主人公の後藤英資が3000万円もの借金を抱えて、失意の底でもがいているとき。
デパートの前の噴水広場である老人に出会います。
じつは、彼は、英資の「ジョーカー」であったのです……。
42P「人にはそれぞれ自分が扱えるお金のサイズがある。」
52P「お金はその人を映す鏡なんだよ。」
220P「君にお金を運んできてくれるのは、絶対に自分以外の他人なんだよ。」
222P「お金とは、信用を見える化したものである。」
とても短いのですが、とても含蓄があることばだと感心しています。
大切なことに気づかないで過ごしていく人生があります。
しかしながら、わかってしまった以上、活かしていかないといけないのではないのかな。
誰もが一生の付き合いとなるお金のこと。
義務教育であまり教わらないお金の教養を正しく学んで育むことによって、
人生にゆとりをもたらして、よりよい人格形成につながるものではないかなとぼくもそう思います。
<目次>
第1章 始まり 本当にそれでいいのですか?
第2章 選ぶ お金を持った瞬間、人は選ばなければいけない。それをどう使うか、いつ使うか。
第3章 扱う 世の中のファイナンシャルプランナーにお金持ちはほとんどいない
第4章 持つ お金は人を映す鏡なんだよ
第5章 信用 結局のところ、人を信じることでしかお金は生まれない
第6章 リスク お金持ちが本当に恐れるリスクはお金が増えないリスクなんだよ
第7章 起業 この時の僕は、ようやくチャンスが巡ってきたという気持ちだった。
第8章 借りる 物事は両面から見ることが大切だ。返すということはもらうという存在があることを忘れてはいけない
第9章 所有 しかし、ここがお金持ちと貧乏人と分ける分水嶺だ
第10章 計画 自己資金はこれ以上出さないことを約束した
第11章 商売 必要なときと、欲しいときに人はお金を使う
第12章 価格 価格の決定力がブランドの力を決める
第13章賭ける 自己資金を元に一店舗一店舗着実に増やしていくか、それとも銀行から借り入れをして一気に大きくするか
第14章 失う 一度歯車が狂い出すと、そこからあっという間でした
第15章 転落 一過性のブームの商品にここまでお金を投入すること自体、ナンセンスだったのか
第16章 器 これだけは本当に不思議な話だが、お金はその器を持っている人の元に集まるんだ。一億円の器の人には一億円が、一千万円の器の人には一千万円が集まる
第17章 遺言 私の遺言だと聞いて欲しい
あとがき
◎2002年、ファイナンシャルアカデミーを設立、代表に就任。1年のうち3カ月程を海外で過ごしながら、教育事業、IT、不動産等、国内外で5社の経営を行う。
『富者の遺言―お金で幸せになるために大切な17の教え』が初の小説作品。
一般社団法人金融学習協会理事長。神戸夙川学院大学客員教授。マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院エグゼクティブコース修了









