カウンセリングの奥義を紹介します。
(有料レベルの話)
【シェア・コピペ厳禁、自分の考えのようにSNSや何らかの場所で発表すること厳禁】
ここに、30年以上引きこもっている人がいるとする。(実際に、私にはそういう男友達がいる)
そういう人は、常時、休む間もないくらい、自己否定し続けているわけです。
自分はダメだ。どうやったらこの状況を変えられるのか。自分は落伍者だ。
うんぬんかんぬん。
そういう人に対して、そんなこと考えちゃだめだと言っても、無駄なわけです。
自分的に湧いてくる思考を、やめたほうがいいと言われたくらいで止められるなら、誰も悩まないし、苦しまない。
そんな時、私はどうするかを紹介します。
まず、どんなふうに引きこもっていて、何を考えているかを聞く。
(話してくれる信頼関係を作るのが、それ以前に難しいのですが、それはここでは置いといて)
で、最も大事なのが、相手をよくしようとか矯正しようとか変えようとか思って話を聞かないこと。
これ、みんなやってるけど、これはジャッジで上から目線なんですね。
こういう気持ちでやっていたら、言葉にしなくても相手に伝わります。
なにしろ相手はひきこもるくらい敏感な人なのですから。
で、私はどんなふうに聞いているかというと、純粋に面白がって、もっと聞きたいと思って聞いている。
だって、面白いじゃん。30年も引きこもっている人の話なんて。他では聞けないよ。
でも、興味本位ではない。
興味本位だとわかった瞬間に相手は心を閉ざす。
そうではなく、引きこもる叡智を持った引きこもり専門家として私は話を聞くんですね。
そうすると、相手の立場は、教師の立場になる。
いままで、人から説教され、諭され、非難されていたかもしれない人が、専門家として話す側になる。
これほど人をエンパワメントすることはありますか。
でも、そうやった方がいいと思ってマニュアル的にやっても、そんなのは相手にすぐ伝わる。
腹の底から、相手の力を信じ抜いてないといけない。
私はいつも相手のことを神だと思って話を聞いている。(実際に、すべての人が神だから)
そう思って話を聞いていると、相手はおのずと自分の力を思い出すんですね。
引きこもりをやめようがやめまいが、そんなのどうでもいいんですよ。
人がどう思おうが、自分なりの人生を幸せに生きられれば。
あと、ほかにやることは、
なるべくいいかげんなだめな自分をその人の前でさらす。
自分の中に湧いてくるさまざま思いをあえて言語化する。(私自身はわいてくるものをジャッジしてないから、そのことでまったく苦しんでないけれど、誰でもそういうのが湧いてくるんだよ、たぶんブッダやサイババも同じだよ的な感じで)
そうすると、
なんだ、自分はダメだと思っていたけど、自分はこの人よりマシかも?と思い始める。爆
こんなヘンジンで言いたい放題言って生きていても大丈夫なら、自分も大丈夫だ。爆
不安や怒りや自己否定の感情が湧いてくるのって自分だけじゃなかったのか
と自分を許し始める、、
こういう仕組みだと思うんですね。
だけど、ほとんどの人が逆をやっている。
トレーニングを受けた専門家でも。
そういうことを伝えたくて、
また、こういう知識を知っているだけで、
自分も生きやすくなるし、
人との関わりも楽になると思って少しずつ発信しているんですね。
しかし、ここに書いた考えは、
まったく私独自のものかも?
フロイトもユングも他の心理学者も言ってない。
ただ恩師の斎藤学氏は、これと近いことをやっていた。
私は神秘主義からインスピレーションを受けて(すべての人は神だとか)
こういうふうに考えている。
こういうのも、本とかなんらかの形にまとめた方がいいのかもしれないけど、
本みたいにして多くの人に伝えたいという気持ちにはならないんだよね、、
わからない人はわからないままでいい、みたいな。
昨日たべた、ぶどうのタルト。
美味しかった。
公式LINEやっと始めました!!
ブログや他のSNSでは書かない
マニアックなことを時々書いたり、
クロウズドの怪しい(笑)講座のお知らせしたり、
クロウズドの食事会なんかの
お知らせもしたいと思っているので、
登録しておいてくださいねー
インスタもゆるくやってますぜ
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精神科医の斎藤学氏と共著。
『ヘンでいい。』(大月書店)
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