ピアノの先生宅庭先の薔薇
品種名 ショパン
1つめ:ショパン作品を好きになる
2つめ:ショパン作品に恋をする
3つめ:ショパン作品を愛する
別に、この夏でなくてもいいんだけど、、、
来年のショパン国際コンクールを動画サイトで見るのを
本当に楽しみにしていて、いつものテキトーを反省して
ちょっと頑張ってショパン作品を勉強する気でいる。
緊急事態宣言前から、今もずっと変わらず続くことで
緊急事態宣言が解除されても、やるべきことは一貫して
何も変わらない。
自分が演奏研究する時に、与えられたことをこなそうと思うと
つい義務的になりがちで、演奏そのものもこなしているようにしか
人に伝わらなくなるような気がする。
本当に好きで好きでたまらない想いで演奏すると
音楽も人に伝わる音色になるように思う。
、、といっても、
ただ単に感情の深さを表現するという話とも少し違う。
理論的にショパンが意図して作曲し譜面に描かれた音符などを
いかに読み解いて、どう咀嚼して解釈したことを音に込めて表現するか
音符の長さや重さやら暗号のような音楽記号から国語力と心理を導き出し、
呼吸や正しい技法を使って、自分の感情を指先に伝えて、
自分の求める音色を表現できるかを考えることが「深い想い」と結びつく。
案外、よくよくしっかり楽譜を見ているようで、
目がフシアナで見落としの多いことといったら、、、
どこを見て弾いていたかなと思うことがしょっちゅうある。
ほんのわずか1小節のささやかな部分にも心を配り、
ショパンを1小節、1音でも見逃さずに知りたい、知り尽したい
と興味を持てば人の心に伝わる演奏になるんではないのか
と、そんな気がしている。
ショパンに限らずどんな作品にでも言えることだけれども
とにかく与えられたことであっても、まずは好きになること
好奇心旺盛に、些細な音符も記号も見過ごさずに、
いかに自分のモノにするかに取り組む時間にしたい。
まず自分がそれを実践して、生徒さんにそれを伝えて
音楽に対して好奇心旺盛な生徒さんに育ってほしいと
今年の夏も変わらず、そういう気持ちで音楽に取り組もうと思う
ショパン、バラードのヘンレ版が家にあると思ったら持ってなくて
ヘンレ版以外は持っているのに、、、買わないといけないなぁ、、、
出版社によって違いがあるので、、たまに先生から注意を受けると
「スイマセン、、その音符、書いてないです」とか、あるんだなぁ。。
ショパン国際コンクールの場合、楽譜出版社って指定あるんですか?