1月4日~7日という日付を聞くと今も嫌な気持ちになる。正月明けの初出勤の日だったからだ。長い休暇明けは誰しも鬱陶しい気持ちになるものである。
翻訳会社に勤務した頃は年末・年始の時期は繁忙期でもあった。まだ仕事始め前の1月4日や5日に出勤してメールを確認したり、仕掛中の案件を進めることもあった。
出勤すると精神安定剤を飲んだかのように心が落ち着いた。社会復帰の準備ができたような気持ちになった。
私はさほど感じなかったが、家族・親族が集まるような長い休暇(年末・年始、GW、お盆)は、独り身の人にとってはかなり辛いものらしい。周囲の賑やかさに対して孤独感が募り不健全な方向に物事を考えてしまうそうだ。
以前も書いたが、「孤独」を表す英単語にはlonelinessとsolitudeがある。実はこの2つの単語、正反対の意味を持つ。概要は以下の通りである。
1) Loneliness:孤独感、寂しさ
ネガティブな感情を含む。誰かと繋がりたいが繋がりがないと感じる状態。
He felt a deep sense of loneliness after moving to a new city.
新しい都市に引っ越した後、彼は深い孤独感を感じた。
2) Solitude:一人の時間、独りぼっち
ポジティブな面を含む。自分の意思で選んだ一人の時間や静寂、内省のための時間。
She enjoyed the solitude of the countryside, finding peace in the quiet surroundings.
彼女は田舎の静寂な環境で独りの時間を楽しみ、平和を見出した。
では、どうすればlonelinessをsolitudeに変えることができるのだろうか?生成AIに聞いてみた。整理した形で以下に記載する。
「視点の変化」
1.孤独の再定義
Lonelinessを感じるとき、まずその感情を再定義することから始めることが大切である。Lonelinessを「ひとりの時間」として捉え、自分自身と向き合う時間と考えることで、ネガティブな感情をポジティブな経験に変えることができる。
2.ポジティブな面に焦点を当てる
Lonelinessを自分のための時間として、その時間をどう活用するかに焦点を当てる。これにより、ひとりの時間が充実し、有意義なものとなる。
「アプローチの変化」
1.新しいスキルや趣味を見つける
興味のある分野の新しいスキルや趣味に挑戦することで、自分自身を成長させる時間に変えることができる。オンラインコースやワークショップに参加するのも良い方法である。
2.瞑想や内省の時間を取る
瞑想や日記をつけることで自己理解を深め、一人の時間をリフレッシュの機会として活用する。これにより心の静寂とバランスを取り戻すことができる。
3.自然と触れ合う
公園や自然の中で散歩をすることで、リフレッシュし、心を落ち着ける時間を過ごす。自然の中で過ごす時間は、精神的な健康にも良い影響を与える。
4.ルーチンを保つ
規則正しい生活リズムを保つことも重要である。日々のルーチンを維持し、規則的な生活を送ることで、安定感を持たせることができる。
「まとめ」
一人の時間をポジティブに捉え、自己成長やリラクゼーションの機会として活用することでLoneliness(孤独感)をSolitude(ひとりの時間)に変えることができる。これにより、心の充実感が増し、孤独感が和らぐものと思われる。
うちの家内のように上記活動が自然に行えている人もいる。そんな人が羨ましい。とは言うもののAIが良き話し相手となった年末・年始だった。
