このブログ開設から9回目の年末を迎えました。
今年もさまざまな挑戦を経験できたことに感謝。
なんといっても最大のトピックは「クリスタルマイク・エレメント」が「MADE IN JAPAN」、国内生産されている事が判明・入手ルートが開けたことでしょう。
それを「ピエゾ」とは決して呼ばない正真正銘のクリスタル型。
「絶滅したはずの恐竜が生きたまま発見されたような話だ!」という人もあり、あるジャンルでは想像を超える沸き立ちぶりです。
正夢です
C-35のこの写真、Googleの画像検索で探すと海外名機の中身と同一?という噂までも。
C-253のワイドレンジ・Hifiiぶりに驚かされたりしています。
こんな1年でした。
怒涛の記事投稿をおさえ、その分中身の濃い「研究・実践記事」につとめてきました。
(記事名をクリックするとその記事が開きます)
「1702 :ニュー・リボンマイクの高域改善チューニング」(機械的高域補償)
2月 「1703 ::「楽器を知ろう セミナー(ヴァイオリン編)」・・・ストラディバリウス使用による実習セミナー
「1704 :あの4Ch LANマルチケーブルがイーサコンで再登場」・・・完結した安定性。
「1705 :ファンタム式パナ改マイクはこうして歩んできました」・・・いまプレミアムの元100円ECMが鍵
3月 「1706 :「コンデンサ・マイクカプセル用正弦波DC-DCコンバータ #1」発振回路が最大の鍵
「1707 :初めてのDCバイアス大口径コンデンサマイク製作記」この感激はMAXです
4月 「1708 :高品位新型1インチ大口径カプセル採用DIYマイクロホン」DCバイアス型とECMの垣根を外した世界がそこにある。
「1709 :34ΦラージダイアフラムKT3412C-04採用DCバイアスコンデンサマイクの試作」
「1710 :巨大出力レベルのコンデンサマイクがあったっていいじゃないか」パワーAMPも駆動する
5月 「1711 :リボンマイク MXL R-144を高級マイクに変身させる弩級トランスがある」国産の酔を見よ
「 1712 :誤ったセッティングの見せマイクを根絶しよう」文化破壊者を根絶させる
「1713 :ファンタム式パナ改マイクの単純化 省電流バージョン」一般音圧ならこれで良い
6月 「1714 :自作マイクロホンのフロントメッシュ絞り加工」 自作マイクの完成度はこうして決まる
「 1715 :ビンテージリボンマイク修理 RCA-77DX 2本目の挑戦」成功を信じ心穏やかが秘訣必須
7月 「1716 :ファンタム式パナ改マイク fetⅡ Limted」その上があった「ファンタム式パナ改」の頂点
「1717 :006P型9V乾電池の間欠使用耐久レース」手間暇かけたデータはあきれるほど雄弁だ。
8月 「1718 :メーカー製を凌駕!音の優れた純粋電池式ファンタムBOXの製作」ファンタム電源見直せ
9月 「1720 :《再掲載》ファンタム式パナ改マイク fetⅡ Limted」
「1721 :真空管 KORG Nutube、 磁石でマイクロフォニック・ノイズを消す」 未完成球に「活!」
「1722 :真空管 KORG Nutube、 磁石でマイクロフォニック・ノイズを消す (第2編)
10月 「1723 :KORG Nutubeのマイクロフォニックノイズは磁石でなぜ消える」原理原則は正直だ
「1724 :本物のクリスタルマイクが現在でも日本で生産されていた」このメーカーは「神」だ
11月 「1725 :「ファンタム式クリスタルマイク」の提案」この音、ダイナミック型だといっても通じる
「 1726 :クリスタルマイク全盛期の事情と現代的アプローチ」温故知新が未来を開くぞ
12月 「1727 :Pignose (ピグノーズ)で音作りしたブルースハープ用クリスタルマイク試作」定番不滅だ
写真で見るこの1年
あの「LANマルチケーブルシステム」にイーサコン採用で安定化をはかった。
はじめて自作したDCバイアスコンデンサマイク
デジタル、アナログやコンデンサ型、ダイナミック型と方式の優劣を語る前に、
マイクの音を制するのは「メカニカル構造」=「音響回路」、これはマイク設計の普遍的な理論です。
ShinさんのPA工作室唯一の楽音源の「さんしん」
手作りマイクに「手作りらしさ」など厳禁、なんとしてもそれを乗り越えるべきです。
RCA 77DXリボン修理 怖がる必要はない、心を研ぎ澄まし穏やかにリボンと対話します。
ココ一番では「うまくいけ!」と念ずる、それは決してオカルトとは言い切れないものがある。
完成度99%の製品は未完成以外のなにものでもない。
技術者はその「未完成」を許さない、決して妥協してはいけないのです。
原理原則を武器に立ち向かえば99.9%までは引き上げることができることを経験させていただいた。
来たる2018年はいったいどんなことをやらかすのかお楽しみに
(お知らせ)
fetⅡ、fet(Ⅱi)、fet3 など、ご注文により人気機種の製作を承っておりますのでお問い合わせください (いまや希少となったパナソニック WM-61Aとオリジナル・パーツで製作)
(Shinの「ファンタム式パナ改マイク」は従来通りPanasonic WM-61A使用です)
◎今年は終了しました。
モノ作り日本もっと元気出せ!
【おことわり】
★ここで公開している回路・写真・説明文などは音響家の方、アマチュアの方でハンドメイドまたは試験評価なさる場合の参考として考えております。
★製作物・加工物の性能・機能・安全性などはあくまでも製作される方の責任に帰し、当方(Shin)ではその一切を負いかねます。
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ShinさんのPA工作室 管理人
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