衆院総選挙
いきなり総選挙+野党再編となった。なかなか激しい展開であり、脳がついていかないところはある。勝負事をモニターするのは大好きなので、この一戦についても思うところを述べておこう。・解散は首相の大権といわれるが、大義名分が必要とはよく言われること。今回の解散はこの点が薄い。国政の進め方で明示的な対立が生じているので民意を問う、という建付けが常道であろうが、「これから対立が起こるだろうから、政権(運営者やビジョンも含め)選択をしてほしい」という高市首相の言い分、分からなくもないが、すっとお腹に落ちもしない。その辺の微妙さは感じている人が多い感触ではある。・他方、この点を言い募る意味があるかといえば、多分ない。思い出すのは小泉純一郎の郵政解散である。あの解散には全く理屈はなかったと私は理解しているが(参議院で法案否決されたので衆院解散に訴える、自党の反対意見表明者に対立候補を送り込む無理矢理な対立構造の演出等)、小泉純一郎の気迫があまりに強烈で、いってしまえば有権者が幻惑された結果の大勝となった。今回、高市早苗に同水準の気迫を感じるかといえば、これからであろうか。小泉純一郎の8掛けくらいだろうか。・中革連がどうなるかだが、衆院選挙区が289あり、公明党の比例票が590万とすると1選挙区単純平均で2万弱はあることになり、この表が自民からシフトするとこれはかなりのインパクトであるという評価をあちこちで見かける。しかし老化が進む創価学会信者が前回同様に動けるのか、中革連についてこられるのかは定かではない。自民党から一時的に離脱したコア保守層(私もこの中に含まれるだろう)が戻ってくる蓋然性は高い。・元立民の議員達が公明の政策をほぼ丸呑みして、原子力や防衛でも従来主張を引っ込めている点、ブーメランとかどうせまた元に戻る等批判が多い。ただ、不合理な主張を改めるのを常に批判するよりは、きつい言葉でいうと『阿呆の改心は嘉するべき』でいいように思う。※ただ、改心を素直に認められないこの人達のメンタルには問題はある。「苦しい言い訳」枝野幸男氏 原発再稼働めぐる“釈明”投稿にツッコミ殺到(女性自身) - Yahoo!ニュース1月19日、立憲民主党と公明党が結党する新党「中道改革連合」が基本政策を公表。その方針をめぐり、立憲民主党の枝野幸男氏(61)がXに投稿した内容が物議を醸している。 今回示された政策は、経済・社会news.yahoo.co.jp 政策が近似したので、選択基準は「外交スタンス」「ビジュアル」「気迫」「指導者としての器」になるかも・・・と考える。恐らく討論会の類が開催されるのだろうからその場での振る舞いによって評価がつくということもあるだろう。予測の難しさでは近年屈指の選挙だが、どちらがボロを出しそうかといえば中革連、ビジュアルは与党が相当に優勢、気迫も同様となるか。中革連には2009年に民主党が天下を取った時のような大津波の予感は現時点ではない。与野党ともに今の議席数プラスマイナス15の幅での変動に留まるのではないか、恐らく与党の方が多いと私は予想する。2月9日に振り返ってみたい。