CEOコラム -46ページ目
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column232 新管理職研修スタート

先日、今期の管理職研修がスタートしました。
今期は参加する管理職のメンバーが増えたり、前期の進め方の反省も踏まえ「アクションラーニング」の形式で進めていくことにしました。管理職の皆さんに本当の意味での問題意識・危機感をもって仕事に取り組み、ダイナミックな業務プロセスの改革を期待しているためです。
研修の冒頭、管理職の皆さんにお願いをしました。
その内容を振り返っていただくのと同時に、研修に参加されていない方にお伝えします。


■強みをつくる一例
多様化するライフスタイルに合わせた提案
カラーコーディネーターによる店舗コンサルティング
生活研究所



■利益を出す源(売りと仕入れ)
仕入れに利あり。頼みやすいところに知らず知らず依頼するのが人間です。
何度も顔を合わすうちに頼みやすくなり、結果、得られるはずのコストダウンの機会を無意識に逃してしまいます。
これまで取引のない全く新しい仕入先を積極的に発掘していって頂きたい。


【新規仕入先(商品・企画・印刷物・人)の開拓】
・(人)クリエイティブ関連の人材を探す
http://www.loftwork.com/
http://www.c-world.ne.jp/info/about.php


・(商品・企画)仕入先を探し、相見積りをとれる
http://business.rakuten.co.jp/
http://www.b-tas.com/
http://www.mitumori.com/


・(印刷物)印刷会社から、相見積りをとれる
http://www.price-search.com/print/
http://www.print-howmuch.com/


■業務プロセスの見える化により、ムリ・ムダ・ムラをなくす
昨年までは効率的業務改善に対し、みな問題意識が芽生えました。
しかしながら本質的で構造的かつ継続的業務革新には至っていないのが現状です。
最終的にはカーディーラーの販促管理をする会社に、サンセンドウの全ての業務プロセスをWeb上で公開し、連携してゆきます。


■外部環境の変化
カーディーラー再編に伴い、広告のあり方も見直されています。まさに従来の仕事の手法を大きく変える時期が来たのです。
強みをさらに強くし、顧客からサンセンドウが魅力的で選ばれる会社にしなければなりません。
そのためにサンセンドウとしては現場力(スピード)と全国の成功事例(リキッドプラン)が強みであるので、現場に行くことを外すことは出来ません。
新規顧客開拓を加速させていく中で、サンセンドウに発注する理由、すなわちサンセンドウを強みを明確に発信しなければならないのです。
しかし今はリキッドプランと他社広告物以外提案するものがない状況。
我々は生き残りをかけて、DM・チラシ・定番商品(POP 備品オリジナルSPツール)・IT・投げ込み・サービス・CSのカタログ化を全社挙げて進めなければならないのです。
そして全てのカタログをWeb化し、HP・メールなどで未来の顧客に向けて情報発信をしてゆくのです。


管理職研修としてアクションラーニングを始めるわけですが、この研修は自分が取り組んできたことを語る場です。考えたこと・もがいたこと・困ったことを大いに語って下さい。
また同時に、発表を聞く者はアドバイザーとなり、売上・利益向上を目的とした業務改革の仕組みを1年かけて作ってもらいたいと考えています。


  今年の研修のテーマ

column227 自分や仲間を成功に導く10の引き出しPart2

 先週に引き続き【自分や仲間を成功に導く10のポイント】を紹介したい。先週は「ターゲット」として4つのポイントを紹介した。今週は残り6つのポイント。


【自分や仲間を成功に導く10のポイント】

[B]考え方

(5)クライテリア
 優先順位は当然ウォントよりマストであるが、マストだけやっていたのではビジョンは達成できない。
 ウォントこそビジョンの本質だ。自分のやりたくないビジョンは自分で立てないからだ。
 仕事に追われている人はビジョンをイメージし、仕事を追い回す人になれ!

※クライテリア…批判・判断・選択の基準のこと


(6)コントロール
 生理的な好き嫌いでの感情的な判断はビジョンから自分を遠ざけることが多い(私はこれで何度も失敗している)
  ↓
 ビジョンを毎日意識することにより考えて行動するようになり、感情をコントロールしやすくなる。
 ワガママはよく考えビジョンにぶつける。
 行動はビジョンに向けコントロール。


(7)ラダー効果
 ひとつの成功例を他に適用するとき、成功事例を汎用化(抽象化)しなければ人は全て特殊事例ととらえるため、説得することができない。
 上位の見出しを示すことで、個々の事例の意味を理解させる。


[C]検証

(8)スクランブル
 なぜ成功したのか原因を追求し、成功の法則を確立し勝ち続ける仕組みを作る。
 そんなプロセスなのか? 誰のアイデアなのか?(オリジナルは) どうやってそのアイデアは生れたのか?

(9)フィードバック
 自分の姿は意外と分からないことが多い。友人・知人・上司・部下から今の自分は正しい方向で活動しているのかチェックしてもらおう。

(10)リクルーティング
 原点回帰。人事採用に参加することにより、会社の魅力や仕事の楽しさを再確認し、自分が会社にいる意義を確認する。
 人事採用のとき「あなたは何が出来ますか?」と聞いた自分の言葉は自分にも向けられていることを忘れないこと。

column226 自分や仲間を成功に導く10の引き出しPart1

我々の仕事は大きく4つに分類できる
1 ルーチンワークをする
2 個別に指示された仕事をする
3 会社の計画・テーマに基づき自分で施策を考え、実行する
4 ビジョンを自ら作成し、新しい領域の仕事をする

皆さんはどんな仕事がしたいですか?
皆さんはどんな仕事をしていますか?
皆さんはどんな仕事ができますか?

 やりたいのと出来るのは違う。出来ると思っていても実際には「出来るはずなのに…」をいうこともよくある。
 ものすごく努力をしているのに、成果が出ない人もいれば、仕事をしていないように見えて、いつも結果を出す人もいる。何が違うのか。
 正しい自分のビジョンに向けてその行程をイメージし、たどってきた道を振り返り、自分の今いる場所を常に確認しながら仕事をしているかどうかがポイントのようだ。
 つまり、ひとりPDCAをしているかどうかだ。

あなたは誰ですか?
(何が得意で、何が好きで、今までの人生で何を得たか? つまりどんな人ですか?)
あなたはどうなりたいのですか?
(どんな仕事がしたいか? 何になりたいか? どこへ行きたいか? つまりどんな人になりたいの?)

 こんな質問をされると自分のことなのにまるで他人事のようになってしまい、スラスラ答えられない。
 今、私が一番反省しているのは、社員の至らぬところや欠点を直そうとした努力を、長所を伸ばすところにもっと注げばよかったということだ。
 元来、人から命令されたり指示されるのが嫌いだから経営者になったのに、社員には「あそこを直せ」「ああしろこうしろ」と、自分が言われて一番嫌なことを今でも口にしている。
 ただ、私は言われるのが嫌だから自分で目標を立て、自分のやりたい仕事だけして成果に結び付けようとした。その過程で皆さんに大変迷惑もかけた。

 お詫びといっては何だが、私が考えてきたことがある本で上手くまとめてあったので紹介したい。
 少々長くなるので今週と来週と2回に分けて掲載する。


【自分や仲間を成功に導く10のポイント】
(1)ゴールセッティング
 言うまでもなく目標の設定。会社ではビジョンや事業計画の策定がこれにあたる。
 個人の目標は長期(60歳)でビジョンを、楽しく生きているシニアを参考に設定する。
 短期はビジョン設定シート にいつまでに何をするのか決める。毎日見るだけでおそろしく自分が変わるはずだ。(毎日見るのがなかなか出来ない)


(2)マイルストーン
 ビジョン設定年までにどんな行動をすればよいか、その途上に目標を設定していくこと。

 2010年ビジョン達成のために 2008年はどうあるべきか?
 2010年ビジョン達成のために 2007年4月はどうあるべきか?
 2010年ビジョン達成のために 2006年11月はどうあるべきか?
 2010年ビジョン達成のために 今月はどうあるべきか?
 2010年ビジョン達成のために 今週はどうあるべきか?
 2010年ビジョン達成のために 今日はどうあるべきか?

 という具合に必達目標を時系列に設定するのだ。


(3)コミットメント
 必達目標を人前で約束すること。他人に自分の人生計画・会社の事業計画を見せることにより自分の気持ちが固まり補強され、やらざるをえないようになる。
 また、事業計画発表会で人前で約束することは、自分の存在感を実感するよい機会となる。決意が信念になる。


(4)ロールモデル
 負けたくない誰かをベンチマークする。
 これは我社はよく意識している気がする。ロールモデルの優れた技術や手法、考え方は全てを学びつくし、ビジョン達成のエンジンにするのだ。


 来週は残り6つのポイントを考え方と検証にわけて紹介したい。

column225 我々は新しい世界を創る

 どの世界にも人々の理想・夢・ビジョンが存在する。そしてどの世界にも数多くの矛盾は存在する。

 私が今から20年前、広告業界に入ったとき、この業界は新しいことを実行しているようで、何て前近代的なんだろうと思った。
 公正な競争よりコネクションがモノをいう世界なのだ。

理由1
 テレビ・ラジオは既得権、すなわち電波法で守られ政府の認可でビジネスをしている。したがって参入のための障壁は極めて高い。
 それは代理店にとって、仕入先にもかかわらず枠取りのお願いをしなければならない特異な存在なのだ。特に景気が良い時は枠が限られているので取り合いになる。
 癒着も含め、力のある代理店は枠をあらかじめ買い切るから小さな代理店がどんなに頑張ってもNo1になることはありえない。

理由2
 大企業の会社総数の3%に満たないが、その3%が広告の90%以上を占める。媒体は押さえられているからSPしか攻められない。SPもマスと連動せざるを得ないから残る仕事は限られる。

理由3
 コネで入社する人が多い。多少仕事ができるより客や媒体に恩を売ることのほうが重要であるという考え方、つまり人質である。公正な競争であるとは言いがたい。

理由4
 アイデアよりもアイデアのある人に依頼できる状況の方が重要と考える。
 発想よりコネクションが重要とも言える。

理由5
 上下関係は昔の丁稚奉公のイメージ。出来る部下はナマイキだからつぶそうという空気を感じた。


 しかし、インターネットの登場によりこのような状況は少しづつではあるが変わりつつある。
 ビジネスアイデアはWeb上では公平だ。ネット広告が伸び、四媒体が地盤沈下していく中、D社・H社がネット新興企業のサイバーエージェントインデックス 等に提携や出資をお願いしているのだ。インデックスにいたっては昨年、全放送局から出資を受けこの4月から始まる「ワンセグ 」放送をほぼ独占供給する。
 主導権がどちらにあるのかわからない状況になっている。

 アメリカに目を転じて見れば、1998年にシリコンバレーで創業したネットベンチャーのGoogle はもっと凄い。Googleの理念は「増殖する地球上の膨大な情報を全て整理し尽くす」である。
 この会社は単なるポータルサイト ではない。検索エンジンを手始めに「知の世界秩序」を再編成しようとしているのだ。
 具体的に何を変えようとしているのか?一言で言えばコネの世界を「真の自由競争」の世界に再構築しようとしているのだ。
 Googleのテクノロジーがその時々の「旬なプロフェッショナル」をネット上から常時選び出して、彼らの知的社会貢献を自動算定し、広告費などを原資に応分な報酬を自動分配しようとしているのだ。
 インターネットの真の意味は「不特定多数無限大の人々とのつながりを持つためのコストを限りなくゼロにする」ことと言える。すなわちコネの抹殺である。
 いよいよアイデア・知識・経験をベースにした「知の整理」で我々も勝負できる時期が到来したのだ。


 広告業界はクローズドな世界にならざるを得ない事情があった。
 ライバルに対する機密保持である。
 だからと言ってアイデアや成功事例を整理しなくていいわけではない。汎用化してそのアイデアや事例のエッセンスを抽出すれば問題はない。
 結局人はほとんど過去の経験から発想するわけで、引き出しは整理されていたほうがよい。また、引き出しは独り占めしないで会社で共有化した方がよい。そこから新しいアイデアや成功事例が生れるのだ。

 これが私が5年前に考えたリキッドプラン構想である。
 リキッドプランは「アイデア・成功事例の見える化」ということも出来る。

 ┌ 営業プロセス
 │ デザインプロセス
 └ 制作プロセス
リキッドプラン

全て業界では先輩の背中を見て、見よう見まねで 覚えてきた。なぜならマニュアルや手順書は存在しないから教えてもらうほか、仕事を覚える術はなかったのだ。
 ホンダでさえ工場では「見える化」は進んでいるが営業の世界では引継ぎすらあまりしない。
 ホンダの販促成功事例は断片的にはあるが、全国を時系列に網羅したものは存在しない。

 我社は今、5月オープンに向け「万来.biz」を準備している。
 これは「SPツールの見える化」であり、Web上に存在しあらゆる人の目にさらされることによりこれから進化してゆくだろう。

 我々が目指す世界は「SPとネットの融合」である

 私たち社員一人一人が仕事の見える化を実行し、アイデアを呼ぶマイワールドを創ろうではありませんか!

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