9日間の夏休みがあっさり終わってしまいました。ナミヘーが通常営業だったのでどこにも行かずじまいでした。

ま、沖縄で遊んでたりしていたのでしょうがないですね。夏休みは美白に励んだきんぎょです。


で、何をやっていたのかというとGWの旅行の写真整理(今頃!)とか読みかけで積んであった本を読みきるとか。「だんだん置き場所に困ってきたフィルムをCD-R化して省スペース」とか、「読み終わった本を本棚にしまう」というのは冬休みの課題とすることに決定。


本 塩野七生ルネサンス著作集1~7

中学生のときに「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷」(著作集では3冊目に入ってます)にハマってから塩野さんを読み続けています。GW旅行の帰国後ボチボチ読んでいたのですが、この夏休みでようやく読み終わりました。ボローニャ、フェラーラ、パルマ、モデナと訪れた街がバンバン出てきて楽しかったです。6巻目「神の代理人」を読んでいると「そりゃ宗教改革も起きるさ」と納得。ローマ法王ったら宗教やってるより政治やってるほうが長いんだもん。ルネサンス期のイタリアをザクッと知るには丁度いいですね。☆四つ。


本 ハゲタカ上下・ハゲタカⅡ(原題バイアウト)上下

去年の冬頃やっていたNHKのドラマ「ハゲタカ」の原作。ドラマがとても面白かったので原作も読もうと買ってあったのに夏になってようやく。

ホワイトナイトとかクラウンジュエルとかゴールデンパラシュートとか。妙に詩的な経済用語がわかりやすく取り上げられている経済小説です。☆三つ半。

小説も面白かったのですが、ドラマ版がオススメ。DVDも出ているようですが、今週金曜日まで連続して再放送しているようです。朝の連続テレビ小説で外してみたり、謎な配役の大河ドラマをやってみたりのNHKですが、やるときゃやるなぁと思わせてくれるドラマでした。ドラマに☆五つ。


本 真夜中の神話

新刊が出るのが楽しみな作家の一人、真保裕一さんの最新文庫本。映画になった「ホワイトアウト」が有名でしょうか。この人若い頃にアニメの脚本を書いたり演出をしていたりということで、話の流れと情景の描写が自然でテンポがいいのです。この作品はそこそこ読ませますけど残念ながら☆2つです。だって、この人の他の本もっと面白いんだもの。

一番のオススメは「奪取」こうれはもう、読み出したら止まらないし最後のどんでん返しに気持ちのいい「ヤラレタ~!」感があるのです。ハリウッドで映画化してもらいたいくらい。真保さんの本を読んだ事がないという方はぜひ「奪取」を!!


映画 オーシャンズ13

あまりに家から出ないのもいかがなものかと思ったので、ひとり映画館へ。

シリーズ3作目でいつもどおりの展開に安心と安定の☆二つ半。舞台が新しくオープンするアジアをテーマにしたホテルということで、オープニングイベントがスモウ。乾杯は「サケ」で。カジノで遊ぶ大金持ちもアジア系。現実にアジア系の大金持ちというのが自然な存在になったのか、はたまたアラブ系の大金持ちという存在が政治的にムニャムニャムニャということなのか。時代を感じる一幕ですね。


映画 トランスフォーマー

ナミヘー希望で見に行ってきたこの映画、男子小学生魂をくすぐる逸品です。変身ロボットカッコいい!!☆四つ。ハリウッド娯楽大作らしく大雑把に街を破壊しますが、意外にも台詞が洒落ていたり、緻密にコメディ要素がちりばめられていたりしてオトナも楽しめます。主役の男の子があんまりかっこよくないのに最後はクラスのセクシークイーンとひっつくなんて、ハリポタよりある意味ファンタジー☆

トランスフォーマーでもダイハード4.0でも、引きこもりコンピューターオタクのオデブちゃんが事件の重要な要素を発見します。二人とも同じような家、同じようなママ、同じようなルックス。アメリカのオタクにも定型があるのですね。

アクション、サスペンス系の映画では「オタク」要チェキです。「オタク」はCIAも軍も知らない情報を探し出すらしいですよ!!

バ○がひくという夏風邪をひいたきんぎょです。花火大会があるので浴衣を着ました。花火が始まるまで時間があるから映画でも。せっかく浴衣を着ているのだから和モノがいいねぇ。ということで、行ってきました「怪談」


ストーリーは落語「真景累ヶ淵」を基にしたもの、監督は「リング」でハリウッドに「ジャパニーズホラー」を知らしめた中田秀夫監督。あの貞子の映像怖かったですねぇ。


主役の尾上菊之助さんはアイルケウォッチャーにはおなじみの寺島しのぶさんの弟です。「色男」「優男」っていうのはこういう人のことを言うのだと思いました。ちょんまげのカツラをつけていても「役者さんが時代劇を演じている」というふうには見えず、「こういう髪型の人」と思えるほどの違和感の無さ、「涼しい目元」というのはこういうものかというまなざし、所作の一つ一つが完成された美しさです。タバコを売り歩くときの声ときたら!

江戸時代に「美しい」とされたものをずっとずっと磨き上げてきた「歌舞伎」を演じている人のすごさ。歌舞伎役者の底力を感じました。


女優さんたちも綺麗で、着物姿にうっとりですが、菊之助さんの美しさはやはり別格。黒木瞳さんや麻生久美子さんの長襦袢を脱がして現れる華奢な背中よりも、着流し姿で足を崩したときにちらりと見えた菊之助さんの太もものほうが色っぽいんですよ。「色気がある」というのはこういうことかとしみじみ。


怖くて「ひぃっ」となったのは1箇所だけ。この映画はあまりホラー映画という感じではありません。

少々血が飛んだりすることもあるのでPG-12に指定されていますが、エンディングの曲に一瞬にして現実に引き戻してくれるパワーがあります。「なんたって、怪談だし夜眠れなくなるかも」と心配していましたが、この曲さえ聞けばノープロブレム。一人で髪の毛を洗っていても後ろに誰かがいるような気にはなりませんよ。


映画は☆二つ半、菊之助さんに☆五つ。そして、この曲をこの映画のエンディングに使えと要求した人がいたとしたらその人にアルマゲドン並の隕石を!

7月21日は何の日だったか、ご存知ですか?



夏休み初日と言うだけでなく、ハリー・ポッター最終巻の発売日でもあったんです。

朝10時半に届きました。


harrybox

これです。もっと近づいてみましょう。


harryboxcloseup

見えますか?見えますよね。

配達指定日7月21日(土)そして

「時間8時01分以降お届け願います」の注意書き。

イギリス時間で7月21日発売です。つまり夜中の12時過ぎたら、売り始めます。

夏時間なので、日本との時差は今8時間です。

だから、日本では時計の針が8時をまわれば、そこで解禁のはずなのに、8時01分以降指定とは?

01分て?

これは、他に書きようがないからなのでしょうか?

他に解禁日があるものを買われたことのある方いらっしゃいませんか?


まあそれは置いといて、開けてみましょう。


thedeathlyhallow

これです。最終巻。


昨日やっと読み終えました。ネタバレになるので、感想は書きません。



が、あまり差し支えのない部分で、面白いと思った場面を2つ書きます。

不本意な方は、ここで読むのをやめてください。


















いいですか?行きますよ。






ハーマイオニーとロンが、ハリーに変身する魔法の薬(2巻と4巻でも出てきましたね。変身する人の髪の毛とか爪を最後に加える薬です)を飲む場面です。

出来上がった薬を見て、ハーマイオニーは思わず言いました。

「ハリー、あなたはクラブやゴイル(ハリーの天敵のマルフォイの子分)よりもずっとtastyに見えるわ」(辞書引いてくださいね、イギリス英語の意味ですよ)

もちろん、ハーマイオニーは、tastyを普通の意味で、薬に対して使ったつもりなんですが、言ってからもう一つの意味に気がついて赤面しました。

 


もう一つは、ロンのお母さんの見せ場です。

あるdeath eaterと1対1で戦う場面があるんですが、かっこいいんです。

ミセス・ウィーズリーは、ただの子沢山おかんじゃありません。「不死鳥の騎士団」のメンバーですからね。

有能で勇敢な魔女なんです。スカッとしますよ。この場面。


一気読みで消化不良なので、2ラウンド目に入りますね。

ではまた。

ルナ

きんぎょです。ナミヘーもいないし、台風は来たし約束していた友達は風邪引いて寝込むし。ということで先日の3連休は一人映画祭りをしていました。古い映画、最近の映画を取り混ぜて、あの3日間に見た映画をご紹介


「セレンディピティ」

ちょっと前のおヒュー様的映画(ヒュー様は出てませんよ)。「小粋なラブコメ」になるはずだったのに。

ヒロインにあと小匙一杯分の知的で可愛い不思議ちゃんエッセンスが入っていたらと思いました。マギー・ギレンホールだったらもっと良かったかもという感じ。クリスマス時期に見るともう少し違った感想になったかもしれません☆二つ。


「ニューオーリンズトライアル」

これもちょっと前の映画。ここにもルイジアナ州が。裁判モノです。日本でも裁判員制度が導入されようとしていますが、アメリカの陪審員制度の裏側ということで、「陪審員コンサルタント」というのが出てきます。どこまで本当にあるのかわかりませんが怖すぎます。ダスティン・ホフマンが影薄いなんて。☆四つ。


「ダイハード4.0」

1作目があまりにもよく出来ていたからシリーズ化されてしまったかわいそうな作品。2と3はお金は掛けてあるから見た目はいいけどストーリーが弱かった。

さて、今回は「あくまで不器用なアクション」ハイテク部分は別な人に任せて、ひたすら痛い思いをしつつ走り続けるオトウチャンが主役。あの頃世界で一番汚れたタンクトップが似合う男だったけど、今回はシャツを脱がないね。年だもんね。でもこの泥臭さが身上だよね。コカコーラとポップコーンをお供に☆三つ半。

ミッションインポッシブル3にも出ていたマギー・Qという女優さん、アクションをジャッキー・チェンのところで仕込まれたというだけあって、いい蹴りです。アジア系女優では注目です。


「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」

このシリーズ、本ではずっと読んでいますが、1作目をDVDで見たきりで映画館で見るのは初めて。改めて成長したハリー君たちにしみじみ。

この映画の何がいいって、「箒で空を飛ぶところ」魔法使いの醍醐味ですよ。現代のロンドンの夜景の中を箒にまたがって飛んでいくシーンがいいですね。

シリーズが進み、話が複雑になるにつれ上映時間との兼ね合いも合って「はしょる」部分が多くなってきました。映画だけ見ている人にも、小説も読んでいる人にも「じれったい」思いが付きまとうかも。☆三つ半


「300」

アメリカの劇画家フランク・ミラーの作品を映画化したもの。歴史モノだけどあくまで娯楽作品。歴史のほうを捻じ曲げます。紀元前480年の話だから、まいっか。アケメネス朝ペルシアのクセルクセス1世とスパルタのレオニダス王のテルモピュライノ戦いを描いています。敵が人間離れしてますけどいいんです。(いや、よくないか。イラン政府がイラン人(ペルシア人)を冒涜していると抗議しているようです)

ものすごく、血生臭い映画なので日本ではR-15指定。首も腕も血しぶきもバンバン飛びます。でも、切り取られる一つ一つのシーンが美しい。バレエのように完璧な振り付け、ばしっと決めてみせるクローズアップ、まるで歌舞伎の「見得」のよう。スローモーションの使い方が完璧です。監督のザック・スナイダー要チェキですよ!

この映画の「VFX(視覚効果)」完璧です。CGが進んだから、どんな画面も作り放題。でも本物の役者が持つ、「表情」や「動き」には「言葉には出来ない何か」があります。それをいかに効果的に見せるかが「VFX」です。この監督、「役者(人間といっていいかも)の存在自体」の美しさ素晴らしさ、もっと大げさに言えば尊さとCGの限界をよく知っている人だと思いました。

ストーリーも画面も万人にオススメすることは出来ませんが、私的には☆五つ。

「腹筋祭り」といっても過言ではない、マッチョ好きには目の正月映画です。


「オーシャンズ12」

「オーシャンズ11」の時にも思ったのですが、ゴージャスな俳優さんのホームビデオのようです。この俳優さんたちのファンだと「オフ会レポ」を読んでいるようにニコニコしてしまいます。ソーダバーグ監督が「これぞスタイリッシュ」という画面を作り出してくれていますしね。

なによりカッコいいのが音楽!サントラは買いだと思います。映像も音楽もカッコいいので、ホームパーティーのとき、BGM代わりに流しておくなんて使い方も出来ますよきっと。映画は☆二つだけどサントラは☆五つ


「かもめ食堂」

フィンランドで日本人女性が開く食堂を舞台にした淡々と描かれる日常。ちょっとしたお店のたたずまいや、置かれた小物の可愛さもさることながら、この映画で初めて小林聡美さんを「美しい」と思いました。日本人としても小柄であるだろう彼女が、なんでもない服を着てグラスを拭いているだけなのに、澄んだ北欧の空気を思い出させてくれるような人でした。私の中では「ポポンS」のCMだったのにー。

血が荒ぶる映画を見た一日のシメに丁度よくクールダウンさせてくれる、静かないい映画でした。☆4つ。

久しぶりにリアルおかんを楽しんでおります。


進学して家を離れていた息子が夏休みに帰省しました。

何、その頭は!(これはいつも思うことです。前回はジンジャーに染めていたし、その前は特急田中の髪型でした)何ヶ月切っていないの?

丸かった頬が削げていて、ご飯食べていないのかしらという風貌でした。苦労したのね。かわいそうに(笑)


2、3日は、新生活のことを機関銃のようにしゃべりまくり、食べまくり、眠りまくるという生活でした。

やっと、落ち着いたところで、ぽろぽろと思い出したように語ることの方が面白かったりします。


鎮痛剤のような箱を見せて、「これ、何かわかる?課題の締め切りは迫ってるけど、まだ完成しない。死ぬほど眠たいけど寝ちゃいけないときに飲むんだ」「何の薬?(まさか?)」ただのカフェインの錠剤でした。ほっ。


ポリスのロクサーナをかけながら、「これ聴きながらみんなでビール飲むよ。”ロクサーナ”のところで、男の子が飲んで、○×(忘れました)のところで、女の子が飲むんだ」(あなたが、一番弱いでしょう?)


「ボンジョビのリビン・オン・ナ・プレイヤーは、みんなで歌うと盛り上がるよ。スチューデント・アンサムだよ」

(・・・楽しんでるじゃん)


「隣で製作しているやつが、ビートルズとボブ・ディランしか聴かないんだよ」(う~ん、若いんだから他のも聴いた方が楽しいかも)


帰って来てからしばらくは、トイレに行こうとするたびに、トイレットペーパーを探していました。「?」「共同トイレだから紙は自分で持って行くんだよ。癖になっちゃって」(忘れたら悲劇です)


「スパゲティ」を作ったとき、○ラフトのパルメザンチーズを手にして、「○○ちゃん(イタリア人のクォーター)が、これほどまずいものはないって、言ってた」(きんぎょさ~ん、やっぱり背負ってでも買って帰ってくるべきだったですよ)


「東京出身の△△ちゃんが、お好み焼きセット(?)を持ってきて「作り方わかる?」って言うので、作ってあげて一緒に食べた」(そんな、難しいもんちゃうやろ!)


「10時までにエッセイを提出しなきゃいけない日に、バスに乗ったら、渋滞で動かなくなった。仕方なく歩いていたら、ものすごく大きなトラックが、バックで工事現場に入ろうとしていて、僕が見ているだけでも、5回失敗していた。あれが原因だったんだよ!」


「□□ちゃんの誕生パーティが仮装だったんだけど、中途半端なフェイスペイントで行ったら、「完璧な」KISSがいて、残念だった」


「これ見て」男3人が、頭からストッキングかぶっている写真でした。もちろん1人はうちのアホです。


と、まあ一週間は、私も優しく話を聞いていました。

が、家でごろごろしているやつのハウスキーパーをいつまでもやる気はありません。


「バイトを探す気がないなら、下宿代をいただきます」とまでは言わなかったけど、それに近い脅しをかけました。

19年の経験から、おかんの本気モードはわかっていますから、インターネットで探して、面接にでかけました。


バイトが決まって、髪を切ってきました。

海がめになった私。きんぎょです。


実は、ナミヘー7月末まで、沖縄出張です。「仕事で沖縄」というとみんな「いいなー」といいます。

そのたびに「日の照っている間はオフィスじゃ!」と言い張るナミヘー。そのわりに週末ごとに「今日は渡嘉敷島でシュノーケリングした」とか「久高島でサイクリングした」とか「今日は海中道路をドライブした」とか。一時神戸に戻ってきたら妙に真っ黒。

なんだか一人で楽しく遊んでいるようですので、邪魔しに行ってきました。


仕事終わりで神戸空港にかけつけ、那覇まで2時間。「織姫参上!」「彦星見参!」と合言葉もそこそこに沖縄での住居レオパ○スに。那覇蒸し暑いです。家具家電付というふれこみですが、クーラー3時間で勝手に切れます。そのたびにリモコンを手探りでスイッチオン。


翌日、朝からフェリーターミナルに向かい、慶良間諸島の地味な阿嘉島という島に。

この島、海がとってもきれいだけどまだまだメジャーではないので、人も少なくていいよとダイビングをやる人に教えてもらったので行ったのですが、ビーチまで港からバスがあるという話だったのに、港の人に聞いたら「なくなった」の一言で終わり。


えー!ビーチまで歩いていくの?それはいいけど、ビーチってどこさ?

通りすがりの「ヘルメットをかぶらずにカブで走っていた」おにいちゃんが近くのスーパーでレンタサイクルをやっていると教えてくれたので、スーパーに向かいます。スーパーね、スーパー。


・・・私の中ではこれは「よろず屋」ですね。民宿兼よろず屋兼レンタサイクル。

ママチャリしか乗ったことがないのに、ママチャリは出払ってしまい、イッチョマエにスポーツタイプのものしかありません。こんな自転車乗ったことないし。なみだ目になりつつ教えてもらった道を必死で走ります。

途中下り坂の砂利道になってしまい、怖くて真剣に押して歩こうかと思いました。なんのために自転車借りたんだか。


半泣きで自転車をこいでビーチまで10分。ビーチといってもそんなコジャレたところではなく、砂浜。

そこにパラソルやシュノーケリングの道具や浮き輪なんかを貸してくれる人がテントが3つ。値段をよく見比べて一番安かったところでパラソル・ライフジャケット・水中眼鏡・シュノーケル・フィンを借りていざ、海へ!


いやー、きれいでした。阿嘉島。サンゴも魚もばっちりです。クマノミ発見ですよ。真っ青なヒトデもいました。

エメラルドグリーンの海に白い砂浜。で人が全部で30人くらいしかいないなんて。いいとこですよ。阿嘉島。


たっぷり遊んで14時の船で那覇に帰ります。この船を逃すと17時まで船がありません。そこまでいたら確実に日焼けでボロボロになりそうなので。


夜はナミヘーがお邪魔している会社の社長さんに伝統的琉球料理をゴチに。原材料がなんだかよくわからないものが多いのですが、なかなかおいしくて、満腹満腹。


翌日はレンタカー(さすがに真夏の沖縄でオープンカーを借りる根性はありませんでした)で斎場御嶽(せーふぁーうたき)という霊場に。世界遺産になっているのですが、ちょっと前までは地元の人も「用もないのにそんなところにいっては行けません」と言われていたくらい神聖な場所だったらしいです。


その後はみんなのお勧め「美ら海水族館」へ。高速をひた走りますが、この高速道路の両脇、アメリカ軍のキャンプ地なんですよね。「グリーンベレー訓練中に付き流れ弾に注意」とかって看板がかかっているんですけど、流れ弾だけに注意のしようがないのでは?


「美ら海水族館」マンタでかい!ジンベイザメは大阪の海遊館という水族館にもいるのでいいんですけど、マンタすごい。水族館ではマンタに釘付けです。ああ、マンタ。でかすぎるよアンタ。

なぜかナミヘーは展示してあった水槽に使われた603ミリのアクリルの壁に釘付けでしたが。


水族館の後は「地元の人にも人気の絶景ピザ屋」に。絶対にすれ違えない細い道をそろそろ走らないとたどり着けないお店だったのですが、きれいな海が見えて確かに絶景スポット。見える海の色が本州とは違いますね。

お次は古宇利島という島まで長い橋が架かっていて、その眺めがきれいだというので見に行くことに。


ざわわざわわのサトウキビ畑の中の道を走り、エメラルドグリーンの海にかかる橋を渡って古宇利島を一周。ここ、7月からウニが解禁になって、ウニ丼が名物らしいですよ。食べませんでしたけどね。


ここから少々南に戻って恩納村のリゾートホテルに。ネットで安くなっていたのでスーペリアツインにしていたのにさらにスイートにグレードアップしてくれました。メゾネット式になっていて広い!ナミヘー御殿よりよっぽど広いしミニキッチンも付いてるし。なんでここに1泊なんだよぅ。ナミヘー御殿に2泊するくらいならこっちに2泊したかった(涙)オーシャンビューのテラスから夕日がきれいに見えそうです。


ホテルのプライベートビーチで泳ごうかと行ってみたのですが、前日に行った阿嘉島の海のきれいさにはやっぱり勝てないので、プールに変更。プールでぱちゃぱちゃやってから夕食へ。

海辺だからなのか、風が涼しいです。いやぁ極楽極楽。


翌日もチェックアウトが12時で15時の飛行機で戻ってくる予定だったので、朝8時半からしつこくプールに。

ぎりぎりまで遊びたい貧乏性なもんで。

高速を空港に向かって走っていると、嘉手納基地の辺りでF15が3機訓練飛行をしていました。

「あ、あっちに飛んだ!」「あ、こっちに行った!」飛行機好きのナミヘー、気になるようですが、高速道路ですよ、道カーブしてますよ。お願いだから上見ないで前見てください。


そんなこんなで、さっき帰ってきたところなんですが、神戸雨降ってるし。電車は人身事故で遅れるし。日焼けしたところは痒いし。サッカー同点にされたし。

とりあえず洗濯します・・・



「自分、不器用ですから」高倉健も真っ青の不器用さのため、今週の木曜日までに製作しなければいけなかったものを後回し後回しにしてきましたがついに限界。気分は8月31日の小学生のきんぎょです。


混乱?混迷?困惑?

登場人物紹介ページでやけに人数が多いなとは思っていましたが、本文に入ると登場人物一人一人の背景を説明しながら行動を描写するので、最初のうちなかなかリズムに乗れませんでした。

ところが人物紹介にほぼ徹した第1部が終わり第2部が始まると、読むスピードが一気に加速。

あの人物紹介はやっぱり必要だったのです。最後まで名前の出てこない「ちょっと目が真ん中によっている大統領」がいい味出してます。多民族国家イギリスの抱える混沌に☆三つ半。


この「朝まで生テロリスト」の中にも名前がチラッと出てきたディック・フランシスというイギリスの競馬ミステリー作家がいます。ただいま87歳なので新作があといくつ出るのか微妙な感じですが、この人の作品を一気に引き受けていた翻訳者の方が亡くなられてしまいました。今、ハードカバーで出ている新刊は初めて違う人が訳したもの。文庫化を待っているので未読ですがどうなっているのかちょっと心配。


ジェフリー・アーチャーの作品も全部同じ翻訳者です。長い付き合いでしょうから、あとがきを呼んでも作者と翻訳者がお互いに信頼しあっているのを感じます。一番新しい文庫作品「ゴッホは欺く(上・下)は、日本人が「いい人」の役で出てきます。日本を舞台にしているパートも有り、翻訳者にアドバイスを求めたりしていたようですね。


映画でも小説でも翻訳するのって大変だろうなぁと思います。その言語・世界観に育っている人にとっては「説明するまでもないこと」をいかにスマートに伝えるかというのがキモなんでしょうね。

作品・作者とジャストミートしていない翻訳者の手によって「そこはそのままカタカナにしておけばいいんじゃないの?」みたいなことが起こることもありますよね。(ファッション用語とかコンピューター用語なんかは特に)


私のように外国語がまったくわからない状態だと原書には手が出せないので、作品・作者のよしあし(というより好き・嫌いかな)は翻訳者次第ですからねぇ。赤い糸で結ばれたような作者と翻訳者の作品に出会えるとうれしいですね。

ぴぐみんです。将棋の話でも、1ゲタの話でもありません。

ロード・オブ・ザ・リングです(嘘)


普通、結婚指輪は左手の薬指にするものですね。

しかし、わたくし、長いこと中指にしておりました。理由は、夫婦仲が険悪爆弾

なのではなく、指輪を作ったときより、指が細くなったからキラキラなのです。

残念ながら、男前なくらいゴツかったのが、普通になっただけなんですけどね。

薬指では指輪が抜けてしまうのです。


で、先日何気なく中指から指輪をはずそうとしたところ…抜けない!

そんな、まさかまたゴツくなったの!!はてなマークあせる

いやいや、よーく見たらですね、コレこの通り!

なんてこった!
変形してるじゃありませんか~!!!目

どーして?いつ、どこで、どうやって!?さっぱり分かりません。

だって指はなんともないんです。

そんなに高価なものではないけれど、一応プラチナなんだけどなぁ(確か。。。)

…なぁんだかねぇ、おぼろげに、ぴぐ子に手(指輪部分)を踏まれたような気がしなくもないんですよ。それにしても、ねぇ。手は無事だしねぇ…。


翌日、なんとか指輪を抜くことに成功しました。よかった~音譜

中指をふと見ると

左手  

↑日焼けしてますね。そしてそして、下と比べて、ちょっと細くなってるんです!(分かるかな?)


右手  

↑こっちは何もつけていなかった…。


締め付ければ細くなるってこと?コルセットと同じなのでしょうか。


しかし驚きました。こんなことってあるんですね!さっそく夫に報告です。

新しいの、買ってくらる?


「あぁ。ボクのも変形してるよ」


何ぃ!?この「大スクープ!!」的気持ち、どうしたらいいのさ。あげく、

「そんなもんだよ」だって。カゼ 指が細くなってたことについては

「痩せるってことじゃない?」

と、暗にコルセットを勧めるようなコメントをもらいました。

新しいのは買ってもらえないようです。がっかり。ハートブレイク


と思っていたら、なんと変形したおかげで(?)

薬指に嵌めても抜けなくなりましたラブラブ わ~い音譜



…でもこれ、喜んでいいんでしょうかねぇ。

♪あなたひとり~にかけ~たこ~い♪

梅雨なのに、毎日ほぼ晴れだったふるさとへ帰ってきました。夜は降っていたようです。


事の起こりは2週間ほど前。父からの一通のメールです。

「大変な問題が起きた。相談したいので、○月×日の13時から16時の間に電話したい。都合のいい時間は?」


何? 時間指定なんて・・・

ひらめき電球 お母さんが、フラダンスの練習に行っている時間だ。内緒の相談?


では14時から15時半が望ましいと返事。

当日、かかって来ました。「厄介な問題が起きて、母さんが無茶を言って、聞かない。どうしたもんか」

確かに・・・厄介で・・・無茶です。

ああだこうだ話し合った挙句、「厄介な問題は、私にはどうしようもできないけど、無茶な方は、私が母をなだめましょう」ということになり、こんな季節に帰省して来ました。


まあ、あれから時間もたっていたので、母もだいぶ落ち着き、当事者に言えないことを私にぶちまけてきました。「・・・そう・・・そう・・・言いたかったけど言わなかったのね。言わなくてよかったわよ」などと意味のない相槌を打ったら、何とか普通の状態の母に戻ってくれました。内心はわかりませんが、少なくとも無茶を行動に移すことはないでしょう。


すっきりしたら、母はフラダンスの練習に出掛けました。父もほっとして昼寝です。

私は・・・



ninjya こんなの作って、心を鎮めました。

イナモトが小さいとき遊んでいたおもちゃです。

捨ててもいいからと実家に送ったものです。

役に立つこともあるものです。


しかし・・・

厄介な問題の方は・・・

解決の方向性が見えません。

また、呼び出されるでしょうね。たぶん。



それはそれ。

せっかく帰って来たのだから、と翌日は日帰り温泉旅行です。

20年近く前に噴火したところです。温泉がある地区は、そのときも平気だったんですけどね。

地獄があります。キリシタンの拷問にも使われたそうです。おそろしい・・・

うちがよく行くのは国民宿舎ですね。ひとり600円ほどです。かけ流しです。

朝から入って、備え付けのいろんなシャンプーや石鹸を試します。お肌つるつるになるはずですが、全部使ってみるのはやめたほうがいいです。ひりひりしてきました。

温泉に浸かりながらも、ちらちらと母の愚痴が・・・はいはい、どうぞ吐き出してください(もう、やけ)

お昼はそこの食堂で、父はカツカレーとビール、私は皿うどん(太麺)、母は細麺を頼みました。運転手だから、私は飲みません。

休憩した後、もう一風呂。

ここは、ヘルパーさんとお年寄り、お嫁さんとおばあさんという組み合わせの人たちもよく来ます。

帰り道、運転しながら、「○○市なんて出来たの?」「△△市って、ここまで広くなったの?」と驚きっぱなしです。平成の大合併ですね。


次の日。新しく出来た美術館や博物館に連れて行ってやるという父。(いや、別にいいんだけど・・・)


romendensya     路面電車が走っている街へ行きました。この日は乗りませんでしたが。 


お昼はこれ。
musizusi    蒸し寿司と茶碗蒸し(東京にもあるんでしょ?)。ここか、中華街に行ってチャンポンか皿うどんを食べるのが好きです。


博物館に行くと、銀ちゃんが、○○奉行役の映画をやってました。小夏はここよ~なんて叫びませんでしたが 。 


そんなこんなで家に帰りました。

こんなものを畑で見つけました。
青栗ん
                 
それから、
とぐろ茄子

そして、最近、朝晩、ご飯をねだりに来るよその飼い猫。
neko

いい面構えでしょ?名前はつけないそうです。

老夫婦のささやかな慰めです。


じゃあ、帰りますね。

解決にはならかったんですが、私が出来るのはここまでですから。

なんだか、切ない里帰りでした。

どもっ きんぎょです。


毎度のごとく、午前中で会社から離脱。地下鉄でミナミに向かいます。

待ち合わせ場所は、改装してからはじめてくる百貨店(関西ではこれが主流。デパ地下とはいうけれど、デパートとは言わないのだ)。


早くついたので、売り場チェック。今回、もうこれ以上塗りたくりようのなくなったマツゲでは、化粧品売り場で時間をつぶせません。雑誌「商店建築」で取り上げられていた11階12階をチェキ。程よき頃に、13階レストランフロアで待ちます。


・・・・・・来た!?

「ノックは無用」の魅惑の変身コーナーで帽子といえば「トアロードマキシン」ですが(これって、関西ローカル番組でしたね)マキシン仕込みのような帽子をかぶったマダムとベビーカーを押したマダムが!


マダムっぷりを遺憾なく発揮したひそそかさんと、なんと今回のサプライズゲスト、覗き魔女さんでした。

覗き魔女さん、これであなたも関西マダムスの一員。握手握手。

LUNA姐さんも到着して立ち話のあと、やんちゃっぷりを垣間見せてくれた僕ちゃんと覗き魔女さんはお帰りに。

次回はぜひ、お茶でもご一緒しましょうね。


まったりと大阪名物をいただきつつ、東の情報、西の情報を交換。

要約すると人生いろいろ。男もいろいろ。女だっていろいろ咲き乱れるのということですね。


ところで、あの名物、お口に合いました?薦めておきながら自分でも食べたことなかったんですけど。(祖父の好物だったんですけどね)


ひそそかさんの任務遂行の間はLUNA姐さんとふたりでぶらりぶらりとお店を冷かしてまわり、再度合流。

本日のメインイベント「青グリンちゃんを囲む会」のためにキタに移動。


時間のつぶせる待ち合わせ場所といえば、レコードショップだよね☆

ということでタワーレコード前で麒麟さん親子と合流。元気なおそろ姉妹がやってきました。


先にお店に入っててと連絡があったので、座って待つことしばし。


ついについに謎の女がベールを脱いだ!!きらりーん!!

会いたかったようぅぅぅ!!グリンちゃーん!!

お仕事忙しかっただろうに、急いで駆けつけてくれてありがとね!


ちょっぴりクールなやすえちゃん。元気一杯珠代ちゃん。

宿題急がしてごめんね!

写真、一杯取ってくれてありがとね!

ちゃんと美人に写っているやつだけ頂戴ね!(←どあつかましい)


ひそそかさん、伝説となった「輝くおでこ」を拝見できて光栄です。

重たかったでしょうに本ありがとうございました。

帰りの電車の中でちら読みしましたけど、面白いです。


麒麟さん、段取りありがとー!

LUNA姐さん、うふふ。私たち皆勤賞ですね。


次はいつ会えるかな~