2023年4月27日(木)は神奈川県の丹沢山地にある鍋割山に登ってきました。
鍋割山といえば、山頂にある鍋割山荘で提供されている「鍋焼きうどん」が名物です。
土日だと行列ができるほどの人気で品切れもあるとか。今回は休日出勤の代休を使って平日を狙って登りました。
GPSログです。
大倉バス停に車を停めて、西山林道を終点まで延々歩いて登山道に取り付き、山頂を目指します。
歩行距離:16.3km
累積標高差:±1,163m
コースタイム:大倉バス停(7:50)→西山林道終点(9:25)→鍋割山(10:55)→西山林道終点(12:40)→大倉バス停(14:05)
鍋倉山の標高は1272mですが、登山口の大倉バス停の標高が290mなので、標高差1,000m以上あるなかなかハードなルートです。
大倉バス停に8時前に到着して登山開始です。もっと早く出ることも出来たのですが、鍋割山荘の営業時間が11時から。登りに3時間掛かると想定してスタートします。
バス停からしばらく分岐が続きますが、道標が整備されているので迷うことはありません。
西山林道に出て黙々と歩いていきます。
鍋割山まで7.0km、長いなあ^^;
ようやく目的の稜線が見えてきました。新緑が眩しいです。
林道を1時間30分歩いて終点に到着。ここでは鍋割山荘で使う水を歩荷することが出来ます。あくまで任意ですが2L担いで登ります。
林道を離れてようやく登山道らしくなってきました。
林道終点から後沢乗越までは比較的ゆるい登りが続きます。
林道終点から20分で後沢乗越に到着。ここからが登りの本番です。
なかなかの急登が続きます。新緑が癒やしてくれるのが救いです。
急登を登り切ると平坦な道が、と言うことを4回ぐらい繰り返します。
標高を上げてくると、後ろには真っ青な相模湾が広がっていました。
丹沢と言えば階段、階段といえば丹沢(笑 しかし整備が行き届いているので快調に登っていきます。
山頂につくまで偽ピークが4つ位あるので、知らずに登ると心がへし折られると思います^^;
鍋割山まであと0.8km、ようやくここまで来ました。
山頂まであと少し。
視界が一気にひらけて鍋割山の山頂に到着です。
今日は文句なしの快晴!富士山が綺麗に見えました。
そして「鍋焼きうどん」を求めて鍋割山荘へ。時間は10時55分予定どおりぴったりの到着でした。
がすでに先着で2名待っていたので、10分ぐらい待って念願の「鍋焼きうどん」です。
長ネギ、かぼちゃの天ぷら、お揚げ、しいたけ、なめこ、ナルトなど具だくさんの鍋焼きうどんでした。
しっかり汗をかいた体に染み渡りました。これはここまで登って食べる価値があります(*^^*)
しかも目の前にはこの景色!
富士山の奥には南アルプスオールスターズ。
聖岳、赤石岳、荒川三山、悪沢岳です。
間ノ岳と北岳。
南側には相模湾の絶景!
遠く江ノ島まで望めました。
鍋焼きうどんを食べながらこの景色を40分ぐらい堪能して下山します。
下りは歩荷の水も無くなって軽くなったので、登り以上に快調に下ります。
新緑の森が印象的な鮮やかさでした。
山頂から40分で、後沢乗越へ。
そこから20分で西山林道終点まで下りました。登りより30分早いタイムです。
がここからの林道歩きはペースが上がらず、大倉バス停まで1時間30分と登りと同じ時間が掛かりました。
そして丹沢山地で一番警戒していたのがこれ「ヤマビル」です。
気づかないうちに靴の中に入っていて血が吸われているとか、考えただけで恐ろしい・・・
ヤマビルが怖いので暑くなって活発化する前に登りたかったのも、今日を鍋割山に選んだ要因です。
幸いヤマビルにやられることなく無事鍋割山から2時間30分で下山しました。
雨上がりの澄んだ空とさわやかな空気、本当にいい日に鍋割山に登ることが出来ました。
そして山頂で食べた「鍋焼きうどん」も絶品、富士山、相模湾の景色も最高でした。
これで表丹沢の鍋割山、塔ノ岳、丹沢山、大山に登ったことになります。
次は裏丹沢に登ってみたいですね。