column384 リーダーの役割と責任(PSS研修を通じて考えたこと)
※PSSとはPractical Success Stepの略
A:54PSS研修の目的とは
納得のいく人生目標をきちんと作り、それに向けて行動できる考え方ときっかけをつかむ
重要なのは研修が終わったあと人生目標に向けて達成するまで粘り強く行動できるかどうかだ
B:リーダーの役割と行動順序
(1)自分自身の人生目標が人をモチベートできるだけ根拠あるよく考えられた目標なのか?
[目標設定順序]
ア) 人から与えられた目標ではなく、自らが必要かつしたいと思える目標であること
イ)私欲ではなく、社会・会社に貢献できることが明確な内容であること
ウ)自らの長所(資源)を活用していること
エ)過去・現在の自分を見つめ、実現の可能性がある目標であること
オ)目標が大きければ大きいほど自らがストレッチし、飛躍できる。自らの可能性を信じ、小さくまとまる目標としないこと
カ)達成した時のイメージをリアルに人に話せるレベルに高めること。リーダーは誰よりも先に大目標をア)~オ)に基づき、周りの目を気にせず作成し、中・小目標もできるだけ早く作成し、メンバー内で公開すること
目標設定で考えたプロセスがどれだけ共感を呼ぶ内容なのかが問われる
大切なのはプロセスの中身である
(2)全体に向け発信する前に
自分 ⇒ メンバー ⇒ リーダー ⇒ 全体
このコミュニケーション順序を誤らず、自分の足元をしっかり固めてから発信・援助する
(3)援助について
ア) 8月まではモチベーション中心の援助のみで問題ないと思うが、9月からは援助の質を変える必要がある
リーダーは自ら考え行動したこと・気づいたことを公表すること、つまり行動という背中を見せてメンバーを引っ張る必要がある
表面的なモチベートは決して否定してはならないが、リーダーが源となり自ら人をモチベートできる行動をし、公表するだけで大きな援助となる
イ) リーダーの行動にグループ全体がモチベートされた後、グループひとり1人に大目標・中目標の策定を援助をする。
場合によっては個別に面談、ハードラブにより真剣にメンバーと関わる
ウ) メンバーの目標が大・中・小すべて決定したらどう実行してゆくのか研修中にどんな習慣にポイントを置くべきか検討する
そしてポイントになる習慣についてできる限り検証・フォローする
エ) ウ)が軌道に乗ったらパートナーグループに関わる
オ) エ)が軌道に乗ったらグループリーダーと関わる
(C)総リーダーの役割と告知
はじめに自分の行動、グループの行動、パートナーグループの行動、全体の行動。たとえ総リーダーであっても関わりの順序は変わらない
ア) 54PSS方針を具体的にわかりやすく総リーダー自身の言葉でコミットする
イ) 総リーダーの役割と責任を規定する
ウ) ポイントについての方針
拡大解釈の許容範囲を規定し、ウソのないポイントの計算をする。勿論リーダーのポイントごまかしはすみやかに修正する。恥ずかしいことではない。自分にウソをつけば研修の成果は半減する
エ) リーダーの役割の告知
この研修でフォローしずらい部分が目標設定プロセスへのかかわりである。
それはひとりひとりの目標があらゆる角度から検討され議論され、自らとの対話をどれだけ促すのか。まさにリーダーの力量が問われるのはその1点である
総リーダーが実行すべきことを誤れば54PSSは混乱する。
最後に基本的にリーダーがやるべきことを明確にし実行していれば、総リーダーの仕事は限りなく少なくなる。
リーダー間のコミュニケーションを活発化し、グループの未達、グループの問題は確実にグループ内でやりきる心構えが不可欠である。