スーパーマン、スーパーガール、グレイテスト・アメリカン・ヒーロー、アイアンマン、フラッシュ、クリストファー・リーヴさん、富山敬さん、Believe it or not、半信半疑と半神半鬼、ジョン・ウィリアムズ、ジェリー・ゴールドスミス、ジョーイ・スキャベリー、海外ドラマ、2004アテネ・オリンピック、映画音楽、サントラ、洋楽。

 

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音路(52)信じてもいいですか?【1】
「青いスーパー」と「赤いグレイテスト」



◇TRUST(トラスト)

前回コラムまでの三回連載で、ロックバンドのローリング・ストーンズのドラマーでした、チャーリー・ワッツさんを追悼する内容を書きましたので、今回は、少し毛色を変えて、映画やドラマの有名な主人公たちのことや、その音楽について書いてみたいと思います。

その中には、世界に知らない方はいないであろう、超有名な主人公もいます。
私にとっても、皆、思い出深い主人公たちです。

青い色のシャツ、赤い色のシャツ、赤い色のミニスカート…、そして、みな空を飛びます。
私は、彼らに、何かしらの強い「TRUST〔トラスト〕」(信頼)を抱いています。
私にとっては、信じて疑わない、圧倒的な信頼感を持つ、彼らかもしれません。

* * *

さて、世の中には、
信じられること…、信じられないこと…、
信じたいと思うこと…、信じたくないと思うこと…、
信用していいこと…、信用してはいけないこと…、
信頼していいこと…、信頼してはいけないこと…、
信用はしているけれど、信頼まではできないこと…、信頼はしているけれど、時々信用はしていないこと…、
などなど、正反対の感情を抱かせるような物事がたくさんありますね。

人の中にも、
物事を信じたいと思う人…、物事を信じたくないと思う人…、
すぐに相手を信じてしまう人…、信じられるのは自分だけと言う人…、
信じる自分でありたいと思う人…、信じる信じないではなく冷静に判断したいと思う人…、
相手とすぐに信頼関係を築きたい人…、相手と冷静に向かい合ってゆっくりと信頼を築いていきたい人…、
もともと、信じあうということとは別の思想の人…、
信じたいと思う気持ちに偽りはないと言う人…、
信じているほうが幸せだと言う人…、
人の信じる気持ちを利用しようとする人…、

たまには、ミステリアス・ロマン風な文章で…
すべてを信じることに反する気持ちの私は、いつも半信半疑…。
私は、半神半鬼のあなたを、信じてもいいですか…?

* * *

さまざまな組織や企業、集団グループなどでは、構成員たちが、ある意味、完全とはいわなくとも、一定レベルの「信じる」や、特定の条件の「信じる」でつながることで、助け合い、協力しあい、役割分担しますよね。
社会全体でも、金融、保険、教育、医療、物流、ビジネス…、さまざまな「信じる」によって、世の中がつながり、上手く機能したりしますよね。

あの人がつくる楽曲なら期待する…、あの人が出演するドラマなら見てみよう…、あの人がつくる料理なら安心…、あの人の言葉なら…、人は「何かを信じていたい」という願望をいつも持っているのかもしれませんね。

今回のコラムに登場する、主人公たちは、さて、どのような者たちでしょう。


◇「S字マーク」は、まさに信頼の証し!

彼らは、いわゆる「超人」という、「人」を超えた者たちです。
まさに、「信用・信頼」という理想像を私たちに感じさせてくれるヒーローでありヒロインです。
ですから、必ずしも人間とはいえません。

青いシャツを着て、その胸には「S」の文字…。
物語の中の「スーパーマン」と「スーパーガール」です。

笑ってしまうほどの超越した肉体的パワーと、その清廉な精神、猛烈な勇敢さ…。
人間の域をはるかに超えた「超人」たちですね。

「信じるに足る」者たちとは、まさに彼らのことなのかもしれません。

* * *

映画やドラマの中のスーパーマンやスーパーガールに対して、人間たちは、彼らの底知れぬ肉体的なパワーだけを称賛しているのではありませんね。
その精神や勇敢さにこそ、「偉大さ」を感じ、それを称賛するのだろうと思います。

信頼できる「超人」だからこそ、彼らをいつも信じている…。
信じているとおりの行動だから、またさらに「信頼」は厚くなる…。

S字マークのついた、青色のシャツを着ていれば、そのような存在になるかどうかは、わかりません。
私も、胸元に、スーパーマンの小さなS字マークのついた、白地のシャツを持っていますが、それを着る時、やはり悪いことはできないと感じてしまいます。
昔、何となく、欲しくなって買ってしまいました。

S字は、もちろん「SUPER〔スーパー〕」の頭文字です。
「SUPER〔スーパー〕」の意味は、すばらしい、一流、特別、特大、超越、ものすごい…などですね。
役職の場合は、その現場のトップの管理監督官のような方々のことです。

「supernatural(超自然)」、「superstition(迷信)」、「supervisor(スーパーバイザー)」などの単語もありますね。
「supermarket(スーパーマーケット)」って、どれだけすごいお店の呼び名でしょう。

* * *

よく似た意味あいの用語で、「ウルトラ」というものがありますが、こちらには、「あなた、ちょっと、やり過ぎだろ」感が少し含まれていますね。
同じ超越した意味ではありますが、日本人と西洋人では、少し印象が違うようです。
日本人は、「ウルトラマン」は「スーパーマン」のように感じますが、たしかに変身した後の姿には、人間の雰囲気や感情をあまり感じないかもしれません。
日本のヒーローキャラには、あまり人間の顔のような表情がありませんね。
顔が固まって…。

ただ、ウルトラマンにも、いつの頃からか、「父母」や「兄弟」など、家族感が出てきましたね。
「ウルトラマンタロー」って、「あんた日本人か…」と思ってしまいます。
世の中の「太郎」さんたちは、さぞ、うれしかったでしょうね。
さて、今、どこかの太郎さんは超越できるのか…?
信頼や信用は、そうそう簡単には…。

今、日本では、さまざまな言葉や説明、理想や目標、数値や根拠などが、入り乱れていますね。
ネット上にも、よくわからない「儲かります」「大金を手にできます」などのCM動画が乱発しています。
やり過ぎや巧妙な内容も多くある気がします。
人が、何を信じるか、信じないかは自由ですが、危険もいっぱいですね。
「スーパーマン、スーパーガール… ヘルプ・ミー!」。

スーパーマンの胸の「S」の文字は、日本では、「信頼のS」、「信用のS」、「信じているのS」なのかもしれませんね。


◇青いシャツの超人男!

さて、「スーパーマン」と耳にして、皆さまは、どのような姿や映像をイメージされるでしょうか?

年齢や世代によっても、大きく異なるのだろうと思います。
漫画本の中のヒーロー…、米国アニメの中のヒーロー…、映画の中のヒーロー…。
時代によっても、微妙に描かれ方が異なりますね。

その中で、1978年の米国映画「スーパーマン」は、まさに世界中で大ヒットし、これぞスーパーマンという姿を見せてくれました。
スーパーマン役は、俳優のクリストファー・リーヴさんでした。
その顔立ち、髪型、体型…まさに、これぞスーパーマンのイメージです。

* * *

リーヴさんは、この映画シリーズの後、落馬事故により生命の危機を長くさまよいますが、私たちの前に車椅子の姿で、戻って来てくれました。
事故当時、世界中の人たちが、「スーパーマンが死ぬはずがない」と、気持ちの半分は本気で思っていましたね。
復帰時は痛々しい姿ではありましたが、彼は、しっかりと私たちの前に戻ってきてくれました。
「やはりスーパーマンはすごい!」と、私も感じたものです。

リーヴさんは、事故から復帰後、映画の世界で、作品制作や後継者育成などにも尽力し、車椅子姿で俳優として出演もされました。
2004年5月に、ギリシャのアテネオリンピックのCM映像を撮影し、8月にアテネ五輪が開催され、同年10月10日に心不全で急に亡くなってしまいました。

バルセロナ、アトランタ、シドニー…、90年代から2000年代のオリンピック開会式は、金に糸目をつけない、信じられないような最大級の演出がなされていた時代で、ド派手な壮大さという意味では、今の時代ではなかなか太刀打ちできませんね。
まさに、スーパーマン級の信じられない「アテネ五輪」の開会式でしたね。

動く古代ギリシャのスーパーマンたち…(下記映像の14分あたりから40分あたりまで)、
巨大な腕が聖火を人間から受けとり、聖火を高く掲げると、それは巨大な翼をひろげた火を吹く不死鳥となる…(3時間18分あたりから)


2004年のアテネ五輪開会式

 

リーヴさんの、アテネ五輪CM動画です。
リーヴさん出演のCM動画(2004)

 

* * *

生涯の後半に、たいへんな障害と闘ったリーヴさんですが、彼の言葉を思い出します。

「ヒーローとは、どんな障害にあっても、努力を惜しまず、耐え抜く強さを身につけていった、ごく普通の人のことです」。
「僕は、身体的な障害に、生き方なんて左右されない。治してやるんだと思っていれば、希望はいつもそこにある」。

さすが、スーパーマンの言葉です。


◇音楽で奮い立つ!

私は、ストレスがたまった時や、何かモヤモヤして、やる気が出ない時などに、何も考えず、ただただ「痛快感」を感じることができ、やる気を取り戻せるような映画を観ることがあります。
映画「スーパーマン」は、その何本かのうちの一本です。

私以外にも、この映画のテーマ曲を聴くと、なぜか奮い立つという方も少なくないと思います。
この楽曲の作者は、映画音楽の巨匠であるジョン・ウィリアムズさんです。

映画の名シーンが散りばめられた下記の音楽動画を、コロナ禍からの復活が少しずつ見えてきたこの時期に、ぜひどうぞ…。
クリストファー・リーヴさんを感じてみてください。

 

♪映画「スーパーマン」のテーマ

 

こんな赤ちゃん…どこかにいませんか?
映画「スーパーマン」より

 

Who are you ? … a friend!
「友人」だなんて… ステキ!
こんな言葉を、こんな場面で男性から言われたら、そりゃ、気絶もする…。
映画「スーパーマン」より

 

飛行機の機長の台詞「fly… don't look just fly… we got something. I am saying what it is just trust.」。
絶対の「トラスト(信頼)」がそこにある!
映画「スーパーマン」より

 

* * *

スーパーマンは何度でも戻ってくる!
下記の映像は、2006年の映画です。

ロイス(恋人役)は、やっぱり、定番の気絶をしなくちゃね…。
すべり台落下のおまけ付き…。
それにしても、信じられないド派手なシーンばかり…。
スーパーマンは、やはり野球のスタジアムがよく似合う…。

映画「スーパーマン・リターンズ」より

 


◇青いシャツの超人女!

さて、次は、青いシャツの超人女「スーパーガール」です。
男性のスーパーマンにも負けない、スーパーパワーの女性です。
二人とも、クリプトン星の出身。

こちらも迫力満点の1984年の映画と音楽です。
スーパーガール役は、女優のヘレン・スレイターさん。

テーマ曲の作者は、やはり映画音楽の巨匠のジェリー・ゴールドスミスさんです。
「スーパーマン」のテーマ曲にも負けない、優雅でチカラ強い楽曲です。
両映画のテーマ曲の闘いも「スーパー」でしたね。

* * *

この映画には、敵役で、女優のフェイ・ダナウェイさんが、まさかの登場をしています。
フェイ・ダナウェイさんは、映画「俺たちに明日はない」のあの女優さんです。
彼女は、モナコ公妃のグレース・ケリーさんと並んで、女性への言葉表現「クール・ビューティー」を世の中に定着させた女性ですね。

当時、お父さんたちは、映画「スーパーガール」で、彼女の姿が見たくて、スーパーではなく映画館にまっしぐら…。
♪映画「スーパーガール」のテーマ

 

* * *

2015年の米国テレビドラマ「スーパーガール」では、スーパーガール役は女優のメリッサ・ベノイストさんです。
テレビドラマで、これだけのド迫力とは…、スーパードラマです。

超人たちは、やっぱり飛行機を救出…。
これぞ… Come on (カモーン)!
これ以上の「カモーン」の場面は、そうそうないですね。
ドラマ「スーパーガール」より

 

すさまじい女性どうしの戦い…、男たちには、まずクチをはさめない…。
いろいろ戦え…女性たち!
ドラマ「スーパーガール」より

 


◇青いシャツの超人カップルと、赤い服の男たち

「スーパーマン」と「スーパーガール」がタッグを組むと、まさに最強!
どこかにいませんか?…こんなスーパーカップル!
ドラマ「スーパーガール」より

 

まさに、無敵カップル!
ドラマ「スーパーガール」より

 

* * *

スーパーガールは、赤いシャツのフラッシュとも…
Who are you?… I'm the Flash!
面白動画

 

「赤いシャツ」も、なかなか やるな!
いつか近い未来に、こんな「高速走りスーツ」が作られそうな気もします。
その時に、オリンピックは、どんな風景に…?

でも、こちらの方が先に作られるのかも…?
「鋼鉄製の赤い服」…

映画「アイアンマン」より・鋼鉄スーツ装着シーン

 

映画「アイアンマン」より・戦場シーン

 

アイアンマン役の、俳優ロバート・ダウニーさんが、ある少年の元を訪れました。
アイアンマンの手をプレゼント

 

高齢のお年寄りの方々が、赤い服を着て、農作業や土木作業、林業を行なう時代は、そう遠くないのかもしれませんね。
スーパー・ジィジ!
スーパー・バァバ!

* * *

ちなみに、スーパーマンのクリストファー・リーヴさんも子供たちと…。
CMで、映画のシーンが再現されています。
やっぱり、スーパーマン、ウルトラマン、プロスポーツ選手、お相撲さんは、子供と一緒に撮らなくちゃ…。
CM「キヤノンのビデオカメラ」

 


◇赤いシャツの高校教師と、グレイテスト声優

さて、もうひとり…、最高の高校教師をご紹介します。
パッと見は、スーパーマン風ですが、赤い色の服を着ています。

実は、高校の先生…。
ひょんなことから、宇宙人から「赤い服」を託されてしまいますが、説明書をなくしてしまい、悪戦苦闘します。
普段はさえないズッコケ先生ですが、この「赤い服」を着たとたん…。

1981年(日本では1982年放送)の米国テレビドラマ「グレイテスト・アメリカン・ヒーロー」です。
日本でも人気でしたね。

主人公ラルフの着る赤色のシャツの胸には、「S」の文字ではなく、漢字の「中」のようなマークがあります。
実は、これは文房具のハサミをモチーフにしたデザイン…。
何それ!?

たしかに、わが家の冷蔵庫には、あんな形のハサミが、磁石ではり付いている…。

* * *

スーパーマンは着替えを他人に見られることはありませんが、この主人公ラルフは、「じゃまだから、どこか、そっちで着替えてろ…」。
主人公の少しマヌケな言動と、失敗の数々…、でも最後はスーパーパワーで何とかなってしまいます。

下記は、日本版のドラマのオープニング映像です。
主人公ラルフの声とナレーションは、56歳の若さで亡くなった、声優の富山敬(とみやま けい)さんです。
タイガーマスク、侍ジャイアンツ、キャンディ・キャンディ、グレンダイザー、宇宙戦艦ヤマト、ちびまる子ちゃん…など、優れた声作品がいっぱい…。
洋画の吹き替えも数知れず…。
まさに、記憶にも歴史にも刻まれた「グレイテスト」な声優さんでしたね。

ラルフの相棒のビルの声は小林修さん、恋人パムの声は戸田恵子さんでした。
日本でのこの番組のヒットは、この声優さん方のチョイスにあった気がしますね。

オープニング映像(富山敬さんの声)

 

ドラマ「グレイテスト・アメリカン・ヒーロー」第1話(英語)

 

* * *

前述の「スーパー」や「ウルトラ」に似た言葉に、「great(グレート」がありますね。
すごい、偉い、大きい、優秀、素晴らしい、とても優れた…、などの意味あいですね。
「ファンタステック」、「ブリリアント」とも少し似ています。

「great(グレート)」の中でも、最大級のものが「greatest(グレイテスト)」でしょうか。
「グレート」の中のグレート…それが「グレイテスト」なのかも…。
「グレイテスト・アメリカン・ヒーロー」というタイトルは、どのくらいすごいヒーロー表現なのかということですね。

「グレイテスト」以上の「グレート」は、もはや超越した「スーパー」や「ウルトラ」しかありませんね。


◇ BION( believe it or not )

このドラマ「グレイテスト・アメリカン・ヒーロー」の主題歌は、ジョーイ・スキャベリーが歌った「ビリーヴ・イット・オア・ノット(Believe it or not)/ グレイテスト・アメリカン・ヒーローのテーマ)」です。

当時、この主題歌が、米国でも日本でも大ヒットしました。
私は、ドラマよりも、この楽曲のほうに先に出会いましたが、タイトルも歌詞も面白く、何しろメロディが温かい…、それにヒーローもののドラマだというのに、何とも、のどかな雰囲気の楽曲です。
私は、この楽曲が大好きになり、それからドラマにも興味を持ちました。

♪グレイテスト・アメリカン・ヒーローのテーマ(ビリーヴ・イット・オア・ノット)

 

* * *

この楽曲のタイトル「ビリーヴ・イット・オア・ノット(Believe it or not)」という言葉表現は、時折、映画やドラマだけでなく、世の中の多くの場面で見聞きします。

日本的な言い回しで訳しますと、
信じられないだろうけれど…、
信じようが、信じまいが…
信じられないかもしれませんが…
信じられないような話ではありますが…
こんなことを言っても信じてもらえないだろうけれど…
といったところでしょうか。

西洋では、「BION」と略されて表現されることもありますね。
日本にも、似たような長文表現の略し方がありますよね。
「たなぼた、たられば、だめもと、まゆつば、やぶへび、ちょべりば、いみしん、こいばな、アニヲタ、安保理、アラカン…」など山ほどありますね。
洋の東西を問わず、必殺の「略四文字」!

* * *

「ビリーヴ・イット・オア・ノット / グレイテスト・アメリカン・ヒーローのテーマ」の和訳

この楽曲のサビの部分の歌詞に次のようなものがあります。

Who could it be?
Believe it or not, it's just me.

〔私の意訳〕
誰が、そんなことできるかだって…?
信じられないだろうけれど(信じてくれないだろうけれど)
驚かないで!
それは、ボクさ!

ヒーローものなのに、なんとも、かわいい歌詞です。
今なら、「BION… it's just me.」かな…。

* * *

とはいえ、ズッコケ高校教師の彼は、「グレイテスト」な存在です。
超越した肉体的パワーを上手に使いこなすことはできませんが、勇敢さ、清い精神は、スーパーマンにも負けません。
彼の生きる姿勢こそが、「グレイテスト」であり、「アメリカン・ヒーロー」なのだろうと感じますね。


◇ It's just me!

「青いシャツ」と「赤いシャツ」は、パッと見、服の色は異なりますが、「青いスーパー」と「赤いグレイテスト」のめざすところは、同じなのかもしれませんね。

人間が想像できるものの中には、「信じられないもの」はありません。
どこか果てしないところから、「信じられないもの」は突然やってきます。

「スーパー」や「グレイテスト」も、信じられないところからくるものですが、信じていい存在でもありそうです。
でも、「スーパー」や「グレイテスト」を信じるか、信じないかは、あなたの自由…。

あなたのシャツの胸にも、さあ、今こそ「S」のマークを…。
「信じている」の「S」であっても、もちろんグレート!

人は、「スーパー」にも「グレイテスト」にも、きっと なれる… BION(Believe it or not)!

* * *

本日9月25日は、1995年に亡くなられた「グレイテスト声優」の富山敬さんの御命日。

そして、1952年にクリストファー・リーヴさんが、米国のニューヨークで誕生した日です。
「スーパーマン」は、これからも未来永劫、何度でも戻ってきてくれますよね!
私は信じています。


あなたの近くにも、きっと来ます!

いやいや、落ち着いて、「just」考えてみたら…
ちょうど目の前にいる、あなたこそが… Believe it or not, it's just me!

♪スーパーマン(ロイヤル・リバプール・フィルハーモニック・オーケストラの演奏)

 

* * *

次回は、続きとして「ビリーヴ(信じる)」の洋楽曲のことを書きます。

コラム「音路(53)信じてもいいですか?【2】ビリーヴの曲を信じてる」につづく

 

 

2021.9.25 天乃みそ汁

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