死んだ2匹の犬が、生まれ変わって、また私のところに戻ってきた。

4年前（2016年の今頃）に書いた記事の

再投稿です。

昨日、facebookでつながっている人が開催していた、亡くなった犬を悼む会みたいなのに行ってきた。
内容は、まず参加者の人が自分と亡くなった動物との思い出を語り、それから誘導瞑想で亡くなった動物と会い、そのあと主催者のアニマルコミュニケーターの人が各人の亡くした動物と会話してメッセージをくれ、最後にピアノ演奏がある、みたいな企画だった。

私は、6年前に17歳の愛犬が亡くし、5年前に18歳の愛犬が亡くした。
死ぬ数年前から、二匹とも失明&痴呆&寝たきりになり、介護がタイヘンで、私の方が死にそうになった。
7年前には実父が亡くなり、それに伴い、原家族はバラバラになり、それに続いての犬の介護と死。
私の人生の中でも、最大の試練の時期だった。

犬の最期は、オムツと流動食。スポイトでご飯をあげて、最期は二匹とも私の腕の中で亡くなった。
魂がふっと抜ける瞬間がリアルにわかった。

最初に旅立った方の犬は、まさに私を導いてくれたような犬で…。

ペットショップで売れ残っていて、処分されかかっていた病気の犬（チワワロングヘアー）を引き取り、病気がちだったため、毎日のように胸のなかに入れてバスに乗って獣医に行った。
ふんともすんとも言わないので、友達がほしいのかと思って、雄犬のあかちゃんを探してきたら、こっちのほうが吠えるわ、先住犬のご飯を取るわでやりたいほうだい。
犬を飼ってはいけないマンションでこっそり飼ってたのに、あとからきたこやつのせいで、マンションを追い出されるはめに…。

犬を飼えるマンションを探したのだが２０年以上前にはペット可のマンションなどほとんどなく、あってもすごく高くて、ローンを組んで家を買った。（まさに犬御殿。笑）

病気がちだった雌犬の方は、想像妊娠したり、夜中泣いていて精神状態も不安定な犬だった。
気の強い、あとから来た雄犬の方は、夫婦喧嘩の仲裁にはいったり、私が泣いているといつも駆け寄って涙をなめた。

なんだかんだいっても、この二匹がいたから私は生きてこれたんだと思う。
いつもいつも犬に助けられたぁ…。

最期は本当に大変で、二匹とももう身体の限界は超えているはずなのに、いつまでもいつまでも旅立たなかった。
おかげで私は後悔を残すことなく、犬の面倒を本当に最期まで看ることができたし、二匹ともちゃんと私の腕の中で逝った。

今回の会で、やり残したとか、十分に最期を看取れなかったと悔やんでいる人が多かった。
でも二匹はその後悔がないように、私にちゃんとやらせてくれたんだな…。

犬が死んだ後、辛くって悲しくって、サイキックリーダーやアカシックリーダーに、犬が今どこにいるのか聞きに行った。
ひとりのアカシックリーダーは、「先に逝った雌犬のほうは、私のことが好きで、私と一緒にずっと転生を繰り返していた犬だと言った。そして付け加えるように「あれ？この犬、生まれ変わってもう一度あなたのところに来るかも」と言ったのだった。

まさかまさか、無理無理と思った。

介護があまりに大変だったし、死があまりに辛かったから、もう二度と犬は飼いたくなかった。

だがその二匹が亡くなってから2年経ったある日、「今日、亡くなった犬と再会する」というメッセージがふいに下りてきた。
なので、最初の犬を飼った、最初の犬が売れ残っていたペットショップに行ってみたら、なんと、亡くなった犬と瓜二つの仔犬がいるではないか！
そして、その犬を抱かせてもらうと、すぐに私の顔をペロペロとなめ、あーこの犬は生まれ変わりだと確信した。
そしてそのままその仔を連れて帰った。

この子の存在は、実父と犬二匹が亡くなった後に荒廃しきっていた私の心を少しずつ溶かしてくれた。
なのですがね…。私が転生して欲しいと思っていた最初の雌犬ではなく、やんちゃな暴れん坊な雄犬の方と態度がそっくりなんですよ。
あれあれ、あっちのほうが転生してきたわけ？

と、またアカシックリーダーに聞きに行ったら、やはり転生したのは雄犬のほうだとのこと。
タロウが転生してきてくれたのも嬉しいよー。
でも今、チーコはどこにいるんだ？
ということで、今回の会ではそれを聞いてみました。

チーコはもう生まれ変わらないのだと。
なぜかというと、私のことをずっと見ているから。
いつも私のことを見ていると。

それを聞いて思わず「そんなに四六時中見ていなくてもいいから」とついつい言って、参加者の方々の笑いを誘ってしまった私。（他の方々はずっと泣きっぱなしで、そんな状況ではなかったのですが。笑）

チーコは守護霊のような存在なのだと。

私が「本当はチーコが生まれ変わって来たかったんじゃないか」と聞いたら、「そうじゃない。タロウは生まれ変わりたかったけど、私は守護霊としてあなたをずっと見ているから、もう生まれ変わらないの。生まれ変わらないでずっとあなたのことを見ているの」って言った。

なんでそんなに私のことを見ているの？って聞いたら、生きている間ずっと私を見ていてくれて愛情をかけてくれたから、それと同じことを今やっているの、と。

会の後半のピアノ演奏のとき、涙が止まらなくなってしまった。

それまでは、主催者のアニマルコミュニケーターのあまったるい話し方が性に合わず、誘導瞑想にもまったく入っていけなかったのだが。

面白かったのは、私がそういう質問をしてそういう回答をもらったら、他の参加者もみんな自分の愛犬（愛ネコ、愛小鳥などなど）は生まれ変わったのかとか、自分のそばにいるのかとかみんな聞き始めたことだった。（みんな、われもわれもと思うわけね。笑。気持ちはわかる）

でも、こうやって生まれ変わってまたやってきたり、守護霊としてそばに居続けるということは例外的みたい。

二匹のうち一匹は生まれ変わって現実世界で私を助けてくれていて、もう一匹は生まれかわらないことを選択して見えない世界からずっと私を見ていてくれている。
こんなありがたい話があるだろうか。

ありがとう！！
チーコとタロウ。
毎朝、祭壇の写真に向かって言ってるけど「ずっと愛してたし、今もずっと愛してるよ」

アニマルコミュニケーションを学んでチーコタロウといつか話したいと思っていて、でも辛すぎてできなかったけど、でもずっとこうして二匹は私にそばにいてくれたんだね…。
幸せだな。