映画「パターソン」を見る | 柴犬カン、福の日記

柴犬カン、福の日記

柴犬カンと福、筆者の出来事、想い、政治、経済、文学、旅行、メンタルヘルス、映画、歴史、スポーツ、等について写真を載せながら日記を綴っていきます。柴犬カンは2018年12月に永眠しました。柴犬福が2020年4月7日夕方にわが家にやってきました。その成長記録。

 2017年キネマ旬報ベストテン、外国語映画部門2位の作品。「ストレンジャー・ザン・パラダイス」の監督、ジム・ジャームッシュ作品。

 穏やかで静かな作品。全体を通して何かを作り出す、創作することがテーマ。しかもそれが日常のすぐそばにあること。

 主人公はバスの運転手で、代り映えのない人生を送り続けている。しかし、詩を作りながら生きている。夜は犬の散歩に行き、その途中でバーに寄る。バーの店主も客も何かを生み出す。そんな生活でも詩は生まれる。妻はデザインと、お菓子作りで創作活動を行っている。

 主人公の男は、パターソンといい、彼の住む町もまたパターソンという。そんな街の中で、10歳くらいの少女や、日本人のビジネスマン(永瀬正敏が演ずる)がまた詩を創作していて、こういった人たちとさりげない出会いが生まれる。1週間を描く。

 この映画を見ていて、見たことがあることに気が付いたでも、ブログに感想を記さなかったので、気が付かなかった。私は見た映画をブログに記録している。ブログ内の検索を使って見たか見ていないかを確認している。

 

情報

 

 アダム・ドライバー主演による鬼才ジム・ジャームッシュ監督作。ニュージャージー州パターソンを舞台に、街と同じ名前を持つバス運転手パターソンのなにげない7日間を、ユニークな人々との交流を交えながら映し出す。主人公の愛犬マーヴィンを演じたイングリッシュ・ブルドッグのネリーが第69回カンヌ国際映画祭<パルム・ドッグ賞>を受賞。

 

 パターソン(アダム・ドライバー)の1日は朝、隣に眠る妻ローラ(ゴルシフテ・ファラハニ)にキスをして始まる。いつものように仕事に向かい、決まったルートを走り、フロントガラス越しに通りを眺め、乗客の会話に耳を澄ます。乗務をこなすなか、心に浮かぶ詩を秘密のノートに書きとめていく。一方、ユニークな感性の持ち主であるローラは、料理やインテリアに日々趣向を凝らしている。帰宅後、パターソンは妻と夕食をとり、愛犬マーヴィンと夜の散歩、いつものバーへ立ち寄り、1杯だけ飲んで帰宅。そしてローラの隣で眠りにつく。そんな一見代わり映えのしない日常。だがパターソンにとってそれは美しさと愛しさに溢れた、かけがえのない日々なのであった……。