい)気持ちになりました。」

ひよこ、育てさせていただき、ありがとうございました

AKとは、毎日遊ぶのが楽しくて楽しくて、お世話もよくしていました。



こんな貴重な経験をさせていただいたことに、感謝です。ありがとうございましたm(_ _)m




まだまだ一緒にいたい、と言ってますが、これからも会えるということで、納得しました。



これから、AKにはまた一つ楽しみが増えました仲良しのニワトリに会いにいけると。



また行かせていただきます。ありがとうございました






ありがとうございました。いっしょにいて、たのしかったです。

またあいにいきます
                                  AKより

近くのNA幼稚園児たち25人がやってきました。

ちょうど熟した桑の実を採りに来たのです。



担任のS先生に手伝ってもらいながら、垂れ下がった枝の実を採ります。



採った実を一人ひとり持って、

「ぶつぶつ」の実!

「赤い所もある」

「手が、黒くなった」


「匂いは、どう?」


「におい、せえへん」


「そうかなあ?おじちゃんには匂うけど」


「うん、におう、におう!」

「あまいにおい」



そこで、先生が食べて見せます。

みんなも挑戦!

「あまずっぱい」

「これは、あまい」


「もっと、たべたい」



落ちているたくさんの実を拾い集めて、持って来たバケツに入れて帰ります。



「そのバケツの実、どうするの?」

「参観日に、すりつぶすの」

「色水作る」



~おうちのひとに、桑の実の色水で楽しんでいる様子を見てもらいましょうね~


季節に合った自然=生物(動物や植物)を生かした教育活動をなさっておられるこのNA幼稚園の教育活動は、素敵ですね!!!自然大好き、生物大好きな子どもたちが育ってくれることを願います。

畑で作業をしていると



ヒオドシチョウが死んでいました。



先日来より、このヒオドシチョウが私の畑で飛び回っていました。



近くを飛び回るので写真を撮ろうと試みましたが、うまくいきませんでした。



どうして死んだのでしょう?



地面に羽を閉じていると、この色ですから解りません。



ところが、次の瞬間、ぱっと



こんな鮮やかなオレンジ色の羽をひろげます!!!



翅の縁にはこのブルーのラインがあり、ほんとうに美しいチョウです。



食草は、エノキなどです。畑には、大きなエノキがあります。

先日来、TJさんが得意の技術力を発揮して完成させました!




チャボのおうちになります。




部屋は、二つに分かれています。




屋根は、明かりに配慮して半透明のところも


止まり木も、チャボを待っています。




餌箱は、ちょっと工夫していますね。



大きなエノキの木陰のある、一等地です。

チャボが届いたら、また、お伝えします。

子どもたちが動物と出会える機会が、増えます~


※TJさんは、器用な方なんです。構想が浮かぶとすぐに実行できます。見る見るうちに、完成度の高いものが生み出されていきます。これからも、力を貸してくださいね。