もしかして、
いまだに「カルマ」とかを
信じている人っているのだろうか、、、
（私は１５年前まで信じていたけど、、、
）
カルマって、
自分は悪いことをしたから罰を受けている
みたいなイメージなんだろうか？
が、宇宙の記録をすべて読み通せる
アカシックリーディングの世界的権威であり、
神秘主義者のゲリーボーネルから聞いた
カルマの定義はそれとはまったく違うものだった。
カルマとは単なるバランスなのだ。
両端を隅から隅まで
まんべんなく経験したいという、、
人は平均350回転生するとゲリーは言っているが、
その転生の中で、
悪人から善人まで
殺人者から聖者まで
ありとあらゆる人生を経験するという。
はじからはじまで経験しつくした後に、
中庸に至ってあがりになるというか。
だから、善がいいわけではないのね。
っていうか、
善も悪もある意味で幻想で、
二元論という遊びをしているだけというか、、
遊びつくして満足したら
もう帰るみたいな。
だから、アカシックリーディングができるようになると
今のその人だけを見てジャッジすることをしなくなる。
また、ジャッジしていると（自分の中に善悪のメガネがあると）
相手の本当の姿が見えなくなると、、、
私も、ゲリーのこういう考え方に
救われた者のひとりかもしれない。
ゲリーと会った15年前
（30年くらい前に取材では会っていたんだけれども）
私は実父を看取ったばかりで、
人生最大の苦しみの渦中にいるときだった。
実父の望みに沿う形で看取ったにも関わらず、
自分のやり方を押し通そうとする弟と対立し
原家族はバラバラになった。
その後もたいへんだったが、それについては略す。
「死にたくない。死は敗北だ」
「きょうだい仲良く」
と言っていた父を助けることも叶わず、
最後は父の枕元で対立するきょうだいの姿を見せてしまった。
父の死後、
肉体を去った父は今どうしているんだろう
父や神様は私を許してくれるだろうか
と悩みに悩んだ。
そもそも
私がどうしてこんな目に合うの？
市民運動をやったり、
行き場のない人の居場所づくりをしたり
そこそこ、いいことをやってきたのに、
なぜこんな目に合うの？
もしかしたらカルマかしら？
過去生のカルマとか？
それで、こんなことに答えてくれるのは
30年前に取材で出会ったゲリーくらいじゃないかと思って
ゲリーに会いに行ったのだった。
ゲリーに会うやいなや私はこう聞いた。
実父が死んで原家族がばらばらになり
今私にはいろんな問題が押し寄せ非常に苦しんでいる。
これはカルマですか？
そうしたらゲリーは鼻でふっと笑ってこう言った。
「あなたのカルマはもう終わっている。
今あなたに起きているのは自己憐憫だ」と。
え～～～～～
自己憐憫？
なんだそりゃ！？？？？
それまで考えていたことや悩んできたことが
一瞬にして叩き割られた瞬間だった。爆
それから、
カルマとは何なのだろう？
自己憐憫とは！？
神はいるの？
死ってなんなの？
っていうことを、
私がそれまで理解していた常識を
超えて知りたいと思い、
ゲリーボーネルの学校に行ったんだった。
ゲリーの学校ではこれまたいろいろなことがあり、
通っていた１年半は不良学生で
課題も瞑想もまったくやらずに
同級生と飲み歩いてばかりいて、
最後はゲリーとも喧嘩して中退してしまったけれども
そのあと、10年くらいかけて
ゲリーの言っていたことが
徐々にわかるようになってきて、
生きることが自分にとってまったく違う意味を
持つようになっていった。
そういうのも、やはり、
少しずつ伝えていったほういいのかもしれないと
改めて。
私たちは、どこかで誰かにすりこまれた
思い込みの中で苦しんでいるから。
カルマという概念もそのひとつかもしれない。
いま、善人なら前生で悪人だったのかも、
いま悪人なら前生で善人だったのかも。
とゲリーは言った。
また、あなたは神だと。（私だけではなくすべての人が）
神であるあなたは、
イエスキリストやブッダにも指令を出せる存在なんだ
と聞いた時には
ひっくりかえりそうになったけど。
今信じている信念や常識は
本当に真実なんだろうか？
それとはまったく異なる考え方を知るだけでも、
自分の意識は拡大し、生きるのが楽になる。
ちなみに、
輪廻転生も存在しないという考え方の方が、
今では主流みたいだが。
時間という概念自体が幻想だもんね。
パラレルワールドはあるみたいだけれども、、、
結局のところ、大事なことは
カルマとかいうファンタジーから生きるのではなく、
本当の自分の思いから生きること。
そして、喜びにフォーカスして、
そこから生きること。
カルマとかいう言葉をちらつかせて
なんか言ってくる輩は、
恐怖でコントロールしようとしているだけだから
近づかないほうがいい。
追記
私が学んだこと、腑に落ちたこと、役に立った知識などが
自分以外の人にも役立つことを私はわかっている。
それも、少しずつ、伝えていかないと。
カルマ？
そんなのどーでもええやろ
と今日もマイペースな愛犬。
精神科医の斎藤学氏と共著。
『ヘンでいい。』（大月書店）
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