こんばんは～
出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。
教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です
本日もお忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。
初めての方も、よろしくお願い致します。
明日、３月３日はひな祭りですが
ひな祭りといえば、
段飾りの雛人形を
イメージしますよね
しかし、
ひな祭りは元来は、
３月３日の
「上巳の節句」に
春の川で
冬の間に身に付いた
垢や穢れを清める
禊の儀式が由来でした
上巳の節句の
禊の風習は、
遣唐使により、
大陸の文化と共に伝えられ、
宮中行事となっていきました。
そして、
平安時代には、
紙や藁（わら）で作った人形に、
自身の禍や凶事を移して、
川や海に流す
「流し雛」が行われるようになり、
これが、
雛人形の原型と
されています。
時代が下ると、
武士や公家や
裕福な家では、
段飾りの人形が
飾られるようになりました
そして、
檀飾りの雛人形が
飾られるようになったのには、
意外な霊的な側面があり、
余り知られていないことですが、
人形を
階段に並べることで
「先祖が霊的に進化して
くれますように」という
先祖供養の意味もあったのです
雛壇の最上段には、
お内裏様とおひな様が
並んでいて、
次の段には、
お世話係の三人官女、
さらに次の段は
歌と音楽で盛り上げる五人囃子と・・・・
人形には、
それぞれの「お役目」があり、
順番に並んでいますが、
実は、
雛壇に並んでいる人形は皆、
ご先祖様のシンボルでもあったのです
雛壇の階段に
人形を並べることで
自分の先祖や
一族郎党の霊が
人形に依り、
先祖霊が
霊的な階段を昇って
高みに行くことの
願いが込めていたのです
それなので、
先祖霊との接点を持つことが
ひな祭りに隠された
霊的な意味になるのです。
ひな祭りは、
女の子の成長を願う祭りですが、
雛人形を飾って、
祝うことは、
先祖霊を「上げる」
何よりの
先祖供養になるのです
先祖との接点という意味で、
ひな祭りに、
お時間に余裕のある方は、
お墓参りをされたり
仏壇を拝むと
先祖の霊的進化の助けに
なります。
お墓参りに行ったり、
仏壇供養が出来ない方は、
３月３日に、
何時でも良いので、
自宅で北の方角に向かって
１分間黙とうし、
「ご先祖様が、
高みに行かれますように」と
祈願して下さい
今年のひな祭りは、
魚座の新月と重なっています
今回の魚座新月は、
自身を大浄化して
お金の流れを変えるのに
最適な星の配置ですが、
ご先祖様の供養にも
意識を向けると盤石です。
参考記事
神社仏閣巡りのジャンルで、人気記事ランキング１位になった記事です
ご興味のありそうなものがございましたら、どうぞ
神社の参拝法についての記事です。
いわゆる「ニ拝・ニ拍手・一拝」のやり方と「拝」と「礼」の違い
それでは、本日もお読みいただき、ありがとうございました
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「大金運の法則 ２０２１」に掲載されました
