小泉進次郎農水大臣の持ち上げ報道もどうやら沈静化したようで、見ていてイライラすることが少なくなった。しかし感じたのはこの報道は完全に上滑りしているということである。つまりネットでは全く盛り上がっておらず、どころか否定的な論調が多い。オールド・メディアの狭い世界でのみ騒ぎが大きくなっていただけで、結局、そもそも自民党の失政で招いた米不足、米の高騰の、マッチポンプになってるだけということと、小泉氏の父、小泉純一郎氏が郵政を民営化し、郵政の資産が外資に売り渡されたのではないかという疑念。これと同様のことが農協でも起こるのではないかと心配する声がネットやオールド・メディアの一部で聞かれたのである。
特に、ビートたけしがテレビタックルで述べていたのを私はたまたま見たのだが、「父と同様に財産をアメリカに売り渡す。」と発言したのである。まあオールドメディアでもこういうことをしゃべれる人がいるのだなあ。テレビ朝日も良く編集しなかったなあと感心。ビートたけしだから許されるのかもしれないと苦笑しながら見ていた次第である。
今日あたりの新聞報道で、次の首相候補は第1位が小泉氏となり、高市氏を抜いたという報道がなされているが、これも上滑りだ。マスコミの、意図せざるのか意図するのかわからないが、操作の一環なのではないかと疑念を持たざるを得ない。
そもそもこの米騒動の何か広告代理店案件でないかという風な匂いを感じる。どこがお金を出してるのか知らないが、出してるお金の量も足りないのではないか。また上滑りしてるので、私あたりが見るとその薄っぺらさにすぐ気がついてしまい重みを感じないのである。だからテレビもお金が尽きた頃には報道はやめ、それで終わりになってしまう。ただ オールドメディアは昨年の兵庫県知事選挙みたいなことは二度と起こさせたくないようで、自民党か立憲民主党に勝たせたいという意志を、私はテレビと新聞から強く感じる。朝日などを見ると立憲に勝たせたいのかなという記事が目につく。まあオールドメディアが世論を操作する時代はもはや終わったのである。
その最大の証拠となるのは、これもオールドメディアがほとんど報道していないが、小泉進次郎氏の選挙区にある三浦市の市長選挙が昨日行われ、その結果自民公明が支援し小泉氏が支持する現職候補が負け、世田谷区長の保坂氏の系列の野党系の市長が誕生したこと。多選批判がその理由とされるが、三浦市の細かい事情までわからないので何とも言えないが普通であれば小泉氏が応援した方が圧勝して普通のような気がする。しかしこの結果は小泉氏の選挙区の人々ですら、小泉劇場に乗っていないということが感じ取られるのである。






