ペルー旅行 8日目 有益な旅の基本情報
【マネー篇】
●お金の単位=ソル (表示→S/数字)
●この時のレート→ S/1=33円
S/30がだいたい1000円という感覚を持っていると、わざわざ計算しなくても、ものの価値が瞬時に分かります。
●お札→S/10、S/20、S/50を使いました。でもちょっとした買い物で、S/50は使い難いと感じました。お釣りが無いことがあるからです。それでもS/50であっても、ドルよりはソルの方が使い易いと思いました。スタバではソルだけと言われましたから。基本的に価格の表示はソルだけです。
もっともスーパーやショッピングモールなどの大きなお店なら、どちらも大丈夫です。
●硬貨→S/1、S/2、S/5を良くお釣りでもらいます。札と組み合わせて帰国時に残らないように消化していくと良いでしょう。使わないと知らない間に結構貯まります。S/5が貯まると、まあまあの金額になって得した気がしますが。またS/2とS/5は、ハチドリと二重リングのデザインがよく似ていていていますが、大きさが異なります。小さい方がS/2で、大きい方がS/5です。でもそんなに差がないので、私は2と5の数字で確認していました。
上の段 左2枚がS/2、右がS/5
中の段 すべてS/1
下の段 滅多にもらわない10centimos(S/0.1)
※1センティモ=1ソルの100分の1
まとめると、確かにドルも普通に使えますが、万能ではありません。表示はほとんどソルだし、ドルで払った時のお釣りが合ってるのか?瞬時にわかりませんから。やはりある程度のソルを常に持っていた方が、より便利です。
●両替
ペルーではドルも日常で使えますが、上述のとおり、万能ではないです。特に100ドル札は大き過ぎて使えないことが多いです。両替所で50ドル札を出したときも、まず本物かどうか怪しまれます。撫でたり透かしたりしていました。市内で使い易いのは20ドル札以下ではないかと。あまり大きなお札は、ソル同様、お釣りが無くて使えないこともよくあります。
●チップ
1ドル札(奮発するときは5ドル札)か小銭のソルを持っていると便利です。むしろ無くなるとチップを渡せなくなるので困ります。チップはちょこちょこ必要になりますので。
どれくらいあげたらいいのか?正直なところ正解がわかりませんが、レストランなどではよく言われる使った額の10%を置いてました。ポーターやドライバーは1〜2ドルか3ソルくらい。軽いお世話のガイドさんには2〜3ドルか5〜10ソルで、よくお世話してくれたガイドさんには5ドルか20ソルくらい。でも慌ただしいときはチップを忘れてしまいます。送迎のドライバーなど、最初の頃は忘れることが多かったです。途中からチップに気を使えるようになりました。
【ホテル篇】
●トイレ
トイレットペーパーは便器に流せません。お尻を拭いた後はゴミ箱に捨てる必要があります。とても衛生的ではありませんが、そういう国はたくさんあります。水洗の水圧が弱くてすぐ詰まるからですね。一度間違えて流した時、一瞬流れなくて焦りました。当然、ウォシュレットは皆無です。
●お湯
お湯の温度や出が悪いことは普通です。熱いお湯が出るホテルは滅多に無いので、バスタブがあったところで日本と同じ寛ぎは得られません。期待してはいけません。
●ヘアドライヤー
だいたい常備されてますが、稀に常備されていないところもあります。そんな時はフロントにリクエストすると貸してくれます。昔の日本のビジネスホテルのアイロンとアイロン台みたいで懐かしかったです。
ただし、これらは中流階級の話であり、上流階級の場合、日本と同じ環境であることが多いです。支払いもちゃんとしたお店でカードで払うだろうし、変なところでカード使ってスキミングされることもないだろうし。あと、私も前の仕事の時、閑散期にアジアンリゾートによく行ってましたが、5つ星ホテルでは、確かにトイレやお湯で困ったことはありません。結局、高いお金を払えば、便利な環境は維持できるということですね。庶民の方は参考にしてください。
ただし、空港や観光施設、公共の場においては庶民レベルなので、同等の注意が必要です。
【便利グッズ篇】
●スリッパ
携帯用のスリッパは必ず必要です。忘れたので買いに行こうと探してみたけど、リマではなかなか売ってません。靴屋はあってもサンダルさえ見つかりませんでした。
●森永塩キャラメル
登山ではたくさん汗をかいたので、水分の補給とともに塩分の補給も必要です。このキャラメルは日本から持って行きましたが、超美味しく塩分の補給に役立ちました。
●日焼け止め
マチュピチュもそうですが、クスコも結構日差しが強いです。私はニベヤのハンドクリームしか持って行かなかったのと、元々日焼け止めのために持って行ったわけでもないので先にぬるわけもなく、また保湿効果があるだけで日焼け止めに効くのかどうかもわかりませんが、すごく山焼けしました。これは帰りの飛行機で書いていますが、早くも皮がむけ始めています。手首は痛いくらいです。ぜひ、日焼け止めを持って行きましょう。
●変圧器
間違いなく必要です。電圧が220ボルトなので、切り替えが出来ない100ボルト用の電気器具を使うと、たぶん耐えられずに壊れるかと思います。ドライヤーの切り替えを忘れて100ボルトのままスイッチを入れたら、熱線が火を噴きそうになりました。もっとも電気器具が必要でない人や220ボルトに切り替えられる器機であれば問題ありません。
でも、今思えば、PCやケータイは、台湾でそのまま充電していたような。詳しい人は、コメント欄に書き込んでください。
●携帯充電器
10000以上の充電器をお薦めします。写真撮るにもバッテリーは必要になりますので。途中でバッテリー切れにはなりたくないですから。私はポケットWIFIも利用していたので、そっちの充電も必要でしたから。ブログ書いてたこともありますけど。でも、絶対あった方が良いです。すごく活用しました。
●WIFI
日本と常に繋がっていたい人
現地でネットを使って調べたいと思う人
地図代わりにGoogleマップを使いたい人
翻訳アプリを使いたい人、
Youtubeや有料動画を観たい人
その他アプリを利用したい人、
インターネット全般を利用したい人
これらの用途が当てはまる人は、持って行った方が良いです。すごく便利です。もちろん、ホテルにいるときはホテルのWIFIの方が通信速度が早いので、そっちをお薦めします。ただし、使った後に迷惑メールなどが来るリスクも有りますので、個人判断となります。
イモトのWIFI
今回に限って言える事ですが、ペルーあたりでは通信速度がかなり遅いです。もちろん環境によって異なりますが、特にサファリやGoogleなどのブラウザで調べ物をするとき、また見つかったサイトを見るときなど、かなり時間がかかりました。たまに速い時もありますが、概ね遅いです。現地で知り合った日本人も同じことを言ってました。
一方、帰りのロサンゼルスで繋がったときは、翻訳アプリもサクサクいくなど、都会では比較的問題無いようです。地域によって大きく差が出ますね。ただ、LINEだけはペルーであっても速かった印象があります。マチュピチュでさえサクサク会話ができましたから。LINEの凄さを感じました。
海外出張が多い人には知ってる事ばかりかと思いますが、滅多に行かない人は参考にしてください。
この旅行、危険度が高いと聞いていたので、死んだ時に後悔しないように、出発前に池袋の「洋包丁(ようぼうちょう)」で、「茄子と豚肉の生姜焼き定食」を食べ納めして来ました。でも、生きて還れそうなので、帰国したら、池袋か地元のよく行くラーメン屋に行きたいな〜と思っています。
で、実際行ったら並んでて入れず。並ぶの面倒だったので、日高屋のラーメン・餃子・ミニチャーハンセットを食べることに。
こんなのでもアルパカより美味しかったです。
もう二度と食べません。