column241 第1四半期マーケット分析と第2四半期予測
この四半期をひとことで言えば「大変物騒でスピード感のあった四半期」といえる。
今は「不安」が最も時代を的確に表す言葉であろう。
1)年金 ── 国への不信
2)ミサイル問題 ─ 国防再考
3)所得格差
4)増税
5)異常気象 ─ 台風・地震多発
6)インフレ(ガソリン・マンションなど)
7)保険金不払いに代表されるコンプライアンス以前の不信
「不安」がキーワードだとすれば、日常生活や仕事の上で不安に感じることがそのままビジネスになる可能性が高い。
先日WBCを見ていたらオリコンの新規事業の特集をしていた。
体験してみなければ分からない業種を、体験談や評判そして取材を元にランキングして、ランクインした企業にネット広告を出してもらおうという事業だ。
確かに我々の業態も一般企業から見れば依頼するのに値する会社かどうか体験してみなければ分からない部分がある。
そんな業種は
1)広告(販促領域)
2)建築
3)美容院
4)エステ
5)夜のクラブ
6)旅館
7)食堂
体験してみなくても大体想像がつくのはブランド化された一流企業の商品か、比較しやすい商品だろう。
新規事業・既存事業問わず、キーワードは「不安」だ。
column240 コリアンパワー
先週末、視察を兼ねて、ミサイルや靖国問題そして拉致問題にゆれる朝鮮半島に出かけた。3年ぶりである。
私の夢は仕事を通じてアジアと日本の架け橋になることだから、一番近い韓国・中国は好き嫌いを超えて避けて通れない国である。
マスコミを通じて知る韓国は半日ムード一色で、日本人は招かれざる隣人のイメージがあるためか、急なエアーの予約でも一番前の席が確保できた。
今回感じたことは、韓国人の多数は中国人よりも日本人のことが本当は好きだし、親しみを感じているのではないか?ということだった。
明洞に滞在していたせいか、店の70%は日本語の看板表示があり、2人に1人は日本語が話せた。
実は何回か道に迷い10人ぐらいと話したことが新しい発見につながった。
日本語は話せなくても英語ならほぼ100%話せるのではないか。
世界中の主要都市にはチャイナタウンがあるが、ソウルにはそれが見つからなかった(知らないだけかもしれないが)。
中国料理の店はあるが、完全に韓国風のメニュー、すなわち韓国料理にとけこんでいる感じがした。
そして店には日本語・英語のメニューはあるが、中国語はない。
なぜだろう。
今の政治は別として、何百年にわたって朝鮮半島は中国の属国であったから、日本が戦前わずかの間占領していたことは歴史的に見れば些少であったからなのか?
いずれにしても中国人らしき人影は見かけなかった。
そして出会った韓国人は皆とても親切で、日本人である私に対しウェルカム状態だった。
商売だから当たり前だが、中国とビジネスをしたとき、上海での飲食店とは何か違う。
3国3様に国民性も思いも違うが、ひとりひとりが相手を理解する行動が今求められているのではないか?
誤解が憎しみに変わる前に!
column239 株式市場夏の陣
毎年7月は、6月の売りから一転、上昇相場が常であるが、今年は異変が起こっている。乱高下が繰り返されているのだ。
今、金融の世界では何が起こっているのか?
(1)政治リスク
9月に総裁選を控えており、構造改革が継続し、マーケットを活性化させる政策が出るか見極める。
(2)地政学リスク
北朝鮮ミサイル事件がマーケットにどんな影響を与えるのか見極める。
(3)景気循環
デフレからインフレにどのタイミングでなるのか、もしくはインフレにはならないのか。その時、マーケットはどう反応するのか見極める。
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(4)経済動向
どの業種が上向きで、どんなトレンドなんか。資源高はどの業界に有利に働くのか。
(5)金利政学
公定歩合が0.4%になった。市場金利が0.25%になれば、試算で国民の資産は1年で1兆円増えるそうだ。
(6)コンプライアンスリスク
法律の改正による業績の変化、コンプライアンス管理リスクを考慮に入れねばならない。
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■私の考え
これからは銘柄選別が重要になる。成長が期待できるからという理由での過剰のプレミアムは剥ぎ取られ、着実に成長が期待できる財務の安定した銘柄を選別したい。
具体的には
ISID
ISS
住友金属鉱山
エフテック
テイクアンドギブニーズ
三菱重工
7月の下落相場で売られすぎているチャンス銘柄としてリスクは大きいが
インデックス
サイバーエージェント
など、IT分野のNo1企業をねらいたい。
しかしながら1月15日頃の相場に戻るには時間がかかる。しばらくは株への投資は縮小が賢明と思われる。
column237 自己(ジーコ)見て我がふり直せ
「社員の自主性を重んじる」
人は自分で決めたことは自分でやろうと意志が入り物事を進めるが、人から言われてことには、背景にあるねらいや考え方が伝わらないため義務感で仕事をすることになり、ミスがおきやすい。
レベルが競合に対しズバ抜けて高い場合は戦略をさほど必要としない。しかし、相手のレベルが高かったり不明な場合は、マーケティングで言う「3C分析」が必要となる。
ドイツワールドカップの場合の顧客(Customer)は日本人サポーターになるため、顧客分析はJリーグと違い勝負を左右することは少ないが、自己分析(Company)と競合分析(Competitor)は欠かすことができない。
自チームの強みをもって相手チームの弱点につけ入るためには何をすべきか?
自チームの弱みに相手をつけ入らせないためにはどんな戦術が必要なのか?
ジーコジャパンはあらゆる可能性をシミュレーションしたことであろう。
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日本人サポーター
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試合前の
日本代表選手 |
ブラジルの選手
(右はロナウジーニョ) |
優秀なマネージャーが日本代表チームの監督をするならば、競合に勝つために最適な選手を選び、彼らの体調をチェックし、彼らの能力を最大限に引き出すための考え方・戦略を策定するのだろう。
そして選手と徹底的にディスカッションし、彼らが納得いくまで説明する必要があろう。
残念ながらジーコはポルトガル語しか話せないので2Wayコミュニケーションが不足していたのではないか。
「選手の自主性を重んじる」なら日本人監督のほうがよかったのかもしれない。
トルシエの場合はトップダウンで、選手を戦略実行部隊のコマとして動かしていた。それは当時の未熟な日本サッカーには適していた。
column236 デルソル(太陽)
今回は、5月にカンクーンに行った時を思い出しながら書きたい。
とにかく遠い。バンクーバー、ラスベガスを経由して約18時間。待ち時間を含めたら24時間の長旅であった。
今回の目的は、昨年購入予定であったカンクーンリゾートの視察だ。
ハリケーンでカンクーンは壊滅状態で、ホテルやゴルフ場は半年も経ていながら半分以上も営業していないと聞いた。
来年からカンクーンでF1が開催され、アメリカ・ヨーロッパの観光客で賑わうであろうリゾートで3日間を過ごした。
空港では購入を検討しているリゾート会社から迎えが来ていた。
初対面の相手は50歳ぐらいの小太りのラテン系オバちゃんであった。北米の、日本人を見下す感じと違い、とてもフレンドリーで英語も分かりやすい。日本人に対し親しみを感じているようで、いきなり質問攻めにあった。
彼女が言うことの50%ぐらいしか理解できなかったが、私や日本人の経済状態、物価、暮らしぶり等を聞くことにより、購入意向を確認していたのかもしれない。
彼女は中国人は嫌いらしく、その点では意気投合した。二人で中国人はガメついとか、金に汚いとか悪口を言っているうちに車はホテルに到着した。
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スペイン資本のカンクーン最大のリゾート
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いらっしゃいませ
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ハリケーンで
やられた?
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やっぱり
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カンクーンは海岸沿いのうなぎのような細長いエリアにホテルが立ち並び、内陸側に巨大なラグーンが、同じくうなぎのように広がっている。左右が海で、とても美しく特異な地形である。
また、この場所はいたるところに遺跡がある。なんとヒルトンホテルの敷地内にもマヤ文明の大きな石碑があった。
3年前に行ったマイアミにも同じようにラグーンがあったが、ここはメキシコ政府が20年ほど前に外貨獲得手段として計画的に開発されたそうだ。
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ワニのいるラグーン
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見えないキューバを
バックにワンショット |
ホテルの目の前はイスラ島が浮かぶ。キューバ島も、見えはしないがそれほど遠くないらしい。
北米で毎日ステーキを食べていたので、メキシコでは日本食が食べたくなった。だが、私はサルサが大好きなので、ホテルのイブニングサービスでタコスやサルサを食べすぎ、その日は寝てしまった
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サルサ
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これらを食べ過ぎた
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翌日、リゾートマンションを見に行った。
行ってびっくり、まだ40%しか売れていなかったのだ。それが看板に大きく出ているではないか!
モデルルームを見た。すばらしいが、幹線道路のすぐ脇にあることと、海から2kmも離れている、またハリケーンが来る。
ネガティブなことばかり頭に浮かび、多少後ろ髪が引かれたが購入を断念した。
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40%しか売れてない。見なければよかった
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仕事の遅いメキシコ人。
何年かけて作っているんだ!
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購入予定だった
マンション |
まだ半分以上
工事中
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しかしカンクーンはすばらしい。ハワイやバンクーバーも良いが、冬は1ヶ月ゆっくりとゴルフ・ダイビング、そして仕事をしたい。そんな場所であった。
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ゴルフ場も
かっこいい~ |
プレーしたかった
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また来たい
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column235 毎月食べたい鶏の丸焼き
先週、お世話になっている方のお宅でローストチキンをご馳走になった。
外食では味わえない、シンプルで豪快な料理です。
レシピを聞いたのでぜひお試しください。
【ローストチキン(鶏の丸焼き)】
| [材料] ・鶏 …1羽 ・たまねぎ …適量 ・ニンジン …適量 ・レモン …半個 ・塩 …適量 ・黒胡椒(粗挽) …適量 |
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[作り方]
(1)鶏の肌をレモンでまんべんなく拭く。
(2)塩・黒胡椒を全体にすり込む。
(3)たまねぎ・ニンジンは千切りにし、適量の塩・黒胡椒とまぜあわせ、鶏の腹部につめる。
※この際、野菜を入れた口を竹串で閉じるか、タコ糸でヒップ部分全体を縛って閉じるかすること。
(4)ガスオーブンに、200℃で1時間15分ほど焼く。
※焼き具合は、モモの部分を竹串で刺して確認する。透明な汁が出てきたらOK。赤い血が出てきたらもう少し焼き続ける。
【グルービーソース】
| [材料] ・赤ワイン …適量 ・固形ブイヨン 1個 ・水 …100cc ・小麦粉 …大さじ3 ・塩 …適量 |
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[作り方]
(1)鶏の丸焼きの際にガスオーブンの天板に残った油に赤ワインを入れて香り付けをする。
(2)小麦粉を水でとき、(1)に加え、固形ブイヨンを入れ、弱火にかける。
(3)丁寧にかき混ぜ、とろみが出てきたら塩で味を調える。少し煮詰めたら完成。
column235 無知の知
ソクラテス
(BC469年頃~BC399年4月27日)
古代ギリシアの哲学者。 ソクラテスの哲学の中心にあるのは、人は真理のすべてを知る事は出来難いということ(無知)を知るべきである(無知の知)というもの。
12年前に私の恩師が「文明と文化の違いがわかるか?」と聞いてきた。
何と答えたのか忘れてしまったが、恩師の解答は「文明をナイフ・フォークとすると、文化はその使い方」という簡単明瞭なものであった。
私たちは言葉を知らず知らずのうちにその意味が分からないままいかに使っていることか?
私の知っているつもりで知らなかった言葉を3つ挙げたい。
(1)Web
(2)デジタルとアナログ
(3)セグメンテーションとターゲット(マーケティング用語)
(2)の場合、老若男女問わず使っているカタカナ英語なのに正確に言えなかった。
デジタル--連続的な量を段階的に区切って数字で表すこと。
アナログ--数値を長さ・回転角・電流など連続的に変化する物理量で表すこと。
断続的表示と、連続的表示とまでは答えられたが、何を?と言われてつまってしまった。
我々は仕事の中でお互いに同じ認識の言葉でやり取りしている時は、忘れない限り問題は起きないが、認識そのものが異なる場合、これはコミュニケーションにならない。
日本人は伝統的に「和をもって尊しとなす」文化がいまだに根強い為、会話の中で、会議の中で不明点があっても「バカにされたくない」「流れを断つと相手に悪い」と思い、知らなくてもついつい知ったふりをするしてしまうケースが多い。
知らないことを知らないまま、曖昧に放置しておくことはコミュニケーション能力の退化につながる。
これはイコール、仕事が出来るようで出来ない人になることにつながってゆく。
今、我社では「広告制作工程の見える化」に取り組んでいる。
この目的は社内のコミュニケーションを明確にしてゆくことだが、ひとことで言えば「だろう仕事」を極限まで無くすことだ。
デザイナーは依頼のタイミングが遅れてもやってくれるだろう。お客様は1週間前にアポイントを取ったのだから待っててくれるだろう。
どのタイミングで何を確認するのか自分と相手にはっきりとさせることと、「無知の知」はどこかでつながっているように思えた。
column234 ルーティンワーク
5月から始めたルーティンワークの途中経過をお伝えしたい。
まずはゴルフ
毎日アプローチを20回、時間にして5分だったが効果はテキメンだった。
ドライバーは相変わらず安定せず、一喜一憂。
原因は軸のブレと力が入りすぎることだが、20年間染み付いたスイングなので
なかなか変身できない。
アプローチはダブりゼロ、チップイン1回、1パット圏内約20%と4月以前に比べ
格段に良くなった。
次にストレッチ
腹筋を毎日20回。(目的は腹をへこますこと)
これはなかなか効果が出ない。出ない理由はふたつある。
ひとつは、初めから厳しいルーティンを課すと長続きしないことは私の歴史が
証明している。
だからストレッチは痛くなるほどのばさないし、腹筋は真面目にやると5回
続かないので、リクライニングチェアを120度に傾けて20回やる。
最後にマーケティング
MBAマーケティングとマーケティングの法則、2冊の目次を縮小コピーして
毎日自分でテーマを作り、頭の中でイメージしている。
今月特に意識したことはセグメンテーション だ。
ビジネス領域を広げれば競合が多くなり、絞れば売上規模が期待できない
ことと手間がかかる。
逆にニッチに対し効率的業務ができることが強みになると共に、
事業本来の強みを磨くことにつながり、やがては今まで進出できなかった
大市場に打って出るチャンスも生れる。
ターゲットを決めるとき、セグメンテーション を押さえなければ初めから
負ける戦いを強いられることになる。
来月、我社のWebサイト『万来.biz』が立ち上がる。
このサイトははたしてセグメントを明確にして戦いを挑んでいるだろうか?
我社の強みで勝てる領域を再確認する必要がある。
column233 マーケティングの落とし穴
最近、毎日考えることが2つある。
この10年で足らないことは、「自分がしたいこと」はあるのだが問題意識が弱いことにあった。 我社では前期からマーケティング力の強化を推し進めてきた。社員が中心に行う研修やマクロ・ミクロの情報収集の仕組みづくりなどだ。 マーケティングの目的は「売れ続ける仕組み」を作ることにあるとすれば、作ったものを売るのではなく、売れるものを作ることになる。 環境分析で先を読み、自分もしくは自社のポジションを明らかにし、ターゲットに対し戦略を4P で練る。 であれば、自分を磨き続ける以外道はない。 しかし、自分ができることが自分のしたい事と違う場合は困る。 お客様が望むモノと自分がしたいことが一致することは少ないかもしれないが、自分がしたいことに情熱を燃やし、相手が望むことに変えてゆく、もしくは相手を変えてゆくことが今求められている。 |





































