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雉ーきじー
別名 鳴き女ーなきめー
ご利益 予知能力、五穀豊穣、厄除け。
天地を行き来する霊力を持ち、
人の世と、神や死者の住まう異界とを繋げると、
信じられてきました。
死者の霊を慰め、地震予知の能力を持つと信じられてきた雉は、
古代の人々にとって、特別な存在であったようです。
(「夜に雉が泣くと、地震が起きる」
という言い伝えには、科学的根拠は一切ないそうです。
でも、経験からくる諺として、日本各地で伝えられています。)
『記紀神話』では、
高天原より、天若日子を監視する為に派遣された雉。
雉名泣女ーきざしななきめーとして、登場しています。
日本の国鳥でもありますが、
国鳥なのに、狩猟対象にもなっている、
世界的に珍しい鳥です。
氷川神社の須佐之男命。
誉田別命に、大国主神、五十猛命や、
天照大御神に、豊宇気毘売神。
そして、倭建命に、神武天皇など。
いろいろな御祭神を祀る神社の神使とされていますが、
これは、雉が、日本各地の里近くに生息し、
神社が創建されたその場所に多く見られた、
とても身近な存在でもあった為でしょう。
また、雉と言えば、『桃太郎』で、
鬼退治のお供として登場します。
これは、「鬼」=陰の気である鬼門(丑寅の方角)を抑えるのは、
対極の陽の気である「未・申・酉・戌」である。
という、陰陽思想によるものですが、
この中で、未は、日本には定住しておらず、
あまり、戦闘に向いたイメージもありませんでした。
そこで、申=猿、酉=鶏、戌=犬が選ばれるのですが、
当初、鶏であったものが、雉へと変化します。
猿=山のもので、面白きもの。
雉=里のもので、美しきもの。
犬=野のもので、愛らしきもの。
と周知されていて、それらを合わせた。
と考えられていたり、
儒教の『論語』には、
「智の人は惑わず、
仁の人は憂えず、
勇の人は恐れない」
とあり、大いなる徳と考えられていた「智仁勇」に、
身近な動物を当てはめたという説もあります。
智=猿は、知恵者。
仁=犬は、3日飼ったら恩を忘れない。
勇=雉は、火事が起きたら、自らの羽を広げ、
巣に被さり卵を守る。
また、雉は、我が子を守る為、よく戦う鳥でもありました。
これらの理由で、鶏よりは、
雉の方が、桃太郎のお供に相応しいと考えられたようです。
余談ですが、
以前、スサ様が好きだと言うので、
雉を丸ごと取り寄せた事がありました。
勿論、食用に加工されたものですが、
焼き鳥にしたり、すき焼きにしたり、
肝を煮つけにしたりして食べました。
私は、どれも美味しく頂きましたが、
どうにも、亜紀ちゃんには不評でした。
最後に、ミンチにして、生姜と葱をたっぷり使い、
肉団子にして、鶏ガラで取ったスープで味噌鍋にしたら、
「とても美味しい!
最初っから、これで食べれば良かった」
と言っていました。
雉は、鶏、豚、牛と比べ、低カロリー、高たんぱく。
必須アミノ酸を全て含んでいます。
ナトリウムが、少々高いけれど、
それ以上に、ナトリウムの排出を促す、
カリウムが圧倒的に多く、ミネラル豊富。
とても優秀な、健康食品です。
そして、買ったのは、天の逆鉾のある高千穂の峯産。
・・・どこまでも、『記紀神話』から離れられないのでした(笑)
また、
桃太郎=元気な子=健康
きび団子=五穀の長であり、
食べる者に霊力をもたらすと共に、
土地の豊かな生産力を表す=富
と考えられており、
智・仁・勇・健・富の五徳が揃えば、
人々は、幸福になれる。
という説もあるようです。
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