郷の住人 -5ページ目

移動しました・・・

まだ2~3日は・・・ と思ってましたが “もう 草がないんにゃ~”と いう人がいて

朝から移動となりました 行ってみると もっと食べられるよぉ ってとこ


郷の住人-移動だよぉ  郷の住人-それいけ・・・
なかなか動かない牛さん 後ろから “さぁ いこっ ほい ほれ・・・” う~ん

シカタナイナ モォ~ ってなぐあいで 道路を横切って 続きの堤防沿いへ


郷の住人-やれいけ  郷の住人-むしゃむしゃ
オ~ クサガ イッパイダ モォ~ さっそく柔らかいクズの葉を ムシャムシャ

“なぁ 来て良かったやろがぁ” ここは2週間以上はもちそう いやぁ もたせるよ


郷の住人-むしゃむしゃ  郷の住人-こかげ・・・
そんな会話は気にならない ひたすら草を食べるだけの牛さんです しかも木陰あり

ここなら日除けもいらないし 行ったり来たりを繰り返すだけ


そうそう 名前を公表しないとね 下の画像の左が“さつき” 5月生まれの8歳

後ろは初産の“ひな” 22年3月3日生まれだから ひなちゃん


まぁ わかりやすい名付けだこと・・・ 


ところが 今日わかったことだが “さつき”が 少し後ろ脚を引きずる どうやら

どこかで足をくじいたらしい で 見てもらったら “湿布薬を塗っておきましたから”


そうやねぇ 歩いているから問題ないでしょう 毎日見に来ているし それに

そんなに 動き回らなくても 周りじゅう

                   エサだらけ・・・ だぁ

下見・・・

先日研修会に行った公民館から “地域の人が 視察に行きたいと・・・”

というので 台風の中でしたが お二人が下見に来られました


それならと 林道入口のゲートから 電気柵に沿って こんなとこに張ってます

“良い道ができてる・・・” 同じところを歩いているので 道になったんです


“私らの所では 家の後ろは崖が多いから・・・” そういう時は上に登る・・・

じゃ もう一か所行きましょう と 杉っこ公園の所へ ここは上に登って・・・


“あ~ そういうことですかぁ” 登ってしまえば 横に歩くだけですからねぇ

自然と道になっていく そして 先へ行けばまた降りてくる “ふぅ~ん・・・”


そこへオジサン登場 “もうイノシシも出んで さみしいわの・・・もう えんやろ”


“あのオジサン えんて言うてたの” いやいや 山には居るざぁ ほんなら

ちょっと見に行きますか と 何年も前に捕獲していた所に 行ってみました


この先に檻を置いていたんです・・・が お~ やっぱり来ている ほらのぉ

“あらぁ イノシシの堀り跡やぁ ここには来てるんですねぇ” そのようです


檻を置いていた先には ほらぁ 登っている ケモノ道が見えるでしょう

“ほんとですねぇ” 以前からのケモノ道なので 今のイノシシも使うんです

ここに檻を置いたら また捕まりますよ


“こないだも 同じ所で何度も捕れるって言ってた” ケモノ道が安全なことを

他のケモノも知っているので みんな使うんです “へぇ~”


ほんなら あとは 牛を見に行きますかぁ


郷の住人-牛さん  郷の住人-牛さん
“へぇ かわいいもんやねぇ 夜はどこに行くんですかぁ” どこにも行きません

“え~ ずっとここに 雨の中に・・・” 別に問題ないです 牛さんですから


視察に来られる人から ほとんど聞かれる牛舎・・・ 放牧なので・・・ねぇ


“地域の人に話してみますから その時はお願いします” はい いつでもどうぞ

時期によって 牛さんは向こうの林の中に居ますから そこも

                              良いもんですよぉ

そうそう

牛さんの名前

そろそろ公表しないとねぇ

一日二本・・・

午前は大野市 午後は勝山市 と ハードな一日 研修会でした


郷の住人-勝山研修会  ここは勝山 福祉健康センター


 新しい建物です


 50人ぐらいの収容に


 ゆったりした広さです


 会場の説明は・・・ いいっかぁ


午前に話したパワーポイントで もう一度繰り返す なんだか慣れてきました

聞いてる人にとっては 初めての話ですから


それと 現地で設置研修もありましたから 目先が変わって 話しやすいもの

聞いてる人たちが 納得していく様子が見えるのも 話しやすいですねぇ


質問で必ず出るのが 3段目の電気線 この地域は以前から3段張りだ

イノシシには2段張りで良いですよぉ と言っていても 3段目は・・・となる


で 詳しく説明すると イノシシの脚の長さは 成獣で30cm程度なんです

さらに大きくなって 体重120kg 150kgになっても 30cm程度しかない


40cm 50cmなんて脚が長くなれば もう 牛さんに近くなってしまいます

シカは50cm程度ですが 大きくなると 少しずつ長くなっていきます


逆にイノシシは 200kgぐらいになると 1~2cm縮むと言われています

重すぎて縮む 家畜化された大きなブタを見れば 脚の短さが見て取れます


なので 60cmのところに張ってある線に触れるのは シカ・牛さんからです

じゃぁ なぜ3段と聞いたのか・・・ 15cm間隔なら 3段で45cmです


そこへ 20cm+20cmと言うものだから いつの間にか その上20cmと

なってしまったのでしょうかねぇ それとも・・・


ただ 地域的に クマには注意が必要な地域ですから 山際ではクマ用に

3段目を張っておいた方がいいですねぇ それも あと5~10cm高めかな

60~70cm程度ならクマが触ってくれる・・・ かなぁ~


と まぁ あいまいな言い方ですが 確実に触るとは言えないからです

クマには 細心の注意が必要です 触ってくれると

                         いいなぁ・・・ ってとこ

あとは環境

エサが・・・無い里

クマには 魅力のない里づくり

研修会の連続

今週は新潟で講習会 富山で現場視察と指導 そして 今日は清水東で研修会


郷の住人-研修会  郷の住人-捕獲現場研修
清水東公民館は 先週の南公民館に次いでです 区長さんや農家組合長に

地元で被害にあっている農家の人たち 20数名


地域の 集落の人たちなので 質問は具体的な話が多い “費用はどのぐらい”

当時は50%の補助で 地元負担50%でした が 今は優遇されていますねぇ


ただ 物だけを配られても設置の仕方を理解していなければ 当然 効果はない

その辺が 各地で被害再発が頻発している部分です


“イノシシが嫌がる臭いとか そんな物はないか” どんな物でも驚いてくれますが

すぐに慣れてしまうので どれも頼らない方がいいです 慣れないのは電気ショック

これは 人間にも嫌なものですから だ~れも触らなくなりますねぇ それが・・・効果


“聞いていると イノシシはどんどん増えていくようですが・・・” 生き物の生息数や

生存にはエサ 食べ物が影響しますから エサがあるだけ増えていくのは仕方ない

その分 エサが無くなれば 生き残りは・・・ねぇ


捕獲檻の研修地に向かうと おいおい “この檻は・・・ 置いてあるだけ・・・

置いてあるだけですよぉ・・・” とても設置してあるとは言えない状態でした


悪い見本は 大事な教科書 間違いだらけの設置に 解りやすかったねぇ

場所も林道脇・・・ う~ん “ここで イノシシはエサを探しますかぁ~”


きっと 竹藪から竹藪へ横切るだけでしょうねぇ そっちのエサ場は覚えているはず

有害駆除の捕獲にも イノシシ目線が必要

                          なんですねぇ・・・

間違いが

解っただけでも

良い研修会・・・でした

研修会の時期・・・

田植えの時期もかなり進んで 電気柵の研修会に清水町へ行ってきました


郷の住人-清水町研修会  郷の住人-清水町研修会
会場は清水町南公民館 地域の区長さんや農家組合長さん そして農家さん


河和田東部美しい山里の会の活動と 電気柵の設置ポイントです


集落ぐるみ対策の内容も新たにして 被害意識の共有からの話に 山際の部分

区長さんは 自分の集落での内容がよく解っていますから 少しは役に立ったかな


それから イノシシの生態と行動を少しにして 電気柵の設置ポイントをたっぷり

設置はスタートで 設置後の対策もたっぷり


質問は・・・ 今回は多かった 具体的な経費から 作業内容 乾電池などの寿命

しまいには 全部捕まえられないのか との話まで


え~ 残念ながら 捕獲だけでうまくいくことはないんですよぉ 防御と捕獲に食材

このバランスと いかに地元のイノシシと向き合うかが大事な部分なんですねぇ


外に出て設置の研修をしていても 質問が連発 そして “ここの先まで来てるわの”

はい ここのイノシシは そこまでも安全地帯だと思っているんです

なので もっと山際に行って ここに居るイノシシから学んでください


“そういうことやのぉ” きっと ここのイノシシも いろいろ教えて

                               くれますよぉ~

次は東公民館です

やはり地域に入ると

質問は多い・・・ですねぇ

切らんといてぇ・・・

そろそろ 牛さんの来る時期になってきました ので 放牧地の準備です


郷の住人  郷の住人
林内放牧地で電気牧柵の設置作業 牛さんの柵とイノシシ用の兼用電気柵


10人ほどで 草刈りから柵の設置まで 作業を分担して進んでいきます

今年は そばの農道と排水路を土地改良事業で改修中


仕方なく山際に設置していきます が 林内を見ると “草が無いのぉ~”

ほんとに減ったのぉ “これでは 何日入れられるやろかぁ” う~ん


草を刈っている人が 低い雑木の桑の木を切ろうとしている

あーっ 切らんといてぇ 牛のエサやでぇ のぉ~


う~ん 草刈り機を持つと 何でも切っていこうとするんでのぉ

“まぁ また生えてくるやろぉ” ほりゃ ほうやろけど・・・


牛さんが来てから エサの確保に奔走 草が減ってしまう感覚になってしまった

その分 イノシシは里に出にくくなったんでしょう

                        けど・・・ ねぇ

地域研修会

永平寺町で研修会でした といっても 草刈りや田植えの真っただ中です

が 10名以上も参加してもらえました


これも イノシシの被害を何とかしたい 電気柵をうまく張りたい そんな方が

各地におられる証ですね


で いつものように “イノシシ目線での電気柵設置ポイント”を 1時間ちょっと

ここの人達には 聞いてもらう機会は一度もなかったので 新鮮でしょう


さらに 捕獲檻の所で 捕獲の話も・・・ これは 猟友会の宮下さんです


郷の住人-捕獲檻  エサの撒き方など


 捕獲での注意点や


 いろんなやり方を説明


 くくり罠も実施してほしいし


 処理では 食べることを・・・


最後に一言と振られ 捕獲と防御 イノシシへの環境は正反対にするこ

防御は警戒心を高め 捕獲では安心感を持たせる それが大事な部分です


それとエサには 以前から聞いていた ドングリの活用も勧めてみました

今年の秋には ここの里の近くでドングリを拾って

                        くれるかなぁ~

一度 試して

ほしいもの・・・ですねぇ

現地視察・・・

今年度最初の視察は 福井市・永平寺町 福井農林総合事務所管区の

30名ほどのみなさんでした


と その前に 土地改良区の現場確認をお願いしたいとのことで 先日

スケジュールを聞かれ 午前中でよければ と 工事予定地を巡回

これは・・・ こうした方が・・・ これも・・・ こうしましょうか・・・


とまぁ 掘り返しなどの影響を考えていると 次々 工事個所の内容にも

変更や施工効率など 現場で時間のかかる話となってしまいました


で ようやく 今回はこの辺で となったのが12時40分


視察は13時から お~っ 昼めし食ってる時間がな~い しょうがないかぁ

と急いでラポーゼかわだに向かいました なのでデジカメも名刺も財布もない


いやいや まいったもんです


到着後 早速 PCをセットしてパワーポイントで始まりました


今回は “河和田東部美しい山里の会”の 活動を話してからの現地視察

まずは 集落ぐるみ対策から 地域ぐるみの 牛さんの放牧での効果の話


質問は・・・なし そりゃそうですよねぇ 同じことをしようとも思っていないし

どんな内容なのかも知らなかったはずですからねぇ “へぇ~”ってとこでしょ


次に 鯖江市からの連携の話 はい イノシシに地境はないですから

広域的に連携していかないと 対策はうまく進みませんよぉ


そして現地視察 みんなで山の中へ・・・ “こんなところに電気柵が・・・”

はい 河和田東部では ここに 林の中に イノシシとの境界線があるんです


“へぇ~” さっき話していた時に見せた画像のところは こんな林の中です

そして 電気柵はというと・・・ これが悪い見本 これも・・・ 抜けられます


いやぁ~ ちょっと ここの張り方 よくないよぉ 困ったなぁ


こんな張り方をしてはいけませんよぉ~ と 言わざるを得ない・・・視察

そのまま進んでいくと ようやく良い張り方の所へ来ました


はい これが良い例ですから 違いがよくわかるでしょ “あ~ 違うのぉ”

きっと さっきの悪い所と 張る人が変わったんでしょう う~ん 解りやすい

“いやぁ 良いもん見せてもらったぁ”と なんとか視察の効果はありました


まぁ こんなもんでも 点検に来ている人がいれば イノシシには伝わります

ここの人は こんなところにまで来ている それが一番 なんです・・・ よぉ


さぁ 次回からは それぞれの地域に行って “イノシシ目線の電気柵設置

ポイント” はい 本格的な 電気柵設置の話・・・だぁ


今日のところは序章ですから ・・・って これは 結論

                           かもねぇ

絶好の日より・・・

絶好の日和でしたねぇ 田植え 畑 マラソン・・・と 人それぞれでしょう

そんな五月晴れの中 私は これ・・・


郷の住人-草刈り  郷の住人-土手刈り
最高の草刈り日和で いよいよ草刈りシーズンに突入です


といっても 肥やしになるので 代掻き前に草を刈って田んぼに入れるのが目的


少しでも多く 田んぼへ運びたいのですが 草刈り機の使い方は難しい


そこそこ伸びていると うまく寄せて飛ばせるんですが 短い所は寄せられない


まぁ 肥やしといっても わずかな量ですから 収量に影響はないのでしょう


気持ちの問題ですか・・・


このところ PCの前に座る時間が多かったので 気分転換にも良いです


なので 絶好の草刈り日和・・・

                でした

今年もスタート

ゴールデンウィークも最後の日 くらなび農園 今年度の開始でした

が あいにくの雨・・・ この連休ほんとに雨が多いですねぇ


で 今年の計画と 農園の作付け予定を聞いて ヨモギ餅作りからスタート

そうこうしているうちに雨も上がりましたから まずは旬のタケノコ堀りを・・・


今年は表年なので有る有る それぞれみんなに 最初のお土産です

“持って帰って 茹でるのが大変やわぁ~” で 農園に戻ってちょこっと・・・


郷の住人-くらなび農園  郷の住人-耕耘機
耕耘機は初めてという方に 昨年から参加した人が 教えているんです

おぼつかない耕耘機作業に “昨年の自分を見ているようやぁ ははは”

それで良いんですねぇ 次々と伝えられて・・・


私らは手を出しませんから 自分たちで作ってみる 失敗して覚えていく

なので 田舎の人は 何でもできるように なって

                              しまうんですよぉ・・・

そろそろ

草刈りも・・・

スタートしないとね