ShinさんのPA工作室

※ないものねだりこそ開発の原点だ※ 


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時代を超越して本物のクリスタルマイクが国内生産されていた。

そして入手が可能となったいま、クリアしておかなければならない事があります。

クリスタルマイクエレメント入手についてはこちらの記事(1728)を参照ください。

https://ameblo.jp/shin-aiai/entry-12320927405.html

 

その使い方、最大課題は「ハイインピーダンス受け」です。

あらゆるマイクで「ローインピーダンス受け」が常識となったいま、「受けインピーダンス」によってまるでイコライザーのように音質変化の激変するこの「クリスタルマイク」「セラミックマイク」は他形式のマイクロホンに比べまったく勝手が違います。

 

 

いたずらに作った広告です。

 

 

若葉この課題を真正面から受けて熟考した結果マイクアンプ(HA)、入力条件によって音質のブレない新しい時代のクリスタルマイクとして提案します。

 それは「クリスタルマイク」とは思えない高品位なマイクロホンシステムとなり得ます。

 

若葉2 「ファンタム式クリスタルマイク」の提案

おかげさまですっかり評価の定着したfetⅡ など「ファンタム式パナ改マイク」、その直系の「ファンタム式クリスタルマイク」もやはりイイ。

 あれほど入力条件で音が激変して使いづらかったクリスタルマイクが他のダイナミックマイク、コンデンサマイク同様に扱える。

年代も周回遅れとなるとかえって新しい、そんな発想のマイクロホンとしてこの方式を提案します。

 

この方式(クリスタルマイク)はけっして過去の遺物では有りません。

さらに発展できる要素を持ち素晴らしいパフォーマンスを持つマイクシステムとして再考の価値あるマイク形式であると思います。

 

形状はいかにも古典的な「マイクロフォン」になりました。

材料は水まわりのモノを組み合わせました。

マイクに見えますか?やっぱり排水口ですか?

 

 

回路図 ファンタム式クリスタルマイク

使用マイクエレメント:C-253 クリスタル型

 

 

まるでコンデンサマイクのようですが、入力側の条件によって普通ではまともな音の出せない「クリスタルマイク」を安定した良音質のマイクとさせるにはこれが一番だろう、と立案・実験したのが

Shinさんの「ファンタム式クリスタルマイク 」です。

 

ここまでくると欲が出るものです。

HOHNERの名機に負けられない一方、アマチュア無線用のシルバーイーグルを生み出したASTATICも意識せざるを得ません。

今回の作例は、真ん中のC-253を使いました(30~15,000HZ)。

大型(35φ)のC-35もズ太い音のするマイクです(50~8,000HZ)、無線、ブルースハープともにナローレンジのC-35は使いやすいかもしれません。

 

 

材料

水回り材料はなにかとマイク作りには役立つ

 

フロント:三栄水栓 兼用目皿 H410B-50   @779円
リアカップ:OHMIYA S913 ワン座 サイズ40H @760円

 

 

 

 

クリスタルエレメントはゴムブッシングの中へ。

エレメント背面鳴き防止のため「エーモン」音楽計画 ボディ・デッドニング材を貼付け。

カップ内はレゾネータとなるためこの状態+フェルトを追加。

 

若葉 次の課題 (音作り)

若葉2 本来「無指向性マイクはマイクユニット(エレメント)前からのの音も後ろからの音も均一に取り込める」という意味をもって教科書には書かれている。

 

 しかし実際はまったく異なる。

クリスタルマイクエレメントは正面音圧に感度を示す構造である。

しかし薄いアルミケースに覆われたその実体は、中低域にかけてエレメント背面音圧に「中」程度の感度を持つ。

 

 しかもその位相はクリスタルマイクの構造上、正相・逆相両方の成分で構成される。

このあやふやな中低域の位相をを整えてやるとビックリするほど端正な音に出会う。

 それはコンデンサマイクと間違うほど品位の高いものとなる。

 

若葉2  ケースにいれると大きく変わるファクター

(良い音を出すために)

1.薄いアルミのエレメント背面を質量の高い材質で覆い、エレメントと一体化する。

2.きわめて軽い(質量の小さい)エレメントを質量の高い材質と一体化して、その軽さを意識させないケース構造にする。

3.エレメント背面とマイクケースとの間の空気容量はレゾネータ(共鳴器)として動作する。

吸音材(フェルトなど)で機械的「Q」を下げて中低域の固有鳴きを調整するかキャンセルさせる。

4.マイクフロント(エレメント前面)を覆う材質で大きく音質が変わる。

・高域の制御であるがこれを裸に近くすると、3KHZ付近の高域が強調される

・音響抵抗(フェルト・スポンジ・布など)で抑えることによって3KHZ付近のピークはなだらかになり、相対的に低域が出るようになる。

 

◎音響的なチューニングは上記の併せワザで音作りする、まちがっても「ありあわせのマイクケース」にユニット、カプセル、エレメントを放り込んで完成ではない、そこから先が問題なのだ。

 

したがってサイドアドレス型を除き「市販マイクのケース」に仕込むことほど難易度の高いチューニングはない。

 

他の加工は写真をご参考ください。

 

アマチュア無線には独特の明瞭度でFBな音のマイクになりました。

 

                以上

 

 

 

 

 

 

(お知らせ)
fetⅡ、fet(Ⅱi)、fet3 など、ご注文により人気機種の製作を承っておりますのでお問い合わせください (いまや希少となったパナソニック WM-61Aとオリジナル・パーツで製作)  
(Shinの「ファンタム式パナ改マイク」は従来通りPanasonic WM-61A使用です)

 

 

モノ作り日本もっと元気出せ 

 

【おことわり】

★ここで公開している回路・写真・説明文などは音響家の方、アマチュアの方でハンドメイドまたは試験評価なさる場合の参考として考えております。

★製作物・加工物の性能・機能・安全性などはあくまでも製作される方の責任に帰し、当方(Shin)ではその一切を負いかねます。

★第三者に対する販売等の営利目的としてこのサイトの記事を窃用する事は堅くお断り致します。

★情報はどんどん発信していきます。ご覧いただき、アレンジも良し、パクリも結構です、Shinさん独特のこだわりと非常識を以て音響の世界を刺激してまいります。 

  
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ShinさんのPA工作室 管理人  Shin-2

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