column391 忍耐
この言葉の響きはつらく、重たいイメージがある。
耐えることに程遠い暮らしを10年続けた結果、つらいことや面倒なことを避けてきたような気がする。
忍耐の「忍」は認めるという意味らしい。
すなわち自分を認めて耐える。
自分を承認していなければ耐えられない。
自分の価値を信じさらに高めたいという思いが耐えることにつながる。
ではこの10年間は何だったのか?
目標は高邁であったが、自分の潜在意識のどこかでその時の状況に満足していたのではないか?
そして心の奥底に自分に対する不信感もあったかもしれない。
自覚はまったくないが…。
潜在意識が脳の90%を占めるのであればマイナスのイメージをプラスに塗り変えねばならない。
自分のしたいことや達成イメージを毎日宗教のように目→口→頭の順に念じる時が来た。
自己への疑惑を塗り変える為、今日から信者は1人しかいないが三輪教を信じることにする。
column390 私が仕事から得た贈りもの
自らが責任をとる─とらざるを得ない
若い頃の話であるが、責任をとるもなにも生存する為にはやるしかない。
しかしどうせ生きるのだから人がやっていないことをやり、全国を市場としたビジネスを構築したい。
全国制覇は当時途方もない夢であったが、全国に顧客ができてしまえば今度はアジアだ!
当時は社会貢献とか社員のためとか人の為に仕事をすることが自分に還ってくるという発想はなかった。
生きるためには顧客・社員・取引先が必要。
彼らが喜んでくれなければ仕事にならなかっただけ。
その先には莫大な資産と虚栄心を満たす権力を求めていたのだ。
しかし仕事をしていくうちに考えるようになる。
この人たちが幸せでなければ自分の未来はない。
であれば徹底的にやろう。
まず顧客から……。
多くの顧客が定年になっても交流が続いているが、今の方が互いに本音で話せるだけに得るモノは大きい。
column389 援助とは何か?
援助交際ではありません。
他人に対する貢献のことです。
援助の意図を考えました。
(1)ヤル気を促すコミュニケーション量を増やしモチベーションを上げる
(2)成功体験を話し、ベンチマークを促す
(3)困っている人の気持ちを理解し、相談にのり、問題・課題を整理する(答えを出さない)
(4)自分の過去経験したことを今にあてはめ、今の自分の気付き・反省を話す
(5)自分の得意分野でアドバイス
本気で2ヶ月の間に困っている人を援助する気があったら多くて3名~5名が限界です。
その人が抱えている問題の大きさにもよりますが、相手を本気で援助しようとしても必ずしもうまくいくわけではありません。
しかし仕事においては(1)全体をモチベートしていくよりも(3)1人ずつモチベート援助していく方がはるかに多いと思うのです。
そして1人が1人に関わってゆく結果の集合体が仲間であればベストだと思うのです。
そしてうまくいったあかつきにモチベートを受けた人がメール投稿する。モチベートした人ではなく。
こんな姿がベストですね。
まずは自分の抱えている問題をオープンにすることなんですね。
相手の問題・課題がわからないで援助はできないですよね。
column388 失う決意をした時、本当の決断が生まれる
PSSプログラムにあるこの言葉に注目し、自らの決断を振り返りたい。
長い20年間、売上が伸び続けると10年を越えた頃からそれが当たり前になる。
どんなことをしても減収を避けたい。そんな思いでそんなちっぽけなプライドで仕事をしていると、大きなリスクを伴うチャンスが目の前にあるとき、また既存の売上を犠牲にしてまでチャレンジしなくなる。
「今のお客様を完全に満足させられない状況で未知の客をリスクをもってまでやる必要はない。少し高めの見積りを出しておきなさい」
この会話をこの20年間何回したことか?
今から考えれば事業ポートフォリオの基本を全く理解していない二流経営者であった。
「好業績は百難隠す」とはこのことで、未来ありうる環境変化を予見するどころか見ようともしていない状態となった。
そして前年度初めての赤字決算を体験した。
目の前の景色は一変した。
社員・顧客・取引先、今まで当たり前に思えたことが当たり前でなくなったとき自分がいつの間にかチャレンジしない人間になっていることに気付いた。
当社の企業理念
チャレンジ ─ 挑戦する会社 失敗をおそれず常に自分を改革する
クリエイティブ ─ 創造する会社 創意工夫をもって変化に対応する
ウィンウィン ─ 協調する会社 協力しあって共に飛躍する
「チャレンジ」を企業理念に自らいれたのが10年前。
企業理念の重さを、今ほど自らに刻み行動に変えていく時はない。
こんな会社にしたい、こんな社員になってもらいたいはいつも考え続けてきたが、足元の自らの行動を初心に戻し、チャレンジし続ける時が今やってきたのだ。
column387 可能思考(PSSプログラムより)
今日は「私たちは結果ばかりに目を向けて自分を判断したり、厳しく評価することにエネルギーを奪われてはいけない。可能志向で未来を見、可能性を信じることこそ大切」
この一文に注目したい。
現実に置き換えると業績がよければ油断し、悪ければ悲観し、モチベーションが下がるのが人の常である。
良いときは、未来やってくるだろう市場の変化や自分の置かれるであろう環境変化を予見し危機に備えるべきだ。
悪いときは、良いときに手を打たなかった己を反省し、自らのビジョンを信じビジョンに向かって今成果を出すためにできることを集中してやるべきである。
「好業績は百難隠す」とはよくいったもので、心地よい状況に浮かれず、今ある課題・問題解決をすべきであるがなかなかそうはいかない。
我社を例にとってみれば20年間続いた増収がその時々の改革で永遠に続くと錯覚してしまっていた。
5年前に真剣に手を打つべきことが実際に実施されたのは2年前。
思えば今あるものを失いたくない守りの姿勢と「そんなことをしなくても…」という驕りが対策を遅らせていた。
初の赤字決算で初めて己の考え方の甘さを嫌というほど知らされる。
チャレンジを理念に掲げながら、実際には事業マネージメント(事業ポートフォリオ管理)の中ではチャレンジしていなかった自分を痛感。
幸い、昨年からの事業構造改革により血は止まった。
完全なる利益体質に生まれ変わりつつある。
しかしチャレンジし続けなければまた同じような危機が未来やってくることを肝に銘じなければ今回の教訓は生かされない。
column386 目標のつくりかた ─目標は願望実現の出発点
(1)目標実現5原則
・社会性のある目標をつくる
・自ら思考した目標とする
・自らの資源を活用できる目標とする
・チャレンジしつづけ、自らの怠惰をふきとばす
・欲望を燃やしつづける
(2)検証できる目標
途中経過の数値目標がないと今どの段階なのかわからなくなる。
目標への階段を作ることがかけ声に終わらない目標にする為の第1歩。
(3)目標達成の為に各々が何をするべきか?
個人の目標にあった最適なルーティンワークを設定する。
(今は受身でやらされている。終了後は目標だけ残る)
(4)迷ったら目的に戻る
自分は人生の中で何を追求したいのか、求めるモノを再確認。
(5)目的・目標・戦略・戦術の流れで3ヶ月に1度目標に向けた行動を整理する
・目的…自分が追求するモノが何かを明確にする
・目標…目的の為、達成すべきことを具体的にする
・戦略…目標を達成する上で最も効果的な行動指針
・戦術…戦略と整合性があり、行動の5W2Hを策定すること
(6)問題を課題に変える
問題と思うと人間は否定的感情が生まれる。
今かかえている問題も未来の目標達成の為にやるべき課題にすりかえる。
また、課題には優先順位をつけ、1つの課題解決でいくつもの課題が解決するものを上位にもってくる。
(7)正しい目標設定50%+目標達成習慣づくり50% = 信念(行動化された思考)
週間検証、月間検証、四半期検証、年間検証を実施する
column385 責任者
責任者とは具体的にどんな人ですかとの問いかけに私自身うまく答えられなかった。
責任者とは
『自分の決断した事に「自分が選んだ」という意識を持ち続け、具体的に日々の人生の中でそれを行動に移せる人』
そして選択はよく考え意図的に計画的に決断する
無意識の決断は何も生まない
↓
無意識の決断では確かに本気にならない。
計画性のある行動が決断および成果を呼ぶ。
キーワードは全ての行動に対して
「どんな成果を得ようとしているのか」
例えば私の日曜日の生活が全てを物語る──無意識決断の連続。それが日常の仕事に影響している。
我々は選択の余地は無限大に広がっているはずなのに無計画から自発的選択を避けようとしている。
それが日曜日だと思っていた。
しかし休みでも成果は必要である。
どんな成果が欲しいのか?
「人とのコミュニケーション」「会議」「休日」「朝のゴールデンタイム」
考えてみれば普段無意識にしている決断はなんと多いことか!?
私の怠惰はこの無意識の選択から発生していることに気づいた。
5年間続いた気ままなフリータイムの中から生まれたクセを取るのは容易ではない。
しかし極めて簡単であるとも言える。
無理のない計画を立て、その通りに実行し、計画から得られた成果を毎日検証すればよいのだから。
要は根気と粘りだ。
計画は簡単、しかしやり続けることが難しい。
column384 リーダーの役割と責任(PSS研修を通じて考えたこと)
※PSSとはPractical Success Stepの略
A:54PSS研修の目的とは
納得のいく人生目標をきちんと作り、それに向けて行動できる考え方ときっかけをつかむ
重要なのは研修が終わったあと人生目標に向けて達成するまで粘り強く行動できるかどうかだ
B:リーダーの役割と行動順序
(1)自分自身の人生目標が人をモチベートできるだけ根拠あるよく考えられた目標なのか?
[目標設定順序]
ア) 人から与えられた目標ではなく、自らが必要かつしたいと思える目標であること
イ)私欲ではなく、社会・会社に貢献できることが明確な内容であること
ウ)自らの長所(資源)を活用していること
エ)過去・現在の自分を見つめ、実現の可能性がある目標であること
オ)目標が大きければ大きいほど自らがストレッチし、飛躍できる。自らの可能性を信じ、小さくまとまる目標としないこと
カ)達成した時のイメージをリアルに人に話せるレベルに高めること。リーダーは誰よりも先に大目標をア)~オ)に基づき、周りの目を気にせず作成し、中・小目標もできるだけ早く作成し、メンバー内で公開すること
目標設定で考えたプロセスがどれだけ共感を呼ぶ内容なのかが問われる
大切なのはプロセスの中身である
(2)全体に向け発信する前に
自分 ⇒ メンバー ⇒ リーダー ⇒ 全体
このコミュニケーション順序を誤らず、自分の足元をしっかり固めてから発信・援助する
(3)援助について
ア) 8月まではモチベーション中心の援助のみで問題ないと思うが、9月からは援助の質を変える必要がある
リーダーは自ら考え行動したこと・気づいたことを公表すること、つまり行動という背中を見せてメンバーを引っ張る必要がある
表面的なモチベートは決して否定してはならないが、リーダーが源となり自ら人をモチベートできる行動をし、公表するだけで大きな援助となる
イ) リーダーの行動にグループ全体がモチベートされた後、グループひとり1人に大目標・中目標の策定を援助をする。
場合によっては個別に面談、ハードラブにより真剣にメンバーと関わる
ウ) メンバーの目標が大・中・小すべて決定したらどう実行してゆくのか研修中にどんな習慣にポイントを置くべきか検討する
そしてポイントになる習慣についてできる限り検証・フォローする
エ) ウ)が軌道に乗ったらパートナーグループに関わる
オ) エ)が軌道に乗ったらグループリーダーと関わる
(C)総リーダーの役割と告知
はじめに自分の行動、グループの行動、パートナーグループの行動、全体の行動。たとえ総リーダーであっても関わりの順序は変わらない
ア) 54PSS方針を具体的にわかりやすく総リーダー自身の言葉でコミットする
イ) 総リーダーの役割と責任を規定する
ウ) ポイントについての方針
拡大解釈の許容範囲を規定し、ウソのないポイントの計算をする。勿論リーダーのポイントごまかしはすみやかに修正する。恥ずかしいことではない。自分にウソをつけば研修の成果は半減する
エ) リーダーの役割の告知
この研修でフォローしずらい部分が目標設定プロセスへのかかわりである。
それはひとりひとりの目標があらゆる角度から検討され議論され、自らとの対話をどれだけ促すのか。まさにリーダーの力量が問われるのはその1点である
総リーダーが実行すべきことを誤れば54PSSは混乱する。
最後に基本的にリーダーがやるべきことを明確にし実行していれば、総リーダーの仕事は限りなく少なくなる。
リーダー間のコミュニケーションを活発化し、グループの未達、グループの問題は確実にグループ内でやりきる心構えが不可欠である。
column383 「あなたは私の鏡です」──研修メモ
<現状は?>
自分中心
──相手の立場を考える余裕がない。相手を考え自分中心となれば、自分中心でなくなる。
自分をごまかす
──自分を過大評価するため、人に自分に対し実力以上に思いたい。欺瞞。
協調性がない
──人に合わせないのは、人に合わせてもらいたい傲慢の表れ。
結果として裏目に出て、相手も表面は合わせても心からついて行こうとは思わなくなる。
「あの人は傲慢」のレッテルを一度貼られるとなかなかその評価を覆すのは困難になり、結果友人をひとりずつ失う結果となる。
そんな自分を知ることにより、相手に対してどうしたいのかという気持ちと行動が一致していないことを知る。
最終的には相手がどんな状況に置かれても、相手に対する信頼を失わないしっかりした見る目が必要となる。
見る目とは己を見る目が先で、それがないと相手も見えない。
相手に対するドアのカギは全て違う。
つまり相手を知ろうとしなければカギは見つからない。
こんな小学生でもわかる理屈が、実際の日常生活の中で実践できないことが多いのはなぜだろう。
理屈よりも先に自分の話を聞いてもらいたい、自分をわかってほしいという感情が先に出るからだ、きっと。
自分の意図とは裏腹に感情が抑えられなくて相手に不快な思いをさせることがなんと多いことか?
オレがオレがの「が」を捨てろ
と、先輩に教わったが「が」が我となり我を捨てられない自分に気づく。
我とは本来魂でなければならないが、この場合の我は己の感情である。
人生わかったようなことを書いているが、自分に対してつぶやき、自分との対話、自分への戒めとして書いているのだ。
己を捨てることは今までの幻想の、偽りの自分を捨てることで、自らの信条を捨てることではない。
これが混同してしまうのが私であるし多くの人たちだと思う。
自分の言うこと感情を聞いて同意してくれる人は良い人。遮る人は悪い人。
本当にそうなのか?
これを乗り越えるには相手に対して何を援助したいのか、自分は相手に何ができるのか、そして何がしてもらいたいのかを明確にすることからはじまる。
客に対しては通常、何がして欲しいのか明快なため、客の言うことを一所懸命に聞こうとする。だから注文が来る。
これが何を売りたいか明快でないときは、話を聞きながら次に話すことを探している状態になるので、相手もそれを察知して「人の話を聞かない」人というレッテルを貼られる。それは受注できないことになるのだ。
あ~「あなたは私の鏡です」
相手の自分に対する行為は全て自分の中になるもの。
これはわかっているようで全くわかっていない。
「従業員の悪口を言うこと」は自分を否定しているということに気づくまでそんなに時間はかからないが、実践となるとなんと自分の感情を抑えていないことが多いのかを知ることとなる。
column382 共に研修に参加している仲間へのメッセージ
大変ご無沙汰しております。
先週海外から戻り、2週間ぶりに仕事に復帰しました。
海外での日常生活はPSSプログラムをやらない言い訳の宝庫でありまして、案の定、日付変更線をまたいだ日、全く何もやらない空白の1日ができてしまいました。
全力投球であったかと自問すれば?マークが付きますが、自分としては今まで経験したことのない、やることの多い2週間となりました。
カジノへは前回迄毎日通っていましたが、今回は2日間のべ5時間ぐらいしかできませんでした。
さて、どうでもよい話はさておき、皆さんに私の気付きを披露したいと思います。
PSSプログラムが始まって約3週間、私たちは日常生活の中に突然今まで経験したことのないルーティンワークと様々なチャレンジを実施しています。
私も例外ではなく、5年間話をしていなかった父親と2時間話したり、従業員に照れながらありがとうカードを渡したり、それはそれで研修ならではな貴重な体験と理解しております。
海外では、今自分のやっている研修を現地の人に話すのは異様に感じられるのでは?と思い、PSSプログラムで私は何を学ぼうとしているのかSTEP1から最後まで、おさらいと予習を目次上でやってみました。
するとこのプログラムは大きく言うと、
【A】目線の立ち方と心構え、その根拠(STEP1~STEP6)
(1)なぜ人生目標を持つことが成功の第一歩なのか?
(2)なぜ目標に向けての毎日のルーティンワークが重要なのか?
(3)目標達成への心構え(毎日意識すべきこと)
【B】目標へ向けての行動のしかたと留意点(STEP7~STEP12)
【C】成功への行動をより確かに強くするための処方箋(STEP13,14)
まあ、一言でいえば「人生で成功するために必要な考え方を理解し、実践し、習慣づける」ことが目的となります。
しかし気づいてみると、今自分達が毎日行動していること、学んでいることがどのステージにいるのかがだんだんわからなくなってきます。
特に人にPSSプログラムを(自らは今どのステージにいて、今まで何を学んだのか)話すときには、今までやったことを振り返り自分の立ち位置を確認することが不可欠となります。
この行為を一般的には鳥瞰とか俯瞰とか申します。
研修が終わっても成功のための行動習慣を持続することが今回の研修の目的であります。
私も含めやらされ感で研修項目を実施してる状態から、毎日何の抵抗もなく成功への行動ができる状態になる迄やり続ける覚悟があるなら、今一度やってきたことを振り返り、今自分がどこにいてどんな意識になっているのかをプログラム全体の中で確認してみることが重要ではないでしょうか?
私のような人生折り返し地点を過ぎた人間でも、皆さんのエネルギーをもらって自らを変えられることを信じ、研修を再チャレンジする大きなきっかけにしたいと考えています。
取り留めのない長いメッセージ失礼しました。
三輪