2023年6月3日(土)は野沢温泉村某所にあるサンカヨウの群生を見に行きました。

以前毛無山に登ったときに見つけた、大切な群生なので場所は秘密ということで。

 

サンカヨウの開花と雨上がりの天気、今日しかないということで2年待った日が来ました。

 

雨に濡れて透明になったサンカヨウの花がこちら。

 

ガラス細工のような繊細さ。綺麗すぎて言葉を失います。

 

触れたら壊れてしまいそうです。

 

ここのサンカヨウの群生は本当に凄いです。ぽつぽつ咲いているのではなく、斜面いっぱいに咲き誇っています。

 

 

宝石のようでもあります。

 

こんな経験はもう出来ないのではないかと思った野沢温泉村の早朝でした。

 

2023年5月20日(土)・21日(日)は、山梨県笛吹市にある「黒坂オートキャンプ場」でソロキャンプを楽しんできました。

 

基本的に装備は去年から変わっていません。登山用のテント、寝袋を中心に必要最小限です。

 

木陰が気持ちいいです。普段の仕事を忘れてのんびり出来ます。

 

テントの設営と薪割りが完了したら、早速宴会開始です。ソーセージを焼きながら。

 

ビールで乾杯! 外で呑むビールは格別に美味いです。

 

車を停めてもサイトにはかなりの余裕がありました。多人数でものびのび出来ますね。

 

ぼ~と森と空を見ながら何もしない時間が心地良いです。

 

テントサイトから少し歩くと甲府盆地が一望でした。これは夜景が期待できるかな?

 

陽もちょっとずつ傾いて来たところで、宴会再開。

 

今回はアスパラベーコンと。

 

豚のホルモン焼きを作りました。

 

基本的にズボラなので、現地でなるだけ仕込みをしなくていいもの、家で準備できたり袋から出すだけで出来るものにしています。

クリームスープでちょっと休憩。

 

夕焼けを迎えたところで。

 

焚き火開始です。ゆらゆらと揺れる炎を見ているだけでなぜか癒やされます。

 

夜の雰囲気はこんな感じ。

 

今日の締めはシーフードカレーとナンにしました。こちらは無印良品で手に入るお手軽セットです。

 

先程の甲府盆地が見える場所まで行ってみると、見事な夜景でした。キラキラと輝く街の明かりがうまく撮れてないのが残念です。

 

キャンプ場の夜は早いので22時就寝、6時までぐっすり眠りました。

朝の清々しい森です。

 

ドリップコーヒーとコンビニのパンで朝食。ほんとズボラです^^;

 

しかし山梨県での初キャンプ。思う存分楽しめました。

山梨県も長野県に引けを取らずキャンプ場の多い県なので、いろんなキャンプ場を巡ろうと思います。

 

2023年4月27日(木)は神奈川県の丹沢山地にある鍋割山に登ってきました。

鍋割山といえば、山頂にある鍋割山荘で提供されている「鍋焼きうどん」が名物です。

土日だと行列ができるほどの人気で品切れもあるとか。今回は休日出勤の代休を使って平日を狙って登りました。

 

GPSログです。

 

大倉バス停に車を停めて、西山林道を終点まで延々歩いて登山道に取り付き、山頂を目指します。

 

歩行距離:16.3km
累積標高差:±1,163m
コースタイム:大倉バス停(7:50)→西山林道終点(9:25)→鍋割山(10:55)→西山林道終点(12:40)→大倉バス停(14:05)

 

鍋倉山の標高は1272mですが、登山口の大倉バス停の標高が290mなので、標高差1,000m以上あるなかなかハードなルートです。

 

大倉バス停に8時前に到着して登山開始です。もっと早く出ることも出来たのですが、鍋割山荘の営業時間が11時から。登りに3時間掛かると想定してスタートします。

 

バス停からしばらく分岐が続きますが、道標が整備されているので迷うことはありません。

 

西山林道に出て黙々と歩いていきます。

 

鍋割山まで7.0km、長いなあ^^;

 

ようやく目的の稜線が見えてきました。新緑が眩しいです。

 

林道を1時間30分歩いて終点に到着。ここでは鍋割山荘で使う水を歩荷することが出来ます。あくまで任意ですが2L担いで登ります。

 

林道を離れてようやく登山道らしくなってきました。

 

林道終点から後沢乗越までは比較的ゆるい登りが続きます。

 

林道終点から20分で後沢乗越に到着。ここからが登りの本番です。

 

なかなかの急登が続きます。新緑が癒やしてくれるのが救いです。

 

急登を登り切ると平坦な道が、と言うことを4回ぐらい繰り返します。

 

標高を上げてくると、後ろには真っ青な相模湾が広がっていました。

 

丹沢と言えば階段、階段といえば丹沢(笑 しかし整備が行き届いているので快調に登っていきます。

 

山頂につくまで偽ピークが4つ位あるので、知らずに登ると心がへし折られると思います^^;

 

鍋割山まであと0.8km、ようやくここまで来ました。

 

山頂まであと少し。

 

視界が一気にひらけて鍋割山の山頂に到着です。

 

今日は文句なしの快晴!富士山が綺麗に見えました。

 

そして「鍋焼きうどん」を求めて鍋割山荘へ。時間は10時55分予定どおりぴったりの到着でした。

 

がすでに先着で2名待っていたので、10分ぐらい待って念願の「鍋焼きうどん」です。

 

長ネギ、かぼちゃの天ぷら、お揚げ、しいたけ、なめこ、ナルトなど具だくさんの鍋焼きうどんでした。

しっかり汗をかいた体に染み渡りました。これはここまで登って食べる価値があります(*^^*)

 

しかも目の前にはこの景色!

 

富士山の奥には南アルプスオールスターズ。

 

聖岳、赤石岳、荒川三山、悪沢岳です。

 

間ノ岳と北岳。

 

南側には相模湾の絶景!

 

遠く江ノ島まで望めました。

 

鍋焼きうどんを食べながらこの景色を40分ぐらい堪能して下山します。

 

下りは歩荷の水も無くなって軽くなったので、登り以上に快調に下ります。

 

新緑の森が印象的な鮮やかさでした。

 

山頂から40分で、後沢乗越へ。

 

そこから20分で西山林道終点まで下りました。登りより30分早いタイムです。

 

がここからの林道歩きはペースが上がらず、大倉バス停まで1時間30分と登りと同じ時間が掛かりました。

 

そして丹沢山地で一番警戒していたのがこれ「ヤマビル」です。

 

気づかないうちに靴の中に入っていて血が吸われているとか、考えただけで恐ろしい・・・

ヤマビルが怖いので暑くなって活発化する前に登りたかったのも、今日を鍋割山に選んだ要因です。

 

幸いヤマビルにやられることなく無事鍋割山から2時間30分で下山しました。

 

雨上がりの澄んだ空とさわやかな空気、本当にいい日に鍋割山に登ることが出来ました。

そして山頂で食べた「鍋焼きうどん」も絶品、富士山、相模湾の景色も最高でした。

 

これで表丹沢の鍋割山、塔ノ岳、丹沢山大山に登ったことになります。

次は裏丹沢に登ってみたいですね。

2023年4月22日(土)は、今シーズン7回目そして滑り納めで「野沢温泉スキー場」でした。

2月の頭に白馬岩岳に行って以来、2ヶ月半振りのスキーです。

 

ゲレンデ山麓は春爛漫。果たして雪があるのか心配になりましたが、ゴンドラとリフトを乗り継いでゲレンデトップに向かいます。

 

やまびこエリアの山頂に着くとそこは別世界、まだ1mぐらい積雪がありました(*^^*)

 

快適なザラメのバーンを気持ちよく滑ります。

 

ゲレンデからはテーブル状の苗場山と、

 

ちょっと霞んでいますが、妙高山と火打山が望めました。

 

山梨では最高気温が30度に達しそうな天候が続いていますが、雪があるところにはあるんですね~。

 

午前中に12~13本滑って、今シーズン最後のカツカレーです。いつもとは違う店に入ったのですが、こちらは欧風カレーで甲乙つけがたく美味しかったです。

 

午後は初級者ゲレンデをまったり滑りました。

 

ところどころ地面が見えているゲレンデ、春ですね~(*^^*)

 

yukiyamaのログは移動距離56.3km、滑走距離29.2km、滑った本数19本でした。

 

最後はゴンドラに乗って下山です。山肌が萌黄色に彩られた野沢温泉村の絶景を楽しむことが出来ました。

 

4月にスキー場を訪れたのは15年ぶりぐらいでしたが、晴れた日の春スキーは暖かくて気持ちよかったです。

ゲレンデも適度なザラメで滑りやすくて、もっと4月に滑っておけばよかった。

来年もまた4月になったら来ようと思います。

 

2023年4月16日(日)は長野県塩尻市にある霧訪山に登ってきました。

霧訪山といえばカタクリの群生が有名です。去年は時期を少し逃してしまったので、今年はタイミングを見計らって登りました。

 

GPSログです。

霧訪山に登るのはこれで6回目。毎年4月に登るのがルーティンワークになっています。

今年も山ノ神自然園から霧訪山、大芝山を巡る反時計回りのルートです。

 

歩行距離:7.8km
累積標高差:±690m
コースタイム:山ノ神自然園(8:40)→霧訪山(10:10)→大芝山(11:00)→山ノ神自然園(12:15)

 

山ノ神自然園からスタートします。上の駐車場はすでに満車、下の駐車場に車を停めてスタートです。

 

雨上がりの気持ちの良い清流と森の中を歩いていきます。

 

駐車場から車道を10分歩いて登山口に取り付きます。

 

登山道は地元の方がとても良く整備されていて、迷うところはありません。

 

登山道が中腹を過ぎたところで、イワウチワが群生で咲いていました。

 

先日の坪山に続いて、こちらでも可愛らしい花が見れて嬉しい限りです(*^^*)

 

 

新緑の尾根を気持ちよく登って中央分水嶺に到着です。ここを右に曲がって霧訪山に向かいます。

 

山頂手前の斜面は男坂と女坂に分かれています。ここはカタクリの群生がある女坂に向かいます。

 

そして今年も可憐に咲いていました!

 

本当に妖精のような可愛さですね。

 

しばし登るのを忘れて写真に収めました。

 

女坂を登り切ると山頂はすぐそこ。

 

駐車場から1時間30分で霧訪山の山頂に到着。

 

霧訪山の山頂は展望がいいのも好きなポイントです。北に目をやると松本平の奥に白く雪をかぶった北アルプスの山々。

 

槍穂は雲の中でしたが常念岳がよく見えました。

 

東に目をやると八ヶ岳連峰。

 

霧ヶ峰(車山)のレーダードームとその奥に蓼科山。

 

南に目をやると懐かしの伊那谷(まだ山梨に引っ越して半年ですが^^;)の向こうに南アルプスの山々。

 

霧訪山の山頂でおにぎりを1個食べて大芝山に向かいます。写真中央の中央分水嶺の稜線を歩いていきます。

 

下りでもカタクリを撮りながら歩いていくのでなかなか前に進みません(*^^*)

 

今年は花の時期にバッチリタイミングが合いました。

 

大芝山への稜線は展望は無いですが、なだらかな新緑の森を進みます。

 

が足元のカタクリが可愛くて、なかなか前に進みません。

 

のんびり歩いて大芝山の山頂に到着。山頂とは言うものの稜線のなだらかな斜面の一部です。

 

大芝山から先で登山道は左右に分かれて、左が自分が登ってきた山ノ神自然園に下るルート、右が善知鳥峠に下るルートになります。どちらのルートもオススメの山です。

 

分岐から少し進むと松本平の展望が開けた洞ノ峰。

 

ここでカップラーメンでのんびりランチを楽しみました。

 

洞ノ峰からは急斜面を一気に下って山ノ神自然園に戻りました。

 

山ノ神自然園ではニリンソウが咲いていました。

 

こちらも可愛らしい花です。

 

駐車場に戻ると下の駐車場も満車になっていました。人気の山です。

 

同じタイミングで「イワウチワ」「カタクリ」「ニリンソウ」と可愛らしい花を満喫した霧訪山でした。

6回目の登山でしたが全く飽きることなく楽しめるいい里山です。来年も来ようと思います!