世の中の人と、
自分の価値観や感覚が違いすぎて
理解されないことが多い。
それに最近気づいた。
向上したい、
認められたい、
愛されたい、
評価されたい、
みたいなのが普通らしい。
が、
私の場合は、
下手に認められたり、
好かれたりして期待されたりしたら
面倒だなと思っている、
ぶっちゃけ。
が、
人の期待や求めていることがわかるので、
なんとなく無意識的に
そっちに動いている自分に後から気づいて
むしゃくしゃすることがある。
気を抜くとすぐに
「いい人」や
「そこそこ優秀な人」や
「責任感の強い人」になってしまうので、
期待に気づきながら、
その期待を裏切ってでも
嫌われてでも
自分を生きるのってタイヘンだ。
世の中を支配している
そのゲームから降りると
時に
「向上心はないのですか」
と言われたりする。
あなたが参加しているような
優秀な規格品になろうとするような
そんな、やらされている「向上心は
一切ないんだよ！」と
心の中で絶叫してるんだが、
伝わらないだろーなーと。
恩師の精神科医の斎藤学氏は、
精神科クリニックに来ている患者達に、
「ロボットをやるのは簡単だが、
やめるのは難しい。
君たちは、そのゲームから降りた人達だ」と
言っていたっけ。
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精神科医の斎藤学氏と共著。
『ヘンでいい。』（大月書店）
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