ジルバ・ダンス、スウィング・ジャズ、ワム、ジョージ・マイケル、クイーン、テイラー・スウィフト、ビ・バップ、モダンジャズ、SONY(ソニー)、ラジカセ、カセットテープ、昭和世代、歌謡曲、昭和歌謡、ポップス音楽、洋楽、ロック。

 

 

 

 

音路75. 昭和浪漫(2)

昭和スウィング! 前編



コラム「音路74.昭和浪漫(1)私、昭和ロマン派!」より、「昭和浪漫(ロマン)」を思い出すシリーズがスタートしました。
今回も、私が、かつて、ツイッターのハッシュタグ「#昭和生まれっぽい発言しろ」に投稿した「つぶやき」内容を最初にご紹介したいと思います。

今回のコラムは、2020年に書きました「昭和生まれっぽいシリーズ」の内容を一部修正し、加筆、音楽を加えて、「音路シリーズ」の「昭和浪漫シリーズ」としてよみがえらせた内容です。
特に回数や期限を決めずに、連載してまいります。
今回は第二回です。

「音路74.昭和浪漫(1)私、昭和ロマン派!」


◇昭和浪漫を感じて…

まずは、「#昭和生まれっぽい発言しろ」への私の以前のツイート内容から…。
下記の青色文字が、ツイッターに投稿した「つぶやき」で、その下の「注」が、コラム用に加えた注釈・補足説明です。

(21)第二回、第二巻、第二幕、第二章、第二編、パート2、vol.2、続、続々、再びの、外伝…、何か皆 昭和っぽい表現。
シーズン2、スピンオフ、アナザーストーリー、サイドストーリー、チャプター、セクション、スペシャル…、何でもいいから、早くやれ!


注:シリーズ化の続編の表現は、さまざまにありましたね。
ドジョウは二匹目も、三匹目も… でもウナギには絶対になれません!
昭和世代は、勝ち馬に乗れ!ゲン担ぎ!だらけ… あたり前田のクラッカー!

昭和世代は、この流行語「あたり前田のクラッカー」が、3時のおやつのお菓子のことだと、当たり前に知っているのですが、平成世代はお菓子のことだと知らないようです。
どうも、花火のクラッカーのことだと思っていたようで、昭和世代は「アッと驚くタメゴロー」。

1950~1960年代のテレビCM集

 

・時計(精工舎 / 現:セイコー / 1964) …銀座の時計塔が。
・キャラメル(森永 / 1954)…丸いちゃぶ台、木製のおひつ、両親は和装…昭和中頃まで そのもの!
・風邪薬「ルル」(三共 / 1957)…この頃から、くしゃみ三回、ルル三錠!会社は三共。

・オロナイン軟膏(大塚製薬)…番組「崑(こん)ちゃんのとんま天狗(59~60)」内での大村崑さんによるCM。
・あたり前田のクラッカー(前田製菓)…番組「てなもんや三度笠(62~68)」内での藤田まことさんによるCM。
「オレがこんなに強いのも、あたり前田のクラッカー」…やっぱり必殺!当時からいい仕事してはる!
昭和の時代は、ドラマ内や、ワイドショー内で、何か「ほんわか」な雰囲気で、スポンサー企業の商品CMをナマで行なっていましたね。

・石鹸(ミツワ石鹸 / 1964)…ワッワッワ~ 輪が三つ! 風呂場で子供たちが歌っていました。
・船橋ヘルスセンター(1962)…昭和の日本では、全国各地に「ヘルスセンター」名の施設が建設ラッシュ!
・ワンタッチカレー(グリコ / 1963)…今のカレーの味とは大違い!当時は、まだ未完成の味で、多くの人がソースをカレーにかけていましたね。

・グロリア(プリンス自動車・ 現:日産 / 1964)
・パブリカ(トヨタ自動車 / 1964)… 我が家では、この車で、万博を見るために、大阪まで長距離ドライブしました。
近年、同名曲を歌う子供グループ出現と思い驚きましたが、よく聞いたら「パプリカ」でした。
老眼の昭和世代は「ブ」と「プ」の文字が識別できません。
まさか、このグループの最年少の幼女が、NHK朝ドラ「カムカムエブリバディ」の「ひなた」になるとは…。

・カローラ(トヨタ自動車 / 1968)…後に、ジョン・マッケンローが「僕たちのチャンピオンカー!」。カローラは負っけんろ~!
・トリス ウヰスキー(1967)…あのオヤジのアニメ!あ~それだけで、それだけで!

2018年(平成30)、グループ「フーリン」が歌いヒット。
♪パプリカ

 


◇二度目の恋

さて、コラム「昭和浪漫」の第二回を、やっと始めます。

まずは、昭和歌謡…。
中森明菜(なかもり あきな)さんの、1982年(昭和57)のヒット曲「セカンド・ラヴ」。
彼女のその後の方向性を決定づけた二曲のうちの一曲でもありますね。
昭和歌謡の黄金姉弟の「来生(きすぎ)えつこ」さんと「来生たかお」さんの作詞作曲の曲。
ここは、中森明菜さんと来生たかおさんのデュエットで…
♪セカンド・ラヴ

 

* * *

本来 歌うはずであった大橋純子さんが、「セカンド・ラヴ」を歌っていたら、どのような歌になっていたでしょうね。
おそらくは、中森さんとは別の「二度目の恋」がそこに描かれた気がします。
この乙女チックな歌詞内容は、やはり、当時10代のアイドルであった中森さんのほうがあっているのかも…。

前述曲「セカンド・ラヴ」とは、まるで姉弟関係の曲… ファ―スト・ラブ曲!
やはり黄金姉弟の作詞作曲です。
大橋純子さんの1981年(昭和56)のヒット曲。

昭和のシルエットが見えてくるような、哀愁あふれるイントロ…。
まさか、この私が、「恋心」を盗まれるだなんて…。
大橋さんの歌う歌詞なら、やはり、こちらのラヴ… 何度目?
♪シルエット・ロマンス

 


◇めっちゃ、わんさかディ でぃ!

(22)平成世代の皆さん…、「てやんでぃ」とは、何かの記念日ではありません。

注:サービスday、プレミアム・フライデー…、てやんでぃ、すっとこどっこい! こちとら江戸っ子でぃ!
もちろん「江戸っ子の日」の意味ではありません。

朝のテレビ情報番組の走り、TBSの朝のテレビ番組「おはよう720」(後に、おはよう700)により、1976年(昭和51)に大ヒットした曲「ビューティフル・サンデー」。
番組司会の五木田武信さんと、見城美枝子さんの名が、全国区に。
でも日曜日は、たしか放送していなかった…。
原曲は、英国歌手のダニエル・ブーンさん。

歌手のダニエル・ブーンさんは、米国の有名歌手父娘のパット・ブーンさん(父)とデビ―・ブーンさん(娘)と つながりはありませんが、この父娘の先祖はアメリカの歴史上の探検家ダニエル・ブーンです。ちょっと、ややこしい。

* * *

当時、NHKの子供番組「おかあさんといっしょ」で歌を歌っていた、初代「歌のおにいさん」が、この歌を歌っていると家庭内が朝から騒然!
それが、田中星児(たなか せいじ)さん。
当時、彼と同じ髪型の男児が急に増えた気がします。
このレコードジャケットで彼が着ている洋服… これぞ昭和!
♪ビューティフル・サンデー

 

平成世代なら、こっちの歌でぃ!
ズバッと、なんとかかんとかで!…めっちゃ平成!
子供から若者まで、ズバッとポーズが炸裂! あのお笑いの方も…。
2002年(平成14)、松浦亜弥さんが歌います。
♪Yeah! めっちゃホリディ

 

* * *

ここで、東京下町の落語好き爺ちゃんと、平成生まれの孫の「てやんでぃ」会話。
〔爺〕お昼は、何処で食うんでぃ?
〔孫〕ファミレス!
〔爺〕そうでガスト! サイでリヤ! スッカリ楽! かもめのジョナサン!
〔孫〕何言ってんだか、わかんない!
こんな、「笑点」好きの昭和世代のお父さん、お爺ちゃんが、わんさかわんさと、昭和の時代はいましたね。

シルヴィ・バルタンさんも、弘田三枝子さんも、よくこの歌を歌ってくれました!
かまやつひろしさんが1961年、弘田三枝子さんが1964年、シルヴィ・バルタンさんが1965年です。
企業「レナウン」は、二人に、わんさかわんさと、相当にプレゼントしたのでしょうね。
♪ワンサカ娘

 

変形の「めっちゃ!わんさかさっさ!」も、あるんでぃ!
♪めっちゃコミックCM

 

「わんさ」とは、日本に古くからある、人が大勢 集まっている様子や、物がたくさん並んでいる様子をあらわした用語です。
賑やかで景気のいい意味あいの言葉ですので、そこに「か」や「さっさ」などの、テンポのいい言葉がつけ加えられたのだろうと思います。
別に決まりはないので、これからも、いろいろな言葉をつけてみよう!


◇タマゴ売り

(23)「5月でこの暑さ、8月には100度は超すわ」。
一度は、自分のクチで言ってみたかった昭和ギャグ。
昭和世代は、メガネを頭の上にのせ、知っているのにわざと探すネタも好き!
誰もいない家の中で、ひとりだけでもやっている… それって、マジなやつや!


注:気温ネタも、漫才コンビ「やすきよ」のメガネネタも、昭和世代の大好きな「漫才ネタ」の定番でしたね。
何度も聞かされているのに、そのたびに笑ってる昭和人間。

私はミネソタのタマゴ売り… ヒヨコがな… キー坊(西川きよしさん)!
それアカンやつやで、やっさん(横山やすしさん)!

1951年(昭和26)の、暁テル子(あかつき てるこ)さんの衝撃(笑劇)のヒット曲「ミネソタのタマゴ売り」!
芸名も、歌詞も、エプロン着用で歌う姿も、笑劇的!
当時の女性は、たいていは割烹着(かっぽうぎ)姿でしたが、エプロンとはハイカラ!

「リオのポポ売り」、「チロルのミルク売り」に続く歌謡曲。
米国のミネソタ州と卵は何の関係もありませんが、日本人は、この州名と卵のことをよく知っています。
ミネソタが養鶏王国だなんて、聞いたこともありません。
日本の昭和世代に、米国の州名を問えば、この州名はまず出てきますね。
ひょっとしたら、ミネソタ、テキサス、カリフォルニア、ニューヨークくらいしか出てこないかも… やはりヒット曲に州名が出てこないとネ!
ミネソタの米国人の方々は、この曲の存在をご存じでなのでしょうか!?
米国野球メジャーリーグのミネソタ・ツインズがテレビ中継されると、昭和世代は、内心、この楽曲と、暁テル子さんと横山やすしさんを思い出す!

日本の「タマゴ売り」は、江戸時代の江戸の吉原でのバラ売りはよく知られています。
昭和の戦後のかなりの時期まで、パックではない、バラ売りが基本でしたね。

昭和の昔は、スーパーの卵売り場に、こんなことをクチ走っている、農協の帽子をかぶった爺さまがケッコーいましたが、今はまったく見ませんね。
「ドレミファソラシド! ココココ、コケッコー!」。

このエプロン、この卵かご、この甲高い歌声、この身振り…まさに本家タマゴ売り!
♪ミネソタのタマゴ売り

 

♪ミネソタのタマゴ売り(歌詞付き)

 

コケッコーの暁テル子さんも、ズバッとの松浦亜弥さんも、何か同じ香りがします。


本当に、日本人は、こういうタイプの楽曲が大好き!
たいやき、団子、ポンポコリン、いい湯、酔っぱらい、たらこ、しらけ鳥、サラリーマン、アッポーペン… あまりにもケッコーなこと!


◇カセットテープ

(24)昭和の世代は、モノをはめ込むような機構システムを、「カセット」と呼びたがる。

注:昭和の時代の、音楽用カセットテープは代表格。
まだまだ、少し古めのカラオケセットの必需品。

カセットコンロ、カセットボンベ、カセットデッキ、カラオケのカセット、おむつ廃棄用カセット…。
「はめ込む…」「さし込む…」は、装着のかたちの中の独特なひとつ…。
そこは、「カチッ」と、手で押し込む動作が肝心!

〔孫〕カセットって何?
〔爺〕そりゃあ、アレだよアレ! カチッと入れるのさ!
〔孫〕カチッ? カセじゃないの?

平成世代は、「カセット」という名称の持つ、独特な意味あいを理解してくれているのでしょうか?
プリンターのインクや浄水器などの「カートリッジ」名称との微妙な違いを、昭和の世代は、すぐに感じ取ります。
平成世代にはちょっと微妙…。

〔爺〕角のレコード屋さんに、演歌のカセット買いに行こっと!
まだまだ現役…、昭和の世代と、演歌のカセット!

* * *

平成世代は、カセットテープの仕組みや使い方を知らない人も多く、動いているテープを見たことがない人も多いので、この映像を…。

70~90年代のカセットテープのテレビCMです。
平成世代の方は驚きますね… えっ!ソニーやTDKなら知ってるけど、このメーカーが、カセットテープ作ってたの!
各年代のビッグスターが続々登場!
カセットテープCM集

 

まさか、カセットテープ専門店が残っていたとは…。
さすが日本経済新聞社…よくぞ見つけてくれました。
専門店

 

* * *

私も所有していましたが、昭和の音楽好きは、テープの録音内容を一気に消去できる消磁器や、切れたテープをつなぎわせる小型機器を持っていた人が結構いましたね。
初期の頃は、大切で高価なカセットテープを大切にしていました。
昭和世代は、鉛筆を使って、テープ巻き巻きしてました!
テープがゆるむと、音楽がメロメロ…。
そして、時に、ラジカセの機器の内部で、テープがぐちゃぐちゃ!

ドライブデート用のカセットテープづくりに執念を燃やした人も…。
でも、そのかいもなく…。

昭和の世代は、結構 苦労しながら音楽を聴いていましたね。
そのぶん、忘れない、忘れられない、忘れたくない…。


◇録音って、たいへん…

(25)家族に、「静かにして…しゃべっちゃダメ」。
家族団らんの時間が、緊張の沈黙の瞬間に変わる。
テレビのスピーカーの前にラジカセを置いて、テレビ音声を録音するのである。
デジタルでも、アナログでもない、不思議な録音方法に家族は協力していた。
すごい団結力!
その時、愛犬が ワン!
長さん、だめだこりゃ!


注:今では信じられないような、昭和の家庭の光景です。
この直後あたりの頃に、赤色と白色のケーブルや、ラジカセやテレビに接続端子が標準装備されていきました。
メーカーさん、早く つけといてよ!
当時、録音や録画の機器の価格の中に、著作権料を盛り込むのに手間取ってしまってね…。


◇歴史的な名ラジカセ「ジルバップ」

(26)SONYの歴史的名ラジカセの「ZILBA'P(ジルバップ)」。
初代は1977年生まれだから、45歳。
わが家のジルバップは、声量も落とさず、まだまだ現役バリバリ!
当時の家電品の頑丈さは、現代の比ではない。
商売を忘れた職人魂があった!


1970年代から80年代にかけて、「ラジカセ」が大流行しました。
「ラジオ」と「カセットテープ」を合わせて「ラジカセ」です。

昭和世代には、性能に限らず、価格に限らず、それぞれ相当に思い入れのある「ラジカセ」があると思います。
苦労して手に入れた…、両親にやっと買ってもらえた…、深夜ラジオ放送を聞きまくった…、「エアチェック」をしまくった…など、まさに思い出の宝庫が「ラジカセ」です。

日本では、1980年代後半の頃に、街に、いわゆる「レンタル・レコード屋」さんが登場します。
それまでは、多くの人が、もっぱら、ラジオ放送で流される音楽曲を、カセットテープに録音していました。
その行為を「エアチェック」と呼んでいました。
ラジオ放送では、放送中であることを「オン・エアー(on air)」と呼びます。
昭和の時代は、「オン・エアー(on air)」の電光表示ライトが、巷でもよく売れていました。
そのエアーをチェック(確認する・調べる)する… チェック・イン、チェック・アウトするということなのかもしれません。
「レンタル・レコード屋」さんが、「エアチェック」文化を終わらせたといっていいかもしれませんね。

本ブログの「歴音 fun」という名称も、当時のあるFMラジオ専門雑誌名に由来しています。

* * *

ラジカセ自体は、60年代後半には、誕生してはいましたが、音声はモノラル再生で、音質を云々語るような代物ではなかったと思います。
当初、割と貧弱だったラジカセが、音声がステレオ化し、本体が大型化、高性能化したきっかけが、ソニーのラジカセ「ジルバップ」だったと記憶しています。
1977年(昭和52)の発売です。
それまでにもラジカセはたくさんありましたが、この「ジルバップ」は、かなり本格的な音質を備えていました。
ソニーの「ウォ―クマン」は、その2年後の1979年の誕生です。

ソニー製ですので、性能や音質は言うまでもなく、当時の最高レベルのラジカセだったと思います。
80年代初頭まで、8機種が発売されたそうで、ベストセラー商品として、まさに最高峰のラジカセとして君臨しました。

個人的には、所有しているということもありますが、性能といい、音質といい、外観といい、初代のものが最高製品だと感じます。
若者には「落ちつき過ぎ」のデザインに見えないこともありませんが、それが「イッツ・ア・ソニー」。

* * *

個人的には、妙な電灯表示のメーターやデジタル表示ではない、この針の動きには、感動を覚えます。
スイッチ類を押したときの重量感は、今の時代の機器にはまったくない感覚です。
カセットテープをおさめる「ふた」は、瞬間的に軽く開くのではなく、ウォンと音をあげながら、どっしりと開くのです。
これも重厚感の演出のひとつ。
いかにも頑丈で、どっしりとした重厚感は、やはり当時のソニーの雰囲気が漂っています。

その頑丈ぶりは、前述のとおり、45年使っても、まだまだ大丈夫ということでもわかります。
もちろん、一部の劣化部分は修理しています。
今は、カセットテープ部は使用していません。

ラジオチューナー部の見た目は、当時のステレオチューナー級です。
今の感覚からすると「昭和レトロ感」は免れませんが、まさに、世界のオーディオ機器の歴史に残る名機だと思います。



なにしろ、今のラジオ放送で流される、70年代や80年代の楽曲音声を聞いても、最新機器で聞くのと、このジルバップで聞くのとでは、まったく味わいが違うのです。

当時の音楽を、当時のオーディオ機器で聴くときの感動は、最新機器では味わえないような気がします。
これは、テレビなどの映像機器では生まれない感覚かもしれません。

オーディオ専用機器の特性かもしれませんが、その機器から出てくるものは、その当時の音楽だけでなく、当時の空気感や世界観まで再生してくれそうな気がしてきます。

きっと、平成生まれの若者たちも、平成時代の機器に、いつか同じ感覚になるときが来ると思います。
時代がいくら経過しても、好きだったゲームの感覚は忘れないですよね。
それと同じです。
本当に好きなオーディオ機器は、大事に残しておくといいかもしれませんね。


◇ジタ―バグじゃなくて、ジルバ

この「ジルバップ」は、当時の若者世代のあこがれの名ラジカセでしたが、妙な名称ですよね。

イスラム教の女性が、顔を隠す布を「ジルバップ」「ヒジャブ」とも呼びますが、その意味ではありません。
あの企業ソニーがつくった独自名称の「ジルバップ」です。
この名称の謎は、次回のコラムで書きます。

* * *

さて、ダンスや音楽用語である「ジルバ」とは、英語で「Jitterbug」と書きます。
少し前の時代は、この英語の発音をカタカナで「ジターバグ」、「ジッターバグ」と書かれていました。

日本では、飲み物の「coffee」をカタカナで「コーヒー」と書きますが、実際の英語発音では「カフィ」「カーフィ」に近いですよね。
昔、海外行きの航空機の機内で、水が飲みたくなったら「ウォーターでは通じないので、ワラって言え」と本気で教えていましたね。
昭和の爺様たちが言ってました。
「藁(わら)を飲みたいと言えばいいのじゃな… わしは牛か!」。

* * *

「Jitterbug」も、「ジタ―バグ」ではなく、実際に耳に聞こえてくる発音は「ジルバグ」、「ジルバ」に近いものです。
時に「ジターバグ」という風に聞こえる場合もありますが、これでは、若者文化としてカッコ悪~!
日本語で「カッコいい」という言葉表現がありますが、若者同士なら、「カッケー」のほうでしょうね。
それと同じようなことなのかも…。

「ジタ―バグ」も「コーヒー」も日本語カタカナ・ローマ字読みとしては間違いではありませんが、日本では、不思議と昔から、「ジターバグ」ではなく、正確な若者発音に近い「ジルバ」と発音、カナ表記されています。
おそらくは、ダンスや音楽の用語だったからこその表現だったような気もします。
「世界の若者、ダンサー、ミュージシャンに通用しないような発音じゃあ、ダンス音楽用語としてカッコ悪いし、駐留軍兵士にも通じない!」。

ワムの大ヒット曲の冒頭で、この「Jitterbug」が連呼されています。
あなたには、何と聞こえますか?

♪ウェイク・ミー・アップ・ビフォアー・ユー・ゴー・ゴー

 

この曲は、音楽グループ「ワム」の1984年(昭和59)の大ヒット曲で、「ジルバ・ダンス」の楽しさを歌った内容です。
ジルバをひとりで踊る人など、まずいません。
彼女と二人で…、大勢で楽しく…。
♪踊りに行く前に、僕を起こしてね!という内容の曲です。

米国テレビドラマ「glee(グリー)」での、合唱部(グリークラブ)たちが歌い踊るシーンです(和訳付き)。
♪ウェイク・ミー・アップ・ビフォアー・ユー・ゴー・ゴー

 

* * *

この歌のタイトルは、ワムのメンバーのアンドリューさんが、17歳の頃に、母親に書いたある伝言メモ「Wake Me Up-Up、Before You Go-Go(出かける前に起こしてね!)」からきています。
「go go」は、「ゴーゴーダンス」でも、洋楽曲の歌詞によくあるフランス語由来の「a go go(たっぷり)」でもありません。
「Up」と「Go」を二度書いて、強調したもののようです。
数年後にカッコいい歌詞になりましたね。
楽曲の中では、「go go」と「yo yo」で韻を踏む!

似た日本語なら… 行け行け! 来い来い! やれやれ! それやれ! モリモリ! モテモテ! あっぷあっぷ! イケイケ!
大事な言葉は、二度続ける!

まさにスウィング・ボーカルの申し子のような、ワムのメインボーカルだったジョージ・マイケルさんのことについては、後で書きます。
すさまじい彼のスウィング・ボーカルです。


◇ジルバ・ダンス

「ジルバ」は、若者たちや、若い頃の時代を、象徴するような、明るく楽しい雰囲気いっぱいのダンススタイルですね。

「ジルバ」は、ダンススタイル「チャールストン」が進化した「リンディホップ(リンドバーグが大西洋横断〔HOP〕したのが名称由来)」や、ダブル・リンディ型の「ジャイブ」などと同じで、ダンススタイル「スウィング・ダンス」のひとつだと、さまざまなものに説明されていました。

「スウィング・ダンス」とは、音楽側から簡単に言うと、スウィング・ジャズ音楽にあわせたダンスです。
特に戦後の日本では、シングル・リンディ型のリズムの「ジルバ」が流行しました。
詳しくは、ダンスの先生に…。

初心者向けのジルバ解説動画です。
ダンスをしない方々も一度は、このダンス動作を見たことあるのでは…。
ジルバ解説

 

映像が古く、反転していますが…
1940年代のジルバ

 

60年代以降のロックの名曲たちをジルバ用にアレンジして、ジルバでダンス…
ジルバ・ダンス

 

若い世代が「とりこ」になるのもわかりますね。
ダンス素人の中高年には、激し過ぎて、数分で「ジルバ・ダウンす」…。


◇スウィング

さて、1930~40年代の米国音楽界は、「スウィング・ジャズ」が大流行。
ジャズ音楽の中のひとつのスタイルで、ジャズ・ミュージシャンたちによる大人数のビッグバンドが、その主役でした。
まさに、リーダーのもと、隊列がしっかり整えられた大人数の楽団です。

「スウィング」とは、音楽の演奏スタイルといいますか、表現テクニックのひとつです。
強弱や高低の「うねり」…、刺激的なアクセント…、イケイケのドライブ感…、スウィングしてなきゃ音楽ではない!…くらいのものですね。

野球のバットスウィングは、バットを振り始め、ボールに強い衝撃を与え跳ね返しますが、なんとなく、それにも似ています。
グイン!カッ!キ~~ン!
バッターによって、スウィングのスタイルはさまざま…。

ルイ・アームストロングは、「黒人ジャズ界では、スウィングとは、シンコペーションのことだ」と言いました。
「シンコペーション」とは、音楽の世界では、アクセントや音符の位置を微妙にズラしたり、強弱をつけたり、ためをつくったりして、個性豊かで魅力的な音楽にする手法だとも言えるでしょうか。
ようするに、スウィングは、音楽家や演奏家の個性や技量の見せどころですね。
明るく楽しいカッコいいリズム感…、ムードいっぱいの魅惑サウンド…、シンコペーションによって、さまざまに微妙な違いを演出できますね。

ですので、ジャズ音楽に限らず、クラシックでも、ロックでも、カントリーでも、あらゆる音楽ジャンルに応用でき、それぞれのジャンル特有の音楽的魅力をつくり出せます。
歌謡曲でも、演歌でも、ジャズ風に演奏してみたり、ノリのいいロック調にしてみたりしますが、音楽の醍醐味そのものですね。

* * *

ダンス(舞踊)は音楽にあわせながら、身体を動かし、カッコよく見えるスタイルをつくっていきますが、これが、さまざまなダンススタイルを生んでいきましたね。
特有のダンススタイルや用語が次々に生まれてきます。
「ジルバ」も、「スウィング・ダンス」の中のひとつですが、ダンサーによって、自由に、個性的に表現されていますね。

もちろん、ダンススタイルのほうが先にあって、それにあわせた音楽も生まれてきます。
チャイコフスキーのバレエ音楽と、そのバレエ作品の振付けは、どちらが先といっていいのか、よくわかりません。
音楽が先か…、ダンスが先か…、まあ、どちらでもいいですね。
夫婦のようなもの?
素敵な家庭は、二人でつくられる!

用語や形式、理論を知っていれば、素晴らしい楽曲が作れたり、演奏できたり、ダンスできるものでもありませんが、まずは「スウィング」のフィーリングやノリを、身体に覚えさせるのが肝心!

さあ、列車に乗って、リズムを感じ、音を感じるところから… 気分は音楽旅行!


◇列車でスウィング! ジャイブ!

♪快速列車「Aトレイン」が発車しちゃうぞ!
♪急げ!急げ!
そこの、撮り鉄、乗り鉄、飲み鉄、聴き鉄…、早く集まれ!
デューク・エリントンさんの1939年(昭和14)のスウィング・ジャズの名曲で、さあ音楽旅行に出発進行!

♪テイク・ザ・Aトレイン(A列車で行こう)

 

* * *

「ジャイブ(jive)」とは、「ジルバ」から派生した、飛び跳ねるようなダンススタイルのことです。
「ジャイブ(jive)」という英語には、いいかげんな話し、人をからかう、人をバカにするなどの意味もあります。

ちなみに、ビー・ジーズの1975年(昭和50)のジャイブの大ヒット曲「ジャイブ・トーキン(Jive Talkin')」も、踏切の前で列車の通過待ちをしていた時に生まれた曲です。
列車のリズムで、シンコペーションしまくってますね。
もちろん、ディスコ・ダンスの代表曲のひとつ。
あなたは、この列車のリズムで、カッコよく踊れますか?

「ジャイブ・トーク」とは、かつて、黒人ミュージシャンたちの間で、白人たちに意味がわからないようなスラング(俗語)を使って、リズムをつけて早クチで語り合うことを意味した用語です。
まさに、会話がシンコペーションのジャイブ!
「何言ってんだか、よくわかんねぇ」という歌詞内容(?)の曲です。
ビー・ジーズは、オーストラリアの白人三兄弟グループでしたが、黒人文化に敬意をはらっていたものと思います。

♪ジャイブ・トーキン

 


◇ビ・バップ と ハード・バップ

さて、そんなダンススタイルや、スウィング・ジャズ音楽を意味する「ジルバ」ですが、1930~40年代初頭のビッグバンド主体のスウィング・ジャズという音楽スタイルは、世の中から飽きられはじめます。
音楽家は、いつの時代も、先人の栄光とは異なる、新しいものを、自身で創っていきたいと思うもの…。

ジャズ音楽は、さらなる新しい音楽スタイルを模索しはじめ、1940年代になると、「ビ・バップ」という自由な雰囲気のスタイルが生まれてきます。
スウィング・ジャズの隊列の整えられた楽団ではなく、個々のフリーミュージシャンたちが、自由にうちとけ合い、競い、音楽を共鳴しあっていきます。
音楽家のアドリブ演奏の発想力と演奏技量が問われることになります。

* * *

今回は、「ビ・バップ」のお話しは書きませんが、一曲だけ…。
「モダンジャズの父」、「ビ・バップの父」、「ヤード」、「バード」と呼ばれた、チャーリー・パーカーさんの代表曲。
クラシック音楽の作曲家ストラヴィンスキーの組曲「火の鳥(ファイヤーバード)」に由来する彼の作品「ヤードバード組曲」から生まれた彼の愛称「ヤード」、「バード」です。
後のロックバンド「ヤードバーズ」や、ニューヨークのジャズクラブ「バードランド」は、彼のこの愛称から来ています。

次回の第三回のコラムで、スウィングジャズの名曲たちをご紹介しますが、「ビ・バップ」は明らかに別のジャズ音楽のスタイルです。
聴けば、一聴瞭然!

1952年(昭和27)の「ビ・バップ」曲。
新しいジャズ音楽がやって来たのだよ…、そう 今がその時!
♪ナウズ・ザ・タイム

 

この「ビ・バップ」スタイルは、より複雑化し、演奏が高技能化し、マニアックな芸術志向へと突き進み、一般の人たちの人気が離れていきます。
音楽に限らず、どの芸術分野でも、ビジネスでもそうですが、一般レベルを越えたマニアックな方向に進みすぎたり、逆に、もう誰も知らない人がいないほどに大衆化しすぎたりすると、その分野はすたれていきますね。

* * *

1950年代には、「ハード・バップ」という、これまた異なるスタイルのジャズ音楽が流行り始めます。
後の「リズム&ブルース」やポップ路線へと進化する、多くの人に受け入れられやすい洗練された音楽スタイルです。
都会的で、自由な、いわゆる「カッケー」ジャズ音楽スタイルです。

とはいえ、元は皆、「ビ・バップ」で高度演奏技術や音楽センスを磨いてきたミュージシャンたちでした。
アート・ブレイキー、モダン・ジャズ・カルテット、マイルス・ディヴィスなど、スターが続出。

リー・モーガン(1964年)
♪ザ・サイドワインダー

 

ソニー・クラーク(1958年)
♪クール・ストラッティン

 

マイルス・デイヴィス(1954年)
♪バグス・グルーヴ

 

* * *

1930年代の「ビ・バップ」から1960年代の「ハード・バップ」あたりまでの頃の、さまざまなスタイルのジャズ音楽全体を、日本では「モダン・ジャズ」と呼びますね。
米国では、これら全体を「ビ・バップ」と呼びます。
いずれにしても、「ジルバ」を含む「スウィング・ジャズ」とは区別されています。
聴けば、誰でも一聴瞭然!

昭和40~50年代の日本では、お店や駅で音楽を流すのが、わりと自由でしたので、喫茶店はもちろん、街の本屋さんやスーパー、商店街、駅の構内などでも、よくこうした「スウィング・ジャズ」や「モダン・ジャズ」が流されていました。
それぞれの責任者の趣味だったのかもしれません。
今現代とは違う、何か ちょっと優雅な雰囲気がただよっていましたね。

今も、ジャズ音楽をその地域の「ウリ」にして、「街おこし」をがんばっている街もありますね。
昭和の街のにぎわいを思い出しているのかも…。
実は、我が家の近くの東京の商店街アーケードでも、時折、こうしたジャズ音楽が流されていることがあります。
なかなかに、ジャジー(jazzy)!
牧歌的な街のほうなら、ジャージー(Jersey)!


◇ジャック・アンド・ベティ

さて、1977年(昭和52)に発売されたソニーのラジカセ「ジルバップ」の当時のテレビCMでは、1950年代のアメリカンポップスが使用されました。

今の若者世代が、70年代や80年代の歌謡曲やポップスに初めて触れて、喜んで聴いていると聞いていますが、同じようなことが、当時の70年代後半から見た50年代ポップスに起きていた気がします。

当時のテレビCM

 

このCMに使用された、1957年(昭和32)のヒット曲「「踊りに行こうよ(At The Hop)」です。

ダニー&ジュニアーズ「踊りに行こうよ(At The Hop)」

 

このテレビCMのキャッチコピーが、当時の昭和時代そのもの…。
「ステレオで踊ろう、ジャック&ベティ…、青春が響く、ステレオ・ジルバップ!」

この映像の中で、二人の男女の若者が踊るダンスこそ、「ジルバ」なのです。
音楽は50年代音楽の「フィフティーズ」。

* * *

このキャッチの言葉の中にある「ジャック&ベティ」とは、当時の中学生あたりの英語の教科書によく登場していた、若い男性のジャックさんと、若い女性のベティさんのことだと思います。
初級の英語学習用の、いかにもたどたどしい英会話の登場人物たちです。
まさに、何かを初めて学んで、成長していく若い世代を象徴する二人の若者の名前です。

このラジカセ「ジルバップ」は、そういう若者に向けた商品だったということが、よくわかりますね。
太郎…お前はジャックで、花子ちゃんはベティ…、やだ~何ョそれ?
オレは、スミスだ!

今の学校のテキストは、相当に登場人物名が違うようですね。

* * *

今、このCM映像を見ると、昭和世代としては、泣きそうになります。
当時の若者たちの気持ちが伝わってきそうです。
この映像のように、当時の若者たちは、外に飛び出していったのです。


◇軽率すぎ!ダンスなんて踊れない!

さて先ほど、ワムのジルバ曲「ウェイク・ミー・アップ・ビフォアー・ユー・ゴー・ゴー」のことを書きましたが、ジルバ好きの、ワムのメイン・ボーカリストのジョージ・マイケルさんです。

彼は、1984年(昭和59)、ジルバに関連した こんな楽曲もつくっています。

♪ケアレス・ウィスパー

 

この楽曲は、同時に二人の女性を愛したある男性が、結局は、二人に捨てられ、その罪悪感と後悔にさいなまれるという歌詞内容の歌です。
「もう誰も、僕とはダンスをしてくれないんだね」、「お願いだから、ひとりにしないで…」、「Please stay…(捨てないで、おいてかないで)」という、女性からしたら「あんた 今さら、どの面さげて…まだ、わかんないみたいね」という内容です。
それも、彼女どうしが、部屋で、はち合わせ!
この男性のあまりにも軽率な言動と、さらに、その後味の悪さ…、でも、この楽曲は世界中で大ヒットも大ヒット!
その年のナンバー1といわれる楽曲になりました。

「ケアレス・ウィスパー」は直訳すれば「軽率なささやき」。
軽率には言えませんが、これほど共感する男性が世界中にいたのです。
この音楽動画の、ものすごい再生回数…ひょっとして、ほとんどが男性の視聴かも?
困ったもんだ…世の男たち!

実は、このお話しは、マイケルさん自身の、似たような女性関係の実話が元になっている楽曲です。
彼は20歳台まで、自身がゲイであることに気がついていなかったようで、それを公表し、LGBT問題に関する発言や支援を始めたのは、1998年。
同じ立場の多くの人たちに勇気を与える存在になりましたが、2016年、52歳の若さで亡くなりました。

この楽曲の歌詞にあるダンスは、どうも「ジルバ」のことのようです。
「ジルバ」のダンスを、哀愁の目でみつめる人もいますね。

♪ケアレス・ウィスパー(和訳)

 

* * *

彼の才能は、10歳台の頃から特筆すべきものがあり、1982年(昭和57)のデビュー時のこの楽曲「ワム・ラップ」の、まさに歌声の「スウィング」パワーには圧倒されました。
世界中が、「何だ、この若者は!」と驚愕しましたね。

マイケル風のラップですが、彼の中には、何か特別なダンス音楽のセンスと魅力があったように思います。
この後、スウィングパワー全開のダンスのヒット曲を連発しました。

♪ワム・ラップ(歌詞付き)

 

♪ワム・ラップ

 


◇気にするわけないっしょ!

前回の「昭和浪漫(1)私、昭和ロマン派!」のコラムでは、テイラーちゃん(テイラー・スウィフトさん)」の曲をご紹介しましたが、今回も「テイラー・スウィ…ング」を…。

あたい…、元彼のケアレス・ウィスパー(軽率なささやき)なんて、気にしない!気にしない!
Shake, Shake, Shake, Shake, Shake It Off!
気になんかするような ヤワな女じゃないわよ!
頭ん中、空っぽで、踊ってやるわよ!
2014年(平成26)の、さすが テイラーちゃんのジルバ曲!

どんなダンススタイルかなんて… 気にしない!気にしない!
80年代のラジカセだって、持ち上げてやるわよ!
♪シェイク・イット・アップ

 

♪シェイク・イット・アップ(和訳)

 


◇愛という名のスウィング!

ところで、ソニーのラジカセ「ジルバップ」という、この妙な名称は、いったい何?

ジルバップ名称の謎、ソニーが目指したもの、「ソニー坊や」のことは、次回コラムの「後編」で書きます。
ソニーは造語の天才企業!
あわせて、楽曲「シング・シング・シング」、「イン・ザ・ムード」などの、昭和のスウィングジャズ音楽のジルバの名曲たちをご紹介します。

「ジルバ」は、明るく楽しく軽快に、哀愁も、切なさも…、そして、気にするわけないっしょ!

最後はクイーンに、”ヒップ” に決めてもらいます。

1980年(昭和55)の大ヒット曲。
♪It swings!
♪It jives!

♪クレイジー・リトル・シング・コールド・ラヴ
(Crazy Little Thing Called Love)

 

 

この楽曲の妙な邦題「愛という名の欲望」… そこは「愛という名のリトル・スウィング」じゃないの!?

次回コラム「昭和浪漫(3)昭和スウィング!後編」につづく。

* * *

2022.5.6 天乃みそ汁

Copyright © KEROKEROnet.Co.,Ltd, All rights reserved.