久しぶりにリアルおかんを楽しんでおります。


進学して家を離れていた息子が夏休みに帰省しました。

何、その頭は!(これはいつも思うことです。前回はジンジャーに染めていたし、その前は特急田中の髪型でした)何ヶ月切っていないの?

丸かった頬が削げていて、ご飯食べていないのかしらという風貌でした。苦労したのね。かわいそうに(笑)


2、3日は、新生活のことを機関銃のようにしゃべりまくり、食べまくり、眠りまくるという生活でした。

やっと、落ち着いたところで、ぽろぽろと思い出したように語ることの方が面白かったりします。


鎮痛剤のような箱を見せて、「これ、何かわかる?課題の締め切りは迫ってるけど、まだ完成しない。死ぬほど眠たいけど寝ちゃいけないときに飲むんだ」「何の薬?(まさか?)」ただのカフェインの錠剤でした。ほっ。


ポリスのロクサーナをかけながら、「これ聴きながらみんなでビール飲むよ。”ロクサーナ”のところで、男の子が飲んで、○×(忘れました)のところで、女の子が飲むんだ」(あなたが、一番弱いでしょう?)


「ボンジョビのリビン・オン・ナ・プレイヤーは、みんなで歌うと盛り上がるよ。スチューデント・アンサムだよ」

(・・・楽しんでるじゃん)


「隣で製作しているやつが、ビートルズとボブ・ディランしか聴かないんだよ」(う~ん、若いんだから他のも聴いた方が楽しいかも)


帰って来てからしばらくは、トイレに行こうとするたびに、トイレットペーパーを探していました。「?」「共同トイレだから紙は自分で持って行くんだよ。癖になっちゃって」(忘れたら悲劇です)


「スパゲティ」を作ったとき、○ラフトのパルメザンチーズを手にして、「○○ちゃん(イタリア人のクォーター)が、これほどまずいものはないって、言ってた」(きんぎょさ~ん、やっぱり背負ってでも買って帰ってくるべきだったですよ)


「東京出身の△△ちゃんが、お好み焼きセット(?)を持ってきて「作り方わかる?」って言うので、作ってあげて一緒に食べた」(そんな、難しいもんちゃうやろ!)


「10時までにエッセイを提出しなきゃいけない日に、バスに乗ったら、渋滞で動かなくなった。仕方なく歩いていたら、ものすごく大きなトラックが、バックで工事現場に入ろうとしていて、僕が見ているだけでも、5回失敗していた。あれが原因だったんだよ!」


「□□ちゃんの誕生パーティが仮装だったんだけど、中途半端なフェイスペイントで行ったら、「完璧な」KISSがいて、残念だった」


「これ見て」男3人が、頭からストッキングかぶっている写真でした。もちろん1人はうちのアホです。


と、まあ一週間は、私も優しく話を聞いていました。

が、家でごろごろしているやつのハウスキーパーをいつまでもやる気はありません。


「バイトを探す気がないなら、下宿代をいただきます」とまでは言わなかったけど、それに近い脅しをかけました。

19年の経験から、おかんの本気モードはわかっていますから、インターネットで探して、面接にでかけました。


バイトが決まって、髪を切ってきました。