この手の暴力がメインの映画は苦手。最近蒼井優さんの出演する映画はこの手のものが多い気がする。「オーバーフェンス」の印象が強烈だったからなのか。汚れ役も必死にこなす蒼井優さんが痛々しい。「スパイの妻」や「フラガール」のようなものは例外的。
2019年キネマ旬報ベストテン、日本映画部門3位。
主演は池松壮亮。暴力によって前歯が4本くらいない状態での演技が長く、痛々しい。ホントに前歯を映画のために抜いてしまったとしたらあまりにも残酷すぎる。私は、小学校3年生の時に前歯1本失っていて、それにずっと悩ませられてきたので特にだ。
それにしても一体何を描きたいのか・・・?
この作品の監督は「ディストラクション・ベイビーズ」という暴力映画を作った人。こういうのが好きなようだ。
情報
2018年のテレビドラマ版が好評を博した新井英樹の原作コミックの後半部分を映画化。
宮本浩は、不器用ながらも真っ直ぐに仕事に向き合う営業マン。女性・中野靖子と恋に落ちた彼の前に、最大の試練が立ちはだかる。出演はドラマ版から引き続きの池松壮亮、蒼井優、。監督は「ディストラクション・ベイビーズ」の真利子哲也。