こんにちは～
出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。
教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です
本日もお忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。
初めての方も、よろしくお願い致します。
日本神話には
多くの神様が現れますが、
とても
ユニークな登場をする神様がいて
それが
饒速日命（ニギハヤヒノミコト）です。
ニギハヤヒは、
天孫降臨の
ニニギノミコトと同様に
高天原から、
地上に降り立った神様ですが
降り立つときに、
何と
「飛行物体」に
乗っていたのです
そのことは、
「日本書紀」や
「先代旧事本紀（せんだいくじほんき）」に
記述されていて、
＜ニギハヤヒは、
大空を巡りながら、
この国をみて降り、
その際には、
「天磐船（あまのいわふね）」という
物体に乗っていた＞
とあります
天磐船には、
天之浮船や
天鳥船などの
異名があり、
天空を自由に飛ぶことが
出来たようで、
UFOや飛行機のような
船なのです
記紀を通じて、
空を飛んで出現する神様は、
ニギハヤヒだけですし、
飛行する乗り物も
他にはないです
ニギハヤヒは、
河内国（大阪府）に降臨すると、
そこから大和国（奈良県）に移動し、
やがて、
地元の豪族を従えて、
大和の統治者になっていきました。
そして、
ニギハヤヒの末裔とされるのが
物部氏で、
物部氏は
大和朝廷で、
軍事を掌握し、
朝廷の祭祀を担って
いったのです
それで、
ニギハヤヒが
天から降りる際に
乗っていたという
「天磐船」を
ご神体とする神社が
大阪府にあります
それが、
交野（かたの）市に鎮座する
磐船神社で、
祀られているのは
高さ１２メートルの
巨大な舟形の岩石です。
神社の伝承では、
ニギハヤヒが
この地に降りたときに、
船が岩に姿を変えて
神格化したと
いうことです
交野の土地は、
肩野物部氏という
物部氏の一族が
納めた土地だそうです。
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