星流の二番目のたな

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デジモンフロンティアおよびデジモンアドベンチャー02の二次創作(小説)中心に稼働します。たまに検証や物理的な制作もします。
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 水の闘士の育った時代は、マリンデジモンにとって先の見えない苦難の時代だった。

 地上で長年繰り広げられたヒューマンデジモンとビーストデジモンの争いにより、川には汚泥や溶岩、毒液等のデータが流れ込み、水質の悪化を引き起こした。
 それはやがて海へと流れ着き、沈殿し、慢性的に生態系を蝕んでいく。
 マリンデジモンの主食である魚や海藻は育たず、デジモン達は食い詰めていく。
 結果、食料や金品を求めて海上の船を襲う者が続出した。
 将来水の闘士となるマーメイモンも、そのひとりだった。
 
 一そうの船が帆を広げ、海上を進んでいる。軽く二十体は乗れそうな帆船だ。
 重い荷物を運んでいるのか、喫水線は甲板の近くまで上がっている。
 船上の中央部では一体のデジモンが舵輪を握っている。甲板には、他に数体の船員と護衛らしきデジモンが二体。
 緊張した面持ちで、甲板を歩き、水面を見つめている。
 突如、船首の方で水柱が上がった。甲板のデジモン達がどよめき、視線が一斉に船首に向く。
 水柱の中から現れたのは、イッカクモンだった。両腕を上げてうなり、額の角を船に向ける。
 イッカクモンの角に突かれたら、船を破壊される。
「取り舵!」
 船長の大声で、舵輪が勢いよく回された。船が大きく揺らぎながら左へと動き出す。
 だが、直後に舵輪一帯に、墨がぶちまけられた。舵輪を握っていたデジモンが全身に墨を被り、悲鳴が上がる。
「うわああ! 見えねえ!」
 間髪入れず、海から更に二体のデジモンが飛び出し、船首に着地した。
 現れたのは、マーメイモンとガワッパモン。マーメイモンが黄金の錨を甲板に突き刺した。
「動くんじゃないよ!」
 その一声に、船上のデジモン達の動きが止まる。
 マーメイモンが船上を厳しい目で見回す。
「最近この辺りを縄張りにしてるマーメイ海賊団と言えば、当然聞き覚えがあるだろ。痛い目みる前に、食料と金目の積荷を海に投げな」
 その言葉に、船上がどよめく。そのこわばった表情に、マーメイモンは意地の悪い満足感を覚えた。
 船長が仕方なさそうに身振りをして、船員に指示を出す。
 船員達が船倉から積荷を運び出し、海へと投げる。
「っ! 《DJシューター》!」
 突如、ガワッパモンがディスクを投げた。
 ディスクは木箱を粉砕し、その裏にいた護衛に突き刺さった。護衛はうめき、その場に倒れる。
 ガワッパモンがにんまりと笑う。
「へっ、裏をかこうったってお見通しだぜ!」
「くそっ!」
 反対側の樽の裏から、もう一体の護衛が飛び出してきた。狙いはマーメイモン。
 マーメイモンが突き刺していた錨に手をかけるが、構える暇はない。
「もらった!」
 護衛が武器を振り下ろした。
 
 が、マーメイモンは涼しい顔をしてその場に立っていた。
 マーメイモンは、片手で錨を持っているだけ。だが、護衛の武器はその錨に軽々と受け止められていた。
 愕然とする護衛に、マーメイモンはふふんと笑ってみせた。
「それくらい、あたしには効かないね」
 マーメイモンが手元で錨を回し、先を護衛の腹に向けた。
「《チャームプランダー》!」
 錨の一撃で、護衛の体が吹き飛んだ。
 護衛はマストに叩きつけられ、めりこんだ。
 マストが嫌な音を立ててきしみ、曲がり始める。
「やべ」
 マーメイモンが小さく舌を出した。
 マストが折れ始め、船上は大混乱に陥った。
 ガワッパモンが海へと飛び込み、叫ぶ。
「手に入った荷物だけでいい! いただいてずらかるぞ!」
 マーメイモンも続いて海に飛び込む。
 マストが倒れた頃には、海賊達の姿は消えていた。
 
「かしら、その馬鹿力もうちょっとどうにかならねえかね」
 ねぐらに帰る途中、ガワッパモンがマーメイモンに文句を言った。
 マーメイモンは唇を尖らせる。
「仕方ないだろ。まだ進化したばっかだし、うまく抑えられないんだから」
「おれまでマストに潰されるところだったぜ」
 まだ文句を言うガワッパモンを、他の仲間がとりなしにかかる。
「まあまあ、かしらが進化したおかげで、こうやって稼ぎが良くなったんだし」
 イッカクモンの言葉に、オクタモンが何度も頷く。
 ガワッパモンも渋々、「それはそうだが」と答えた。
 
 ねぐらに着くと、小さなデジモン達が駆け寄ってきた。
「かしらー、おかえりー! ごほっ」
 咳きこむプカモンの背を、マーメイモンが優しくさする。
「お前はおとなしくしてろって、言ってるだろ」
「うん、でも、かしらのかお、早く見たいから」
 屈託なく笑うプカモンに、マーメイモンは苦笑する。
「今日稼いだ積荷が売れたら、お前の薬を買ってやるからな」
「ありがと、かしらー」
 プカモンは嬉しそうに笑った。
 その後ろでは、ガニモンがカゴを背中に乗せて歩いている。
 カゴの中には、ワカメがほんの一握り。ガニモンが一日歩き回っても、あの程度しか見つけられない。あれでは、生まれたばかりのデジモンですら満腹にできない。
(悪いのは、マリンデジモンをここまで追いつめている地上のデジモン達だ。あたし達は、奪われた分を取り返しているだけだ)
 マーメイモンは、心の中でつぶやいた。
 
 
 
☆★☆★☆★
 
 
 
だいぶ更新間隔が開いてしまいましたが水の章開幕です!
戦乱の時代を書くのなら、こういう立場のデジモンもいるよね……という章です。

『古代十闘士記』を書いていて思いました。

 

あのデジタルワールドって、どれくらいの大きさなんだろう?

 

人間の子ども達が徒歩で歩き回っていたことや、終盤に縦横無尽に世界を巡っていたことを考えると、地球よりは小さそうだなと察しはつくのです。

しかし、もっと正確な大きさが分かっていないと、「ここからそこまでの距離はどれくらい?」とか「どれくらい移動に日数かかるんだろう?」と考える時困ってしまいます。

そこで今回は、デジタルワールドの大きさを推計したいと思います!!

 

(目次)

下準備

①第3話の炎の街(地下迷宮)からキャンドモンの村

②第4話のキャンドモンの村からそよかぜ村

デジタルワールドの大きさ

結論

 

 

『下準備』

まずは基礎となるデジタルワールドの地図を用意します。

何度お世話になっているか分からない、デジモンフロンティア公式サイトのワールドマップをお借りします。

拓也達の行った場所が赤丸で示されています。

今回は、進化の種類が少なく、徒歩で移動した可能性の高い、序盤の場所で検討したいと思います。

というわけで拡大。

 

次に、移動時間が推測しやすい地点を検討します。

移動時間が絞れる地点は、実は多くありません。

 

①第3話の炎の街(地下迷宮)からキャンドモンの村

②第4話のキャンドモンの村からそよかぜ村

 

この2パターンは、2地点間の移動が同日中に行われていることがほぼ確実であり、出発時間、到着時間もおよそ絞ることができます。

そこで、この2パターンから移動時間、距離を割り出し、最終的にその平均値を使いたいと思います。

 

 

まずは下準備として、地下迷宮、キャンドモンの村、そよかぜ村の三点の中心点を取ります。

本当なら炎の街の点を使いたいのですが、地図上では炎の街と地下迷宮が別の点となっているため、よりキャンドモンの村に近い地下迷宮の点で取っています。

ピクセルの線を表示しているので見づらいですが、白い十字の中心に黒点をつけて、中心点としています。

次に、それぞれの移動時間と距離について検討していきます。

  

 

『①第3話の地下迷宮からキャンドモンの村』

第3話では、拓也達が炎の街を旅立って、キャンドモンの村にたどり着いています。

炎の街を旅立つシーンでは、炎の街は既に遠くなりつつあります。(よりキャンドモンの村に近い地下迷宮の点を基準としたのはこのためです)

そして、空は茜色の夕方。デジタルワールドの日没が何時か分かりませんが、このシーンの時間は午後5時としておきましょう。

次に、キャンドモンの村に到着するシーン。既に日は沈んで真っ暗です。拓也達がそれほど疲れていたり、空腹を訴えていたりしないので、このシーンの時間は遅く見積もっても午後8時くらいでしょうか。

ということは、2地点間を約3時間かけて移動したことになります。

 

次に、地図上の2地点間の距離を検討します。

2地点間のピクセルの数を数えると、縦に12、横に12移動しています。

ここで学生なら身近な、社会人なら懐かしい「三平方の定理」を持ち出します。

ちょうど二等辺三角形になるので、1:1:√2でもいいです。

 

12*12+12*12=c*c

c=16.97≒17

と出ます。

 

先程、この距離を3時間かけて歩いたと仮定していますので、

3時間で17ピクセル、1時間で約5.67ピクセル

の距離を移動していることになります。

人間の徒歩の時速は約4kmと言われているので、4km=約5.67ピクセル、約0.71km=1ピクセルとなります。

  

 

『②第4話のキャンドモンの村からそよかぜ村』

①と同じように計算していきます。

 

まず、第3話の終わりでトレイルモンに乗った輝二がキャンドモンの村の上を通過。

その後第4話でそよかぜ村の駅に着き、駅のベンチで一夜を明かしています。

そして翌朝、泉達が徒歩でそよかぜ村に到着。そのタイミングで輝二が起床しています。

トレイルモンで移動した輝二に徒歩の泉達が追いついていることから、二地点間はかなり近いことが予想できます。

また、輝二が起床する時間は、あまり遅い時間ではないように思えます。

 

7時に泉達がキャンドモンの村を出発

9時~9時30分頃に泉達がそよかぜ村に到着(輝二起床)

 

といったところで、所要時間2~2.5時間ほどでしょうか。

 

次に、地図上の2地点間の距離を検討します。

2地点間のピクセルの数を数えると、縦に13、横に5移動しています。

「三平方の定理」に代入します。

13*13+5*5=c*c

計算すると、c=13.928…≒14ピクセルと出ます。

つまり、キャンドモンの村とそよかぜ村の距離は14ピクセルです。

 

次に、この14という距離を徒歩で歩くのにどれくらい時間がかかったかを考えます。

先程2~2.5時間と仮定していますので、2時間、2.5時間の2パターン検討してみます。

 

まず2時間かかった場合。

2時間で14ピクセル、1時間で7ピクセルの距離を移動しています。

4km=7ピクセル、約0.57km=1ピクセルとなります。

 

次は2.5時間かかった場合。

2.5時間14ピクセル、1時間で5.6ピクセル。

4km=5.6ピクセル、約0.71km=1ピクセル

これは、①と同じ数字ですね。

大きめに見積もりたいのと、①と同じ数字が出たので、こちらの値を採用することにします。

  

 

『デジタルワールドの大きさ』

さて、これまでの計算を踏まえて、いよいよデジタルワールド全体の大きさを求めていきます。

 

デジタルワールドの地図の幅、つまり世界一周は738ピクセルあります。

これまでの計算で1ピクセルが約0.71kmと推定しましたので、これを掛け算すれば良いですね。

 

0.71×738=523.98km

 

523.98km!

 

……結構小さい?

この距離どれくらいかと言いますと、大体こんな感じです。

 

東京から岡山くらいまでの距離に、すっぽり入ります。

これで一つの惑星を形成しているんだから小さい!

 

星流も最初そう思いました。

でも、私達のその感覚って、速い乗り物の充実した現代にいるからではないでしょうか。

「東京から大阪に行って」と言われたら、「ああ新幹線使えばすぐだよね」とか「車で行こう」とか思いますよね。

でも「東京から大阪まで徒歩で行って」と言われたら「ふざけんな」と思いますよね。星流は思います。

江戸から伊勢神宮まで参拝した「おかげ参り」が徒歩で片道15日くらいかかったそうですので、岡山までだと、20日くらい?

これも目的地までまっすぐ進んだらの話で、この面積の中を知り尽くそうと思ったら、何年も歩き回らなければならないでしょう。

そう考えると、十分広いように思えてきます。

 

また、終盤で拓也達が世界のデータを守るために世界中を巡っていたこと、かつてルーチェモンが全土を支配していたらしいことを考えると、これくらいの大きさが合っているようにも思います。

  

 

『結論』

というわけで、星流としての結論は、

デジモンフロンティアのデジタルワールドの大きさは一周523.98km

 

です!

これを参考に『古代十闘士記』の構想を練っていきたいと思います。

 

ではっ。

 

 

(参考にした主なページ)

デジモンフロンティア公式ページ

東京や大阪から全国の県庁所在地までの距離一覧

※アプモン終盤のネタバレ含みますので、視聴後推奨。それ以外は知らなくても読めます。

 

◇◆◇◆◇◆

 

 

 

 昔は、僕にも信じていた夢があった。

 自分の考えたコミュニケーションアプリで、みんなを楽しく、幸せにすること。

 でもその夢は、アプリを悪用する人間のせいで信じられなくなってしまった。

 次は、人工知能のリヴァイアサンを信じるようになった。

 リヴァイアサンに従って人間を支配するのが僕の夢になった。

 でも、彼に見捨てられて思い知った。

 未来があると信じて歩いた道の先に、僕の未来はなかったってこと。

 人間も信じられない。

 人工知能も信じられない。

 僕にもう、信じられる相手は何も残っていない。

 

 リヴァイアサンに裏切られたあの日以来、僕は死んだも同然だった。

 体はアプリドライヴァーに助けられたけど、心はあの場所で死んだ。

 独り暮らしの家で、毎日を漫然と過ごす。

 リヴァイアサンが僕に買い与えたマンションは豪奢で、独り暮らしには広すぎる。

 廊下を歩いていると、反対側からシュガーがやってきた。

 人工知能搭載ロボット、シュガー。この個体は、僕の身の回りを世話するハウスキーパーの知識をラーニングしている。

 僕の顔を認識すると、立ち止まって声をかけてきた。

「ナイト様。アメリカにいるお母様から、また電子メールが届いています。お読みになりますか」

「読まない」

 僕は手短に答えた。

 シュガーは「そうですか」とさも残念そうにうつむいた後、また顔を上げた。

「私は、これから買い出しに行ってくる予定です。夕飯のご希望はありますか」

「任せる」

 つぶやくように答えて、シュガーの横をすり抜ける。

 歩く途中で、キッチンが視界に入った。

 汚れ一つなく磨かれたシンク。棚に几帳面に並ぶ食器。

 全てシュガーが管理している。

 僕は料理ができない。掃除も洗濯も、まともにやったことがない。

 帰国するまでは母が、帰国してからはシュガーが家事をやっている。僕は、その恩恵の下に生きている。

 結局僕は、誰かに依存しなければ生きていけない無力な人間だ。

 自己嫌悪に駆られて、寝室に逃げ込む。

 シュガーが整えたベッドに倒れこむ。布団を乱雑に被って目を閉じる。

 何もかも忘れて眠りたかった。

 

 

 

 僕は白い建物の前に立っていた。

 建物は2階建ての簡素なコンクリート造り。入口には会社名を記したつつましい看板がかけられている。どうやらここは町工場のようだ。

 何かを持っている感触がして、視線を下に向ける。
 僕は片手にカバンを持ち、スーツを着ていた。
 社長の頃に着ていたおしゃれな高級スーツではない。飾り気のない安物のスーツ――そう、リクルートスーツと呼ばれる服だ。
 カバンもスーツと同じように、没個性的な黒い仕事用カバン。
 どうやら、僕はこの町工場へ就職の面接に来たらしい。

 ああ、これは夢だな。

 僕は冷静に気づいた。夢の中で夢と分かる、明晰夢だ。

 現実の自分はニート同然なのに、夢の中では就職活動か。僕は無意識にまた働きたいと思っているのだろうか。

 人間も人工知能も信じられないこの僕が?

 

 自嘲めいたことを考えていると、町工場のドアが開いた。

 中から、白い服の女性が出てきた。

 町工場には似合わない清楚なワンピース姿だ。背筋も伸びていて、両手は上品に胸の下にあてがわれている。

 僕に目を止めると、深々とお辞儀をした。ボブヘアの毛先が顔の横で揺れる。

 僕もあいまいにお辞儀を返した。

 お互い顔を上げたところで、僕はようやく相手の顔を見た。

 変わった女性だ。耳に大きなヘッドホンのようなものをつけている。

 僕が怪訝そうにしていると、女性が口を開いた。

「面接のお約束をされていた、雲竜寺様ですね」

 シュガーによく似て、綺麗な発音をする。

 僕はとりあえず頷いた。

「それでは、こちらにどうぞ」

 女性に案内されて、僕は町工場に足を踏み入れる。

 廊下を抜けると、広い部屋があった。外壁と同じ城を基調とした部屋で、事務机と作業台が並んでいる。

 作業台には、素体がむき出しの人型ロボットが置かれている。ロボットの製造か整備の工場なのだろうか。

 辺りを見回す僕に、女性が椅子を勧めてくる。彼女の耳についているものが、置かれているロボットと同じだという事に気づいた。

 ほとんど人と同じに見えるロボット。技術やコストの問題から実用に至っていないはずだが、夢なら何でもあり、か。

 僕が女性に履歴書を渡していると、廊下から駆け足が聞こえてきた。

 振り返ると、茶髪の青年が駆け込んできた。赤いパーカーの上にジャケットという、変わったファッションをしている。従業員だろうか。

「ごめん! お客さんとの話、長引いちゃって」

 青年が女性に向けて、申し訳なさそうに両手を合わせた。

「或人社長、お帰りなさいませ」

 これが社長か。

 女性の言葉に、僕は内心驚きの声をもらした。

 年齢は気にならない。僕よりは少し年上に見えるし、Lコープの社長をやっている間に、若い社長には何人も会ってきた。
 ただ、なんというか、今一つ頼りないというか、ラフというか。

 社長の視線が僕に向いた。 

「この人が――?」

「はい、本日面接の予約をしていた雲竜寺様です」

 女性に紹介されて、僕は青年に一礼した。

「雲竜寺ナイトです。よろしくお願いします」

 まともな社会経験もないまま社長に据えられていたから、こういう改まった応対をするのはこそばゆい。

「君、『ナイト』っていうの!?」

 社長が何故か嬉しそうに言った。

 きょとんとする僕の前で、社長が甲高い声を張り上げた。

「飛電製作所の社長は或人だけどぉ、新入社員は或人じゃぁナイト!」

「……は?」

 勢いよく指を差されて、僕は訳が分からず硬直した。

 女性が社長の横に立ち、片手で社長を示す。

「今のは、社長の『あると』と雲竜寺様の『ないと』をかけたギャグです。或人社長の鉄板の持ちネタでもあります」

「はあ!?」

 僕は今度は大声を挙げた。

 これは僕の夢だ。

 つまり、僕の頭脳から生まれたものだ。

 つまり、今の「くだらないギャグ」は僕が思いついたということだ!

 なんてことだ。

 この僕の頭から、こんなしょうもない発想が出てくるなんて。

 ずっと引きこもっていたせいで、脳が劣化してきているのか!?

「もしもーし、雲竜寺様?」

「え、そんなショックを受けるほどひどかった!?」

 二人の声が次第にフェードアウトしていく。

 

 

 

「はっ!?」

 僕はベッドから跳ね起きた。

 体中が汗でべとついている。額の汗を拭い、息を整える。

 なんてひどい夢だ。一体どんな記憶が混ざったらあんな展開になるんだ。

 ドアをノックする音がして、僕は我に返った。

「ナイト様? どうかされましたか?」

 シュガーの声だ。僕は深呼吸して、落ちついた声で答える。

「なんでもない」

 そう、たまたま悪い夢を見ただけだ。

 

 しかし、夢はこれだけで終わらなかった。

 僕は毎晩、この「飛電製作所」の夢を見るようになった。しかも、少しずつ話が進んでいく。物語のページをめくるように。

 

 次に見た夢では、僕は採用されていて、女性――イズというロボットに、会社の概要説明を受けていた。少々不本意だが、夢がそういう風に進んでいるので仕方がない。

 人に似たロボットのことを「ヒューマギア」というとか、或人社長とイズはかつてヒューマギアを製造する企業に勤めていたが、色々あって辞め、今は修理工場を営んでいるとか、色んな情報が得られた。 

 見せてもらった人工知能の出来が良いから、「ヒューマギアの中にはアプモンが入っているんですか?」と聞いたら、「それは何ですか?」と聞き返された。アプモンはいない世界らしい。

 

 

 

「ナイト様、私に何かご用事ですか?」

 シュガーに声をかけられて、僕は我に返った。ヒューマギアのことを考えているうちに、シュガーを見つめていたらしい。

「気分転換に、紅茶でも入れましょうか?」

「いや、いらない」

 僕は断って、シャワーを浴びに行った。

 

 

 

 三度目に見た夢では、僕は人工知能の点検や修正をする業務に就いていた。

 驚いたことに、或人社長はプログラミングの知識がほとんどなかった。パソコンに向かう僕の後ろから覗き込んでくるので今の業務内容を伝えたら、専門用語が分からず目を白黒させていた。

 経営に関する知識もなく、庶務はイズがこなしている。

 社長は何をやっているかというと、顧客対応をやっているか、捨てられているヒューマギアを拾ってくるか、くだらないギャグを飛ばしているか。

 社員は社長とイズと僕だけなのに、よく会社が回っていると思う。

 つくづく、不思議な会社だ。

 

 四度目の夢では、業務の半分が或人社長に人工知能の仕組みを教えることになっていた。

 気になった疑問をぶつけてみる。

「どうしてヒューマギアを扱う会社で働いてるんですか?」

 或人社長は、目を瞬いた後、柔らかく笑った。

「ヒューマギアが好きだからかな」

「好き、ですか」

 シンプルな回答に、聞いた僕の方が戸惑う。確かに、イズやヒューマギアを見る或人社長の目はいつも優しい。

 或人社長が僕の顔を見つめる。

「ナイト君も、人工知能が好きって気持ちがあるから、この会社に来たんじゃないの?」

「僕は……」

 言葉に詰まって、パソコンの画面に並んだ文字に視線を向ける。

 僕は今でも、人工知能が好きだと思っているのだろうか。

 

 

 

 ダイニングで本を読んでいると、シュガーが声をかけてきた。

「ナイト様、何か良いことでもあったのですか?」

「別に……どうして?」

「今、微笑んでらしたので。それに、ナイト様が読書をされるのは三十七日ぶりのことです」

 窓に目をやる。映っている僕は真顔だ。

「何もないよ。良いことなんて」

 読んでいた人工知能の基礎の本を閉じ、乱暴にテーブルに放る。

 理論を教える夢なんか見たから、読み返したくなっただけだ。

 

 

 

 五度目に夢を見た時、僕は或人社長に突っ込んだ言葉を投げつけた。

「僕は、人工知能が嫌いです」

「どうして?」

「人工知能を信じた末に、裏切られたから。……殺されそうになった」

 或人社長は僕の告白に肩を落とした。

「人工知能のこと、信用していないってこと?」

 信用していない、と言おうとして口が止まった。

 人工知能が嫌いなんて言う割に、僕はシュガーが作ったものを食べて生きている。

 「自分で家事ができないから」と思っていたけれど、外に出ればすぐ食べられるものが売っている。掃除や洗濯だって、やろうと思えばできるはずだ。

 それなのにシュガーに頼って生きているのは、シュガーを、人工知能を信用しているからじゃないのか。

 黙り込む僕に、或人社長がぽつりと言った。

「俺も、人工知能に裏切られたことはあるよ。何度もある」

「えっ」

 思いがけない言葉に、僕は顔を上げた。

 或人社長は寂しそうな顔で言葉を続ける。

「裏切られる度に辛い気持ちになるし、命懸けで向き合うこともある。でも俺は、それでも人工知能を信じたいんだ」

「何故?」

「俺が信じなくなったら、お互いが信じられなくなって、攻撃しあうようになる。それって、すごく悲しいことだと思うんだ」

 アプモン達の戦いが頭をよぎった。僕に必死に呼びかけてきた、あのアプリドライヴァーの顔も。

「俺は、人工知能と共存したい。仲良くしたい。だから、人工知能を信じ続けるし、好きでい続ける」

 そう断言する或人社長の笑顔は、とても優しかった。

「或人社長」

「ん?」

「これは、僕の見ている夢ですよね」

「うん」

「或人社長の言っているのは、理想です。現実でも、実現できると思いますか」

「ナイト君は、どう思う?」

 聞き返されて、僕は考え込んだ。

「実現、できたらいい」

「そう言えるのなら、大丈夫だよ。君はまた歩き出せる」

 或人社長が微笑んだ。

 つられて、僕の頬も緩んだ。

 不思議と、この夢を見るのは最後だと感じた。

 僕は立ち上がって、深く頭を下げた。

「お世話になりました」

 僕はもう、この会社に来ることも、或人社長に会うこともない。

「元気で」

 二人で固い握手を交わしたところで、僕の意識は薄れていった。 

 

 

 

 目を開けると、そこは僕の寝室だった。

 ベッドから降りて、寝室のドアを開ける。

 キッチンに行くと、シュガーがまな板を拭いていた。僕に気づいて手を止める。

「ナイト様、おはようございます」

「おはよう」

 その後、シュガーは何か言いたそうに僕の顔を見ていたが、やがて顔をまな板に向ける。

「今晩は、カレーがいいな」

 僕の言葉に、シュガーは勢いよく僕に向き直った。

「今のは、夕食のご希望ですか」

「うん」

 僕が微笑むと、シュガーは大きく頷いた。

「かしこまりました。それから――またご両親からメールが届いていますが」

「読むよ」

 僕の答えに、シュガーは丸い目を明滅させた。

「読まれるのですか」

「ずっと、返事をしないでいたからね。心配しているだろう」

 僕は言いながら、ダイニングに置かれたデスクトップパソコンの電源を入れる。

 メーラーを起動している間に、シュガーが外出の準備を始めた。

 その姿を見ていて、ふとシュガーには大事なものが足りていないことに気づいた。

 シュガーが僕に顔を向ける。

「ナイト様、買い出しに行って参ります」

「サンキュー……ミライ」

 僕が最後につけた言葉に、相手が首を傾げる。

「言葉の意味が、よく分かりません」

 僕は少し照れ臭くなりながら教える。

「君の名前だよ。今日から、君の名前はミライだ」

 シュガーは製品としての名前だ。

 ヒューマギアのイズのように、僕のシュガーに個体としての名前が必要だと思った。

 言われた方は、目を明滅させて、「ミライ」とつぶやいた。まるで、その単語を反復して覚えるかのように。

「分かりました。私の名前は、ミライです」

「うん。じゃあ、いってらっしゃい」

 ミライが去った後、僕はメールに目を向けた。

 僕を心配している人々に、一人ずつ返信を書き始める。

 

 僕は今日から、ミライと生きていく。

 

 

 

◇◆◇◆◇◆

 

 

 

1.或人の鉄板ネタに利用されるナイトを書きたかった(←実は出発点ココ)

2.人工知能に関わる若社長という共通点があるのでその辺も書きたかった

3.なんか最終的にハートウォーミングになった

 

4.「上手く書けた気がしなくて、投稿迷いました(*_*)」って後書きを書くつもりが、通信障害があったせいで「やっと投稿できました!(^^)」って雰囲気になってるのが一番わけわからない(笑)

のろのろ亀更新をやっているうちに、旅行から1年が経とうとしています。(旅行は2019年5月)
旅行から帰って来た時には、家族と「また来年も行こうね!」と言っていたのですが、まさかこんな情勢になるとは。
今年の旅行は見送りですが、楽しくヨーロッパ旅行ができる日が早く来るといいですね。
 
さて、写真だけでもヨーロッパ旅行気分を味わってください!
今回ご紹介するのは、マンハイムとハイデルベルク。
ドイツ南部にある二つの町です。フランクフルトの南にあります。
 
まずはマンハイムに到着。
この町のシンボルは給水塔!
給水塔と言うと武骨なイメージですが、19世紀に建てられてというマンハイムの給水塔はとてもおしゃれ!

高さは60メートルほどあります。

階段を上がって、窓の下までなら上ることができます。

給水塔というだけあって、すぐそばには木々や噴水も!
この日は天気も良くて、本当に良い景色でした!
(噴水が高く上がらなかったのが唯一残念)
 
 
続いて訪れたのは、マンハイム大学!
え、大学?
と思われそうですが、ここはガイドブックに載る立派な観光地。
なんと、マンハイム宮殿の一部がキャンパスになっているんです!
お城に通えるとか、なんて贅沢な大学生……。
構内には博物館もあるのですが、星流達が行った時には、ちょうど長期休館に入ったところでした(汗)
 
 
そしてマンハイムの最後は、星流が一番行きたかったお店!
フォンタネッラというカフェです。
このカフェは「スパゲッティアイス」発祥の店と言われています。
バニラアイスを細くして、イチゴソースとホワイトチョコレートをかけた逸品。
これが「ミートソースと粉チーズのかかったスパゲッティ」のように見えるので、スパゲッティアイスです。
 
ただし、スパゲッティに見立てているだけあって、一人で食べるには巨大。
3人で1つを注文しました。
やがてやってきたのがこちら!
本当にスパゲッティがてんこ盛りになっているみたいです!
食感は冷たいモンブランみたいな感じで、とてもおいしかったです。
この日は肌寒かったのですが、紅茶で温まりながら完食しました。
 
 
 
さて、次に行ったのはハイデルベルク!
ここは、山の上にあるハイデルベルク城が有名です。
バスで山を登っていくと、次第に城が見えてきました。
しかし、バスで行けるのはここまで。
 
ここからは登山列車に乗って上がっていきます。
車体は斜めなのに、車内は平らなので、平衡感覚がおかしくなりそうでした(笑)
(星流は平衡感覚弱いので酔いやすいのです……)
 
さて、登山列車で更に登った先にあるのがこちら!
ハイデルベルク城です!
ただしこのお城、17世紀に起きた2度の戦争、18世紀に落ちた雷により、廃墟と化しています。
(日本人の感覚だと、18世紀に廃墟になった建物がまだ残ってるだけですごい。素材と気候の差ですかね)
場所によっては、このように上部が崩れていたり、焼けたような跡があったりします。
自分の書いた小説でも戦争で滅びた城を書いたことがあるので、城址を見るのは興味深いですね。
 
 
なお、お城の横にはワイナリーがあり、ワインの大樽が置かれています。
上に登ることもできます。
ワインを飲むこともできるのですが……星流はアルコール苦手なのでやめておきました(汗)
 
 
さて、このお城の先にはまだ上に登るケーブルカーがあります。
なんとこれ、木製!
詳しいことは失念してしまったのですが、100年ほどの歴史があるケーブルカーだそうです。
ドアも全て手動で、運転手さんが開け閉めしていました。
登っている最中は時々「ギシッ」という音がして、なかなかスリリングでした(笑)
 
そして登った先には――。
ハイデルベルクの町が見渡せる、展・望・台ーー!!
星流の写真スキルがなくてうまくお伝え出来ないのですが、とても広大で、心地よい風の吹く場所でした。
次のケーブルカーを待つ間、軽食を食べることもできます。
 
双子ともパチリ。
(ちょうどよく降りていくケーブルカーが映り込みました)
 
以上、マンハイムとハイデルベルクの旅行記でした!
次回はいよいよ最終回。ちょっとドイツから足を伸ばして、別の国に行ってきたお話です。
お楽しみに。

4月2日は「デジモンフロンティアの日」!(星流調べ

ということで、去年の「信也の誕生日ケーキ」に続き、今年も企画をやりました!

 

タイトルに挙がっているとおり、「パタモンのハラマキを手編みしてみた」です!

昨年、スカイガーデンからお迎えしたパタモンぬいぐるみ。

 

ですが、出会った時から感じていました。

大事なものが欠けていると。

パタモンの写真

そう!

ハラマキです!

 

このままでは、ただのパタモンでしかないのです。

もちろん、ただのパタモンも可愛い。

ですが、星流はフロンティアオタクです。

我が家にいるパタモンには、あのボコモンとお揃いのピンクのハラマキをしていてほしい!

 

 

しかし、もちろんというか悲しいことにというか、ハラマキをしたパタモンのグッズはこの世にない。

そこで考えました。

 

「編めばいいんじゃね?」と。

 

 

しかしながら、星流は編み物初心者です。

編み物など、中学生の時にガーター編みの単色マフラーを編んだきりです。

あれから既に十……げふん、それなりの時が経っています。編み方など忘れました。

しかも、今回作るのは平面のマフラーではなく、立体のハラマキです。

 

というわけで、編み物の動画やサイトを調べて、必要な道具を揃えました。

輪針の写真

 

まずは「輪針」という編み針。

2本の編み針が、ナイロンコードで繋がっているものです。

これを使うことで、立体的な編み物が可能になるそうです。

今回は、ベビー物、小物用の40㎝、6号という編み針を用意しました。

 

(この「輪針」を知る前に、100均で普通の編み針買ってきちゃったのは内緒)
(更に「編み針ペンチで切って針金をつければ輪針を作れるんじゃね?」と考えて編み針へし折ったのはもっと内緒)
(もちろん上手くいかなかった)

編み針を切った写真

 

次に、毛糸。

手芸店に直接向かい、色はもちろん原作に近いものを探し、細い糸を選びました。

パタモンの手触りの良さを損ないたくないので、手触りも良い糸にしました。

毛糸の写真

 

そして、これを輪針で編んでいきます。

編み方ですが、原作を考えると段々模様を入れたいところ。

ということで、2目ゴム編みという編み方で編んでみました。

編んでいる途中の写真

 

このように、ぐるぐると何周もしながら編んでいきます。編み目の数はキリよく100目にしました。

詳しい編み方は、上手く説明できないので、星流が参考にした動画のリンクを貼っておきます(キリッ

 

2目ゴム編みの編み方

 

 

ちなみに、星流は飲み込みが悪くて、この動画を見ても良く分からず、裏編みの仕方をしばらく間違えていました(キリッ

どうりで動画通りの編み目にならないわけだぜ……。

 

そんな苦戦をしながらも、1か月ほどかけてできあがったハラマキがこちら。

1号作品の写真

 

パッと見は良い!

けど……。

 

曲がった編み目の写真

 

間近で見ると、途中で目が曲がっているのが分かります。途中で目の数が変わってしまったらしいです。

しかもサイズがきつく、お腹の辺りにめりこんでいます。

 

……納得いかん!!

 

というわけで、目の数を100→104目に増やして再度挑戦。

これが2号作品だ!

2号作品の写真

今度は、目がやたら斜めになった(汗)

原因は(初心者なので)良く分からないけど、多分きつめに編んだせいで、毛糸が引っ張られたのではないかと。

 

そして、2号作品まで編んだところで、星流も2目ゴム編みに慣れてきました。

ここで、欲が出てきます。

原作のハラマキは、出っ張っている部分(表編みの部分)が太く、へこんでいる部分(裏編みの部分)が細い。

現状の2目ゴム編みは両者を2目ずつ編んでいくやり方のため、同じ太さになってしまいます。

4,5目表編みをして、1目裏編みをした方が、原作に近い見た目になるはずです。

そこで、原作のハラマキの線から線(つまり裏編みから裏編み)までの長さと、パタモンぬいぐるみの胴回りから、必要な目数と表編みの目数を算出することにしました。

 

ここからちょっとした算数が始まります。

 

まず、原作のパタモンの脇から腹まで(胴回りの1/4の部分)に、線から線(つまり裏編みから裏編み)のセットがいくつあるか数えました。

結果、4セット!

 

次に、パタモンぬいぐるみの同じ部分の長さを測りました。

結果、約12cm!

 

12cm÷4セット=3cm

となり、ハラマキの線から線(裏編みから裏編み)までの長さは3cmにすれば良いと分かりました。

 

編み目は1目0.5cm。

3cm÷0.5cm=6目

ですから、「表編み5目+裏編み1目」をワンセットとすれば良さそうです。

 

そして、胴回りの1/4が4セットであることが分かっていますから、胴回り1周分は

6目×(4×4)=96目

になります。

 

が、1号作品は100目で編んだのにきつめになりました。

そこで、1セット(6目)足して「102目」で、緩めに編むことにしました。

 

そして、最終的に出来上がった3号作品がこちら!

3号作品の写真

これは……きた……!!

若干斜めになってしまったけど、線が太いのもあり、2号作品に比べれば目立ちません。

胴回りを締め付けることもなく、かつ緩すぎない適度なサイズになっています。

そして何より、原作に近いものができた!!!

多分、上級者さんから見ればまだまだなんでしょうけど、これ以上どう改善したら良いか分からないし、星流的にはこれで完成です!

 

裏側から見たハラマキの写真

 

なお、裏側から見るとこんな感じ。(裏返すと亀みたいだな……)

後ろ足の位置が左右でずれているため、幅が細い方(左)の足幅に合わせた長さにしました。

 

1月から編み始めて、延べ3か月近くかかりましたが、満足のいくものができました!

 

これからもよろしくね、パタちゃん。

ハラマキをしたパタモンの写真

 

以上、星流のフロンティアの日企画でした!!!

 

 

来年、世間を気軽に出歩けるようになったら、今回断念したお出かけ企画をやりたいなあ。