8月13日の夜は、すごい大雨にみまわれた。
 

我が家の裏には、ドブのような川があって、そこが氾濫したら
半地下になっているオーディオルームは床上浸水になる危険があるが、
それはなくて、今回はなによりであった。
 

そしても、雨もすごかったが、雷もすごかった。
その雷のせい(だろう)と思うが、1セットのパワーアンプ、電源部がご臨終したようだ。

 

8月14日の夜、音楽でも聴こうと思い、パワーアンプの電源を次々に入れていった

が、.....1台だけ、onにならぬ。

 

まずい、、、故障かと思ったが、

8月13日の午前は使えて、

8月14日の夜に使えなくなっていた。

8月13日の雷がひどかったので、それが原因と考えられるだろう。

 

なぜそう思うか。

同じ被害を、過去に二度受けているからだ。

 

我が家は二種アース工事をしていて、オーディオ機器はそのアースを使っているのだが、

むしろが誘導雷をうけやすくなっているようだ。

対策が必要ですねぇ。


まぁ、いずれにしても、英国に住んでいる最中にこんなことが起きたら、

何カ月も後にノコノコやってきて、原因がわからずに単に動かなくなった、

と思うしかない。

 考えてみれば、自宅にきているときに被害が起きて助かった。
 

 

1955年の録音は、グールド自身が書いている。これは、LPレコードにはついていなかったが、SACD・CDのbox
には、付属している。

 グールドの解説を要約すると、
「主題(アリア)の構成に特徴がある。第

3変奏から3曲ごとに2回のカノン、3回のカノン、と

階差数列でアリアを中心とした変奏がグルグルと軌道(orbit)を回っている。
  アリアは30の異なる変奏でそれぞれが低域のコード進行で異なる世界

を構成しつつ(例えば、第18変奏では低域の変化があり、第25変奏では

ト短調の悲しさが入っているなどの変化がある)、

一つの世界の体系を保っている。始まりも終わりもない音楽で、

主題は放射状((radial)で循環的(circumferential)であり、

風の翼の上に軽く休むような音楽である」(著者要約)

一言でいえば「宇宙的な世界の中に、それぞれの変化を含む体系がある」

(著者の受けた感想)なのだ。

1955年版の録音は、38分。
1981年版は、51分。

世界の衝撃を与えたのは55年版だが、81年の倍のテンポで、

さくさくと演奏されている。

これ、普通は1時間を超えるものだ。
たとえば、シフの録音は、1982年版 72分、2001年版79分.
そう、この作品、1時間では収まらない長さなのだ。

 注(79分というのは、CDの規格(レッドブック)ギリギリで、

    トラックピッチを短くするとギリギリ収録できる。

    短いピッチに同じ情報を詰めるので再生できないCDプレーヤーも多々ある)
 

38分という短さの、ひとつの理由は、グールドはリピートを行っていないからだ。
スコアそのものは同じだと思うが、小節は1回しか演奏しないので、目を通す長さは、半分くらいなのである。

 

本来のチェンバロの演奏では、ダンパーペダルがなく、ピアノのように音の減衰が

ないため、音が早く減衰し、演奏時間は早く終わる傾向があるが、その代わり、

フレーズのリピートは間違いなくあるので、時間は70分くらいはある。
(CDでは1枚に収まる)

2つめの理由は、演奏が早いテンポであること。

当然が弾くので早く終わる。そして、味わいは濃厚になる。

55年版を聞いてしまうと、81年版は全く響かない。
(少なくとも僕の耳には).

まるで、鬼滅の刃(4D)の映画を映画館でみたあと、ホームシアターでBDで見るようなものである。
BDで、プロジェクターで、家で見る鬼滅の刃は、子供だましである。
(いや、椅子がグルグル動いたり、水蒸気を吹き替けられたり、

足元をぺんぺんはたかれるなど、むしろ子供だましは4D映画なのだけど、

家でみる映画なんぞ、4D要素がないだけで全くつまらぬ、のよ)

そう、この55年と81年は、グールドのストイックさが気持ち悪いくらいに変容した差であり、
リスナーとしては面白さで雲泥の差を感じる。

その面白い方の55年版だが、録音から採譜した楽譜が出ている。
僕も持っているし、今でも普通に売っている。
ページ見開きで、左がバッハのオリジナル、右がグールドの演奏という構成で、

155pageある。左側にはリピート記号がついているが、グールドは一回たりとも

リピートしていないのがよくわかる。僕は米国の本屋で40ドルで買ったが、

webであちこちで手に入る。

1955年版の録音だがは、素晴らしい。

モノラル録音なんだけれど、録音のクォリティは申し分ない。
  むしろ、モノラルの再生だからこそ、オーディオ的に左右対称で再生できているか

(つまり真ん中にきっちり定位しているか)、その定位は高域と低域でバラバラにならないか、

など、チェックできる。ボーカルのモノでの定位のチェックもできる。

1955年版の採譜したものは出ていないと思うが、1955年の録音では、

いろいろなテイクを収録したCDboxが出ていた。


 LPレコードサイズのboxのCD7枚組で、当然にLPもついているが、なんと、グールドの

無数の書き込みが入った録音時に使ったスコアを、そのまま複製したブックレットがついていた。

これだけで買う価値がある。僕は2017年に日本で12,824円で買った。

いま手に入るかどうかはわからないけれど。

グールドのバッハ全集boxがネット販売で手に入った。
SACDとCDのハイブリッド盤だ。

 


グールドは、1932生まれ、カナダの天才ピアニスト.
クラシックファンなら名を知らない人は(たぶん)いない。

カナダでは1946年にコンサートデビューしている(14歳だぞ)。
1955年1月2日にアメリカでコンサートデビューした(23歳)。
場所は、D.Cのフィリップスギャラリーという美術館.
いわゆる、日曜コンサートのような気軽なもので、当然タダだ。

無名の新人だから、人もせいぜい数十人だったという。
でも、さすが首都だ。ワシントンポストの音楽評論家の目に留まり、
「これ以上のピアノ・リサイタルが今年現れるとは思えない」
原文
 January 2 is early for predictions, but it is unlikely that the year 1955 will bring us a finer piano recital than that played yesterday afternoon in the Phillips Gallery. We shall be lucky if it brings us others of equal beauty and significance.

と、最上級に絶賛する記事がワシントンポストに出た。

その後の数日間、NYの街角のホールでも、ピアノを弾いたという。
そのコンサートを聞きに来たのであろうか、コロンビアレコードの
プロデューサーから、終身独占契約を持ち掛けられた。

版権を完全に独占する代わりに、異例のギャラ、プロモーションはいたれりつくせり、
録音作品の決定権はグールドにゆだねるという破格の特典がつく
契約だったようだ。

そんな契約を断るバカがいるはずがない。
彼も当然契約を締結したが、それが同年5月。

そうして、彼は23歳(1955)でメジャーデビューする。
そのデビュー盤が、バッハ/ゴールドベルク変奏曲だ。
今回のboxにも、SACD/CD ハイブリッドで収録されている。


この作品は、30番街スタジオで収録が行われた。
教会をスタジオに改築したもので、高い天井が独特の響きをもたらす。
このスタジオの実績は、イギリスのアビーロードに匹敵するすごいもので、

聖地だ。こんな感じ。気絶しそうになる。


1957年 バーンスタインのウェストサイドストーリー
1959年、マイルスの Kind of Blue
1965年、ボブディランの追憶のハイウェイ、
               サイモンとガーファンクルのサウンドオブサイレンス

 

実にすごい。

今年のフランスのワールドカップのメンバー並みに豪華だ。

探せばまだまだあるけど、多数の名盤がここで生まれた。
記憶では、クラッシュのようなパンクグループでも、
このスタジオの響きを求めて録音したと思う。
そうそう、ピンクフロイドのThe Wallもここなのだ。
(1981年にコロンビアレコードの財政難から閉鎖された。。。

SONYは1988年に音楽部門を買収したが、これがあと8年早ければ、

この名スタジオは残っていたと思う)

 

さて、グールドに話を戻す。

彼は神経質で知られるが、最初の録音時から、独特の儀式をしていたようだ。

ピアノの周りには、体調管理に使う大量の常備薬を並べていた。
手湯、を10数分行い、温めてからピアノに向かった
鍵盤を見上げる低い椅子で演奏をした

室温は厳しく管理させ、わずかの隙間風もはいらないようにさせた
(これは、録音の風音を防ぐということではなく、
ひたすら神経質である理由だと思う)

ピアノの技法も、独自のものだ。
ペダルを踏まないのだ。
(だから、ピアノらしさを出せる残響は出ない。
  これはリズムを強調するジャズの技法だ
  ただし、スタジオの響き、は空気録音される)
演奏中に歌う
 オーディオ的には、この歌をいかに聞き取るか、という面白さにつながる。
一発どりをしない。
 (細かく録音テイクを分けてバリエーションも撮る。これは当時の録音手法ではない。
  今のようにコンピュータがないので、ミリ単位で正確につなげるのは難しいから。

その編集作業はグールド自身がやったようだ)

まるで、チューブラベルズ(マイクオールドフィールド)や
アイムノットインラブ(10cc)のようだ。
録音は4日で済んでいるが、編集には、数カ月かかったらしい。

そして、出てきた音は、その斬新さに世界を驚かせた。
カラヤン、バーンスターンも注目した。
欧州でのコンサート依頼も殺到した。

成功が、もう約束されている。

普通は、そうかそうか、と思うでしょ。

どんどんコンサートに励み、世界中ツァーで回るでしょ。
 

この天才も、最初の6年はそうした。

コンサートに精力を注いだのは、この6年間だけだった。

その後、コンサートは死んだ(1964)」、と言って、

一切のコンサート活動を停止したんだ。

彼自身、ストイック、神経質、孤独を愛する人で、コンサートを
やめるに値するいろいろな事件があったようだ。

バーンスタイン
NYフィルとのブラームスPコン1番、を1962年にカーネギーホール
で演奏する際、バーンスタインが前代未聞のスピーチを観客にしている。

「これから演奏する曲の解釈には同意できないが、グールドの
芸術性を尊重し、あえてそれに沿って指揮する」と発言したのだ。

圧倒的に遅いテンポを主張するグールドと、バーンスタインの曲の
解釈が乖離していたためだ。

こうした見解の相違は、普通は表に出さないが、あえて出すのは、
プロモーション効果もあろう。
でも、そうしたプロモーションのためのショーが、
グールドを嫌気させたようだ。

他にもある
 グールドのリハーサル最中に、ピアノ調律師が背後から近づき、肩をたたいた。
いきなり他人に(しかもふいに)触られたグールドは発狂したという。

肩に重症を負った、として、 スタインウェイと調律師を相手に30万ドル
(いまの物価に修正すると5億円)の損害賠償訴訟を起こしたのだった。
(結局、9600ドルの和解金で収まったようだ)


背後を突かれることを嫌い、握手を拒否し、道具にこだわり、でも常に100%の仕事を行う。
ゴルゴ13と同じである。

この騒動で、グールドはスタインウェイを毛嫌いするようになり、81年版のゴールドベルク
の録音は、YAMAHAを使った、という。
 

自宅でアナログプレーヤーを使って音を出してみようと思い立った。
ものすごい久しぶりだ。たぶん1年ぶり。

そもそも、普段は住んでいないのだから、使っていない。
たまに訪れて使ったとしても、デジタル系だけだった。

なんとなく、時々、時間をかけてゆっくりオーディオいじりを楽しむか、
という気になったわけです。

プリアンプは、常時電源は入れている。

まず、レコードプレーヤーの電源を入れ、ターンテーブルを回しておく。
我が家には、プレーヤーが5台あって、ダイレクトドライブとベルトドライブが混ざっている。
ダイレクトドライブは、ターンテーブルを回しておく必要ないのだけれど、
つい、癖で、回しておくのだ。

...

5台、全てを回しておく.

フォノイコの電源を入れる。フォノイコは、いま4台あって全てに灯を入れる。
MCヘッドアンプの電源もonにする。

プレーヤーのカバーをあけ、ターンテーブルのホコリを粘着クリーナーで
きれいにし、レコードをクリーニングし、レコードを乗せる。

レコードに針を落とす。

ありゃ、音が方チャンネルしか出ない。

プリアンプにきている音は、スペアナでチェックしていて、そのスペアナには右ch
が信号が来ていない。

プリアンプまでのどこかに異常がある。

疑うのは、ケーブルだ。特に、カートリッジからヘッドアンプまでのケーブル。

カートリッジを外して、テスターで確認する。

異常はない。

念のため、ピンセットで少しケーブルをひっぱってみて、半田がくっついて
いることを確認してみる。

問題ない。

ヘッドアンプのケーブルも、問題ない。

まずい、もしや、フォノイコだろうか。。。。

一番故障すると困る、修理費が高い部位だ。

マーフィーの法則(audio編)があったとしたら、こんな書き方になるだろう。

「オーディオ機材は、価格の高い筐体から、どんどん故障する」

だがしかし、今回はそうでもなかった。フォノイコライザは問題ない。

まさか、カートリッジか?

別のカートリッジに代えて、試してみる。

と一言でいえば簡単だが、カートリッジを変えるのは、一苦労だ。

いまのプレーヤは、トーンアームはヘッドシェルと一体化されている。
アームをいったん外し、そのうえでカートリッジを交換する。

めんどくさい。

めんどくさいから、故障を疑う系統のプレーヤとフォノイコは、このさい、
使わないでおいて、ひとまず音楽聞くか。。。。。
時間のあるときに、じっくり、障害の切り分けをしよう、、、、
とはいかない。
 

時間がある今が、いまその時なのだよ
>自分

意を決して、カートリッジを外し、単体で断線をみる。

断線はない。

あまり関係ないけど、ダンパーは十分に柔らかい。

再度、別のトーンアームに、カートリッジを付け替える。

そして、針圧の調整.

針圧計はいくつかあるが、みな、電池がきれていた。

げげげ。

近所の100均にでかけて、買ってくる。

電池を入れると、針圧のキャリブレーションとかの設定が必要だ。
1gの標準おもりを乗せて、正確に1.000gに調整する。

ついでに、シュアの天秤式の針圧計をひっぱりだし、精度を確認しておいた。

あまりにも久しぶりで、マニュアルを探しながらやったせいもあるが、
ここまでで、すでに2.5時間もかけている。

音が出た。

レコードを聞こうと思ってから、ここまで来るのに、3時間かかった。

カートリッジは正常であったから、カートリッジからフォノイコoutの
組み合わせの中で、断線を疑った。

系統ごと、ケーブルごと、テスターをあててゆく。

トーンアームとヘッドアンプを結ぶXLRケーブルが犯人だった。

細いケーブルでXLR端子と結合されていて、その部分が引き回しの際のストレスが
重なって疲労したのだと思う。

これは、NordostのValhalla2という超高級ケーブルなので、修理がきくはずだ。

ふう。もう4時間もかかって、音楽は聴けていない。

疲れたので、レコードは片面10分だけきいて、
もう聞くのをやめた。

これで、本日のアナログプレーヤの視聴は終わり。


roon サーバからの音に切り替え、(ようやく)くつろぐ。

アナログレコードを聞くのは、しんどい趣味よのう。。。。
 

久々に日本の夏を過ごしに来た。

米国でサッカーを見て、帰ってきたが、ひたすら、暑かった。
わざわざ、あんな暑い場所を選ぶのはなぜか、わからぬが、
これは最初からわかっていたことだ。
サッカーよりも記憶に残る暑さだった。

今年は、いや、今年も、欧州の特に大陸では、熱波がアフリカからやってきて、熱い日が続いた。
日本はどうか?
40度超えを覚悟していたから、思っていたより暑さはたいしたことはない。
比較的過ごしやすい感じだ。
いいね。

ここから本題。

指輪が、BS4kで、来月、毎週1話づつ、放送する。
1989年11-12月に、ミュンヘンオペラで行われた指輪のチクルスを、
バイエルン放送協会とNHKが、共同で収録したものだ。
 

バイエルン国立歌劇場、として日本では知られているが、あれは翻訳が間違いです。
Bayerische Staatsoper=バイエルン州立歌劇場ですね。


ここの音楽総監督は、89年当時はサバリッシュだった。

その後、メータ、ナガノ、ぺトレレンコ、ユロフスキへと受け継がれ、
先月からチェコ出身のポペルカが任にあたっている。

え、と思った方は鋭い。ポケルカは、ウィーン交響楽団の首席指揮者もしているのだ。
だから、兼務する。
ちなみに、ポペルカは、ドレスデンシュターツカペレで、コントラバス奏者であった。
 

ドレスデンシュターツカペレといえば、若杉さんが常任指揮者を務めていたことでも知られるが、
本当は、音楽総監督に内定し就任も決まっていた。
 89年にドイツ統一があり、運営が東から西に移り、政治的な理由で就任キャンセルされたんだ。

当時、若杉さんは、(スイス)トーンハレ管弦楽団の首席指揮者であり、都響の音楽監督でもあったが、
ドレスデンキャンセルのおかげで、かれは日本に腰を落ち着けて、都響を育てることができた。

その期間、(日本にいるときは必ず)定期公演に通っていたが、N響を追い抜いたのは、若杉
さんの功績だ。

その後若杉さんはN響に転身しているけど、もともと、当時は都響は桐朋傾向、

N教は芸大傾向があって、本来はN響方向だったんだろうね。

指輪の話に戻ると、収録は89年で、独でも日本でも、翌90年に初放送されている。
NHKは、当時ハイビジョン実用化試験放送の名で放送した。

その時は、アナログハイビジョンだった。そんなもの、しらねーだろうな。
地デジが普及する10数年前から、金があるNHKは、アナログで2K記録と放送をしていたのだ。
 

90年当時は、MUSE方式という名前の、アナログノイズだらけの技術だった。

輪郭もあいまい、ジッターも盛大だったはずだ。

今回は、それを4Kにリストアしたものだ。
当時の技術では、2k放送は素人にはエアチェックできないものだったが、
いまは4kBDレコーダがあるので、4kで記録、保存できる。

エライことに、NHKは、ニーベルングの指環の4K化にあたって、
BT.2020の色空間を使っている。
H.265/HEVCを使って、4kリマスタしている。
なんと、1コマづつ、画像をデジタル修復して画素数を増やしノイズを除去している。

NHKの職員はヒマなのか?
いやいや、さすがに、まずはデジタルデータとして読み込んだうえで、自動的に修復しているものだろう。

残念ながら、音声は2chのままのようだ。
もともと、2chで収録したからまぁ仕方がない。

実は、これ、DVDでパッケージ化されていたので、映像は持っている。
なんでBDで出せないのかわからぬが、
映像の版権はバイエルン放送が持っていて、
4K(オリジナルは2k)の映像は、NHKがもっている、
ということだと思う。

昨年放送した内容の再放送みたいだが、今後、まずBDで市販はされない。
全部で、4KDRで記録すると、350GB程度になろう。

サバリッシュ指揮、演出レーンホフ 
ジークフリートは、ルネコロ
ブリュンヒルデは ヒルデガルト ベーレンス
気になる人は、NHKのHPに全キャストがクレジットされている

そのページを印刷して、BDパッケージにBOXまで自作すると、雰囲気でるぜ。

1か月ほど前、楽天でマッカラン200周年記念ボトルがあたる、とかの殺し文句に殺されて、
8000円ほどです、ウィスキーくじを買った。
1カ月ほどして、ようやく、きた。
このどれかが、くじで当たる(あるいははずれる).


 

中をあけると、一番右にある酒だった。

愛知県の東海酒造、√というウィスキー。
僕は、もともとシングルモルトを好む。
あちこちでウィスキーを楽しんでいるが、こんなウィスキー見たことがない。
香料の香りがたっているが、スモーキーな香りはない。
髭のニッカのほうが、まだスモーキーさが立っている。
「うぇ、まっい!」
 

調べると、くじの中でも最悪の品として位置づけられているようだ。
 

ただし、どんなに劣悪なものがきても悪いレビューはしない、
というチェックボックスに☑しないと、このくじは買えない。
だから、悪いレビューはできない。

したがって、ウィスキー愛好家としての正直な評価はやめておく。

その代わり、google先生のAIが教えてくれた「第三者評価」を掲載する。
私の悪意はない。

Google AI says,
「オンラインショップでは、7700円で扱われているが、7等などのハズレの商品として組み込まれる銘柄である。
がっかりする必要はありません。炭酸で割って、薄めて飲めば、味がわからなくなるので飲むことはできます。

この√というウィスキーは、特定のショップが独自に価格を設定しているオリジナル商品です。ショップでは、
通常価格が7700円だから、8千円のくじでこれが当たっても、価格的には損をしていないという理論の体制をとっています。

しかし、中身は劣悪なバルクウィスキーを混ぜ合わせたもので、知名度も皆無、ウィスキーふぁんからは、くじの
ハズレ枠専用につくられた、価値のないウィスキー、と厳しき批判されています。

空箱を送り付ける詐欺とは異なり、このくじはグレーゾーンで運用されています。
確率を明記し、価格のつじつまを合わせているためです。
しかし、このやりかたは、本当に当たりが用意されているか怪しいうえ、実質的な詐欺ビジネスである、
と強く非難されているのが現状です。

実際、フリマでは、3000円でも売れ残っている不人気ウィスキーであることから、本来価値は支払金額の3割程度といえます。
非常に厳しい結果になってしまいましたね。」
 

だってさ。

やなやつが来た時に、飲ませてみよう。

 

ワールドカップに、トーナメント戦を観に、これからヒューストンに行ってくる。

ブラジルと戦う日本を観に。
世界最高FW(と思う)フランス代表オリーセを観に、フィラデルフィアにも、行く。
(僕はバイエルンで何度もみていて、すごいファンなのだ)


日本は、ワールドカップにおいてはリーグ戦において過去最高の成績だった。
負けなし、なんて信じられるか?
そして、なんと相手はトーナメント1回戦はブラジルである。
普通に考えると、Q finalまでいかないと出くわさない相手だ。

12年も前の話で恐縮だが、2014年、ブラジルがホスト国としてWcupを開催した。
あたりまえだが、だれもがブラジルの優勝を予想し、信じていた。

Mineiracoスタジアムというでっかいサッカー場があって、セミfinalでドイツ戦があった。
ブラジルは、ベストメンバーだった。
サブを入れてFWフレッジ(フルミネンセ)以外は全員欧州のビッグクラブ所属。

対して、ドイツは、過半がバイエルンのレギュラーだった。
バイエルンは、当時ペップ監督が率いていて、いまも強いが当時は絶頂期であった。

これ、見ていたけれど、うそ、、、相手は本当にブラジルか?
と思ったほど、しょぼしょぼだった。

鉄壁の守りを誇ったブラジルは、なぜかヘロヘロ、前半だけで5点も入れられた。

なにしろ、世界最高のセンターバック、マルセロ(当時レアルマドリーのCB)がミスを連発していた。

ネイマールは、コロンビア戦でケガをして、しかも、チアゴシウバの出場停止と相まって、なにもできなかったのだ。
こんなことが起こるのだ。

当然、ドイツが勝つ。

結局、ドイツがWcupを手に入れた(決勝はアルゼンチン戦だった)。

ちなみに、この時、ブラジルは、3位争いもオランダに負けた。


なにが言いたいかというと、高性能なパーツを組み合わせても、マシン全体の整合性が
ないチームは勝てない、ということ。

パーツを個人、マシン全体をチーム組織にたとえると、そのままサッカーに当てはまる。

そして、今のブラジルは、2014年と全然異なり、高性能なパーツでもない。

意外なことかもしれないけれど、欧州のメガクラブでレギュラーを張っているのは、ブラジルは半分もいない。

では、日本はどうかというと、メガクラブ所属のレギュラー選手はいない。

それではダメじゃん、というなかれ。

入れ替わっているメンバーは多いが、4年前と異なり、全員が欧州の1部リーグのレギュラーである。

ブラジルと比べると、やはりしょぼいのは認めよう。

でも、10回戦えば、たぶん、1回は勝てると思う。

つまり、勝率10%である。

これは、結構な確率だ。

もし、勝ち抜けたら、次は、おそらくノルウェー戦。

ノルウェーの怪物はいるから、2点くらいは入れられる。

何らかの幸運が重なり、そこを勝ち抜けたら、たぶんメキシコかイングランド。

つまり、Best8までいけるかもしれない。

その先も、まぐれで勝てるかもしれない。

とすると、best4を争う相手は、たぶんスイスかアルゼンチン。

個の力は、アルゼンチンは突出していて、日本チームはまず勝てない、と観る。

決勝の相手は、フランス、モロッコ、スペインのどれかだと思う。

日本がbest8に行ける可能性は、5%程度はあると思う。

これは大した確率である。

うーん、トーナメント戦は見逃せない。
 

ワーグナーのオペラ(舞台祝祭劇、Bühnenfestspielと呼ぶのが正しいのは知っとる)、
指輪のディスクは、とても多くのものが出ているが、なぜか、バイロイトのライブは出ていない。

いや、ブーレーズの1980年代の画期的な指輪は、レーザーディスクで出ていた。
それを見るだけのために、レーザーディスク装置を買った友人もいた。

同じコンテンツは、グラモフォンからはDVDで出ていて、2年前に、ブルーレイでも出た。
僕は全部持っているが、LDとDVDは同じクォリティで(要するにSD画質で、ステレオ収録)だから、
買う意味がない。

 BDは音も、映像も、リマスタリングされている。
映像クォリティはわずか上がっているが、もともとがSD画質での収録だから、LDもBDも大差ない。
が、音は5.1ch化されていて、それなりに良くなった(DTS-HD1.5ch、輸入盤も日本語字幕が付いている).

メイキングなどのオマケコンテンツもあるし、豪華なブックレットでは、

ブーレーズの音楽観をもとにして解説(論文調)もある。

ただ、5.1chでは、正直、立体感は物足りない。

指輪と言えば、ショルティの歴史的名盤もあり、SACD化されているが、こちらは映像がないし、そもそも、2ch
のアナログマスターテープをもとに5ch化しただけのものだ。
 

どうやって2chを5.1ch化したのか知らないが、AVアンプでも2chをマルチチャネル化して

再生する機能があるので、その程度のものかもしれない。いずれにしても、こんなのはイマーシブではない。疑似もの、偽物なのだ。

ATMOSでもAuro 3Dでもよいのだけど、イマーシブオーディオに対応した指輪は、
なかなか、存在しない。

BDがあるぞ、と喜んで買っても、単に音楽だけで映像がついていなかったりも
多々存在するので、気を付けなければならない。

音だけ2chでもよいなら、いまだにショルティ/ウィーンフィルを超えるものはない。
僕はLP、CD、SACD、BDと4つも持っている。

でも、映像はないので、正直、オペラとしては成立しない。
オペラは劇であり、映像がないとまったくつまらない(と思う)。

少なくとも指輪は4夜に分けて演奏されるものだし、神々の黄昏だけで4時間半もかかるから、
耳だけ、音だけ、で座って聞き続けるのは無理というものでしょ。

で、ATMOS収録されているブルーレイ(当然に映像つき)は、どうも、僕が探した限り、存在しない。
何をいう、バイロイトの指輪、ヴァレンティノ・シュヴァルツ演出 / バイロイト音楽祭2022

BDはATMOSだぞ、と。

 買ってみればわかる。DTS-HDとPCM2chで収録されているが、ATMOSではない。

 

ベルリンドイツオペラ、ラニクルズ指揮ステファン・ヘルハイム演出(2021年版)のBDは、

DTS:X収録されている。僕が調べた限り、唯一のイマーシブ録音でライブ映像のものだった。

ただ、映像がちょっと。。。

解像度が高いので、それがあだになっている。ブリュンヒルデは冗談でしょ、くらいの

デブのおばちゃん。全体にウェイトオーバーの方々で、ワルキューレは重量超過で

あれでは飛べない。

 

まともな演出をしているバイロイトのライブを、ブルーレイで、音声はATMOSで(Auro-3Dでもよいけど)、

出してくれまいか。
 

僕は学生時代、初めてビデオデッキ、βマックスSL-F11を買った。
当時Sony最高のハイエンドマシンで、定価は29万8千円もした。

アナログ録音ではあるが、音声はステレオで記録再生でき、
rew ff しながら再生、スローでのバックも可能であった。
これは、当時としては画期的あった。

こんな高いのをなぜ買ったかというと、TVも録画したかったが、
なによりもケイトブッシュの

Live at Hammersmith Odeon(1979)

をみたかったからだ。

 

この音楽ソフトは、当初βでしか販売されていなかった。3万円くらいした。

その後、VHSでも販売されたし、一時LDでも出た。
LDをみると、解像度がかなり上がっているし、

確か音声もデジタル化されていた。

ケイトブッシュの映像は、Red Shoes にちなんだ、
The Line, The Cross and The Curve もLDで出た。
いまや、LDなんて売っていない。

買っておいてよかった。
 

# この現代、そもそもレーザーディスクは、なにものだ?だろう。

# LPと同じサイズのCDのようなもので、でっかい専用

# プレーヤーに入れて、ディスクを扇風機のようなたてて回し

#ながら、映像と音を聞く装置があったのだ。

このディスクを聞くために、我が家ではいまだに現役である。


彼女の映像は、本人が現代のHD画質でのリマスターを拒否しているし、
そもそも自分の映像を出すことを了承しないので、LD以降存在しない。

当然にBDも出ていない。

BBCで何度かTV放送された映像は、誰かが録画したものが海賊版で売っている。
僕もロンドンで購入しているけど、日本では見たことがないので、

売っていないと思う。

ケイトブッシュは、日本に来たこともある。
東京音楽祭だ。

1978年だったかな。
これはTV放送もされた。

確か何か、銀だか銅だかの賞をとっていた。
(象印賞のような、どうでもよい賞だ).

あまりに昔で記憶にないけれど、
しばらく日本にいて、いくつかの番組にも出たらしい。

その翌年、大規模なライブツァーがあり、Tour of life で欧州をめぐる。
ハマースミスのLD映像は、その時の一部だ。
パントマイムや演劇を伴う素晴らしいライブで、映像で見ると感動する。
LDではライブ全体の半分程度らしいが、いかに素晴らしかったか、

十分に想像できる。

ライブをやったのに、映像化して売らないのは、
芸術的見地からしても、音楽家のキャッシュフローからみても、
もったいないと思う。

エンヤとか、アランパーソンズも、スタジオワーク主体であり、ライブを嫌う

似た傾向をもっているけれど、映像化しているソフトは案外多い。

師匠のデイブギルモアなんて、同じ映像を、ミキシングを変え、映像フォーマット

を変え、何巡もするほど、商売しているぞ。

ケイトブッシュも少しは見習って、商魂たくましくなって、
ぜひ映像販売を許可してもらいたいものだ。

 

ロンドンという街は、皆聞いたことがあるだろうし、来たことがある人も多いと思う。

でも、誤解も多い。

 

日本人で最も多い誤解は、飯がまずい、というものだ。

これは、今のロンドンを知らない人に決まっている。

 

おそらく、(たとえば)30年前に1回だけ、ロンドンとパリを2日程度づつ訪問しただけで、海外通ぶっているやつだ。

 

いや、既に30年前にはモダンブリティッシュ料理は存在していたので、きちんとしたレストランでは一度も食事をしていないに違いない。ということは、パリだって、きちんとした食堂に行っていないのではないかな。

 

いやいや、もしかしたら、ロンドンでわざわざ日本料理屋を探して入ったのではないか。

いずれにしても、バカげた意見である。

 

ロンドンは、パリに劣らないとは言わないが、おいしい店はゴロゴロある。

 

まず、インド料理は東京の比ではない。

あたりまえだ、インドを植民地にしていた国なのだから。

例えば、チェーン店のDishoomは、おいしいだけではなく安い。

ロンドンに5店舗あるが、朝から晩までおいしい料理を出してくれる。

 

オイスターバーのクォリティは、ニューヨークと並ぶ世界1だと思う。Claude Bosi Oyster Barは、NYのセントラルステーションのオイスターバーに並ぶ名店だ。

ミシュランの名前を知らぬ人はいないと思うが、ミシュランが経営している。

(だから、ビバンダムなのだ,ミシュランハウス1Fにあり、Bibendum Oyster Barと呼ばれている) 

 

 

Sohoにある、Randal & Aubin もいけてる。

こうしたレベルには、東京は達していない。そもそも、オイスターの種類を選べる店は、日本では稀だ。

 

フレンチだってすごい。

ロンドンには、三ツ星が6店もある。

さすがに、パリには三ツ星は10店あって、かなり負けているけれど、東京よりは上だ。

一番有名なのはゴードンラムゼイだ。

ラムゼイは東京のホテルコンラッドに支店があったが、なぜか低価格路線であっというまに撤退した。

しかし、ロンドンは本店、東京とはレベルが違う。

 

うちの近所にもある。

女性シェフで英国では初の獲得。

CORE by Clare Smythはモダンブリティッシュの最先端だ。

以前2つ星の店で、コロナ後、3星に昇格した。豪華なチームで厨房を仕切っている。素晴らしさには腰を抜かすと思う。

物価の高いロンドンではあるが、東京の三ツ星レストランより安いとさえ思う。

ここのシェフは東京のレストランにも来ていて、

東京のL’Effervescence、傳、とんかつの成蔵
は良いね、と言っていた。

L’Effervescenceも三ツ星だが、食材、コースのストーリー、ワインセレクション、

どれをとってもこちらが上である。

3カ月前の予約は、OpenTableなるサイトからできる。

世界中の食通から予約が入るので、かつてのEl Bulli並みに予約が取れなくなってしまった。

突然のキャンセルが時々あるので(近所なので)そうした隙間を狙って席が取れる。

 

食事を目的に、わざわざ訪問したい街、ロンドンなのである。