いつも社長のきもちのブログを読んでいただきありがとうございます。株式会社社長のきもち代表の大森でございます。
2021年2月16日、PRTIMEのプレスリリースに、社長のきもちが行った「ファクタリングのイメージ」に関する調査記事が紹介されました。
この調査は従業員数100名以下の中小企業の経営者の方々1,075人を対象としたものであり、資金調達の方法の1つである「ファクタリング」について、経営者の皆様がどのような印象を持っているのか確認できる内容となっています。
ここ最近のファクタリングに関連するニュースの多くは、違法業者摘発などネガディブな印象を与えるものばかりで、ファクタリングは「悪」というイメージを抱いてる経営者の方もいることでしょう。
しかし新型コロナウイルス感染拡大の影響で、資金繰りが厳しい上に資金調達にも苦労しているという企業は増え、調査でも約6割以上が厳しい状態という回答でした。
「資金調達をするために何かしていますか?」という質問に対しても、『何もしていない』と回答した方が」27.1%で最も多く、『日本政策金融公庫』(22.3%)に『補助金や助成金の利用』(14.8%)と続き、『ファクタリング』と答えたのは13.7%です。
本来であれば、ファクタリングは融資を受けるときのような厳しい審査もなく、資金調達までのスピードも迅速なためもっと活用されるべきといえます。
実際、資金調達における申し込みや手続きなどの煩雑さから、スムーズに資金を調達できないことに憤りを感じてらっしゃる方は多く、今回の調査でも確認できています。
1日でも早い資金調達をのぞむならファクタリングが有効なはずですが、「資金調達をする際に、ファクタリングを利用したいと思いますか?」という質問では、『利用してみたいと思う』と答えた方が46.6%なのに対し、『利用したくはない』という回答が53.4%で半数以上を占めていました。
利用したくないと答えた理由として挙げられたのは、コストが高い業者が多くイメージがよいといえないことや仕組みがよくわからないこと、中にはファクタリングそのものが違法だからという回答も。
高額な手数料に悪徳業者のイメージが強くなれば誰でも敬遠したくなるものですが、やはりニュースなどの報道や金融庁のホームページなどによる警告も影響しているようです。
ただ、ニュースや金融庁などが問題としているのは、個人を対象とした「給与(給料)ファクタリング」であり、これは事業者向けのファクタリングとは性質がまったく異なるものです。
調査でも、「給与ファクタリングと事業者ファクタリングの違いを知っていますか?」と質問したところ、『どちらも知らない』と回答した方が37.4%で最も多く、残りのうち4割近くの方がどちらか一方のみ知っているという結果でした。
給与ファクタリングと事業者向けのファクタリングの違いが理解されておらず、どちらにしてもファクタリングは「悪」といったイメージが浸透してしまっているといえます。
しかし勘違いしてほしくないのは、事業者向けの売掛金を譲渡するファクタリングは完全に「合法」であることです。
すでにファクタリングで資金調達した方の意見を聞いても、メリットとして利用しやすいことや早期の現金化が可能であること、資金調達の効率性の高さなどを挙げています。
コロナ禍だからこそ急いで資金が必要なのに、銀行融資しか頼る手段がなければ、会社は資金調達できず倒産してしまう可能性も出てきます。
資金をすぐに調達しなければならないときこそ、事業者向けのファクタリングの出番です。
中には手数料を多く受け取ろうとする悪質な業者も見受けられますが、誠実で親身に対応してくれるファクタリング会社もあります。
間違った情報に惑わされずに正しい情報を掴むことが大切ですので、早く資金を調達しなければならない!というときこそ、有効な資金調達の方法を選ぶべきです。
もし資金調達で悩みがあるのなら、多くの会社の資金繰りを救ってきた社長のきもちに気軽に相談してください。きっとお力になれるはずです。