column237 自己(ジーコ)見て我がふり直せ
「社員の自主性を重んじる」
人は自分で決めたことは自分でやろうと意志が入り物事を進めるが、人から言われてことには、背景にあるねらいや考え方が伝わらないため義務感で仕事をすることになり、ミスがおきやすい。
レベルが競合に対しズバ抜けて高い場合は戦略をさほど必要としない。しかし、相手のレベルが高かったり不明な場合は、マーケティングで言う「3C分析」が必要となる。
ドイツワールドカップの場合の顧客(Customer)は日本人サポーターになるため、顧客分析はJリーグと違い勝負を左右することは少ないが、自己分析(Company)と競合分析(Competitor)は欠かすことができない。
自チームの強みをもって相手チームの弱点につけ入るためには何をすべきか?
自チームの弱みに相手をつけ入らせないためにはどんな戦術が必要なのか?
ジーコジャパンはあらゆる可能性をシミュレーションしたことであろう。
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日本人サポーター
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試合前の
日本代表選手 |
ブラジルの選手
(右はロナウジーニョ) |
優秀なマネージャーが日本代表チームの監督をするならば、競合に勝つために最適な選手を選び、彼らの体調をチェックし、彼らの能力を最大限に引き出すための考え方・戦略を策定するのだろう。
そして選手と徹底的にディスカッションし、彼らが納得いくまで説明する必要があろう。
残念ながらジーコはポルトガル語しか話せないので2Wayコミュニケーションが不足していたのではないか。
「選手の自主性を重んじる」なら日本人監督のほうがよかったのかもしれない。
トルシエの場合はトップダウンで、選手を戦略実行部隊のコマとして動かしていた。それは当時の未熟な日本サッカーには適していた。





